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外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値(10月3日)

2014-10-06 22:24:27 | 他通貨テクニカル分析
○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値

10月3日各市場終了時点

10月3日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは3日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス(fast)、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)でみると、週間ベースでは、対円でドルが続落、対豪ドルでドルが小幅反落したが、対ユーロ、対英ポンド、対スイスフランでドルが続伸した。クロス円は、全ての通貨で続落(円高)した。
 上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、週間ベースでは、全ての対主要通貨でドルが続伸した。また、クロス円はスウェーデンクローナを除く全ての主要通貨で反落(円高)した。
 外国為替市場では、ドルが堅調。9月の米失業率が2008年7月以来の水準に下げ、雇用者数は市場予想を上回る伸びとなったことで、金融当局が来年利上げに動くとの観測が強まった。
英ポンドは、ほぼ1年ぶりに1ポンド=1.60ドルを下回り、ユーロは2年ぶりに
1ユーロ=1.25ドルに迫った。NZドルと豪ドルはともに値下がりした。
 ドルは対ユーロで1.2%高の1ユーロ=1.2516ドル。一時1.2501ドルと、2012年8月以来の高値を付けた。対円では1.2%上げて1ドル=109円76銭。
10月1日には110円09銭と、2008年以来のドル高・円安水準を付けていた。円は対ユーロ でほぼ変わらずの1ユーロ=137円36銭。
英ポンドは1.1%安の1ポンド=1.5973ドル。一時1.5952ドルを付けた。1.60ドルを下回ったのは昨年11月14日以降で初めて。マークイット・エコノミクスの英サービス業購買担当者指数(PMI)指数は、英経済が勢いを失いつつあることを示す新たな兆候と受け止められた。
 アジア通貨は週間ベースで5週続落と、1年半で最長の連続安となった。中国経済が失速しつつある中で米国の利上げが見込まれており、新興国資産の需要が後退した。最も下げがきついのは韓国ウォンで、ドルに対して1.7%安。インドネシア・ルピアは1.1%下落。
 9月の米雇用統計では、家計調査に基づく失業率 が5.9%に低下し、2008年7月以来の低水準となった。事前予想では6.1%で変わらずと予想されていた。
また非農業部門就業者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比24万8000人増加。事前予想の中央値は21万5000人増だった。前月は18万人増(速報14万2000人増)に上方修正された。雇用統計ではこのほか、平均時給が前月比変わらす。労働参加率は62.7%と、前月の62.8%から低下し、1978年2月以来の低水準となった。
 今週の外国為替相場は、引き続き対主要通貨でのドル高基調が継続する中、クロス円は上値の重い展開が考えられる。対主要通貨でのドル高以上にドル円が上昇すれば、クロス円も上昇するが、対他通貨でドル高が加速すれば、クロス円の下落基調が逆にドル円の上値抑制要因として作用する展開が考えられる。
 先週、ドル円は一時110円台を示現したが、地政学リスクの継続や株式相場の下落などからスピード調整が入り、高値圏で揉み合いとなった。一方、対他通貨ではドル高が継続し、クロス円の下落要因となった。市場では早期の米利上げ観測を織り込む形でドル高が進行する展開となっている一方、ECBや日銀は金融緩和策を継続中であり、大きなトレンドはドル高が継続しやすい。
 対円で見た場合、ドル通貨圏ではドルとカナダドルが堅調地合い、豪ドル、NZドルは引き続き軟調地合いの展開が考えられる。ただし、カナダドルも対ドルでもう一段のドル高の可能性が考えられることから、上値余地も徐々に限定的となる展開が考えられる。一方、対欧州通貨圏(英ポンド、ユーロ、北欧通貨等)では引き続き円の反発余地を試す展開が考えられる。
 ドル円については、1月27日以降、102.60〜101.30をコアとした長いレンジを形成していたが、この長いレンジを上抜けしたことにより、上値を試す展開となり、9月11日に東京市場終値で109.11に上昇した。9月24日に108.55に反落後、9月25日に東京市場終値で109.34に戻り高値を更新した。9月26日に108.97に反落後、10月1日に東京市場終値で109.85に戻り高値を更新。しかし、10月3日に108.76に反落するなどこれまでの上昇ピッチが鈍化している。中長期的な上値ポテンシャルは113円台も考えられるが、RSIなどでは引き続き買われすぎとなっており、随時スピード調整バイアスがかかりやすい展開が考えられる。また、対主要通貨でのドル高によるクロス円の下落基調が逆にドル円の上値抑制要因となっているものと考えられる。
 豪ドルは0.9260前後を下抜けしたことで対ドルで下落トレンドが継続。下値反落余地を試す展開となっている。0.8718を下回ったことで、下値目標値は。0.8520〜0.8420、その下は0.7950も考えられ、対円でもまずは94円台を目途に下落圧力要因となっている。一方、カナダドルは8月8日の下値確認以降、反発基調を継続している。9月12日に96.755に反落したが、9月10日の97.699を上回り、第一上値目標値の99.40に対して、19日は99.462に上昇した。しかし、10月2日には97.172に反落した。上値目標値到達による上昇一服となっており、戻りもやや鈍い展開が考えられる。英ポンドは9月19日に終値で179.67に上昇幅を拡大したが、10月3日には175.13に反落幅を拡大している。下値確認後に再度反発しても戻り余地も限定的と予測する。ユーロは東京市場でも1.2596を下回る場合は、更なる下値模索となり、中長期に1.2400台で下げ止まらない場合は、1.1745が次の下値目標値となる。対円では19日の東京市場では140.64に上昇したが、10月2日は133.39に反落幅を拡大。下値余地を試す展開が考えられる。対ドル、対英ポンドでのユーロ安基調が対円での上昇抑制要因と考えられる。北欧通貨はノルウェークローネ、スウェーデンクローナとも短期的な反発基調が一服し、揉み合いから反落余地を試すバイアスの継続が考えられる。

○USD/JPY 10月3日東京市場終値108.76(-0.06)、3日NY市場終値109.76(+1.34)
状態:7月25日に101.90に続伸し、買いシグナル。第二上値目標値102.90に対して、8月1日に102.95に4日続伸した。その後は8月8日の101.70まで5日続落したが、8月20日に103.30に続伸し、買いシグナル。第一上値目標値103.80に対して、8月21日に103.83に3日続伸。8月25日は104.13に戻り高値を更新後、8月28日に103.76に反落した。しかし、9月2日に104.84に3日続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、9月19日には109.11に戻り高値を更新した。9月24日に108.55に続落したが、9月25日は109.34に反発し、戻り高値を更新した。9月26日は108.97に反落した。10月1日に109.85に上昇し、戻り高値を更新したが、10月2日に108.83に反落し、売りシグナル。10月3日は108.76に続落した。東京市場終値で109.00以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測する。ただし、3日の海外市場では109.76に上昇しており、ドル円相場は戻り高値圏での攻防が続く展開を予測する。相場は1月27日以降、102.60〜101.30をコアとした長いレンジを上抜けしたことにより、上値を試す展開となっているが、引き続き買われすぎとなっており、スピード調整バイアスが入りやすい展開が考えられる。中長期的には110円を示現したことで、113円台も可能性が出ているが、ドルの全面高によるクロス円の上値の重さが逆にドル円の上値抑制要因となっている状態と考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:71.15、BB:110.50と106.00
上値:10月1日東京市場終値109.85を上回り、109.90以上で引けると→上値目標値:110.70、111.00、111.30、111.60 中長期上値ポテンシャル:110.00、113.90、116.00
下値:10月2日に108.83で引け、9月26日東京市場終値108.97を下回り、売りシグナル→下値目標値:108.00、107.70、107.40、107.10、106.60、106.00 

○EUR/USD 10月3日東京市場終値1.2643(+0.0019)、3日NY市場終値1.2516(-0.0153)
状態:5月7日に1.3931に反発後、5月9日に1.3835に続落し、売りシグナルとなり下落基調に転換。9月25日に1.2717に安値を更新。9月26日は1.2747に反発したが、9月29日に1.2678に反落し、売りシグナル。10月1日は1.2596に下落し、安値を更新した。10月3日は1.2643に続伸した。東京市場終値で1.2620を下回らない、短期的な反発余地を探る展開を予測する。しかし、3日の海外市場では1.2516で引けており、ユーロの戻りは鈍く、東京市場終値でも1.2590を下回る下落に発展する場合はさらなる下値模索の可能性が高まる展開が考えられる。中長期には1.2400台で下げ止まらない場合は、1.1745が次の下値目標値となる。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:20.67、BB:1.3070と1.2549
上値:9月26日東京市場終値1.2747を上回り、1.2750以上で引けると→上値目標値:1.2830、1.2860 
下値:10月1日東京市場終値1.2596を下回り、1.2589以下で引けると→下値目標値:1.2500、1.2490 中長期下値ポテンシャル:1.2701、1.2420、1.1745

○EUR/JPY 10月3日東京市場終値137.51(+0.12)、3日NY市場終値137.36(+0.01)
状態:2013年12月30日に東京市場終値で144.96に上昇後、下落基調に転換。8月8日136.07と9月8日136.06で二番底を形成後、反発に転じ、9月11日に138.24に3日続伸し、買いシグナル。9月19日に140.64に8日続伸した。しかし、その後は下落基調に転換し、10月3日は137.51に反落幅を拡大。東京市場終値で137.80以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:41.34、BB:140.64と136.66
上値:9月19日東京市場終値140.64を上回り、140.70以上で引けると→上値目標値:141.50 中長期上値ポテンシャル:140.60、140.90
下値:9月8日東京市場終値136.06を下回り、135.99以下で引けると→:下値目標値:135.10、134.80、134.50、134.20 中長期下値ポテンシャル:136.25、135.65、134.80、117.63

○GBP/JPY 10月3日東京市場終値175.13(-1.12)、3日NY市場終値175.327(+0.291)
状態:7月7日に174.99に5日続伸し、戻り高値を更新後、下落基調に転換し、9月8日に169.99に下落した。9月12日に174.26に4日続伸後、9月16日に173.35に反落したが、9月17日に174.98に反発し、買いシグナル。9月19日は179.67に3日大幅続伸となり、戻り高値を更新した。しかし、その後は下落基調に転換し、10月3日に175.13に反落幅を拡大した。東京市場終値で175.60以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:49.56、BB:180.427と171.198
上値:9月19日東京市場終値179.67を上回り、179.80以上で引けると→上値目標値:181.40 中長期上値ポテンシャル:174.20、184.00、194.20
下値:9月13日東京市場終値173.35を下回り、173.19以下で引けると→:下値目標値:171.40、170.80 中長期下値ポテンシャル:168.60、168.00、163.71、160.11、153.85、152.65

○AUD/JPY 10月3日NY市場終値95.227(-0.214)
状態:7月1日に96.423に上昇後、8月7日に94.646に下落した。その後は反発基調に転じ、8月20日に96.365に3日続伸し、買いシグナル。9月5日は98.557に9日続伸し、戻り高値を更新した。しかし、その後は反落基調に転じ、9月15日に96.765に反落幅を拡大した。9月18日は97.719に反発したが、9月23日は96.257に3日続落した。9月24日に96.886に反発したが、9月25日は95.564に反落し、売りシグナル。10月1日は95.146に反落幅を拡大した。NY市場終値で95.600以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測する。また、対ドルで、豪ドルが下落基調を継続していることも豪ドル円の下落抑制要因と考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:39.52、BB:98.589と94.714
上値:9月24日NY市場終値96.886を上回り、97.000以上で引けると→上値目標値:98.600、99.200 中長期上値ポテンシャル:96.60、97.20、98.20
下値:9月25日に95.564で引け、9月23日NY市場終値96.257を下回り、売りシグナル→:下値目標値:94.40、93.80、93.20、92.60 中長期下値ポテンシャル:88.32

○CAD/JPY 10月3日NY市場終値97.612(+0.440)
状態:7月3日に96.097に戻りを拡大後は下落基調に転換し、8月8日に92.989に4日続落となったが、その後は反発基調に転じ、8月21日は94.915に反発し、買いシグナル。9月10日は97.699に戻りを拡大したが、9月12日に96.755に続落した。しかし、9月17日に98.537に3日続伸し、買いシグナル。第一上値目標値99.40に対して、9月19日は99.462に5日続伸した。10月2日に97.172に反落幅を拡大後、10月3日は97.612に反発した。NY市場終値で97.200を下回らない限り、反発余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:53.70、BB:99.430と96.212
上値:9月19日NY市場終値99.462を上回り、99.600以上で引けると→上値目標値:101.20 中長期上値ポテンシャル:107.052、110.30 
下値:10月2日NY市場終値97.172を下回り、96.999以下で引けると→下値目標値:95.20、94.60、94.00、93.40 中長期下値ポテンシャル:90.40、89.80、89.20、87.40、84.60、81.60、79.089

○SEK/JPY 10月3日NY市場終値15.082(-0.009)
状態:2013年12月30日NY市場終値16.366をピークに下落基調に転じ、8月7日に14.783に下落。その後は反発基調に転じ、8月15日に14.974に3日続伸し、買いシグナル。8月21日には15.072に3日続伸した。しかし、その後は下落に転じ、8月28日は14.878に5日続落した。9月2日に14.981に3日続伸したが、9月5日に14.808に3日3日続落。9月10日に15.044に3日続伸し、買いシグナル。9月18日は15.337に戻りを拡大した。しかし、その後は反落基調に転じ、9月26日は15.037に反落幅を拡大した。9月30日に15.201に続伸したが、10月3日に15.082に反落した。NY市場終値で15.140以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:50.44、BB:15.308と14.903
上値:9月30日NY市場終値15.201を上回り、15.220以上で引けると→上値目標値:15.38、15.44 中長期上値ポテンシャル:15.58、16.36(2013年12月30日終値16.366) 
下値:9月26日NY市場終値15.037を下回り、15.019以下で引けると→下値目標値:14.84、14.78 中長期下値ポテンシャル:14.955、14.653、14.345、14.225

○NOK/JPY 10月3日NY市場終値16.8164(-0.006)
状態:4月2日NY市場終値17.4030を戻り高値に下落基調に転じ、8月6日に16.2942に下落。しかし、その後8月11日に16.5300に3日続伸し、買いシグナル。8月15日は16.6825に7日続伸し、8月21日には16.8960に3日続伸した。しかし、その後は下落に転じ、8月28日は16.7839に5日続落。9月2日に16.9842に3日続伸したが、9月5日に16.7333に3日続落。9月10日に16.8459に反発後、9月11日に16.7904に反落。9月12日に16.8752に反発。9月16日に16.7348に反落後、9月18日に17.1866に続伸。しかし、その後は反落基調に転じ、9月26日は16.9227に反落幅を拡大した。9月30日に17.0632に続伸したが、10月1日に16.8901に反落し、売りシグナル。10月3日は16.8164に3日続落した。NY市場終値で16.8600以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:46.23、BB:17.2253と16.6209
上値:9月30日NY市場終値17.0632を上回り、17.0800以上で引けると→上値目標値:17.24、17.30 中長期上値ポテンシャル:17.28、17.34
下値:10月1日に16.8901で引け、9月26日NY市場終値16.9227を下回り、売りシグナル→下値目標値:16.74、16.68 中長期下値ポテンシャル:16.14、15.46、15.34


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外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値

2014-03-03 21:45:11 | 他通貨テクニカル分析
○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   2月28日東京市場終了時点  

2月28日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは28日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)でみると、週間ベースでは、対豪ドルを除きドルが下落。また、クロス円は全て下落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、週間ベースでは、対豪ドルを除きドルが下落。また、クロス円は英ポンド、スイスフラン、NZドル、スウェーデンクローナ、ノルウェークローネで上昇(円安)となったが、その他の通貨は下落(円高)となった。
外国為替市場ではユーロが対ドルで上昇し、年初来の高値水準をつけた。ユーロ圏のインフレ率が事前予想を上回ったことを背景に、ECBが来週の会合で追加緩和に動くとの観測が後退したことが背景。
円は対ドルで上昇。ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は、ロシアがウクライナに対する侵攻を開始したと述べた。ユーロは主要16通貨の大半に対して値上がりした。2月のユーロ圏消費者物価指数 (速報値)は前年同月比0.8%上昇した。
ユーロは対ドルで前日比0.7%高の1ユ−ロ=1.3802。一時は1.3825と、昨年12月27日以来の高値水準をつけた。週間では4週連続上昇。ユーロは対円で前日比0.3%高の1ユーロ=140.49、一時は0.6%下げる場面もあった。円は対ドルで0.3%高の1ドル=101.80。
月間ベースでは主要31通貨中27通貨がドルに対して上昇した。特にインドネシア・ルピアは5.2%、ポーランド・ズロチは4.7%それぞれ上昇した。
円は今年に入って3.4%上昇。ユーロはほぼ変わらず、ドルは0.4%下落となっている。
円はこの日、対ドルで3週間ぶりの大幅高となった。ウクライナのトゥルチノフ大統領代行は、ロシアがウクライナ南部のクリミア自治共和国に侵攻したと発言。武装集団がクリミアの空港や他の施設を掌握したとの報道も伝わった。
2月のユーロ圏消費者物価指数は事前予想中央値の0.7%を上回った。ECBは中期的に2%をやや下回る水準を目指している。 
ECBのドラギ総裁は6日、追加緩和の決定を下す前にさらなる情報が必要だとの認識を示していた。その上で「われわれには行動する意思も準備もある」と述べた。次回会合は3月6日に開かれる。
今週の外国為替相場は、短期的に円の上昇バイアスが強まる展開を予測する。ウクライナ情勢の緊迫化を背景にリスク回避姿勢の強まりから円の上昇圧力が強まる展開が考えられる。さらに株式相場の調整色が強まる場合は円やドルに買い戻し圧力が強まる可能性がある。
クロス円では、豪ドル円やカナダドル円は下落バイアスが強まっている一方、ユーロ円やスウェーデンクローナ円は強含みとなっている。クロス円相場は通貨のより強弱感が強まっている。
今週は米国の雇用統計が焦点。予想を下回る結果となればドル売り圧力が強まるが、量的緩和策縮小ペースの鈍化観測から株式市場が堅調となれば、クロス円の上昇により、ドル円も反発する可能性もある。ECBと英中銀の定例金融政策委員会も注目材料。特にECBは利下げ観測もあり、ユーロの急反落に繋がる可能性もある。ドラギECB理事長の声明がポイントだが、短期的に利下げを示唆しない場合でも、ディスインフレ傾向が続いており、ECBが金融政策を現状維持することはリスクを伴うと考えられる。したがって、中長期的にはECBの金融政策の緩和観測を背景に、ユーロの対ドルでの上値は限定的と予測する。
人民元など新興国の通貨動向も懸念材料。株式相場にリスク回避姿勢が連鎖する場合は、更なる円の反発余地を試す可能性も考えられる。
クロス円は2月3日〜4日にかけて短期的な下値目標値を達成したことにより、2月11日〜12日にかけて反発局面となっていたが、再度反落バイアスがかかり、20日に反落。24日~25日に反発したが、ウクライナ情勢の緊迫化や人民元の急落などを背景に再度下値を試すバイアスが強まっており、豪ドル、カナダドルなどを中心に下値リスクが高いとみている。
 
○USD/JPY 2月28日東京市場終値101.66(-0.71)、28日NY市場終値101.80(-0.33)
状態:売りシグナル点灯中、東京市場終値で101.90以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:41.50、BB:102.92と101.31
上値:2月21日東京市場終値102.51を上回り、102.60以上で引けると→上値目標値:103.40、103.70、104.00、104.30、104.60、104.90 104.20 中長期上値ポテンシャル:110.00、113.00
下値:2月28日に101.66で引け、2月20日東京市場終値101.82を下回り、売りシグナル→下値目標値:100.90、100.60、100.30、100.00、99.40、98.80、98.20 中長期下値ポテンシャル:99.80、97.20、96.20、94.50、92.60

○EUR/USD 2月28日東京市場終値1.3716(+0.0042)、28日NY市場終値1.3802(+0.0092)
状態:売買シグナルなし
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:62.88、BB:1.3830と1.3509
上値:2月25日東京市場終値1.3751を上回り、1.3760以上で引けると→上値目標値:1.3840、1.3870 中長期上値ポテンシャル:1.3820、1.3980、1.4407、1.4941
下値:2月27日東京市場終値1.3675を下回り、1.3669以下で引けると→下値目標値:1.3580、1.3550、1.3520、1.3490 中長期下値ポテンシャル:1.3305、1.3121、1.2701

○EUR/JPY 2月28日東京市場終値139.44(-0.54)、28日NY市場終値140.49(+0.48)
状態:売りシグナル点灯中、東京市場終値で139.70以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:52.54、BB:141.97と137.21
上値:2月25日東京市場終値140.70を上回り、140.80以上で引けると→上値目標値:141.60、141.90 中長期上値ポテンシャル:144.10、144.40、149.00
下値:2月28日に139.44で引け、2月20日東京市場終値139.64を下回り、売りシグナル→:下値目標値:138.70、138.40、138.10、137.80 中長期下値ポテンシャル:136.25、135.65

○GBP/JPY 2月28日東京市場終値170.09(-0.30)、28日NY市場終値170.448(+0.034)
状態:売買シグナルなし
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:53.75、BB:173.076と165.241
上値:2月25日東京市場終値170.61を上回り、170.80以上で引けると→上値目標値:172.20、 172.80、173.40、174.00 中長期上値ポテンシャル:173.40、174.20
下値:2月22日東京市場終値170.05を下回り、169.99以下で引けると→:下値目標値:168.20、167.60、167.00、166.40 中長期下値ポテンシャル:163.71、160.11、153.85、152.65

○AUD/JPY 2月28日NY市場終値90.880(-0.676)
状態:売りシグナル点灯中、NY市場終値で91.400以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:43.46、BB:93.564と89.724
上値:2月24日NY市場終値92.610を上回り、92.800以上で引けると→上値目標値:94.40、95.00 中長期上値ポテンシャル:93.80
下値:2月28日に90.880で引け、2月13日NY市場終値91.740を下回り、売りシグナル→:下値目標値:89.80、89.20 中長期下値ポテンシャル:83.20、78.40

○CAD/JPY 2月28日NY市場終値92.004(+0.180)
状態:売りシグナル点灯中、NY市場終値で92.400以上を回復しない限り、下値を試す展開を予測。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:41.23、BB:93.650と91.114上値:2月24日NY市場終値92.674を上回り、92.800以上で引けると→上値目標値:94.40、95.00 中長期上値ポテンシャル:94.40 
下値:2月26日に91.995で引け、2月20日NY市場終値92.145を下回り、売りシグナル→下値目標値:90.20、89.60、89.00、88.40 中長期下値ポテンシャル:87.40、84.60、81.60、67.219

○SEK/JPY 2月28日NY市場終値15.887(+0.218)
状態:買いシグナル点灯中、NY市場終値で15.840を下回らない限り、戻り余地を試す展開を予測。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:54.88、BB:15.972と15.497上値:2月28日に15.887で引け、2月24日NY市場終値15.755を上回り、買いシグナル→上値目標値:15.92、15.98、16.04、16.10 中長期上値ポテンシャル:16.36 
下値:2月27日NY市場終値15.669を下回り、15.659以下で引けると→下値目標値:15.48、15.42、15.36、15.30 中長期下値ポテンシャル:15.282、14.922、14.345、14.225

○NOK/JPY 2月28日NY市場終値16.9532(+0.0456)
状態:売買シグナルなし
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:57.76、BB:17.2260と16.1837
上値:2月24日NY市場終値16.9824を上回り、17.000以上で引けると→上値目標値:17.16、17.22 中長期上値ポテンシャル:17.06、17.52
下値:2月20日NY市場終値16.7774を下回り、16.7599以下で引けると→下値目標値:16.58、16.52 中長期下値ポテンシャル:16.14、15.46、15.34


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外国為替相場のテクニカルコメント(10月11日)

2013-10-15 22:31:04 | 他通貨テクニカル分析
○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値
10月11日東京市場終了時点  

10月11日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは4日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)でみると、対豪ドルを除きドルが反発。また、クロス円は全ての通貨で反発(円安)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対豪ドル、タイNZドルを除きドルが反発。また、クロス円は全ての通貨で反発(円安)となった。
外国為替市場では、11日、円が主要16通貨すべてに対して下落。米国でデフォルト(債務不履行)回避で合意が成立するとの観測が広がり、安全逃避先としての円買い需要が後退した。
今週は米国の財政を巡る与野党の交渉が難航し、前半は円が全面高。その後、共和党が歩み寄りの姿勢を見せたことで主後半にかけて円が反落する展開となった。
ドルは対円で4日続伸。ホワイトハウスは下院共和党が提示した短期の債務上限引き上げを検討しているほか、オバマ大統領は債務上限と政府機関閉鎖の問題を協議するため、上院共和党と協議した。欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ノボトニー・オーストリア中銀総裁は現在のユーロの水準が欧州の輸出に悪影響を与えている可能性があるとの認識を示した。
円は対ドルで0.4%下落して1ドル=98円58銭。円は対ユーロで0.6%下げて1ユーロ=133円51銭。ドルはユーロに対して0.2%安の1ユーロ=1.3544ドル。
JPモルガン・チェースのグローバル外国為替ボラティリティ指数は8.42%と、1月以来の低水準に下げた。年初からの平均値は9.36%となっている。
ノボトニー氏の発言を受けて、ユーロは対ドルでの上げ幅を削った。同氏はワシントンで記者団に、「ユーロが対ドルで上昇する傾向を目にしてきた」とし、「この動向は見守らねばならない。特に南欧諸国の輸出パフォーマンス、ひいては経済活動にマイナスの影響を与える可能性があるためだ」と説明。
下院が提示した11月22日までの債務上限引き上げ案は、歳出に関する政策条件が付けられている。議会関係者2人が明らかにした。オバマ大統領はこれまでのところ、政府機関の閉鎖解除のための条件は受け入れない考えを繰り返し表明している。政府閉鎖はこの日で11日となった。
ゴールドマン・サックス・グループは、安倍晋三首相が進める改革に減速がみられ、日本銀行による追加緩和もまだ実行されていないとして、円の対ドルでの見通しを引き上げた。
ゴールドマンが10日付に顧客に送ったリポートによると、円は向こう3カ月間、1ドル=98円で推移する見通しだ。従来予想では105円への下落が見込まれていた。また、向こう6カ月間の見通しでは同103円、1年間では107円となっている。従来予想ではそれぞれ105円と110円だった。
今週の外国為替相場は、短期的には円の反落余地を探る可能性がある一方、米国の財政協議の行方に不透明感があることから円の下値も限定的と予測する。米財政問題を巡る米政府と議会の調整が難航しており、政治情勢に左右される展開が続くと見られる。また、米政府機関の閉鎖による米国景気への悪影響が懸念される中、共和党側が6週にわたって国債の発行を認める案を示し、債務不履行の期限の17日までに与野党の歩み寄り観測が広がったが、債務上限の引き上げ問題はぎりぎりまで与野党の譲歩が見られない可能性が高い。デフォルト(債務不履行)が強く懸念されればドルの一段安も考えられる。この場合、株式相場が再度下落基調を強める可能性も高く、結果的に円を除く対主要通貨でリスク回避のドル買いとなることが考えられ、クロス円の軟化にドル円も連れ安しやすくなり、結果的に円が全面高になることも考えれれる。一方、デフォルトが回避されればリスク選好から円の下落余地を探る可能性もある。この他、7〜9月期の米国企業決算発表も本格化するが、株式相場の動向次第で外国為替市場も影響を受ける展開が考えられる。
実体経済の著しい改善(労働参加率の低下や賃金の伸び鈍化など、見かけ上の雇用情勢改善では図れない状態)を伴わずに、FRBによる量的緩和策の縮小見通しだけで金利が上昇したが、この金利上昇が米国景気回復の足かせになる懸念がある。また、ドル高は米国の成長にマイナスに働く可能性がある。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみていた。日本側のマネタリーベースは増加する一方で、米国側のマネタリーベースも依然として増大している。緩和策縮小があっても、構造的なドル余剰の状態に変化がないことから、103円台を再度示現しない限り、中長期的にドル円が上昇トレンドを継続する可能性は低いとの予測を維持。また、キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流は最終的にはドル高よりも円高に終結してきた事実があることなどから、対主要通貨での長期の円安トレンドの継続は想定していない。ドル円については今回、101.80〜102.40を上値目標値としつつも(7月8日101.53を戻り高値に反落)、中長期的な視点ではグローバルな景気再失速懸念を背景に円高方向に反転するリスクも引き続き維持する。  
相場の形状はドル円がダイヤモンドフォーメーションの中の三角保ち合い形状が最終局面にきている。一時100円台を示現したが、その後はドルの上値の重さを露呈している。最終的には下にブレイクする可能性を予測。また、クロス円はこれまで堅調だった英ポンド、豪ドル、カナダドルなどが、調整色を強める可能性がある。また、北欧通貨は大きなヘッドアンドショルダーの右肩を形成。最終的にはネックラインに接近し、円高圧力が強まるリスク予測を維持する。
 
○USD/JPY 10月11日東京市場終値98.29(+0.58)、11日NY市場終値98.58(+0.42)
コメント:ドル円相場は、2011年10月18日東京市場終値75.84(ザラ場高値は2011年 10月31日の75.35)を大底に反発に転じ、2012年3月15日東京市場終値83.74に上昇。その後下落基調を継続し、2012年9月28日に東京市場終値で77.58に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、2013年5月22日に終値で102.79(ザラ場高値は103.74)に上昇した。
しかし、5月23日以降はFRBの量的緩和策縮小への懸念を背景とした日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、下落基調に転換。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えていた。5月27日に101.01に3日続落後、5月28日に102.24に反発したが、5月30日に100.84に続落し、売りシグナル。相場は下落基調を継続し、6月7日は終値で96.59に下値を拡大。6月10日に98.39に反発したが、6月13日に94.22に大幅3日続落。6月14日終値の95.11への反発以降、95円台前半での推移が19日まで継続したが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から日米の金融政策の違いを背景に20日は98.10に大幅反発した。今後、東京市場終値で98.40以上を示現するとドルの戻り余地を確認する展開が考えられるが、量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となる一方、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、ドル全面高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形も考えられ、ドル円の上値も99.20〜100.60程度が戻りの限界と予測した。
相場は24日に98.33に上昇後、25日に97.41に反落。しかし、26日から再度ドルの上昇基調となり、28日は98.83に3日続伸し、買いシグナル。7月3日には1枠10銭の第四上値目標値100.10に対して100.11に6日続伸。短期的な上値達成感から7月4日に99.72に反落を入れたが、7月5日は100.28に反発し、買いシグナル。7月9日に101.16に3日続伸が、11日に99.30に大幅続落し、売りシグナル。12日は99.11に3日続落。しかし、16日から反発に転じ、19日には100.35に4日続伸。23日に99.48に続落後、25日に99.99に続伸したが、26日に98.71に反落し、売りシグナル。1枠10銭の第三下値目標値97.90に対して、31日に97.85に下落した。8月2日に99.59に続伸したが、予想を下回る米国雇用統計を受けたドル安の流れが継続し、7日に96.89に3日続落し、売りシグナル。8日は96.21に4日続落となった。9日から反発に転じ、14日に98.20に4日続伸したが、16日に97.35に続落。19日に97.63に反発後、20日に97.06に反落。22日に98.22に続伸し、買いシグナル。23日は99.01に3日続伸となったが、28日に97.49に3日続落。29日に98.15に反発後は戻り基調に転換し、9月5日は99.97に上昇。6日に99.57に反落したが、11日は100.30に続伸。12日の99.57への反落後、軟化に転じ、19日は98.84に3日続落。20日は99.24に小幅反発後、25日に98.54に続落。26日に98.93に反発後は下落基調に転じ、10月2日は97.37に反落。3日に97.85に反発したが、4日は97.09に反落し、売りシグナル。7日に96.92に続落となった。しかし、8日から反発に転じ、11日に98.29に4日続伸し、買いシグナル。東京市場終値で98.00、巨視的には97.80を下回らない限り、ドルの反発余地を探る展開を予測する。尤も、相場はダイヤモンドフォーメーションの中に、上下の幅を縮小する三角保ち合いのレンジを依然として形成中。一旦この三角保ち合いレンジを上に抜けたように見えたが、対円ではドルの上値が重い状態が継続。短期的には上値エリア(9月11日終値100.30)と下値エリア(10月7日終値96.92と8月8日終値96.21)の上下エリアのどちらを抜けるかが決まるまで依然として三角保ち合いレンジの中心部に向けた動きが継続し、エネルギーを蓄積中と考えられる。8月8日終値96.21を下回る下落に発展すれば、最終的にはこの三角保ち合いを下に抜ける展開が考えられるが、まずはドルの戻り余地(戻りの限界)を確認する展開と予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:53.04、BB:99.83と96.60
上値:10月11日に98.29で引け、10月3日東京市場終値97.85を上回り、買いシグナル→上値目標値:98.70、99.00、99.60、100.20
下値:10月7日東京市場終値96.92を下回り、96.89以下で引けると→下値目標値:96.00、95.70、95.40、95.00、94.40

○EUR/USD 10月11日東京市場終値1.3559(+0.0061)、11日NY市場終値1.3544(+0.0024)
コメント:ユーロドル相場は2000年10月26日のザラ場安値0.8230を大底に上昇基調に転換し、2008年7月15日のザラ場高値1.6088まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、1.50〜1.20を中心とした巨大なレンジを形成中で、相場は現在もその巨大なレンジの中にある。
相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628まで上昇し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。5月1日に1.3172に上昇後に反落。5月16日1.2861、5月23日1.2865、5月29日1.2863をレンジの下値とし、5月22日1.2935、5月27日1.2941をレンジの上限とした推移を続けたが、5月30日に1.2961に反発し、買いシグナル。1.2940〜1.2860のレンジを一旦上に抜ける形となった。相場は6月7日に1.3247に4日続伸。10日に1.3211に反落したが、11日に1.3269に反発し、買いシグナル。19日には1.3392に上昇した。しかし、21日に1.3224に続落。21日の海外市場では1.3112に下落しているが、今後、東京市場でも1.3210を下回る場合は、1.3090程度への下落を予測した。
相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が、三尊を形成しているようにも見えた。東京市場終値で1.3172を上回ったことから、逆三尊の可能性が強まったが、2月1日終値1.3628を上回る相場上昇となれば、中長期的なユーロドルの上値ポテンシャルは1.49程度まで拡大する可能性があるが、1.3628突破の可能性はかなり後退したことから、1.30前後の推移に戻る可能性が高いと予測した。
相場は24日に第一下値目標値の1.3120に対して、1.3111に3日続落。25日に1.3143に反発後、26日に1.3074に反落し、売りシグナル。7月3日は1.2929に下落。7月4日に1.2991に反発したが、7月5日は1.2884に反落し、再度売りシグナル。8日に第一下値目標値1.2830に対して、1.2831に下落。9日に1.2876に反発後、10日に1.2811に反落したが、11日に1.3030に反発し、買いシグナル。17日は1.3147に4日続伸。18日に1.3102に反落後、22日に1.3158に続伸し、買いシグナル。24日は第一上値目標値1.3230に対して、1.3243に4日続伸。26日には1.3288に戻りを拡大。その後は伸び悩み、8月2日には1.3220に続落。5日に1.3290に反発後、6日に1.3260に反落したが、8日に1.3346に続伸し、買いシグナル。9日は第一上値目標値1.3380に対して、1.3376に3日続伸。14日に1.3271に3日続落したが、16日に1.3344に続伸。21日には1.3392に戻りを拡大したが、23日は1.3342に続落となった。28日に1.3381に3日続伸したが、29日に1.3264に反落し、売りシグナル。30日には1.3237に続落となった。相場は1.34台の上値の壁が重く、下に放れた状態。8月2日東京市場終値の1.3220を下回る場合は、下値余地が拡大する展開を予測した。相場は下落基調を継続し、9月6日は1.3121に下値を拡大。12日に1.3304に4日続伸後、1.3400突破を目前に1.3350近辺で横ばいが継続したが、19日に第四上値目標値の1.3560に対して、1.3552に急伸。25日に1.3486に3日続落したが、10月1日は1.3567に反発。2日に1.3528に反落したが、3日に1.3608に反発し、買いシグナル。4日は1.3619に続伸。10日に1.3498に4日続落したが、11日に1.3559に反発した。東京市場終値で1.3530を下回らない限り、ユーロの反発バイアスが残る展開を予測するが、11日の海外市場では1.3544で引けており、10月4日終値1.3619の上抜けに失敗した場合は、2月11日終値1.3628と10月4日終値1.3619で二番天井の可能性が高くなると予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:58.61、BB:1.3647と1.3385
上値:10月4日東京市場終値1.3619を上回り、1.3620以上で引けると→上値目標値:1.3700、1.3730、1.3760、1.3790 中長期上値ポテンシャル:1.3440、1.3980
下値:10月10日東京市場終値1.3498を下回り、1.3489以下で引けると→下値目標値:1.3400、1.3370、1.3340、1.3310 中長期下値ポテンシャル:1.3280、1.3250、1.3040

○EUR/JPY 10月11日東京市場終値133.27(+1.39)、11日NY市場終値133.51(+0.80)
コメント:ユーロ円相場は、2000年10月26日ザラ場安値88.97を大底に上昇基調に転換し、2008年7月23日ザラ場高値169.96まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、2012年7月24日ザラ場安値94.12、東京市場終値では2012年7月23日に94.32まで下落後はユーロ円の上昇トレンドが継続。2013年5月22日には132.96(ザラ場では133.80)に上昇した。
しかし、5月23日以降は下落基調に転換。6月7日には127.94に3日続落。相場は6月11日に130.26に続伸したが、6月13日は125.73に大幅続落。14日以降は反発基調に転じ、6月20日には129.73に反発。21日以降反落基調となり、26日には127.58に4日続落したが、28日に128.93に続伸。ドル円の上昇とユーロドルの下落からユーロ円はレンジ形成の可能性があるが、右肩下がりの逆ヘッドアンドショルダーの可能性もあり、129.80や130.20の上値の壁を越えられるかが戻り拡大の条件となる展開を予測した。相場は7月2日に130.18に4日続伸したが、7月5日は129.20に下落。9日に130.24に続伸後、10日に128.70に反落したが、11日は129.38に反発。17日は131.06に続伸し、買いシグナル。19日は第三上値目標値131.70に対して、131.73に4日続伸。23日に131.25に続落後、24日に132.34に反発したが、26日に131.15に続落し、売りシグナル。第二下値目標値の130.00に対して、31日には129.95に下落した。しかし、8月2日には131.66に続伸。短期的なユーロ円の下値を確認した形となったが、2日の海外市場では131.34に反落。ユーロドルの上昇とドル円の下落の綱引きだが、7月24日終値132.34を上抜けできなければ、巨視的には、5月22日終値132.96と7月24日終値132.34で二番天井を形成した可能性が残り、ユーロ円の上値が限定的となる展開を予測した。相場は5日終値の130.78から軟化に転じ、7日に128.68に3日続落し、売りシグナル。8日に128.40に4日続落後、9日に129.28に反発。12日に128.76に反落したが、13日に129.92に反発し、買いシグナル。14日に130.31に続伸後、16日は129.89に続落。19日に130.12に反発後、20日に129.52に反落したが、21日に130.68に反発し、買いシグナル。23日は132.09に3日続伸となったが、26日から軟化に転じ、30日は129.80に5日続落。9月5日に131.74に反発したが、6日は130.65に急反落。しかし、10日に132.61に続伸し、買いシグナル。11日には第二上値目標値の132.90に対して、132.94に3日続伸。18日に132.30に反落後、19日に133.94に反発し、買いシグナル。20日は134.32に続伸。25日に132.89に続落後、26日に133.73に反発したが、30日は132.14に反落。10月1日に132.86に反発後、2日は131.72に反落。3日に133.14に反発したが、7日は131.61に続落。しかし、11日は133.27に続伸するなど相場は一進一退。チャートの形状は上値切り上げ、下値切り下げのメガホン状態となっており、予測が難しい状態となっている。基本的には東京市場終値で133.00を下回らない限り、ユーロの戻り余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:59.16、BB:134.41と131.07
上値:10月11日に133.27で引け、10月3日東京市場終値133.14を上回り、買いシグナル→上値目標値:134.00、134.30、134.60、134.90 中長期上値ポテンシャル:133.10、135.94
下値:10月7日東京市場終値131.61を下回り、131.59以下で引けると→:下値目標値:130.70、130.40、130.10 中長期下値ポテンシャル:128.00、126.80、124.00、120.70、117.90

○GBP/JPY10月11日東京市場終値157.26(+1.59)、11日NY市場終値157.295(+0.558)
コメント:ポンド円相場は2007年7月23日ザラ場高値251.140をピークに、リーマンショックによる大幅調整などから2009年1月23日にザラ場安値118.850まで下落。その後、2009年8月7日ザラ場高値163.090まで上昇したが、その後下落に転じ、2011年9月22日ザラ場安値116.842に下落。2012年1月13日ザラ場安値117.288に下落し、再度下値を確認。その後は2012年3月21日ザラ場高値133.493まで反発した。東京市場終値では2012年4月2日132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。
しかし、その後は上昇基調に転換し、5月10日には156.46(ザラ場は5月13日156.769)に上昇。5月21日東京市場終値の156.44で二番天井を形成後は下落基調に転換。6月13日は147.58に下落した。6月14日以降は反発に転じ、17日に149.30に反発後、19日に148.77に反落したが、20日に151.51に反発し、買いシグナル。21日は151.73に続伸。短期的な第二上値目標値151.60のゾーンに既に上昇しており、一旦調整を入れる展開を予測した。しかし、調整幅が大きくならなければ、再度戻り余地を試す展開を予測した。
相場は26日に150.34に3日続落。7月4日に152.06に6日続伸したが、7月5日は150.46に急反落。9日に151.28に続伸したが、10日に149.68に急反落。しかし、その後は反発基調に転じ、18日は152.01に5日続伸し、買いシグナル。19日は第一上値目標値の153.00に対して、152.91に6日続伸。また、24日は第二上値目標値の153.60に対して、153.63に上昇。25日も153.76に続伸したが、この水準から上値が伸びず、26日の151.84への急反落以降、軟化に転じ、31日は149.05に下落。しかし、8月2日に150.74に続伸し、短期的な下値を確認した。2日の海外市場では151.305に戻りを拡大しているが、上値も重い展開を予測した。相場は6日に151.01に回復したが、7日は148.27に反落。8日以降は反発に転じ、14日に151.58に続伸し、買いシグナル。19日には152.71に520日に151.92に反落後、21日に152.82で引け、買いシグナル。23日は154.26に3日続伸となった。短期的には一旦上値達成感が出やすい水準まで上昇しており、反落を予測したように28日は151.27に3日続落。29日に152.22に反発以降は戻り基調となり、9月5日は第一上値目標値156.00に対して、155.98に4日続伸。6日に155.26に反落後、10日に157.05に続伸し、買いシグナル。11日は第一上値目標値157.60に対して、157.73に3日続伸。17日には第二上値目標値158.20に対して、158.03に続伸。19日は中長期第二上値ポテンシャルの159.40に対して、159.52に上昇。25日に157.64に3日続落したが、26日は159.20に反発。30日に157.94に反落後、10月1日は159.02に反発。2日に157.79に反落後、3日に158.51に反発したが、4日は156.60に反落し、売りシグナル。7日は155.53に続落。しかし、11日は157.26に反発した。東京市場終値で156.80を下回らない限り、ポンドの戻り余地を探る展開を予測する。チャートの形状は9月19日終値159.52の上抜けに失敗し、その後に形成したレンジを下に放れたように見えたが、下のレンジの下限近くまで回復した状態。ただし、ユーロポンド相場で、ユーロが反発基調を継続していることからポンドの上値も重い展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:53.80、BB:160.078と155.291
上値:10月3日東京市場終値158.51を上回り、158.60以上で引けると→上値目標値:160.20、160.80、161.40 中長期上値ポテンシャル:157.00、159.40、160.60
下値:10月7日東京市場終値155.53を下回り、155.39以下で引けると→:下値目標値:153.60、152.80 中長期下値ポテンシャル:149.40、148.20

○AUD/JPY 10月11日NY市場終値93.331(+0.550)
コメント:豪ドル円相場は2007年10月31日ザラ場高値107.873をピークに2008年10月24日ザラ場安値55.134まで暴落。2009年2月2日ザラ場安値55.560で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値105.433(終値では4月10日の105.201)まで上昇し、戻り高値更新となった。
しかし、その後は下落基調に転換。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となり、下落基調を継続。6月20日には89.477に下落した。6月21日は90.258に反発し、一旦、下値を確認した形となったが、NY市場終値で92.000以上を回復しない限り、87円台に向けた豪ドルの下落圧力の継続を予測した。
相場は27日に91.222に5日続伸したが、28日は90.597に反落。7月1日に92.078に反発後、7月3日に90.798に反落。7月9日に92.818に4日続伸したが、10日から軟化に転じ、12日は89.779に大幅3日続落。しかし、その後は反発基調を継続し、23日に92.428に回復したが、30日に88.836に5日続落し、売りシグナル。第一下値目標値87.80に対して、31日には87.922に6日続落。8月1日に88.848に反発したが、2日は88.101に反落。7月31日終値87.922の下抜けを試す展開となり、7日には86.700に下値を拡大した。しかし、8日以降は反発に転じ、13日に89.497に4日続伸し、買いシグナル。16日には89.578に戻りを拡大。21日に87.611に3日続落したが、23日に89.113に続伸した。しかし、27日に87.173に急反落し、逆ヘッドアンドショルダーの可能性が後退。29日に87.828に続伸したが、30日は87.375に反落。しかし、9月2日に89.180に反発し、買いシグナル。4日には91.500に大幅3日続伸。6日に91.034に続落したが、NY市場終値で91.000を下回らない限り、豪ドルの戻り余地を探る展開を予測した。その後、10日に93.476に大幅続伸。しかし、上値達成感から13日に91.867に3日続落。19日に中長期上値ポテンシャルの93.80に対して、93.853に4日続伸。しかし、20日の93.326への反落以降は下落基調に転換。25日に92.208に4日続落。27日は91.535に反落幅を拡大。10月1日に92.099に反発後、2日に91.369に反落。4日は91.967に続伸。7日に91.179に反落後、10日に92.781に3日続伸し、買いシグナル。11日は93.331に4日続伸となった。NY市場終値で92.800を下回らない限り、まずは93.60を試す展開が考えられる。また、10月7日終値91.179を下回る調整に発展しない限り、逆ヘッドアンドショルダーの右肩を形成している可能性が考えられ、豪ドルの回復局面に入った可能性が考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:60.32、BB:93.914と90.759
上値:10月10日に92.781で引け、10月4日NY市場終値91.967を上回り、買いシグナル→上値目標値:93.60、94.20、94.80、95.40 中長期上値ポテンシャル:93.80、98.90、100.90
下値:10月7日NY市場終値91.179を下回り、90.999以下で引けると→:下値目標値:89.20、88.60、88.00、87.40 中長期下値ポテンシャル:86.40、85.00

○CAD/JPY 10月11日NY市場終値95.240(+0.852)
コメント:カナダドル円相場は2007年11月7日ザラ場高値125.575をピークに2009年1月21日ザラ場安値68.405まで暴落。2011年10月4日ザラ場安値72.160で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月13日ザラ場高値101.050(終値では100.752)まで上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。その後は下落基調に転換し、6月14日は92.546に下落した。6月19日に93.895に3日続伸したが、その後25日に93.025に4日続落。しかし、28日に94.252に3日続伸し、買いシグナル。7月5日は第一上値目標値95.60に対して、95.630に上昇。9日は96.085に戻りを拡大したが、10日に95.243に反落。第二上値目標値96.20に近い水準まで終値で上昇したことによる短期的な上値達成感から調整を入れた形。NY市場終値で95.80以上を回復すると7月9日終値96.085の上抜けを試す可能性を予測したが、18日に96.753に上昇し、買いシグナル。19日は97.067に3日続伸。22日に96.444に反落後、24日に97.198に続伸したが、26日に95.562に続落し、売りシグナル。30日に95.239に4日続落した。8月1日に96.204に続伸したが、5日に94.877に続落し、売りシグナル。7日に92.419に4日続落。8日は93.602に反発し、短期的な下値を確認。13日には94.940に戻りを拡大したが、21日に93.266に6日続落。23日に94.054に続伸したが、27日に92.631に急反落。しかし、28日から反発に転じ、9月3日に94.517に上昇し、買いシグナル。10日に第三上値目標値97.00に対して、96.992に戻りを拡大。しかし、13日に96.000に3日続落。18日に95.814に反落幅を広げたが、19日は96.887に反発した。25日に95.437に4日続落後、26日に96.012に反発したが、27日は95.330に反落し、売りシグナル。10月3日は94.125に5日続落。4日は94.682に反発。8日に93.435に続落したが、11日に95.240に3日続伸し、買いシグナル。NY市場終値で94.800を下回らない限り、反発余地を探る展開を予測するが、97円台は上値が重い展開が考えれらる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:52.63、BB:97.150と93.233上値:10月11日に95.240で引け、10月4日NY市場終値94.682を上回り、買いシグナル→上値目標値:96.40、97.00 中長期上値ポテンシャル:97.60、98.20
下値:10月8日NY市場終値93.435を下回り、93.399以下で引けると→下値目標値:91.60、91.00 中長期下値ポテンシャル:87.40

○SEK/JPY 10月11日NY市場終値15.222(+0.129)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2007年7月13日ザラ場高値18.467をピークに2009年3月6日ザラ場安値10.385まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値10.613で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値15.758(終値では15.690)まで上昇した。その後、4月26日に14.910に下落後、5月22日に終値で15.530まで反発したが、再度下落基調に転換。6月17日には終値で14.628に下落した。6月19日に14.943に反発したが、24日に14.449に3日続落。25日に14.563に反発後、26日に14.475に反落したが、27日に14.599に反発し、買いシグナル。28日は14.804に続伸。7月4日には14.983に戻りを拡大後、7月5日に14.871に反落。その後は10日に14.851に反落幅を拡大したが、一進一退の展開。相場は反落を入れたが、上方のメジャードムーブの可能性が残り、15.000以上で引ける場合は、戻りを拡大する可能性も残ると予測した。
相場は16日に15.057に4日続伸し、買いシグナル。19日には第二上値目標値の15.38に対して、15.399に7日続伸。23日に15.425に戻りを拡大したが、30日に14.950に5日続落。15.425からの差し込みが深く、戻りは売りに押される展開を予測したが、8月1日に15.059に続伸したものの、7日は14.797に4日続落。8日に14.898に反発したが、9日は14.806に反落。13日に15.029に続伸し、買いシグナルとなり、14日には第一上値目標値の15.06に対して、15.066に3日続伸。一旦の上値達成感から21日に14.866に下落したが、22日に15.142に反発し、買いシグナル。23日は第一上値目標値15.24に対して、15.235に続伸した。27日に14.959に続落後、28日に15.007に反発したが、29日に14.926に反落し、売りシグナル。30日は14.826に続落となった。その後、9月4日に15.130に3日続伸したが、6日に14.955に続落。しかし、9日に15.181に反発し、買いシグナル。10日は第一上値目標値15.30に対して、15.339に続伸。しかし、13日は15.148に3日続落。
18日に15.374に3日続伸し、買いシグナル。19日は15.688に4日続伸。25日に15.342に4日続落。26日に15.432に反発したが、27日は15.278に反落。10月1日に15.409に反発後、2日に15.255に反落。3日に15.326に反発したが、4日に15.163に反落し、売りシグナル。8日は第一下値目標値の15.06に対して、15.058に3日続落。11日は15.222に続伸した。NY市場終値で15.180を下回らない限り、反発余地を探る展開を予測する。ただし、巨視的にはチャートの形状は9月19日終値15.688の上抜けに失敗し、4月11日終値15.690と9月19日終値15.688で二番天井をつけた可能性が引き続き高いと考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:50.29、BB:15.643と14.967
上値:10月3日NY市場終値15.326を上回り、15.340以上で引けると→上値目標値:15.50、15.56、15.62、15.68 中長期上値ポテンシャル:15.48、15.97 
下値:10月8日NY市場終値15.058を下回り、15.039以下で引けると→下値目標値:14.86、14.76 中長期下値ポテンシャル:14.64、14.32、13.40、12.80、11.23

○NOK/JPY 10月11日NY市場終値16.4340(+0.1831)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2007年10月11日21.9412ピークに2009年1月15日ザラ場安値12.1777まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値12.6148で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月22日ザラ場高値17.8948(終値では17.7189)まで上昇した。しかし、その後は下落基調に転換し、6月14日は16.4861に下落。6月19日に16.7065に反発したが、6月20日に16.2204に急反落し、売りシグナル。24日は15.9299に大幅3日続落。25日に16.0629に反発後、26日に15.9987に反落したが、27日に16.2703に反発し、買いシグナル。7月2日は16.4600に4日続伸。しかし、7月5日は16.1910に反落幅を拡大。7月2日終値16.4600からの差込(反落幅)が深く、戻りは売りに抑えられる可能性が高いと予測した。相場は8日に16.4327に反発したが、11日には16.3326に反落。しかし、15日に16.4712に続伸し、買いシグナル。19日には16.8675に6日続伸。22日に16.7954に反落後、23日に16.9257に反発したが、26日に16.5741に3日続落し、売りシグナル。29日は16.4951に4日続落。8月1日に16.7350に3日続伸したが、7日は16.3281に4日続落。13日に16.6759に4日続伸後、21日に16.0645に大きく下落。23日は16.4102に続伸したが、26日終値の16.3158から軟化に転じ、30日は16.0515に下落。9月4日に16.4600に3日続伸したが、9月6日に16.3050に続落。しかし、9日に16.5956に反発し、買いシグナル。10日には16.9590に大幅続伸したが、13日には16.7463に反落。
19日に17.0591に4日続伸したが、20日は16.7390に急反落し、売りシグナル。25日は16.3858に4日続落。26日に16.5480に反発したが、10月2日に16.1955に反落。3日は16.3347に反発。7日は16.2028に続落したが、11日は16.4340に大幅続伸し、買いシグナル。NY市場終値で16.3800を下回らない限り、反発余地を探る展開が考えられるが、戻りも鈍い展開を予測する。また、大きなヘッドアンドショルダーの右肩形成の最終段階にある可能性も残り、巨視的には円高方向に転換する可能性が引き続き高いと考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:50.19、BB:16.9660と15.9983
上値:10月11日に16.4340で引け、10月3日NY市場終値16.3347を上回り、買いシグナル→上値目標値:16.50、16.56 中長期上値ポテンシャル:16.68、16.94、17.06
下値:10月7日NY市場終値16.2028を下回り、16.1999以下で引けると→下値目標値:16.02、15.96 中長期下値ポテンシャル:15.48、15.22、14.50、14.30、12.22




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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(6月28日) 

2013-06-30 21:41:37 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      6月28日終値時点予測

6月28日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、前週のFOMCのバーナンキFRB議長発言を受けた軟調地合いの継続から24日〜25日にかけて下値を拡大したが、その後は予想を下回る米国GDP確定値、MBS市場のスプレッド縮小、良好な7年債入札などから反発。週間ベースでは、10年債では日本、米国、カナダが反発。豪州、ドイツ、英国は小幅続落したが、週間の下げ幅を縮小する展開。週間の10年債利回り変化幅は、米国-4.5bp、カナダ-0.8bp、豪州+0.5bp、ドイツ+0.4bp、英国+3.9bp。また、30年債も下落後に反発。週間では米国-8.3bp、カナダ-0.9bp、ドイツ-1.7bp、英国+2.3bpとなった。インフレ率の低下を背景に30年債などの超長期債が強含みとなり、イールドカーブは全般的にブルフラット化した。
28日の米国債券相場は10年債が3日ぶりに反落する一方、30年債は3日続伸となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事の発言を受けて、当局が債券購入を9月に減額し始めるとの観測が強まったことが背景。しかし、米国債券相場はシカゴ地区の製造業景況指数発表後に下げ幅を縮小した。
スタイン理事は、当局者は最新の経済指標を重視し過ぎてはいけないと指摘。「例えば9月に決定する際に、現行プログラムが始まって以降累積している大量のニュースを最重要視し、会合の数週間前に発表された経済指標には過度に影響されないということを明確にするべきだ」と言及した。
 また、リッチモンド連銀のラッカー総裁は債券購入の継続に反対を表明。これを背景に利回りは上昇幅を拡大した。FRBのバーナンキ議長は19日、景気が当局の予想通りに回復を続ければ、年内に債券購入の規模を縮小し始め、2014年半ばに終了させる可能性があると言及している。 ラッカー総裁は、リスクを取るに値しないとして資産購入の継続に反対を表明し、金融政策当局者がいつ、どのような形で緩和策を縮小するのかを議論する間、市場は不安定な動きを続けるだろうと述べた。
一方、サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は、債券購入プログラムの縮小を開始するには「時期尚早だ」と語った。
また、ニューヨーク連銀のダドリー総裁はバーナンキFRB議長の発言を背景とした早期利上げ観測の火消しに躍起となっている。
米国10年債利回りは前日比1.4bp上昇の2.487%。一時は2.55%に上昇した。週間では4.5bpの低下。24日には一時2.66%と、2011年8月以来の高水準をつけた。
米国30年債利回りは前日比3.5bp低下の3.500%。一時は4bp上昇の3.58%をつけた。週間では8.3bpの低下。24日には一時3.65%と、2011年9月以来の高水準となった。
米国債はシカゴ地区の製造業景況指数発表後に下げ幅を縮小した。MNIシカゴ・リポートの6月の製造業景況指数 (季節調整済み)は51.6と、前月の58.7から低下。事前予想の中央値は55だった。
6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は84.1と、2007年7月以来の最高となる前月の84.5から低下した。
28日の欧州債市場ではイタリアとスペインの国債相場が上昇。週間ベースではほぼ2カ月ぶりのプラスとなった。米国と欧州の中央銀行が金融面での刺激策を継続するとの観測が強まったことを背景に、国債を求める動きが強まった。
イタリア10年債は3日続伸、スペイン10年債は4日続伸となった。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が債務危機を収束させるための全方向の研究を作業部会に求めたと、南ドイツ新聞が情報源を示さずに報じたことが手掛かり。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事は月850億ドルの債券購入の縮小について当局が説明したのは政策変更の示唆ではないと語った。
イタリア10年債利回りは前週末比7.4bp低下の4.542%。前日比では2.2bp低下。
スペイン10年債利回りは前週末比17.8bp低下の4.758%。前日比では1.5bp低下。
ドイツ10年債利回りは1.728%で、前週末比0.4bpの上昇。24日には1.85%と、2012年4月以来の高水準となった。 英国債券相場は米国債に連れ安。刺激策を年内に縮小する可能性についてのバーナンキFRB議長の発言について、米当局者は意図を明確にする試みを強めており、これを背景に米国債は10年債が下落した。英10年債利回りは前日比1.4bp上昇の2.441%。
28日にスタイン理事が実際に9月という言葉を使用したことから、市場はかなり緩和策縮小を織り込む形で一時的に相場下落という形で反応した。その後、シカゴ地区の製造業景況指数やミシガン大学消費者マインド指数(確定値)の発表後に反発したことで下値の売りが残る状態となり、2.55%の堅さを確認した形となっている。
先週までの市場関係者の調査では、9月のFOMCで現行の月850億ドルの債券購入を200億ドル減らし、650億ドルにするとの予想が半分弱に達している。また、FF金利先物動向によると、政策金利が2014年12月までに少なくとも0.25ポイント引き上げられる確率は54%と、5月初めの14%から上昇している。
債券市場はここのところ非常に不安定で、金融当局者の発言や経済指標に非常に影響されやすい状況が続いているが、当面は一進一退の展開を続けながらも徐々に下値固めの状態に移行していくと考えられる。
今週のグローバル債券相場は下値固めの展開を予測。また、米国30年債や豪州10年債相場などは買いシグナルとなっていることもあり、戻り余地を窺う段階に移行する展開も考えられる。当初の下値目処として、米国10年債で2.25%、ドイツ10年債で1.65%程度への相場下落の可能性を予測。実際にザラ場で2.25%と1.66%を示現後に反発し、終値でそれぞれ2.130%と1.513%に反発し、下値を固めた状態となっていたが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。売りが止まらない状態となっていた。しかし、24日〜25日にかけて米国10年債で2.609%、ドイツ10年債で1.811%に下値を拡大したものの、その後は予想を下回る米国GDP確定値、MBS市場のスプレッド縮小、良好な7年債入札などから反発した。米国、カナダ、ドイツ、英国などの10年債相場は、終値ベースで二番底を確認するプロセスが残っている状態であるが、米国30年債や豪州10年債相場は買いシグナルとなっており、相場の底抜け懸念は徐々に後退するものと考えている。
米国10年債相場では、6月21日は2.532%に下値を拡大。相場は2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%も上回っており、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大の可能性があると指摘した。
また、2011年2月8日終値ベースの安値の3.739%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.388%までの金利低下幅の2.351%(3.739%−1.388%=2.351%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.563%、61.8%戻しが2.840%となっており、2.563%でも相場が下げ止まらない場合は、2.840%前後への更なる相場下落の可能性があると予測。21日は2.550%までザラ場で売られており、来週以降、この水準が注目されるとコメントした。
28日の相場は、経済指標が弱く、タカ派的な金融当局者の発言がなければ、続伸した可能性が高いと考えている。ザラ場の安値が2.550%であり、ザラ場ベースでは下値確認が終了した可能性が高いとみている。
相場は25日に2.609%に7日続落となったが、27日に2.473%に続伸。28日は2.487%に小幅反落したが、終値で2.495%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、2.495%以上を示現すると、2.609%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、30年債が買いシグナルとなっていることや、売られすぎの状態であり、相場は下値固めの段階に入ったと予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線の2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%の以下のゾーンに回帰できるかが相場回復基調形成のための条件とみている。
また、カナダの10年債相場では、2011年2月16日終値ベースの安値の3.499%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.573%までの金利低下幅1.926%(3.499%−1.573%=1.926%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.536%、61.8%戻しが2.763%となっており、2.536%でも相場が下げ止まらない場合は、2.763%前後への更なる相場下落の可能性があると予測した。
相場は25日に半値戻しの2.536%に7日続落。その後、27日に2.410%に続伸。28日は2.436%に小幅反落したが、終値で2.440%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、2.440%以上を示現すると、2.536%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、米国30年債が買いシグナルとなっていることや、半値戻しの2.536%で反発していることから、相場は下値固めの段階に入ったと予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線の2.486%以下のゾーンに回帰。次は2.287%以下のゾーンに回帰できるかが相場回復のための条件と予測する。
米セントルイス連銀のブラード総裁が6月21日に、米金融当局が債券購入の縮小を示唆したことについて「タイミングが不適切」だとの見解を示し、バーナンキFRB議長の発言を批判。物価上昇率が、FRBが目標としている2%を下回っていることを警戒し、金融政策の現状維持に反対票を投じている。
 また、IMFは米金融当局が毎月の大規模な債券購入を少なくとも年末までは継続するとの見通しを示した上で、金融市場の混乱を回避するために出口計画を慎重に運営するよう求めている。
IMFは米経済に関する年次審査報告を14日公表し、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘。IMFは2014年の米経済成長率見通しを2.7%とし、従来の3%から引き下げている。
金融当局者によって見解が分かれている状況下、早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、長期金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと予測する。
また、コアPCEデフレーターが低下し、インフレの兆候が見られない中での長期債利回りの上昇はファンダメンタルズ的に整合的でなく、過去の事例を見ても、その後に債券相場が反発基調を強めており、今回も中長期的に債券相場の上昇基調が再開される可能性が高いと予測する。

○米国10年:6 月28日 新指標銘柄2.487%(+0.014%)、旧指標銘柄2.449%(+0.013%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、0.479%の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、5月2日に1.626%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で2.229%に下値を拡大。相場は、2月4日ザラ場安値と3月11日終値ベースの安値である2.058%を終値で上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値2.166%も上回る相場下落となり、下値を模索するバイアスが継続。6月14日に2.130%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日に2.532%に下値を拡大。相場は2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%を上回り、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクを予測。2011年2月8日終値ベースの安値の3.739%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.388%までの金利低下幅の2.351%(3.739%−1.388%=2.351%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.563%、61.8%戻しが2.840%となっており、2.563%でも相場が下げ止まらない場合は、2.840%前後への更なる相場下落の可能性もあると予測した。
相場は25日に2.609%に7日続落となったが、27日に2.473%に続伸。28日は2.487%に小幅反落したが、終値で2.495%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、2.495%以上を示現すると、2.609%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、30年債が買いシグナルとなっていることや、売られすぎの状態であり、相場は下値固めの段階に入ったと予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線の2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%の以下のゾーンに回帰できるかが相場回復基調形成のための条件とみている。
上値:6月14日終値2.130%を下回り、2.124%以下で引けると→上値目標値:2.040%、2.010% 中長期上値ポテンシャル:1.890%
下値:6月25日終値2.609%を上回り、2.615%以上で引けると→下値目標値:2.700%、2.950% 中長期下値ポテンシャル:2.250%、2.560%、2.840%

○米国30年:6月28日 新指標銘柄3.500%(-0.035)、旧指標銘柄3.489%(-0.036%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、0.635%の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、5月2日に2.821%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で3.370%に下値を拡大。相場は、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値ベースの安値の3.260%を上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値3.323%も上回る相場下落となり、更なる下値を模索するバイアスが継続してい。6月10日終値と12日終値の3.370%で二場底を確認し、6月14日に3.306%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は3.583%に下値を拡大した。相場は2011年10月27日終値3.456%と2012年3月19日終値の3.478%も上回り、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクを予測。2011年2月8日終値ベースの安値の4.766%から2012年7月24日終値ベースの最高値2.454%までの金利低下幅の2.312%(4.766%−2.454%=2.312%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが3.610%、61.8%戻しが3.882%となっており、3.610%でも相場が下げ止まらない場合は、3.882%前後への更なる相場下落の可能性があると予測した。
相場は24日に3.548%に反発後、25日に3.623%に下値を拡大したが、27日に3.535%に続伸し、買いシグナル。28日は3.500%に3日続伸となった。終値で3.525%以上を示現しない限り、反発基調が継続し、まずは3.43%前後への回復を予測する。この3.43%は、10年債と同様に上記の30年債の下値支持線3.456%と3.478%以下のゾーンに回帰できることになり、相場回復のための重要な条件となる。

上値:6月27日に3.535%で引け、6月24日終値3.548%を下回り、買いシグナル→上値目標値:3.460%、3.430% 中長期上値ポテンシャル:3.130%、3.010% 
下値:6月25日終値3.623%を上回り、3.625%以上で引けると→下値目標値:3.710%、3.740% 中長期下値ポテンシャル:3.260%、3.610%、3.882%

○カナダ10年:6月28日 新指標銘柄2.436%(+0.026%)、旧指標銘柄2.353%(+0.027%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、0.395%の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、5月2日に1.670%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で2.207%に下値を拡大。相場は、2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回り、下値確認の状態となっていたが、6月4日終値2.082%も上回る相場下落となり、更なる下値模索のバイアスが続いたが、6月10日終値2.200%と6月12日終値2.207%で二番底を完成。買いシグナル転換で戻りを試す展開を予測。6月14日に2.118%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は2.444%に下値を拡大した。相場は2012年3月19日終値の2.287%を上回っており、2011年10月27日終値2.486%に接近。この水準を上回った場合は、重要な下値支持線も突破したこととなり、更なる調整幅拡大のリスクを予測。2011年2月16日終値ベースの安値の3.499%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.573%までの金利低下幅の1.926%(3.499%−1.573%=1.926%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.536%、61.8%戻しが2.763%となっており、2.536%でも相場が下げ止まらない場合は、2.763%前後への更なる相場下落の可能性があると予測した。
相場は25日に半値戻しの2.536%に7日続落。その後、27日に2.410%に続伸。28日は2.436%に小幅反落したが、終値で2.440%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、2.440%以上を示現すると、2.536%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、米国30年債が買いシグナルとなっていることや、半値戻しの2.536%で反発していることから、相場は下値固めの段階に入ったと予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線の2.486%以下のゾーンに回帰。次は2.287%以下のゾーンに回帰できるかが相場回復のための条件と予測する。
上値:6月14日終値2.118%を下回り、2.109%以下で引けると→上値目標値:2.020%、1.990%、1.960% 中長期上値ポテンシャル:1.930%
下値:6月25日終値2.536%を上回り、2.540%以上で引けると→下値目標値:2.620%、2.830% 中長期下値ポテンシャル:2.190%、2.308%、2.536%、2.763% 

○豪州10年:6月28日終値3.760%(-0.057%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、0.683%の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、5月2日に3.033%にまで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で3.456%に下値を拡大。6月14日に3.362%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から世界の債券相場の暴落に連れ安。6月21日は3.755%に下値を拡大した。相場は3月14日終値3.684%を上回る相場下落となり、次の下値支持線である2012年3月21日終値4.282%を試す可能性を予測。2011年2月9日終値ベースの安値の5.750%から2012年6月4日終値ベースの最高値2.770%までの金利低下幅の2.980%(5.750%−2.770%=2.980%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが3.908%、半値戻しが4.260%となっており、3.908%でも相場が下げ止まらない場合は、上記の4.282%に近い4.260%前後への更なる相場下落の可能性があると予測した。
相場は24日に4.034%に下値を拡大後、25日は3.799%に急反発。26日に3.838%に反落したが、28日に3.760%に続伸し、買いシグナル。終値で3.790%以上を示現しない限り、3.670%前後を短期的な目処に戻りを試す展開を予測する。
上値:6月28日に3.760%で引け、6月25日終値3.799%を下回り、買いシグナル→上値目標値:3.700%、3.670%
下値:6月26日終値3.838%を上回り、3.840%以下で引けると→下値目標値:3.920%、3.950%中長期下値ポテンシャル:3.908%、4.260%、4.611%

○ドイツ10年:6月28日終値 新指標銘柄1.728%(+0.004%)、旧指標銘柄1.686%(+0.004%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、0.539%の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、5月2日には1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月10日には終値で1.600%に下値を拡大。6月14日に1.513%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は1.724%に下値を拡大した。ドイツ国債相場は米国、カナダなどの下値支持線がある2011年10月や2012年3月の水準よりはるかに上に位置している。重要なポイントは2012年9月14日終値1.705%と2013年1月30日終値1.710%の下値支持線を6月21日に1.724%で引けて上回ったことにある。この下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクを予測。さらに2011年4月11日終値ベースの安値の3.489%から2013年5月2日終値ベースの最高値1.165%までの金利低下幅の2.324%(3.489%−1.165%=2.324%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが2.052%、半値戻しが2.327%となっている。次の下値目標値は1.860%であるが、1.860%でも相場が下げ止まらない場合は、まずは2.052%前後への更なる相場下落の可能性もあると予測した。この2.052%は、2012年3月19日終値2.054%と同水準であり、且つ米国債の重要な下値支持線の一つである2013年3月19日と同じ日である。
相場は24日に1.811%に下値を拡大後、27日に1.724%に3日続伸。28日は1.728%に小幅軟化したが、終値で1.750%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、1.750%以上を示現すると、1.811%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、米国30年債の買いシグナルやドイツも超長期債が底堅い展開となっていることなどから、ブルフラット化しながら相場は下値固めの段階に入ったと予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線である2012年9月14日終値1.705%と2013年1月30日終値1.710%以下のゾーンに回帰できるかが相場回復のための条件と予測する。
上値:6月14日1.513%を下回り、1.509%以下で引けると→上値目標値:1.420%、1.390%
中長期上値ポテンシャル:1.360%、1.330%、1.300%、1.270%
下値:6月24日終値1.811%を上回り、1.820%以上で引けると→下値目標値:1.900%、2.020% 中長期下値ポテンシャル:1.650%、1.860%、2.052%

○英国10年:6月28日終値2.441%(+0.014%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、0.526%の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後は上昇基調を継続し、5月2日に1.621%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月11日には終値で2.173%に下値を拡大。6月14日に2.060%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は2.402%に下値を拡大した。2013年2月13日終値の2.207%を上回り、次は2012年3月16日の2.442%に接近してきた。ここも突破するようであれば2011年10月27日終値の2.620%が下値目標値になる可能性がある。さらに、2011年2月10日終値ベースの安値の3.880%から2012年8月2日終値ベースの最高値1.437%までの金利低下幅の2.443%(3.880%−1.437%=2.443%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが2.370%であるが、相場はこの水準を21日に2.402%で引けて突破。次の半値戻しが2.658%であるが、これは2011年10月27日の2.620%と近い水準である。もし、ここも突破するようであれば61.8%戻しの2.946%前後への更なる相場下落の可能性もあると考えられるが、まずは2.460%で下げ止まれるかが重要なポイントと予測した。
相場は25日に2.536%に4日続落となったが、27日に2.427%に続伸。28日は2.441%に小幅反落したが、終値で2.450%以上を示現しない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。また、2.450%以上を示現すると、2.536%に対する終値ベースの二番底形成プロセスに入る可能性がある。しかし、米国を中心に30年債などの超長期債が底堅い展開となっていることや、売られすぎの状態であることなどから相場は徐々に下値固めの段階に入る展開を予測する。今回の反発の流れで上記の下値支持線の2012年3月16日の2.442%以下のゾーンにすでに回帰しており、次はその上の下値指示線である2013年2月13日終値の2.207%以下のゾーンへ回帰できるかが相場回復基調形成のための条件とみている。
上値:6月14日終値2.060%を下回り、2.059%以下で引けると→上値目標値:1.970%、1.940% 下値:6月25日終値2.536%を上回り、2.540%以上で引けると→下値目標値:2.620%、2.890% 中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%、2.460%、2.658%、2.946%

○日本国債先物9月限:6月28日終値:142.70(+0.01)
コメント: 相場は4月4日に6月限終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。相場は21日に141.89に続落後、23日に142.51に続伸。29日は141.58に下値を拡大したが、31日は142.32に続伸。5月15日終値141.89を下抜けしたが、元のレンジに回帰した形。引き続き下値圏でレンジを形成中であるが、徐々に下値固めから戻りを窺う展開に移行する展開を予測した。相場は6月3日に143.06に3日続伸後、4日に142.50に反落したが、7日に143.11に3日続伸し、買いシグナル。ただし、ザラ場で第四上値目標値の143.40を超える水準まで上昇後に反落して引けていることや、7日の欧米市場の急反落を受けて、反落を予測した。相場は6月限で10日に143.22に上昇後、11日は142.91に反落。9月限に移行し、12日に142.33に下落したが、14日に142.80に続伸。相場は今後、143円台を回復すると更なる戻り余地の拡大を予測したが、19日に142.99まで終値で上昇したものの、21日に142.10に続落し、売りシグナルとなった。しかし、その後、回復基調となり、28日は142.70に5日続伸。従来のゾーンに回帰し、揉み合いながらも底堅い展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:51.09、BB:143.14と142.03
上値:6月19日終値142.99を上回り、143.00以上で引けると→上値目標値:143.40、143.55、143.70、143.85 中長期上値ポテンシャル:144.45
下値:6月21日終値142.10を下回り、142.09以下で引けると→下値目標値:141.65、141.50、141.35、141.20

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外国為替相場のテクニカルコメント(6月28日) 

2013-06-30 21:34:46 | グローバル債券市場分析
○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   6月28日東京市場終了時点  

6月28日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは28日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、対豪ドルを除きドルが続伸。また、クロス円は、豪ドルを除く全ての通貨で反落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対主要通貨でドルが続伸。また、クロス円は英ポンドを除くすべての通貨で続伸(円安)となった。
28日の外国為替市場ではドルが主要通貨の過半数に対して上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事が9月の会合で緩和策縮小に関して決定を下す可能性があると言及したことが影響した。
円は対ドルで6日以来の安値に下落。この日は複数の米金融当局者が緩和策の見通しについて発言した。ユーロは一時の上昇分を失った。IMFによると、各国中銀が保有する外貨準備のうちユーロが占める比率は2004年以来で最小となった。
ドルは対円で0.8%上昇して1ドル=99円14銭。ドルは対ユーロでは0.2%上昇して1ユーロ=1.3010ドル。円はユーロに対して0.6%安の128円97銭。
米商品先物取引委員会(CFTC)が示したデータによると、先物 トレーダーは円が対ドルで下落するとの見方は4週連続で後退した。ヘッジファンドや大口投資家による円のネットショート(売り越し)は25日時点で6万1462枚と、前週の6万1890枚から減少した。
IMFによると今年1−3月の外貨準備のうち、ドルが占める比率は62.2%と、前四半期の61.2%から拡大した。一方、ユーロは23.7%と、前四半期の24.2%から縮小した。
IMFは今回初めてオーストラリア・ドルとカナダ・ドルの外貨準備の規模を発表した。それによると、両通貨合わせて約1940億ドルが外貨準備として保有されている。比率は豪ドルが全体の1.63%、カナダ・ドルが1.57%となった。
JPモルガン・チェースがまとめる主要7カ国(G7)通貨を基に算出されるボラティリティ指数は11.02%。24日は11.96%と、2012年1月以来の最高をつけた。
今後の外国為替相場は、引き続き日米の金融政策見通しを反映して、ドル円には短期的な上昇バイアスがかかりやすい展開が考えられる。また、連動性の高い日本の株式市場の回復もドル円の上昇要因となる可能性が高いとみている。一方、クロス円は豪ドル、NZドルが弱含み、ユーロ、英ポンド、北欧通貨などの欧州通貨は伸び悩みを予測する。
今週は1日に米国のISM製造業景況感指数や5日の米国雇用統計など重要な経済指標が続く。好調な結果の場合は、緩和策縮小が9月にも実施される観測を高め、ドルの上昇要因となる一方、中国の製造業PMIの低下や株式相場が下落した場合は、リスク回避の強まりからクロス円中心に下落基調を強め、ドル円の上値抑制要因になる可能性も考えられる。 
IMFは6月14日に、米経済に関する年次審査報告を公表し、刺激策を引き揚げるための「様々な手段」が当局にはあるとしても、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘している点や、日銀の委員が量的緩和を2年に限定する案を示したことは懸念材料で、円高圧力が再燃する可能性も残る状態と考えている。 
東京市場終値で98.40以上を示現するとドルの戻り余地を確認する展開が考えられるとコメントしたが、28日の東京市場終値(98.83)でこの水準を突破。28日の海外市場では99.14に上昇しているが、短期的にはドルの戻り余地を窺う展開が考えられる。最大で101.80〜102.40に上方修正する。
量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となる一方、グローバルな株式相場や商品相場の下落を通じてリスク回避になるため、ドル全面高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形も考えられる。
中長期的な見方では、豪ドルの下落基調が継続していることが新興国の需要減少や商品相場の低迷を反映しており、実体経済の著しい回復を伴わない中で、量的緩和策のみの株式相場の上昇を背景としたリスク選好の動きには限界があることを証明している。キャリートレードの解消が円高を招き、クロス円の軟化がドル円にも波及しており、ドル円は予想通り、100円を割り込み、一時93円台まで急落。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現し、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられるとコメントしたが、外国為替相場も短期的にはドル円で103.74を天井として、円の下値を達成した可能性が高いと考えられる。したがって、今回99.20〜100.60程度、拡大しても101.80〜102.40程度へのドル円の上昇があっても、103.74を上抜ける力は簡単ではないと予測する。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみていた。日本側のマネタリーベースは増加する一方で、米国側のマネタリーベースも依然として増大している。緩和策縮小があっても、構造的なドル余剰の状態に変化がないことから、103円台を再度示現しない限り、中長期的にドル円が上昇トレンドを継続する可能性は低いと予測。また、キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流は最終的にはドル高よりも円高に終結してきた事実があることなどから、対主要通貨での円安トレンドの継続は想定していない。中長期的な視点ではグローバルな景気再失速懸念を背景に円高方向に反転するリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 6月28日東京市場終値98.83(+0.64)、28日NY市場終値99.14(+0.79)
コメント:ドル円相場は、2011年10月18日東京市場終値75.84(ザラ場高値は2011年10月31日の75.35)を大底に反発に転じ、2012年3月15日東京市場終値83.74に上昇。その後下落基調を継続し、2012年9月28日に東京市場終値で77.58に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、2013年5月22日に終値で102.79(ザラ場高値は103.74)に上昇した。
しかし、5月23日以降はFRBの量的緩和策縮小への懸念を背景とした日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、下落基調に転換。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えていた。5月27日に101.01に3日続落後、5月28日に102.24に反発したが、5月30日に100.84に続落し、売りシグナル。相場は下落基調を継続し、6月7日は終値で96.59に下値を拡大。6月10日に98.39に反発したが、6月13日に94.22に大幅3日続落。6月14日終値の95.11への反発以降、95円台前半での推移が19日まで継続したが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から日米の金融政策の違いを背景に20日は98.10に大幅反発した。今後、東京市場終値で98.40以上を示現するとドルの戻り余地を確認する展開が考えられるが、量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となる一方、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、ドル全面高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形も考えられ、ドル円の上値も99.20〜100.60程度が戻りの限界と予測した。
相場は24日に98.33に上昇後、25日に97.41に反落。しかし、26日から再度ドルの上昇基調となり、28日は98.83に3日続伸し、買いシグナル。東京市場終値で98.60(98.40)を下回らない限り、ドルの戻り余地を試す展開を予測する。また、25日に97.41に下落したことで潜在的なドル上昇エネルギーが蓄積されたことや、98.30をネックラインとした逆ヘッドアンドショルダーにも見えることから102.40程度までのドルの上昇もありえると予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:49.47、BB:102.76と93.32
上値:6月28日に98.83で引け、6月24日東京市場終値98.33を上回り、ドル買いシグナル→上値目標値:99.20、99.50、99.80、100.10、100.60、101.20、101.80 中長期上値ポテンシャル:102.40、103.00、104.50
下値:6月25日東京市場終値97.41を下回り、97.39以下で引けると→下値目標値:96.50、96.20、95.60、95.00中長期下値ポテンシャル:96.80、95.00、91.70、89.20、88.80、85.80

○EUR/USD 6月28日東京市場終値1.3047(+0.0011)、28日NY市場終値1.3010(-0.0028)
コメント:ユーロドル相場は2000年10月26日のザラ場安値0.8230を大底に上昇基調に転換し、2008年7月15日のザラ場高値1.6088まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、1.50〜1.20を中心とした巨大なレンジを形成中で、相場は現在もその巨大なレンジの中にある。
相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628まで上昇し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。5月1日に1.3172に上昇後に反落。5月16日1.2861、5月23日1.2865、5月29日1.2863をレンジの下値とし、5月22日1.2935、5月27日1.2941をレンジの上限とした推移を続けたが、5月30日に1.2961に反発し、買いシグナル。1.2940〜1.2860のレンジを一旦上に抜ける形となった。相場は6月7日に1.3247に4日続伸。10日に1.3211に反落したが、11日に1.3269に反発し、買いシグナル。19日には1.3392に上昇した。しかし、21日に1.3224に続落。21日の海外市場では1.3112に下落しているが、今後、東京市場でも1.3210を下回る場合は、1.3090程度への下落を予測した。
相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が、三尊を形成しているようにも見えた。東京市場終値で1.3172を上回ったことから、逆三尊の可能性が強まったが、2月1日終値1.3628を上回る相場上昇となれば、中長期的なユーロドルの上値ポテンシャルは1.49程度まで拡大する可能性があるが、1.3628突破の可能性はかなり後退したことから、1.30前後の推移に戻る可能性が高いと予測した。
相場は24日に第一下値目標値の1.3120に対して、1.3111に3日続落。25日に1.3143に反発後、26日に1.3074に反落し、売りシグナル。27日は1.3036に続落した。28日は1.3047に反発したが、東京市場終値で1.3060以上を回復しない限り、ユーロの反落余地を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:40.20、BB:1.3457と1.2943
上値:6月25日東京市場終値1.3143を上回り、1.3150以上で引けると→上値目標値:1.3230、1.3260 中長期上値ポテンシャル:1.4900
下値:6月26日に1.3074で引け、6月24日東京市場終値1.3111を下回り、売りシグナル→下値目標値:1.3020、1.2990、1.2930 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043、1.0825

○EUR/JPY 6月28日東京市場終値128.93(+0.94)、28日NY市場終値128.97(+0.74)
コメント:ユーロ円相場は、2000年10月26日ザラ場安値88.97を大底に上昇基調に転換し、2008年7月23日ザラ場高値169.96まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、2012年7月24日ザラ場安値94.12、東京市場終値では2012年7月23日に94.32まで下落後はユーロ円の上昇トレンドが継続。2013年5月22日には132.96(ザラ場では133.80)に上昇した。
しかし、5月23日以降は下落基調に転換。6月7日には127.94に3日続落。相場は6月11日に130.26に続伸したが、6月13日は125.73に大幅続落。14日以降は反発基調に転じ、6月20日には129.73に反発。21日以降反落基調となり、26日には127.58に4日続落したが、28日に128.93に続伸した。ドル円の上昇とユーロドルの下落からユーロ円はレンジ形成の可能性があるが、右肩下がりの逆ヘッドアンドショルダーの可能性もあり、129.80や130.20の上値の壁を越えられるかが戻り拡大の条件となる展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:51.19、BB:130.98と125.81
上値:6月20日終値129.73を上回り、129.80以上で引けると→上値目標値:130.60、130.90、131.20、131.50 中長期上値ポテンシャル:133.40
下値:6月26日東京市場終値127.57を下回り、127.49以下で引けると→:下値目標値:126.60、126.30 中長期下値ポテンシャル:127.00、124.00、120.70、117.90

○GBP/JPY 6月28日東京市場終値150.74(+0.23)、28日NY市場終値150.826(+0.759)
コメント:ポンド円相場は2007年7月23日ザラ場高値251.140をピークに、リーマンショックによる大幅調整などから2009年1月23日にザラ場安値118.850まで下落。その後、2009年8月7日ザラ場高値163.090まで上昇したが、その後下落に転じ、2011年9月22日ザラ場安値116.842に下落。2012年1月13日ザラ場安値117.288に下落し、再度下値を確認。その後は2012年3月21日ザラ場高値133.493まで反発した。東京市場終値では2012年4月2日132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。
しかし、その後は上昇基調に転換し、5月10日には156.46(ザラ場は5月13日156.769)に上昇。5月21日東京市場終値の156.44で二番天井を形成後は下落基調に転換。6月13日は147.58に下落した。6月14日以降は反発に転じ、17日に149.30に反発後、19日に148.77に反落したが、20日に151.51に反発し、買いシグナル。21日は151.73に続伸。短期的な第二上値目標値151.60のゾーンに既に上昇しており、一旦調整を入れる展開を予測した。しかし、調整幅が大きくならなければ、再度戻り余地を試す展開を予測した。
相場は26日に150.34に3日続落。28日に150.74に続伸したが、東京市場終値で150.80以上を回復しない限り、ポンドの短期的な反落が終了したとはいえない状況とみている。一方、150.80以上を回復し、151.80以上を示現すれば、153.40程度への上昇の可能性も考えられ、短期的に正念場を迎えている。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:48.51、BB:153.686と147.791
上値:6月21日東京市場終値151.72を上回り、151.80以上で引けると→上値目標値:153.40、156.40 中長期上値ポテンシャル:157.00(5月13日156.769)
下値:6月19日東京市場終値148.77を下回り、148.59以下で引けると→:下値目標値:146.80、146.20 中長期下値ポテンシャル:148.00、143.20、139.80、135.20

○AUD/JPY 6月28日NY市場終値90.597(-0.625)
コメント:豪ドル円相場は2007年10月31日ザラ場高値107.873をピークに2008年10月24日ザラ場安値55.134まで暴落。2009年2月2日ザラ場安値55.560で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値105.433(終値では4月10日の105.201)まで上昇し、戻り高値更新となった。
しかし、その後は下落基調に転換。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となり、下落基調を継続。6月20日には89.477に下落した。6月21日は90.258に反発し、一旦、下値を確認した形となったが、NY市場終値で92.000以上を回復しない限り、87円台に向けた豪ドルの下落圧力の継続を予測した。
相場は27日に91.222に5日続伸したが、28日は90.597に反落。NY市場終値で91.000以上を回復しない限り、89.477に下抜けを試すバイアスが継続する展開を予測。ドル円の上昇があっても、対ドルでの豪ドル安が継続しており、引き続き87円台への下落を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:36.02、BB:96.042と87.408
上値:6月27日NY市場終値91.222を上回り、91.400以上で引けると→上値目標値:93.00、93.60、94.20 中長期上値ポテンシャル:94.80 
下値:6月20日NY市場終値89.477を下回り、89.399以下で引けると→:下値目標値:87.60 中長期下値ポテンシャル:87.60、85.20

○CAD/JPY 6月28日NY市場終値94.252(+0.389)
コメント:カナダドル円相場は2007年11月7日ザラ場高値125.575をピークに2009年1月21日ザラ場安値68.405まで暴落。2011年10月4日ザラ場安値72.160で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月13日ザラ場高値101.050(終値では100.752)まで上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。その後は下落基調に転換し、6月14日は92.546に下落した。6月19日に93.895に3日続伸したが、その後25日に93.025に4日続落。しかし、28日に94.252に3日続伸し、買いシグナル。NY市場終値で93.80を下回らない限り、戻り余地を試す展開を予測する。ただし、6月14日終値92.546と25日終値93.025で下値切り上げ型の形状となっており、経験則的に再度下値を試すリスクもあることや対ドルでカナダドルが下落基調を継続しており、注意が必要と考えている。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:45.21、BB:96.936と91.651上値:6月28日に94.252で引け、6月19日NY市場終値93.895を上回り、買いシグナル→上値目標値:95.60、96.20 中長期上値ポテンシャル:98.991
下値:6月25日NY市場終値93.025を下回り、92.999以下で引けると→下値目標値:91.20、90.60 中長期下値ポテンシャル:92.80、88.40、85.20

○SEK/JPY 6月28日NY市場終値14.804(+0.205)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2007年7月13日ザラ場高値18.467をピークに2009年3月6日ザラ場安値10.385まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値10.613で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値15.758(終値では15.690)まで上昇した。その後、4月26日に14.910に下落後、5月22日に終値で15.530まで反発したが、再度下落基調に転換。6月17日には終値で14.628に下落した。6月19日に14.943に反発したが、24日に14.449に3日続落。25日に14.563に反発後、26日に14.475に反落したが、27日に14.599に反発し、買いシグナル。28日は14.804に続伸した。相場は第二上値目標値の14.80に既に到達しており、一旦反落を入れる展開を予測する。ただし、調整幅が小幅であれば、上方のメジャードムーブの可能性があり、その後も戻りを拡大する可能性も残ると予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:48.78、BB:15.214と14.358上値:6月27日に14.599で引け、6月25日NY市場終値14.563を上回り、買いシグナル→上値目標値:14.74、14.80 中長期上値ポテンシャル:15.05
下値:6月26日NY市場終値14.475を下回り、14.459以下で引けると→下値目標値:14.28、14.22 中長期下値ポテンシャル:14.46、13.86

○NOK/JPY 6月28日NY市場終値16.3340(+0.0367)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2007年10月11日21.9412ピークに2009年1月15日ザラ場安値12.1777まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値12.6148で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月22日ザラ場高値17.8948(終値では17.7189)まで上昇した。しかし、その後は下落基調に転換し、6月14日は16.4861に下落。6月19日に16.7065に反発したが、6月20日に16.2204に急反落し、売りシグナル。24日は15.9299に大幅3日続落。25日に16.0629に反発後、26日に15.9987に反落したが、27日に16.2703に反発し、買いシグナル。28日は16.3340に続伸した。相場は第二上値目標値の16.30を若干上回る16.3340に既に到達しており、一旦反落を入れる展開を予測する。ただし、調整幅が小幅であれば、上方のメジャードムーブの可能性があり、その後も戻りを拡大する可能性も残ると予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:42.35、BB:17.3510と15.8042
上値:6月27日に16.2703で引け、6月25日NY市場終値16.0629を上回り、買いシグナル→上値目標値:16.24、16.30  中長期上値ポテンシャル:16.42、16.52
下値:6月26日NY市場終値15.9987を下回り、15.9799以下で引けると→下値目標値:15.80、15.74 中長期下値ポテンシャル:16.40、15.80、15.42

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株式相場、商品相場のテクニカルコメント(6月28日)

2013-06-30 21:33:35 | 各種テクニカル指標
○株式相場の上下トリガーポイントと上下目標値       6月28日各市場終了時点

 6月28日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 グローバル株式相場は週間ベースで見ると、日本が続伸、米国、英国、ドイツも反発した。
米国株式相場は、28日は反落し、週間の上げ幅を縮小した。金融当局者の緩和策に関する発言が相次ぎ、注目を集める中、四半期末の持ち高調整も見られた。S&P500種株価指数は月間で8カ月ぶりに下落した。S&P500種 株価指数は前日比0.4%安の1606.28で終了。ダウ工業株30種平均は114.89ドル(0.8%)下落し、14909.60ドルで終えた。米証券取引所全体の出来高はほぼ100億株と、3カ月平均を51%上回った。S&P500種は年初 から13%高と、半期としては1998年上半期(17%高)以来の大幅高となった。
S&P500種のセクター別 ではヘルスケア株と通信サービス株の下げが目立った。10業種のうち8業種が下げた。一方、エネルギー株と選択的消費株は上昇した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のスタイン理事は28日、バーナンキFRB議長が先週の記者会見で債券購入終了の目安として失業率7%前後に言及したのは、「労働市場の見通しが大幅に改善されるまで」というこれまでのあまり明瞭でない概念に「具体性を持たせる」ことを意図したものだったと解説した。
リッチモンド連銀のラッカー総裁は金融政策当局者がいつ、どのような形で緩和策を縮小するのか議論する間、市場は不安定な動きを続けるだろうと述べた。
欧州株式相場は、28日は反落し、週間の上昇分を縮小。米シカゴ地区の6月の製造業景況指数が市場の予想以上に低下したことが背景。指標のストックス欧州600指数は週間ベースで約2カ月ぶりの大幅高となった。
ストックス欧州600指数 は前日比0.5%安の285.02で終了。一時は0.4%上げた。週間ベースでは1.7%高と、6週間ぶりのプラス。月初来では5.3%安、年初来では1.9%高となっている。
28日の西欧市場では、18カ国中14カ国で主要株価指数が下落。一方、ギリシャのアテネ総合指数は2.5%上昇した。
今週のグローバル株式相場は、米国の量的緩和策縮小を巡る思惑を背景に引き続き乱高下の展開が予想される。最大の焦点は5日発表の6月分米雇用統計。非農業部門就業者数は約16万5千人と前月からやや鈍化するとの予想となっているが、事前予想を上回れば、米国景気好調による株価上昇とはならず、量的緩和策縮小の前倒し観測が強まることで株価の押し下げ要因となる可能性が考えられる。また、1日のISM製造業景況感指数や中国の製造業PMIも注目材料。
このところ、金融当局者の発言が相次いでいるが、見解に共通性が見られず、市場の火消しに繋がっていない。FRBの早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと考えられる。
キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流が続いており、今回の緩和策縮小による相場の調整基調が継続するリスクがあること、株式相場は夏場に向けて低調なパフォーマンスとなるアノマリーがあること、IMFの2014年の米経済成長率予想の引き下げ、中国の製造業PMI悪化の継続懸念、米国企業の第2四半期の業績悪化懸念などから、反落バイアスがさらに強まる可能性も考えられる。また、欧州株式相場は、欧州の景気低迷と高失業率、ギリシャの政治不透明感などを反映して、米国株式相場以上に大きく低迷するリスクがあると予測する。
  
○NYダウ工業株30種:6月28日終値14909.60(-114.89)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:46.63、BB:15404.01と14667.50
5月28日に15409.39に続伸し、最高値を更新後、6月5日終値14960.59と6月12日終値14995.23を下限としたレンジを形成。6月18日に15318.23に上昇したが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けて6月20日に14758.32に急反落。6月21日に14799.40に反発したが、24日に14659.56に反落。27日に15024.49に3日続伸したが、28日は14909.60に反落した。巨視的には終値で14900を下回らない限り、反発基調が継続するが、14900を下回ると24日終値14659.56に対する二番底を形成する可能性が高まると予測する。
上値:6月27日終値15024.49を上回り、15025.00以上で引けると→:上値目標値15065、15270 中長期上値ポテンシャル:15750、15900、16920
下値:6月24日終値14659.56を下回り、14654.99以下で引けると→:下値目標値14610、14595 中長期下値ポテンシャル:14500、14350、14200、13750

○S&P500 6月28日終値1606.28(-6.92)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:46.87、BB:1661.39と1576.15
5月21日に1669.16に上昇し、最高値を更新した。しかし、5月22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小を示唆する発言から軟化に転じ、6月24日は1649.60に3日続落。5月28日に1660.06に反発したが、5月31日に1630.74に下落し、売りシグナル。6月5日には第一下値目標値の1600.00に対して、1608.90に続落。6月7日に1643.38に続伸後、6月12日に1612.52に3日続落し、レンジの下限を形成。6月18日に1651.81に反発したが、19日のバーナンキFRB議長発言から急反落。24日は1573.09に反落幅を拡大。27日に1613.20に3日続伸したが、28日は1606.28に反落。終値で1600を下回らない限り、反発基調が継続するが、1600を下回ると24日終値1573.09に対する二番底を形成する可能性が高まると予測する。
上値:6月18日終値1651.81を上回り、1655.00以上で引けると→:上値目標値:1695、1700、1725 中長期上値ポテンシャル:1735
下値:6月24日終値1573.09を下回り、1569.99以下で引けると→:下値目標値1525、1510 中長期下値ポテンシャル:1530、1515、1490

○FTSE100 6月28日終値6215.47(-27.93)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:41.98、BB:6568.06と6030.79
5月2日に6460.71に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、22日には中長期上値ポテンシャルの6848に対して、6840.27に上昇し、最高値を更新。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから下落基調に転換。6月12日に6299.45に3日続落。6月18日に6374.21に反発したが、21日終値の6116.17まで大幅3日続落となった。終値で6130以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続すると予測する。相場は、終値ベースの高値6840.27からの差込幅(反落幅)が大きく、反発しても戻り売りに押される展開を予測したように、相場は5月28日の6762.21までの反発に終わり、6840.27の高値更新に失敗。逆に調整局面の継続となっている。4月18日終値6243.67や2月7日終値6228.42を下回る展開となれば、さらに下値を試す状態に発展すると予測したように相場は下値を探る展開となり、24日には6029.10に下落。27日に6243.70に3日続伸後、28日は6215.47に小幅反落した。終値で6530以上を回復し、6245以上を示現すれば戻り余地を試す展開となる一方、6530以上を回復できない場合は、24日終値の6029.10に対する二番底を確認する展開が考えられる。
上値:6月27日終値6243.40を上回り、6245.00以上で引けると→:上値目標値:6285、6300、6360 中長期上値ポテンシャル:6848、7060
下値:6月24日終値6029.10を下回り、6024.99以下で引けると→:下値目標値:5980、5895 中長期下値ポテンシャル:6340、6060、5729

○DAX 6月28日終値7959.22(-31.53)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:44.38、BB:8445.97と7732.32
3月14日に8058.37に上昇し、戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転じ、4月19日は7459.96に6日続落となった。しかし、その後は急速に切り返し、25日には7832.86に4日続伸。26日は7814.76に反落。しかし、29日に7873.50に反発し、買いシグナル。5月22日には8530.89に12日続伸し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日には8305.32に大幅続落。28日は8480.87に続伸後、29日は8336.58に反落。30日に8400.20に反発したが、31日は8348.84に反落。6月3日は8285.80に続落し、売りシグナル。6月6日には8098.81に大幅続落。7日は8254.68に反発。相場は高値圏でレンジを形成していたが、8300を割り込むと当面の天井の確認と反落余地を探る展開を予測した。8098.81は下値目標値8245以下を大きく下回る売られすぎのゾーンであり、下値目標値まで一旦戻した形となった。10日は8307.69に続伸したが、13日に8095.39に3日続落。14日は8127.96に反発した。相場は一旦8095近辺で下値を確認したが、続伸しても8305を上抜けできなければ下落圧力は残る展開を予測した。6月18日に8229.51に反発したが、6月21日終値の7789.24まで大幅3日続落となった。やや売られすぎの状態に入っており、7950程度への反発も考えられるが、戻りも鈍い展開を予測した。
 相場は24日に7692.45に4日続落後、27日に7990.75に3日続伸。28日は7959.22に反落した。終値で7970以上を回復し、7995以上を示現すれば戻り余地を試す展開となる一方、7970以上を回復できない場合は、24日終値の7692.45に対する二番底を確認する展開が考えられる。
上値:6月27日終値7990.75を上回り、7995.00以上で引けると→:上値目標値8035、8050 中長期上値ポテンシャル:9025
下値:6月24日終値7692.45を下回り、7689.99以下で引けると→:下値目標値:7645、7455 中長期下値ポテンシャル:7034、6947、6694

○日経平均 6月28日東京市場終値13677.32(+463.77)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:54.49、BB:13682.23と12531.00
6月28日終値:先物9月限:13680(+410)、現物:13677.32(+463.77)

6月28日に13677.32で引け、6月19日終値13245.22を上回り、買いシグナル点灯。
6月13日終値12445.38でとりあえずの下値を確認し、まずは14100を視野に強含みの展開を予測。巨視的には現物終値で13300を下回らない限り、戻り余地を試すバイアスが継続。6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けた欧米株式相場の動向が波乱要因も、引き続きドル円の上昇バイアスが支援材料。

○相場の森では、2012年11月19日に9153.20で引け、買いシグナル。上昇基調を継続し、2013年5月22日には終値で15627.26に上昇し、戻り高値を更新。しかし、6月7日には12877.53に反落幅を拡大。6月10日に13514.20に反発したが、13日に12445.38に3日続落。しかし、その後は反発基調となり、19日に13245.58に回復。26日に12834.01に反落も28日に13677.32に続伸し、買いシグナル。現物終値で13300を下回らない限り、相場の回復基調の継続を予測する。

○相場の林では、5月7日に14180.24で引け、買いシグナル。5月22日には15627.26に戻り高値を更新。その後は下落基調に転換し、6月7日は12877.53に3日続落。10日に13514.20に反発したが、13日は12445.38に3日続落。19日に13245.22に反発後、19日のバーナンキFRB議長発言を受けた欧米株式相場の下落から20日は13014.58に反落。しかし、21日は13230.13に反発。26日に12834.01に3日続落したが、28日に13677.32に続伸し、買いシグナル。現物終値で13550を下回らない限り、戻り余地を試す展開を予測する。

○相場の木では、5月7日に14160に反発し、買いシグナル。5月22日には15670に戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転換し、6月7日は12680に反落。6月10日に13620に急反発後、13日に中長期下値ポテンシャルの12400に対して、12450に3日続落。17日に13060に反発後、18日に13000に反落。19日に13260に反発後、20日に13030に反落したが、21日は13370に反発。26日に12780に3日続落したが、28日は13640に続伸し、買いシグナル。先物終値で13600を下回らない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。

相場の森:長期トリガーポイントと目標値
上値:6月28日に13677.32で引け、6月19日終値13245.22を上回り、買いシグナル→:上値目標値:14100、14400、14700、15000 中長期上値ポテンシャル:18100
下値:6月26日終値12834.01を下回り、12799.99以下で引けると→下値目標値:11900、11600、11300、11000 中長期下値ポテンシャル:10700、10400

相場の林:中期トリガーポイントと目標値
上値:6月28日に13677.32で引け、6月21日終値13230.13を上回り、買いシグナル→:上値目標値:13650、13800、13950 中長期上値ポテンシャル:14100、14250、14400
下値:6月26日終値12834.01を下回り、12799.99以下で引けると→:下値目標値:12350、12200 中長期下値ポテンシャル:12050、11900、10850、10150

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:6月28日に13640で引け、6月21日先物終値13370を上回り、買いシグナル→:上値目標値:13660、13840 中長期上値ポテンシャル:14080
下値:6月26日先物終値12780を下回り、12770以下で引けると→:下値目標値12600、12300 中長期下値ポテンシャル:12400、11370


○商品相場の上下トリガーポイントと上下目標値     6月28日各市場終了時点

6月28日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 商品相場は週間ベースでは、トウモロコシが続伸、WTI、大豆が反発、金、CRBが続落となった。
金先物相場は反発し、週間の下げ幅を縮小。宝飾品やコイン、延べ棒の需要増加の兆しを受けて、金直物相場は2年10カ月ぶり安値から持ち直し、1カ月ぶりの大幅高となった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比1%高の1オンス=1223.70ドルで終了。直物は、2.2%高の1227.05ドルと、5月20日以来の大幅上昇。一時は1180.50ドルと、2010年8月以来の安値をつけた。
原油先物相場は5日ぶりに下落。ドルが他の主要通貨に対して3週間ぶり高値に上昇したことが影響した。
6月の米消費者マインド指数は前月比で市場予想ほどには落ち込まなかった。スタイン連邦準備制度理事会(FRB)理事は資産購入についてコメントを発表。これらを受けてドル指数が上昇し、原油先物に売りが出た。週間、および月間ベースではプラス。四半期ベースでは0.7%の下落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日比49セント(0.50%)安の1バレル=96.56ドルで終了。一時は97.82ドルに上昇していた。週間では3.1%の値上がり。月間では5%高。
商品相場は、FRBの量的緩和策縮小懸念とそれに伴うネガティブなドル上昇、中国の状況や同国の銀行システム混乱への懸念、新興国の景気減速への不安、高水準の在庫の影響などを反映し、引き続き弱含みの推移を予測する。中長期的にみても、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、商品相場への悪影響が懸念される。キャリートレードの巻き戻しによるマネー逆流の動きも当面継続する可能性が高い。今回の早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと予測。新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などから商品相場の下落基調に変化はないと予測。短期的な反発があっても、長期的には実体経済の著しい改善がない限り、下落基調を継続する予測を維持する。また、代表的なCRB指数は需要の低迷とインフレ率の低下を背景に下落基調が継続する展開が考えられる。
 
○CRB 6月28日終値275.62(-1.73)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:29.94、BB:291.63と274.70
2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇後は、9月17日から軟化に転じ、11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。その後再度レンジを形成し、292〜293台で一進一退。1月14日に298.12に3日続伸し、買いシグナル。2月1日には第一上値目標値306に対して、305.07に回復。しかし、2月4日から軟化に転じ、3月6日は289.84に下落した。その後は反発基調となり、3月15日は296.44に回復。しかし、3月19日は293.13に続落し、その後も294台で推移。3月27日に298.17に上昇したが、28日から軟化に転じ、4月3日に289.77に4日続落し、売りシグナル。4月15日は第二下値目標値の281に対して、280.93に4日続落し、下値を拡大。16日に283.23に反発後、17日に280.88に反落したが、19日は283.19に続伸し、280の下抜けはとりあえず回避された形。23日に280.99に続落後、25日に287.13に反発し、買いシグナル。29日に289.44に上昇後、5月1日に283.27に反落したが、5月3日は290.17に続伸し、再度買いシグナル。9日に291.45に上昇したが、10日から軟化に転じ、31日は281.85に下落。しかし、6月3日から反発に転じ、7日は287.67に5日続伸。しかし、その後は286〜285で一進一退の状態が継続。19日に287.96に上昇したが、20日に279.57に急反落し、売りシグナル。28日は275.62に下落し、安値を更新した。相場は一段上のレンジの下限292近辺が重い一方、4月15日以降の下値ゾーンの280も下値が堅い状態であったが、今回280を下抜けしたことにより、終値で278以上を回復しない限り、下値余地を試す展開を予測する。
上値:6月19日終値287.96を上回り、288.00以上で引けると→:上値目標値:296、299 
下値:6月20日に279.57で引け、5月31日終値281.85を下回り、売りシグナル→:下値目標値:272、269 中長期下値ポテンシャル:268、259、250

○WTI 6月28日終値96.56(-0.49)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:54.28、BB:98.85と92.75
フィボナッチでは、2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面は2011年5月11日ザラ場高値114.83 で一旦ピークを迎え、2011年10月4日ザラ場安値74.95まで下落。その後、2012年3月1日にザラ場高値110.55まで反発。しかし、2012年6月28日にはザラ場安値77.28(終値では77.69)まで下落した。FRBのQE3発表に伴い、2012年9月14日にザラ場高値100.42まで上昇したが、その後は11月2日終値84.86と11月7日終値84.44をレンジの下限とし、12月10日に85.56に5日続落後は85〜86台で一進一退。12月20日に90.13に6日続伸し、買いシグナルとなったが、90ドル台で上値が重い展開が継続。1月2日に第一上値目標値の94に対して、93.12に上昇。1月28日の96.44から上昇バイアスが強まり、1月30日は第二上値目標値98ドルに対して、97.94に3日続伸。その後は軟化に転じ、3月4日には90.12に反落幅を拡大。3月5日から緩やかな回復基調に転じ、3月28日は97.23に5日続伸。しかし、4月1日から軟化に転じ、4月17日は86.68に下値を拡大。18日から反発基調に転じ、25日に93.64に6日続伸。29日に94.50に上昇後、5月1日に91.03に反落したが、5月3日に95.61に続伸し、買いシグナル。8日に96.62に上昇したが、14日に94.21に4日続落。20日に96.71に4日続伸したが、上値の重い状態が継続。下落基調を継続し、31日は91.97に下落。6月3日から反発に転じ、6月7日は96.03に3日続伸。その後95ドル台でもたついたが、14日に97.85に3日続伸し、買いシグナルとなったが、その後は21日の93.69まで3日続落。その後は反発に転じ、27日に97.05に4日続伸した。終値で95ドルを下回らない限り、再度98ドルの上抜けを試す展開ながら、95ドルを下回ると、21日終値93.69の下抜けを試す可能性が考えられる。
上値:6月18日終値98.44を上回り、99.00以上で引けると→:上値目標値:107、110
下値:6月21日終値93.69を下回り、92.99以下で引けると→:下値目標値:84、81
中長期下値ポテンシャル:49

○金 6月28日終値1223.70(+12.10)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:25.25、BB:1475.20と1209.08
2011年7月1日1482.60に下落後は上昇トレンドのアクセラレーションが起こり、第二上値目標値1875に対して、2011年8月22日に1888.70まで上昇(ザラ場高値は2011年9月6日の1920.70)した。しかし、その後は反落し、上値を1800、下値を1530とする大きなボックス圏を2013年4月9日まで継続。4月10日から軟化に転じ、4月15日は1360.60に暴落した。4月22日に1421.00に3日続伸したが、23日に1408.60に反落。しかし、25日に1461.80に続伸し、買いシグナル。4月30日に第一上値目標値1465に対して、1472.10に上昇。5月1日に1446.20に反落後、6日1468.00→7日1448.80→8日1473.70とレンジを形成。しかし、10日に1436.60に続落し、売りシグナル。17日には1363.70に7日続落。20日に1384.10に反発後、22日は1367.40に続落したが、23日に1391.80に反発。28日は1378.90に続落したが、30日は1411.50に続伸。しかし、31日は1392.62に反落。6月3日に1411.70に反発後、4日は1397.10に反落。6日に1415.70に続伸したが、7日に1383.00に急反落し、売りシグナル。11日に1377.00に下落後、12日に1391.80に反発したが、13日は1377.60に反落。18日は1366.60に下落し、売りシグナル。20日は第四下値目標値の1285に匹敵する1285.90に安値を更新した。相場は、4月15日終値1360.60と5月17日終値1364.70、さらに5月22日終値1367.40で二番底を確認した可能性が高いが、下値を切り上げる状態となっており、経験則的に再度下値を試すリスクが残っている状態と予測したが、それが実現した形となた。相場は27日に中長期第二下値目標値の1210に対して、1211.60に4日続落し、安値を更新。一時1200割れとなった。28日は1223.70に反発したが、終値で1225以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続する展開を予測する。また、多少の反発があっても、下方のメジャードムーブの可能性があり、下値不安は消えない状態と予測する。
上値:6月12日終値1391.80を上回り、1395.00以上で引けると→:上値目標値1435、1450 
下値:6月18日に1366.60で引け、6月11日終値1377.00を下回り、売りシグナル→:下値目標値1330、1315、1300、1285 中長期下値ポテンシャル:1270、1210、1195、1170

○トウモロコシ 6月28日終値679.25(+12.10)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:56.72、BB:681と642
2012年6月1日の551.50を底に反発基調に転じ、8月21日に831.25に5日続伸し、戻り高値を示現。しかし、その後は軟化に転じ、9月10日に781.00で引け、売りシグナル。9月18日は第一下値目標値の740に対して、740.00に下落。その後はレンジを形成し、2013年1月4日には680.25に下値を拡大。3月13日は741.25に反発も、3月15日は717.00に大幅続落。3月27日に735.25に戻りを伸ばしたが、28日は695.25に急反落し、売りシグナル。相場は上値切り下げ、下値切り上げの三角保ち合いレンジを形成し、エネルギーを溜める状態であったが、依然として745超の水準は上値が重く、8月21日終値831.25からの下落トレンドに位置している状態。まずは1月4日終値680.25の下抜けを目指して下値を試す展開と予測したが、相場は下落基調を継続し、4月5日には第三下値目標値625に対して、629.00に暴落した。下値達成から4月16日は663.25に回復したが、23日は638.50に反落幅を拡大。しかし、4月29日に684.00に回復し、買いシグナル。5月3日は699.50まで戻りを拡大。8日に675.00に3日続落後、13日に718.00に反発したが、15日に650.75に暴落し、売りシグナル。21日には640.00に下値を拡大。28日は666.50に反発したが、30日は654.25に反落。6月7日に666.25に回復後、13日に643.50に反落したが、14日は655.00に反発。19日に682.50に4日続伸したが、24日に653.25に3日続落。25日から反発に転じ、28日は679.25に4日続伸した。終値で685以上を示現すれば戻り余地を探る展開となる一方、4月5日の629.00への下落以降、下値切り上げ型のレンジを形成しており、下値を試すリスクは依然として残る状態と予測する。
上値:6月19日終値682.50を上回り、685.00以上で引けると→:上値目標値:725、740 
下値:6月13日終値653.25を下回り、649.99以下で引けると→:下値目標値:605、590、575、560 中長期下値ポテンシャル:602、595、572、550、460、317

○大豆 6月28日終値1564.50(+16.00)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:64.47、BB:1557と1491
2011年8月31日高値1456から下落基調を継続。12月14日は終値で1100.00、ザラ場安値1094.25まで下落した。しかし、その後は上昇基調を継続し、2012年9月4日には1771.00、
ザラ場高値1794.75に上昇した。しかし、9月5日から軟化に転じ、11月16日に1383.25まで下落。11月27日は1449.25に上昇し、買いシグナル。12月6日は第二上値目標値1490に対して、1491.25に4日続伸。その後はレンジを形成し、2013年3月11日に1514.75に3日続伸。1500台を回復したが、3月13日に1475.00に続落し、売りシグナル。19日は第三下値目標値1405に対して、1406.75に6日続落。27日に1453.75に反発したが、28日に1404.75に急反落し、売りシグナル。2011年11月以降形成したレンジの下限である1385前後を試す展開を予測したが、相場は4月5日に第一下値目標値1360に対して、1361.75に下値を拡大。しかし、4月8日以降は反発基調に転じ、18日は1430.50に3日続伸。24日に1404.00に反落後、29日は第一上値目標値1475に対して、1471.75に3日続伸。5月1日に1437.50に続落後、5月3日は1455.00に続伸。6日に1444.50に反落後、7日に1463.50に反発し、買いシグナル。14日には1524.50に戻りを拡大したが、15日に1412.75に暴落。23日は1499.50に6日続伸。24日は1476.25に反落したが、28日に1509.25に反発し、買いシグナル。6月3日に1532.50に上昇後、10日に1511.75に反落。12日に1540.75に続伸したが、13日は1510.25に反落。20日は1497.50に下落し、売りシグナル。21日は1493.25に続落となった。24日以降反発に転じ、27日は1548.50に3日続伸し、買いシグナル。28日は1564.50に4日続伸となった。終値で1550を下回らない限り、戻り余地を探る展開を予測する。次の上値の壁は1570をみている。
上値:6月27日に1548.50で引け、6月12日終値1540.75を上回り、買いシグナル→:上値目標値:1585、1600 中長期上値ポテンシャル:1550
下値:6月21日終値1493.25を下回り、1489.99以下で引けると→:下値目標値:1445、1430、1415、1400 中長期下値ポテンシャル:1369、1340

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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(6月21日)

2013-06-23 20:09:15 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      6月21日終値時点予測

6月21日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、週間ベースで、10年債では全ての主要市場で大幅反落。週間の10年債利回り変化幅は、米国+40.2bp、カナダ+32.6bp、豪州+39.3bp、ドイツ+21.1bp、英国+34.2bp。また、30年債も大幅反落。週間では米国+27.7bp、カナダ+22.7bp、ドイツ+14.2bp、英国+19.2bpとなった。
米国債券相場は10年債利回りが約2年ぶりに2.5%台に上昇。米金融当局は、経済成長が十分に加速し、資産購入を終了できると予想していることから、投資家の米国債の手仕舞い売りが継続した。
バーナンキFRB議長は19日のFOMC終了後の記者会見で、年内にも量的緩和を縮小させ始め、2014年年央には終了する可能性があると言及。相場はこれに大きく反応し、住宅ローンからコーポレートローンに至るまで、主要な証券利回りが大幅上昇となった。
 米国10年債利回りは前日比11.7bp上昇の2.532%。一時は2.55%と、2011年8月8日以来の最高を付けた。週間ベースでは40.2bp上昇と、2003年3月以来で最大の上昇となった。30年債利回りは7.0bp上昇の3.583%。一時は3.60%と、2011年9月以来の最高に上昇した場面もあった。週間では27.7bpと、2009年8月以来で最大の上昇となった。
10年債のタームプレミアム (期間に伴う上乗せ利回り)は0.27%と、2011年7月以来の高水準に上昇。タームプレミアムは今週に入って2011年10月以来で初めてプラスとなった。
市場関係者の調査によると、9月のFOMCで現行の月850億ドルの債券購入を200億ドル減らし、650億ドルにするとの予想が半分弱に達している。
FF金利先物動向によると、政策金利が2014年12月までに少なくとも0.25ポイント引き上げられる確率は54%と、5月初めの14%から上昇した。
トレーダーのインフレ見通しの指標となる10年債と同年限TIPSの利回り差(ブレークイーブンレート )は1.94ポイントと、2012年1月以来で最小だった。
米国債のボラティリティ(変動性)の指標とされるメリル・オプション・ボラティリティ・エスティメート(MOVE )指数は前日に103.73と、2011年11月以来の高水準となった。年初からの平均値は1日当たり62となっている。
欧州債券相場ではドイツ国債相場が続落。週間ベースでは5カ月で最大の下落となった。世界の主要中央銀行が刺激策を縮小するとの懸念の高まりを背景に、国債の需要が後退した。
ドイツ10年債利回りは2012年4月以来の高水準となった。ユーロ圏各国の国債も今週は軒並み大幅下落した。。バーナンキFRB議長が債券購入を2014年半ばまでに停止する可能性を示唆したことが背景。ギリシャ10年債利回りは11%台に乗せ、2カ月弱で最高となった。同国の連立政権に参加する民主左派が政権離脱を表明したことが影響した。
ドイツ10年債利回りは前日比6.0bp上昇の1.724%。一時は1.74%と、昨年4月26日以来の最高に達した。前週末比 では21.1bp上昇と、1月4日終了週以来の大幅な上昇となった。   
ギリシャ10年債は3日続落し、利回りは60.9bp上昇の11.115%。一時は11.64%まで上げ、4月29日以来の高水準を付けた。
英国債券相場は続落。10年債利回りは1年3カ月ぶりの高さとなった。週間ベースでは2009年1月以来の大幅上昇。利回りは11.0bp上昇し2.402%となり、2012年3月21日以来の高水準。前週末比では34.2bp上昇となった。
今週のグローバル債券相場は下値模索から下値確認の展開と予測する。当初の下値目処として、米国10年債で2.25%、ドイツ10年債で1.65%程度への相場下落の可能性を予測。実際にザラ場で2.25%と1.66%を示現後に反発し、それぞれ2.130%と1.513%に反発し、下値を固めた状態となっていたが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。売りが止まらない状態となっている。
米国10年債相場では、6月21日は2.532%に下値を拡大。相場は2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%も上回っており、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大の可能性がある。
また、2011年2月8日終値ベースの安値の3.739%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.388%までの金利低下幅の2.351%(3.739%−1.388%=2.351%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.563%、61.8%戻しが2.840%となっており、2.563%でも相場が下げ止まらない場合は、2.840%前後への更なる相場下落の可能性があると考えられる。21日は1.550%までザラ場で売られており、来週以降、この水準が注目される。
バーナンキ議長の発言で債券利回りのレンジが押し上げられ、依然として手仕舞い売りが続いている。2.5%台は一定の投資妙味がある水準と考えられるが、現在のような手仕舞い売りが続くと、売りが売りを呼ぶ状態となり、相場の先行きへの不透明感がさらに強まると考えられる。
世界的に各国国債への売り圧力が続いているが、緩和策の解除懸念は債券相場だけでなく、株式相場、商品相場すべてにマイナスであり、キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流は相場の水準感、下値目処など関係なくなる怖さがある。1998年のロシア危機、LTCM破綻の状況に似ている。 また、1994年のFRBの金融引き締めによる債券と株式の同時安も連想させる状態となっている。
米セントルイス連銀のブラード総裁は21日に、米金融当局が債券購入の縮小を示唆したことについて「タイミングが不適切」だとの見解を示した。量的緩和(QE)縮小計画を「示す前に、景気が強まりつつあり、インフレ率が目標水準に戻る道筋にあることを示す目に見えた兆候を待つのが、慎重なアプローチというものだろう」とのコメントを出し、バーナンキFRB議長の発言を批判した。今回のFOMCで、ハト派のブラード氏は、物価上昇率が、FRBが目標としている2%を下回っていることを警戒し、金融政策の現状維持に反対票を投じている。
 先週、IMFは米金融当局が毎月の大規模な債券購入を少なくとも年末までは継続するとの見通しを示した上で、金融市場の混乱を回避するために出口計画を慎重に運営するよう求めている。
IMFは米経済に関する年次審査報告を14日公表し、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘。IMFは2014年の米経済成長率見通しを2.7%とし、従来の3%から引き下げている。
FRBはタカ派的な見解で量的緩和策縮小を押し切ったが、バーナンキFRB議長が1月で退任する可能性があり、幕引きを意識している可能性が高い。
こうした早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、長期金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと予測する。
また、コアPCEデフレーターが低下し、インフレの兆候が見られない中での長期債利回りの上昇はファンダメンタルズ的に整合的でなく、過去の事例を見ても、その後に債券相場が反発基調を強める可能性が高いと予測する。

○米国10年:6 月21日 新指標銘柄2.532%(+0.117%)、旧指標銘柄2.497%(+0.120%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、0.479%の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、5月2日に1.626%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で2.229%に下値を拡大。相場は、2月4日ザラ場安値と3月11日終値ベースの安値である2.058%を終値で上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値2.166%も上回る相場下落となり、下値を模索するバイアスが継続。6月14日に2.130%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は2.532%に下値を拡大した。相場は2011年10月27日終値2.398%と2012年3月19日終値の2.378%も上回っており、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクがある。2011年2月8日終値ベースの安値の3.739%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.388%までの金利低下幅の2.351%(3.739%−1.388%=2.351%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.563%、61.8%戻しが2.840%となっており、2.563%でも相場が下げ止まらない場合は、2.840%前後への更なる相場下落の可能性があると考えられる。
上値:6月14日終値2.130%を下回り、2.124%以下で引けると→上値目標値:2.040%、2.010% 中長期上値ポテンシャル:1.890%
下値:6月19日に2.354%で引け、6月12日終値2.229%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.440%、2.560% 中長期下値ポテンシャル:2.250%、2.560%、2.840%

○米国30年:6月21日 新指標銘柄3.583%(+0.070)、旧指標銘柄3.575%(+0.071%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、0.635%の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、5月2日に2.821%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で3.370%に下値を拡大。相場は、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値ベースの安値の3.260%を上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値3.323%も上回る相場下落となり、更なる下値を模索するバイアスが継続してい。6月10日終値と12日終値の3.370%で二場底を確認し、6月14日に3.306%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は3.583%に下値を拡大した。相場は2011年10月27日終値3.456%と2012年3月19日終値の3.478%も上回っており、重要な下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクがある。2011年2月8日終値ベースの安値の4.766%から2012年7月24日終値ベースの最高値2.454%までの金利低下幅の2.312%(4.766%−2.454%=2.312%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが3.610%、61.8%戻しが3.882%となっており、3.610%でも相場が下げ止まらない場合は、3.882%前後への更なる相場下落の可能性があると考えられる。
上値:6月14日終値3.306%を下回り、3.304%以下で引けると→上値目標値:3.220%、3.190% 中長期上値ポテンシャル:3.130%、3.010% 
下値:6月19日に3.412%で引け、6月12日終値3.370%を上回り、売りシグナル→下値目標値:3.460%、3.490%、3.520% 中長期下値ポテンシャル:3.260%、3.610%、3.882%

○カナダ10年:6月21日 新指標銘柄2.444%(+0.121%)、旧指標銘柄2.362%(+0.125%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、0.395%の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、5月2日に1.670%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で2.207%に下値を拡大。相場は、2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回り、下値確認の状態となっていたが、6月4日終値2.082%も上回る相場下落となり、更なる下値模索のバイアスが続いたが、6月10日終値2.200%と6月12日終値2.207%で二番底を完成。買いシグナル転換で戻りを試す展開を予測。6月14日に2.118%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は2.444%に下値を拡大した。相場は2012年3月19日終値の2.287%を上回っており、2011年10月27日終値2.486%に接近。この水準を上回った場合は、重要な下値支持線も突破したこととなり、更なる調整幅拡大のリスクがある。2011年2月16日終値ベースの安値の3.499%から2012年7月24日終値ベースの最高値1.573%までの金利低下幅の1.926%(3.499%−1.573%=1.926%)を元に算出したフィボナッチの半値戻しが2.536%、61.8%戻しが2.763%となっており、2.536%でも相場が下げ止まらない場合は、2.763%前後への更なる相場下落の可能性があると考えられる。
上値:6月14日終値2.118%を下回り、2.109%以下で引けると→上値目標値:2.020%、1.990%、1.960% 中長期上値ポテンシャル:1.930%
下値:6月19日に2.250%で引け、6月12日終値2.207%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.290%、2.320%、 中長期下値ポテンシャル:2.190%、2.308%、2.536%、2.763% 

○豪州10年:6月21日終値3.755%(+0.122%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、0.683%の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、5月2日に3.033%にまで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月12日には終値で3.456%に下値を拡大。6月14日に3.362%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から世界の債券相場の暴落に連れ安。6月21日は3.755%に下値を拡大した。相場は3月14日終値3.684%を上回る相場下落となり、次の下値支持線である2012年3月21日終値4.282%を試す可能性がでてきた。2011年2月9日終値ベースの安値の5.750%から2012年6月4日終値ベースの最高値2.770%までの金利低下幅の2.980%(5.750%−2.770%=2.980%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが3.908%、半値戻しが4.260%となっており、3.908%でも相場が下げ止まらない場合は、上記の4.282%に近い4.260%前後への更なる相場下落の可能性があると考えられる。
上値:6月14日終値3.362%を下回り、3.359%以下で引けると→上値目標値:3.270%、3.240%  
下値:6月20日に3.633%で引け、6月12日終値3.456%を上回り、売りシグナル→下値目標値:3.540%、3.570%、3.640%、3.670% 中長期下値ポテンシャル:3.908%、4.260%、4.611%

○ドイツ10年:6月21日終値 新指標銘柄1.724%(+0.060%)、旧指標銘柄1.683%(+0.060%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、0.539%の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、5月2日には1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月10日には終値で1.600%に下値を拡大。6月14日に1.513%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は1.724%に下値を拡大した。ドイツ国債相場は米国、カナダなどの下値支持線がある2011年10月や2012年3月の水準よりはるかに上に位置している。重要なポイントは2012年9月14日終値1.705%と2013年1月30日終値1.710%の下値支持線を6月21日に1.724%で引けて上回ったことにある。この下値支持線も突破したことで更なる調整幅拡大のリスクがある。さらに2011年4月11日終値ベースの安値の3.489%から2013年5月2日終値ベースの最高値1.165%までの金利低下幅の2.324%(3.489%−1.165%=2.324%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが2.052%、半値戻しが2.327%となっている。次の下値目標値は1.860%であるが、1.860%でも相場が下げ止まらない場合は、まずは2.052%前後への更なる相場下落の可能性もあると考えられる。この2.052%は、2012年3月19日終値2.054%と同水準であり、且つ米国債の重要な下値支持線の一つである2013年3月19日と同じである。
上値:6月14日1.513%を下回り、1.509%以下で引けると→上値目標値:1.420%、1.390%
中長期上値ポテンシャル:1.360%、1.330%、1.300%、1.270%
下値:6月20日に1.664%で引け、6月10日終値1.600%を上回り、売りシグナル→下値目標値:1.690%、1.720%、1.750%、1.780% 中長期下値ポテンシャル:1.650%、1.860%、2.052%

○英国10年:6月21日終値2.402%(+0.110%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、0.526%の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後は上昇基調を継続し、5月2日に1.621%まで戻りを拡大した。しかし、その後は相場の下落基調に転換し、6月11日には終値で2.173%に下値を拡大。6月14日に2.060%に反発したが、6月19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から暴落。6月21日は2.402%に下値を拡大した。2月13日終値の2.207%を上回り、次は2013年3月16日の2.442%に接近してきた。ここも突破するようであれば2011年10月27日終値の2.620%が下値目標値になる可能性がある。さらに、2011年2月10日終値ベースの安値の3.880%から2012年8月2日終値ベースの最高値1.437%までの金利低下幅の2.443%(3.880%−1.437%=2.443%)を元に算出したフィボナッチの38.2%戻しが2.370%であるが、相場はこの水準を21日に2.402%で引けて突破。次の半値戻しが2.658%であるが、これは2011年10月27日の2.620%と近い水準である。もし、ここも突破するようであれば61.8%戻しの2.946%前後への更なる相場下落の可能性もあると考えられるが、まずは2.460%で下げ止まれるかが重要なポイントと予測する。
上値:6月14日終値2.060%を下回り、2.059%以下で引けると→上値目標値:1.970%、1.940% 下値:6月20日に2.292%で引け、6月11日終値2.173%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.260%、2.370% 中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%、2.460%、2.658%、2.946%

○日本国債先物9月限:6月14日終値:142.10(-0.48)
コメント: 相場は4月4日に6月限終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。相場は21日に141.89に続落後、23日に142.51に続伸。29日は141.58に下値を拡大したが、31日は142.32に続伸。5月15日終値141.89を下抜けしたが、元のレンジに回帰した形。引き続き下値圏でレンジを形成中であるが、徐々に下値固めから戻りを窺う展開に移行する展開を予測した。相場は6月3日に143.06に3日続伸後、4日に142.50に反落したが、7日に143.11に3日続伸し、買いシグナル。ただし、ザラ場で第四上値目標値の143.40を超える水準まで上昇後に反落して引けていることや、7日の欧米市場の急反落を受けて、反落を予測した。相場は6月限で10日に143.22に上昇後、11日は142.91に反落。9月限に移行し、12日に142.33に下落したが、14日に142.80に続伸。相場は今後、143円台を回復すると更なる戻り余地の拡大を予測したが、19日に142.99まで終値で上昇したものの、その後は21日に142.10に続落し、売りシグナル。終値で142.25以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。終値ベースの下値目標値は最大で141.40を予測する。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:42.22、BB:143.34と141.55
上値:6月19日終値142.99を上回り、143.00以上で引けると→上値目標値:143.40、143.55、143.70、143.85 中長期上値ポテンシャル:144.45
下値:6月21日に142.10で引け、6月12日終値142.33を下回り、売りシグナル→下値目標値:141.85、141.70、141.55、141.40
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○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   6月21日東京市場終了時点  

6月21日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは21日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、ドルが急反発。また、クロス円は、豪ドルを除く全ての通貨で反発(円安)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対主要通貨でドルが急反発。また、クロス円はノルウェークローネを除くすべての通貨で反発(円安)となった。
外国為替相場ではドルが主要通貨に対して3日続伸。バーナンキFRB議長が景気改善次第では緩和策を縮小するとの考えを示したことを背景にドル買いが進行、新興国市場の資産や商品相場が下落している。
ドルは対円で週間ベースでは2カ月ぶりの大幅高。エコノミスト調査によると、来週発表される米住宅価格指数や耐久財受注額は伸びが予想されている。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前日比0.6%高の1ドル=97円90銭。週間では3.8%高。ドルは対ユーロで0.7%高の1ユーロ=1.3122ドルと、6日以来の高値水準。円は対ユーロで0.1%高の1ユーロ=128円45銭。
主要6通貨に対するドルの動きを示すインターコンチネンタル取引所のドル指数は0.5%上げて82.318。同指数は19日に1%上昇した。同日はFOMCが債券購入ペースを月額850億ドルで維持し、「景気と労働市場の見通しに対する下振れリスクが(昨年)秋以降小さくなってきた」と指摘した。
ドル建て新興市場債の指標であるJPモルガン・チェースのEMBIグローバル指数は今週4.3%下げ、2008年10月以来最悪のリターンとなった。商品24銘柄で構成するスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)のGSCI指数はこの日1%安。前日は3.1%下げていた。米10年債利回りはこの日一時2.55%と、2011年8月以来の高水準となった。
市場の事前予想では、米商務省が25日発表する5月の製造業耐久財受注額は前月比で3%増加する見通し。同日発表の全米20都市を対象にした4月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、前年同月比10.6%上昇が見込まれている。
JPモルガン・チェースのグローバルFXボラティリティ指数は11.42%。一時は11.51%と、前日につけた2012年6月以来の高水準と並んだ。過去1年の平均は8.66%。
今後の外国為替相場は、日米の金融政策見通しを反映して、ドル円には短期的に上昇圧力がかかる可能性も考えられる。また、連動性の高い日本株の反発もドル円の上昇要因となっている。
 しかし、IMFは14日に、米経済に関する年次審査報告を公表し、刺激策を引き揚げるための「様々な手段」が当局にはあるとしても、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘している点や、先週、日銀の委員が量的緩和を2年に限定する案を示したことは新たな懸念で、円高圧力は残存する可能性が高いと考えられる。 
今後、東京市場終値で98.40以上を示現するとドルの戻り余地を確認する展開が考えられるが、量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となる一方、グローバルな株式相場や商品相場の下落を通じてリスク回避になるため、ドル全面高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形も考えられ、ドル円の上値も99.20〜100.60程度が戻りの限界と予測する。
中長期的な見方では、豪ドルの下落基調が継続していることが新興国の需要減少や商品相場の低迷を反映しており、実体経済の著しい回復を伴わない中で、量的緩和策のみの株式相場の上昇を背景としたリスク選好の動きには限界があることを証明している。キャリートレードの解消が円高を招き、クロス円の軟化がドル円にも波及しており、ドル円は予想通り、100円を割り込み、一時93円台まで急落。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現し、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられるとコメントしたが、外国為替相場も短期的にはドル円で103.74を天井として、円の下値を達成した可能性が高いと考えられる。したがって、今回99.20〜100.60程度のドル円の上昇があっても、103.74を上抜ける力は簡単ではないと予測する。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみていた。日本側のマネタリーベースは増加する一方で、米国側のマネタリーベースも依然として増大している。緩和策縮小があっても、構造的なドル余剰の状態に変化がないことから、103円台を再度示現しない限り、ドル円の上昇トレンドが継続する可能性は低いと予測。また、キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流は最終的にはドル高よりも円高に終結してきた事実があることなどから、円安トレンドの継続は想定していない。中長期的な視点ではグローバルな景気再失速懸念を背景に更なる円高方向に向かうリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 6月21日東京市場終値97.98(-0.12)、21日NY市場終値97.90(+0.62)
コメント:ドル円相場は、2011年10月18日東京市場終値75.84(ザラ場高値は2011年10月31日の75.35)を大底に反発に転じ、2012年3月15日東京市場終値83.74に上昇。その後下落基調を継続し、2012年9月28日に東京市場終値で77.58に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、2013年5月22日に終値で102.79(ザラ場高値は103.74)に上昇した。
しかし、5月23日以降はFRBの量的緩和策縮小への懸念を背景とした日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、下落基調に転換。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えられる。5月27日に101.01に3日続落後、5月28日に102.24に反発したが、5月30日に100.84に続落し、売りシグナル。相場は下落基調を継続し、6月7日は終値で96.59に下値を拡大。6月10日に98.39に反発したが、6月13日に94.22に大幅3日続落。6月14日終値の95.11への反発以降、95円台前半での推移が19日まで継続したが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言から日米の金融政策の違いを背景に20日は98.10に大幅反発した。今後、東京市場終値で98.40以上を示現するとドルの戻り余地を確認する展開が考えられるが、量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となる一方、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、ドル全面高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形も考えられ、ドル円の上値も99.20〜100.60程度が戻りの限界と予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:49.47、BB:102.76と93.32
上値:6月10日東京市場終値98.39を上回り、98.40以上で引けると→上値目標値:99.20、99.50、100.00、100.60 中長期上値ポテンシャル:103.00、104.50
下値:6月13日東京市場終値94.22を下回り、94.19以下で引けると→下値目標値:93.30中長期下値ポテンシャル:96.80、95.00、91.70、88.80、89.20、85.80

○EUR/USD 6月21日東京市場終値1.3224(-0.0001)、21日NY市場終値1.3112(-0.0098)
コメント:ユーロドル相場は2000年10月26日のザラ場安値0.8230を大底に上昇基調に転換し、2008年7月15日のザラ場高値1.6088まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、1.50〜1.20を中心とした巨大なレンジを形成中で、相場は現在もその巨大なレンジの中にある。
相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628まで上昇し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。5月1日に1.3172に上昇後に反落。5月16日1.2861、5月23日1.2865、5月29日1.2863をレンジの下値とし、5月22日1.2935、5月27日1.2941をレンジの上限とした推移を続けたが、5月30日に1.2961に反発し、買いシグナル。1.2940〜1.2860のレンジを一旦上に抜ける形となった。相場は6月7日に1.3247に4日続伸。10日に1.3211に反落したが、11日に1.3269に反発し、買いシグナル。19日には1.3392に上昇した。しかし、21日に1.3224に続落。21日の海外市場では1.3112に下落しているが、今後、東京市場でも1.3210を下回る場合は、1.3090程度への下落が考えられる。
相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が、三尊を形成しているようにも見えた。東京市場終値で1.3172を上回ったことから、逆三尊の可能性が強まったが、2月1日終値1.3628を上回る相場上昇となれば、中長期的なユーロドルの上値ポテンシャルは1.49程度まで拡大する可能性があるが、1.3628突破の可能性はかなり後退したことから、1.30前後の推移に戻る可能性が高いと予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:46.79、BB:1.3498と1.2853
上値:6月19日東京市場終値1.3392を上回り、1.3400以上で引けると→上値目標値:1.3480、1.3510 中長期上値ポテンシャル:1.4900
下値:6月10日東京市場終値1.3211を下回り、1.3209以下で引けると→下値目標値:1.3120、1.3090 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043、1.0825

○EUR/JPY 6月21日東京市場終値129.57(-0.16)、21日NY市場終値128.45(-0.16)
コメント:ユーロ円相場は、2000年10月26日ザラ場安値88.97を大底に上昇基調に転換し、2008年7月23日ザラ場高値169.96まで上昇。その後はリーマンショックによる大幅調整を経て、2012年7月24日ザラ場安値94.12、東京市場終値では2012年7月23日に94.32まで下落後はユーロ円の上昇トレンドが継続。2013年5月22日には132.96(ザラ場では133.80)に上昇した。
しかし、5月23日以降は下落基調に転換。6月7日には127.94に3日続落。6月11日に相場は6月11日に130.26に続伸したが、6月13日は125.73に大幅続落。14日以降は反発基調に転じ、6月20日には129.73に反発した。21日の海外市場では128.45に急反落して引けている。ドル円の上昇バイアスはあるが、ユーロドルの下落圧力が、ユーロ円の上値を抑える展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:47.56、BB:132.47と125.77
上値:6月11日終値130.26を上回り、130.30以上で引けると→上値目標値:131.10、131.40
中長期上値ポテンシャル:133.40
下値:6月13日東京市場終値125.73を下回り、125.69以下で引けると→:下値目標値:124.80 中長期下値ポテンシャル:127.00、124.00、120.70、117.90

○GBP/JPY 6月21日東京市場終値151.73(+0.22)、21日NY市場終値150.933(+0.046)
コメント:ポンド円相場は2007年7月23日ザラ場高値251.140をピークに、リーマンショックによる大幅調整などから2009年1月23日にザラ場安値118.850まで下落。その後、2009年8月7日ザラ場高値163.090まで上昇したが、その後下落に転じ、2011年9月22日ザラ場安値116.842に下落。2012年1月13日ザラ場安値117.288に下落し、再度下値を確認。その後は2012年3月21日ザラ場高値133.493まで反発した。東京市場終値では2012年4月2日132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。
しかし、その後は上昇基調に転換し、5月10日には156.46(ザラ場は5月13日156.769)に上昇。5月21日東京市場終値の156.44で二番天井を形成後は下落基調に転換。6月13日は147.58に下落した。6月14日以降は反発に転じ、17日に149.30に反発後、19日に148.77に反落したが、20日に151.51に反発し、買いシグナル。21日は151.73に続伸。短期的な第二上値目標値151.60のゾーンに既に上昇しており、一旦調整を入れる展開が考えられる。しかし、調整幅が大きくならなければ、再度戻り余地を試す展開が考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:47.83、BB:154.941と147.869
上値:6月20日に151.51で引け、6月17日東京市場終値149.30を上回り、買いシグナル→上値目標値:151.00、151.60 中長期上値ポテンシャル:157.00(5月13日156.769)
下値:6月19日東京市場終値148.77を下回り、148.59以下で引けると→:下値目標値:146.80、146.20 中長期下値ポテンシャル:148.00、143.20、139.80、135.20

○AUD/JPY 6月21日NY市場終値90.258(+0.781)
コメント:豪ドル円相場は2007年10月31日ザラ場高値107.873をピークに2008年10月24日ザラ場安値55.134まで暴落。2009年2月2日ザラ場安値55.560で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値105.433(終値では4月10日の105.201)まで上昇し、戻り高値更新となった。
しかし、その後は下落基調に転換。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となり、下落基調を継続。6月20日には89.477に下落した。6月21日は90.258に反発し、一旦、下値を確認した形となったが、NY市場終値で92.000以上を回復しない限り、87円台に向けた豪ドルの下落圧力の継続を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:32.09、BB:99.579と87.190
上値:6月13日NY市場終値91.929を上回り、92.000以上で引けると→上値目標値:93.60、94.20 
下値:6月20日NY市場終値89.477を下回り、89.399以下で引けると→:下値目標値:87.60 中長期下値ポテンシャル:87.60、85.20

○CAD/JPY 6月21日NY市場終値93.620(-0.047)
コメント:カナダドル円相場は2007年11月7日ザラ場高値125.575をピークに2009年1月21日ザラ場安値68.405まで暴落。2011年10月4日ザラ場安値72.160で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月13日ザラ場高値101.050(終値では100.752)まで上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。その後は下落基調に転換し、6月14日は92.546に下落した。6月19日に93.895に3日続伸したが、その後21日に93.620に小幅続落するなど戻りも鈍い状態となっている。終値で94.50以上が回復できていないことや対ドルでカナダドルが軟調地合いを継続していることから、下値は堅いものの、引き続き上値の重い展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:37.98、BB:99.024と91.653上値:6月10日NY市場終値96.887を上回り、97.000以上で引けると→上値目標値:98.60、99.20 中長期上値ポテンシャル:98.991
下値:6月14日NY市場終値92.546を下回り、92.399以下で引けると→下値目標値:90.60 中長期下値ポテンシャル:92.80、88.40、85.20

○SEK/JPY 6月21日NY市場終値14.682(-0.124)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2007年7月13日ザラ場高値18.467をピークに2009年3月6日ザラ場安値10.385まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値10.613で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年4月11日ザラ場高値15.758(終値では15.690)まで上昇した。その後、4月26日に14.910に下落後、5月22日に終値で15.530まで反発したが、再度下落基調に転換。6月17日には終値で14.628に下落した。6月19日に14.943に反発したが、21日に14.682に続落するなど戻りも鈍い展開となっている。NY市場終値で14.740以上を回復しない限り、下値余地を試すバイアスの継続を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:40.48、BB:15.420と14.480上値:6月19日NY市場終値14.943を上回り、14.960以上で引けると→上値目標値:15.12、15.18 中長期上値ポテンシャル:15.42
下値:6月17日NY市場終値14.628を下回り、14.619以下で引けると→下値目標値:14.44、14.38 中長期下値ポテンシャル:14.46、13.86

○NOK/JPY 6月21日NY市場終値16.1590(-0.0614)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2007年10月11日21.9412ピークに2009年1月15日ザラ場安値12.1777まで暴落。2012年6月1日ザラ場安値12.6148で二番底を形成後は、大きな上昇トレンドに転換し、2013年5月22日ザラ場高値17.8948(終値では17.7189)まで上昇した。しかし、その後は下落基調に転換し、6月14日は16.4861に下落。6月19日に16.7065に反発したが、6月20日に16.2204に急反落し、売りシグナル。21日は16.1590に続落した。NY市場終値で16.2000以上を回復しない限り、下値を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:31.78、BB:17.5581と16.1550
上値:6月19日NY市場終値16.7015を上回り、116.70以上で引けると→上値目標値:16.88、16.94 中長期上値ポテンシャル:17.00、17.06
下値:6月20日に16.2204で引け、6月14日NY市場終値16.4861を下回り、売りシグナル→下値目標値:16.18 中長期下値ポテンシャル:16.40、15.80、15.42

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株式相場、商品相場のテクニカルコメント(6月21日)

2013-06-23 20:08:00 | 各種テクニカル指標
○株式相場の上下トリガーポイントと上下目標値       6月21日各市場終了時点

 6月21日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 グローバル株式相場は週間ベースで見ると、日本が反発したが、米国、英国、ドイツが続落となった。
米国株式相場は、21日は反発し、週間の下げ幅を若干縮小した。20日の大幅安からの反動買いが優勢となった。バーナンキFRB議長が段階的な緩和策縮小を示唆したことで、S&P500種株価指数は前日、2011年11月以降で最大の下げとなった。
S&P500種の業種別10指数では生活必需品や公益、ヘルスケア関連の指数の伸びが目立った一方、テクノロジーや資源株の指数は下落した。大型株ではプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やコカ・コーラが上昇。オラクルは大幅安。売上高が2四半期連続で市場予想を下回ったことが嫌気された。
S&P500種株価指数は前日比0.3%高の1592.43。この日は上げ下げを繰り返す展開だった。ダウ工業株30種平均は41.08ドル(0.3%)上げて14799.40ドル。米証券取引所全体の売買高は約107億株と、11年10月以来の高水準。個別株と指数の先物およびオプションの清算日が重なる「クアドルプルウィッチング」に当たったことが背景にある。ウィッチングの日は、ボラティリティ(変動性)も通常より高まる傾向がある。
S&P500種は前日2.5%下落。米金融当局が刺激策の段階的縮小を示唆したことに反応し、世界的に株価が下落した。量的緩和の縮小懸念を背景に、S&P500種は5月21日に付けた高値から4.6%下落している。
S&P500種の下げに備えたオプションのコストを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX )は7.8%下落の18.90。前日は23%上昇し20.49と、終値ベースで昨年12月28日以来の高水準となっていた。
欧州株式相場は下落。ギリシャ民主左派の連立政権離脱が嫌気された。また米金融緩和策の今後を警戒する動きも影響した。ストックス欧州600指数は4日続落し、週間ベースでは13カ月で最大の下げとなった。
ギリシャ・ナショナル銀行が大幅安。ギリシャの株式相場は昨年10月以降で最大の下げとなった。ドイツのSAPも安い。同業の米オラクルが示した四半期利益見通しが、アナリスト予想の下限だったことに反応した。グループ・ユーロトンネルも安い。証券会社による投資判断引き下げが嫌気された。
ストックス欧州600 指数は前日比1.2%安の280.4で終了。週間では3.7%下落し、これで5週続落となった。この日の西欧市場では、取引が行われた16カ国中14カ国で主要株価指数が下落した。
今週の株式相場は、引き続き調整色が強まる可能性が考えられる。米国では4月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が発表されるが、米長期金利の上昇による住宅市場の冷え込みが懸念される中、住宅価格の上昇基調を維持できるか警戒的にみている。FRBの早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと考えられる。
キャリートレードの巻き戻しによるマネーの逆流が続いており、今回の緩和策縮小による相場の調整基調が継続するリスクがあること、株式相場は夏場に向けて低調なパフォーマンスとなるアノマリーがあること、IMFの2014年の米経済成長率予想の引き下げ、中国PMIの悪化の継続懸念、米国企業の第2四半期の業績悪化懸念などから、反落バイアスがさらに強まる可能性も考えられる。また、欧州株式相場は、欧州の景気低迷と高失業率、ギリシャの政治不透明感などを反映して、米国株式相場以上に低迷するリスクがあると予測する。
  
○NYダウ工業株30種:6月21日終値14799.40(+41.08)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:41.01、BB:15480.26と14810.38
5月28日に15409.39に続伸し、最高値を更新後、6月5日終値14960.59と6月12日終値14995.23を下限としたレンジを形成。6月18日に15318.23に上昇したが、19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けて6月20日に14758.32に急反落。6月21日に14799.40に反発したが、巨視的には終値で14900以上を回復しない限り、まずは14500を目指して反落余地を探る展開を予測する。
上値:6月18日終値15318.23を上回り、15320.00(15350.00)以上で引けると→:上値目標値15360、15468 中長期上値ポテンシャル:15750、15900、16920
下値:6月20日終値14758.32を下回り、14754.99以下で引けると→:下値目標値14710、14235 中長期下値ポテンシャル:14500、14350、13750

○S&P500 6月21日終値1592.43(+4.24)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:40.80、BB:1669.70と1593.78
5月21日に1669.16に上昇し、最高値を更新した。しかし、5月22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小を示唆する発言から軟化に転じ、6月24日は1649.60に3日続落。5月28日に1660.06に反発したが、5月31日に1630.74に下落し、売りシグナル。6月5日には第一下値目標値の1600.00に対して、1608.90に続落。6月7日に1643.38に続伸後、6月12日に1612.52に3日続落し、レンジの下限を形成。6月18日に1651.81に反発したが、19日のバーナンキFRB議長発言から急反落。20日は1588.19に葉なんら区幅を拡大した。終値で1600以上を回復しない限り、下値余地を試す展開を予測する。
上値:6月18日終値1651.81を上回り、1655.00以上で引けると→:上値目標値:1695、1700、1725 中長期上値ポテンシャル:1735
下値:6月20日に1588.19で引け、6月12日終値1612.52を下回り、売りシグナル→:下値目標値1565、1550 中長期下値ポテンシャル:1530、1515、1490

○FTSE100 6月21日終値6116.17(-43.34)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:28.92、BB:6759.51と6092.17
5月2日に6460.71に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、22日には中長期上値ポテンシャルの6848に対して、6840.27に上昇し、最高値を更新。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから下落基調に転換。6月12日に6299.45に3日続落。6月18日に6374.21に反発したが、21日終値の6116.17まで大幅3日続落となった。終値で6130以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続すると予測する。相場は、終値ベースの高値6840.27からの差込幅(反落幅)が大きく、反発しても戻り売りに押される展開を予測したように、相場は5月28日の6762.21までの反発に終わり、6840.27の高値更新に失敗。逆に調整局面の継続となっている。4月18日終値6243.67や2月7日終値6228.42を下回る展開となれば、さらに下値を試す状態に発展すると予測したように相場は、現在下値を探る展開となっている。
上値:6月18日終値6374.21を上回り、6375.00以上で引けると→:上値目標値:6415、6430、6445、6460 中長期上値ポテンシャル:6848、7060
下値:6月20日に6159.51で引け、6月12日終値6299.45を下回り、売りシグナル→:下値目標値:6126、6050 中長期下値ポテンシャル:6340、6060、5729

○DAX 6月21日終値7789.24(-139.24)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:32.48、BB:8530.75と7903.05
3月14日に8058.37に上昇し、戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転じ、4月19日は7459.96に6日続落となった。しかし、その後は急速に切り返し、25日には7832.86に4日続伸。26日は7814.76に反落。しかし、29日に7873.50に反発し、買いシグナル。5月22日には8530.89に12日続伸し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日には8305.32に大幅続落。28日は8480.87に続伸後、29日は8336.58に反落。30日に8400.20に反発したが、31日は8348.84に反落。6月3日は8285.80に続落し、売りシグナル。6月6日には8098.81に大幅続落。7日は8254.68に反発。相場は高値圏でレンジを形成していたが、8300を割り込むと当面の天井の確認と反落余地を探る展開を予測した。8098.81は下値目標値8245以下を大きく下回る売られすぎのゾーンであり、下値目標値まで一旦戻した形となった。10日は8307.69に続伸したが、13日に8095.39に3日続落。14日は8127.96に反発した。相場は一旦8095近辺で下値を確認したが、続伸しても8305を上抜けできなければ下落圧力は残る展開を予測した。6月18日に8229.51に反発したが、6月21日終値の7789.24まで大幅3日続落となった。やや売られすぎの状態に入っており、7950程度への反発も考えられるが、戻りも鈍い展開を予測する。
上値:6月13日終値8229.51を上回り、8230.00以上で引けると→:上値目標値8270、8285、8300、8315 中長期上値ポテンシャル:9025
下値:6月20日に7928.48で引け、6月13日終値8095.39を下回り、売りシグナル→:下値目標値:8020、7945、7795 中長期下値ポテンシャル:7034、6947、6694

○日経平均 6月21日東京市場終値13230.13(+215.55)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:46.88、BB:14321.49と12330.52
6月21日終値:先物9月限:13370(+340)、現物:13230.13(+215.55)

6月13日終値12445.38でとりあえずの下値を確認。19日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けたリスク回避から欧米株式相場の波乱が続くが、ドル円の強含みが支援材料。巨視的には現物終値で13600以上を回復すると再度上値を試す展開が考えられるが、もう少し日柄調整的なレンジ形成が必要。

○相場の森では、2012年11月19日に9153.20で引け、買いシグナル。上昇基調を継続し、2013年5月22日には終値で15627.26に上昇し、戻り高値を更新。しかし、6月7日には12877.53に反落幅を拡大。6月10日に13514.20に反発したが、13日に12445.38に3日続落。しかし、その後は反発基調となり、19日に13245.58に回復。現物終値で12900を下回らない限り、反発バイアスが継続する展開を予測する。

○相場の林では、5月7日に14180.24で引け、買いシグナル。5月22日には15627.26に戻り高値を更新。その後は下落基調に転換し、6月7日は12877.53に3日続落。10日に13514.20に反発したが、13日は12445.38に3日続落。19日に13245.22に反発後、19日のバーナンキFRB議長発言を受けた欧米株式相場の下落から20日は13014.58に反落。しかし、21日は13230.13に反発した。現物終値で13250以上を回復すると戻りを試す展開が考えられるが、13500台や13700台が壁となる展開を予測する。

○相場の木では、5月7日に14160に反発し、買いシグナル。5月22日には15670に戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転換し、6月7日は12680に反落。6月10日に13620に急反発後、13日に中長期下値ポテンシャルの12400に対して、12450に3日続落。17日に13060に反発後、18日に13000に反落。19日に13260に反発後、20日に13030に反落したが、21日は13370に反発し、買いシグナル。先物終値で13320を下回らない限り、戻り余地を窺う展開を予測する。

相場の森:長期トリガーポイントと目標値
上値:6月10日終値13514.20を上回り、13600.00以上で引けると→:上値目標値:14400、14700 中長期上値ポテンシャル:18100
下値:6月13日終値12445.38を下回り、12399.99以下で引けると→下値目標値:11700、11500、11200 中長期下値ポテンシャル:10900、10600

相場の林:中期トリガーポイントと目標値
上値:6月19日終値13245.22を上回り、13250.00以上で引けると→:上値目標値:13650、13800、13950 中長期上値ポテンシャル:14100、14250、14400
下値:6月20日終値13014.58を下回り、12999.99以下で引けると→:下値目標値:12550、12400 中長期下値ポテンシャル:12050、10850、10150

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:6月21日に13370で引け、6月19日先物終値13260を上回り、買いシグナル→:上値目標値:13440、13500、13560、13620 中長期上値ポテンシャル:13880、13980
下値:6月20日先物終値13030を下回り、13010以下で引けると→:下値目標値12840、12780、13720、12660 中長期下値ポテンシャル:12400、11370


○商品相場の上下トリガーポイントと上下目標値     6月21日各市場終了時点

6月21日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 商品相場は週間ベースでは、トウモロコシが反発したが、WTI、金が反落、CRB、大豆が続落となった。
金先物相場は押し目買いで反発し、週間の下げ幅を縮小した。前日は6.4%下落し、2010年以来の安値となっていた。週間ベースでは4月以来の大幅安を記録。バーナンキFRB議長が今週、緩和策の縮小に言及したことが背景にある。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比0.5%高の1オンス=1292ドルで終了。週間では6.9%下落。
原油先物相場は3日続落。2週間ぶりの安値を付けた。ドルの上昇を嫌気して売りが優勢になった。FOMCが9月に月間の債券購入額を減らすとの見通しや、中国の流動性逼迫で同国の経済成長が抑制されるとの懸念がドル高につながった。
原油相場は週間ベースで3週間ぶりに下落。ドル指数は2週間ぶりの高水準に達した。前日には中国の1日物レポ金利が過去最高を記録し、中国人民銀行(中央銀行)が流動性を供給せざるを得なくなるとの思惑が高まった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物8月限は前日比1.45ドル(1.52%)安の1バレル=93.69ドルで終了。終値としては4日以来の安値となった。
商品相場は、FRBの量的緩和策縮小、中国の状況や同国の銀行システム混乱への懸念、新興国の景気減速への不安、高水準の在庫の影響などを反映し、引き続き軟調な推移を予測する。中長期的にみても、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、商品相場への悪影響が懸念される。キャリートレードの巻き戻しによるマネー逆流の動きも当面継続する可能性が高い。今回の早すぎる出口戦略の実施は、リスク資産の下落を通じた逆資産効果、金利上昇による住宅市場の冷え込みなどを通じて米国経済の再失速をもたらす可能性が高いと予測。新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などから商品相場の下落トレンドに変化はないと予測。短期的な反発があっても、長期的には実体経済の著しい改善がない限り、大きな下落トレンドを継続する予測を維持する。
 
○CRB 6月21日終値278.08(-1.49)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:31.95、BB:289.82と280.05
2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇後は、9月17日から軟化に転じ、11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。その後再度レンジを形成し、292〜293台で一進一退。1月14日に298.12に3日続伸し、買いシグナル。2月1日には第一上値目標値306に対して、305.07に回復。しかし、2月4日から軟化に転じ、3月6日は289.84に下落した。その後は反発基調となり、3月15日は296.44に回復。しかし、3月19日は293.13に続落し、その後も294台で推移。3月27日に298.17に上昇したが、28日から軟化に転じ、4月3日に289.77に4日続落し、売りシグナル。4月15日は第二下値目標値の281に対して、280.93に4日続落し、下値を拡大。16日に283.23に反発後、17日に280.88に反落したが、19日は283.19に続伸し、280の下抜けはとりあえず回避された形。23日に280.99に続落後、25日に287.13に反発し、買いシグナル。29日に289.44に上昇後、5月1日に283.27に反落したが、5月3日は290.17に続伸し、再度買いシグナル。9日に291.45に上昇したが、10日から軟化に転じ、31日は281.85に下落。しかし、6月3日から反発に転じ、7日は287.67に5日続伸。しかし、その後は286〜285で一進一退の状態が継続。19日に287.96に上昇したが、20日に279.57に急反落し、売りシグナル。21日は278.08に続落となった。相場は一段上のレンジの下限292近辺が重い一方、4月15日以降の下値ゾーンの280も下値が堅い状態であったが、今回280を下抜けしたことにより、終値で281以上を回復しない限り、下値余地を探る展開を予測する。
上値:6月19日終値287.96を上回り、288.00以上で引けると→:上値目標値:296、299 
下値:6月20日に279.57で引け、5月31日終値281.85を下回り、売りシグナル→:下値目標値:272、269 中長期下値ポテンシャル:268、259、250

○WTI 6月21日終値93.69(-1.71)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:43.16、BB:98.87と91.56
フィボナッチでは、2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面は2011年5月11日ザラ場高値114.83 で一旦ピークを迎え、2011年10月4日ザラ場安値74.95まで下落。その後、2012年3月1日にザラ場高値110.55まで反発。しかし、2012年6月28日にはザラ場安値77.28(終値では77.69)まで下落した。FRBのQE3発表に伴い、2012年9月14日にザラ場高値100.42まで上昇したが、その後は11月2日終値84.86と11月7日終値84.44をレンジの下限とし、12月10日に85.56に5日続落後は85〜86台で一進一退。12月20日に90.13に6日続伸し、買いシグナルとなったが、90ドル台で上値が重い展開が継続。1月2日に第一上値目標値の94に対して、93.12に上昇。1月28日の96.44から上昇バイアスが強まり、1月30日は第二上値目標値98ドルに対して、97.94に3日続伸。その後は軟化に転じ、3月4日には90.12に反落幅を拡大。3月5日から緩やかな回復基調に転じ、3月28日は97.23に5日続伸。しかし、4月1日から軟化に転じ、4月17日は86.68に下値を拡大。18日から反発基調に転じ、25日に93.64に6日続伸。29日に94.50に上昇後、5月1日に91.03に反落したが、5月3日に95.61に続伸し、買いシグナル。8日に96.62に上昇したが、14日に94.21に4日続落。20日に96.71に4日続伸したが、上値の重い状態が継続。下落基調を継続し、31日は91.97に下落。6月3日から反発に転じ、6月7日は96.03に3日続伸。その後95ドル台でもたついたが、14日に97.85に3日続伸し、買いシグナルとなったが、その後は21日の93.69まで3日続落。終値で96ドル以上を回復しない限り、5月31日終値91.97の下抜けを試す可能性が考えられる。1月以降、終値で98ドル台に乗せることに失敗しており、この水準からが正念場であるとコメントしたが、今回91ドルを下回るとまずは84〜86ドルのゾーンを試す可能性が高まる。
上値:6月18日終値98.44を上回り、99.00以上で引けると→:上値目標値:107、110
下値:5月31日終値91.97を下回り、90.99以下で引けると→:下値目標値:82、79
中長期下値ポテンシャル:49

○金 6月21日終値1291.60(+5.70)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:30.03、BB:1444.75と1313.97
2011年7月1日1482.60に下落後は上昇トレンドのアクセラレーションが起こり、第二上値目標値1875に対して、2011年8月22日に1888.70まで上昇(ザラ場高値は2011年9月6日の1920.70)した。しかし、その後は反落し、上値を1800、下値を1530とする大きなボックス圏を2013年4月9日まで継続。4月10日から軟化に転じ、4月15日は1360.60に暴落した。4月22日に1421.00に3日続伸したが、23日に1408.60に反落。しかし、25日に1461.80に続伸し、買いシグナル。4月30日に第一上値目標値1465に対して、1472.10に上昇。5月1日に1446.20に反落後、6日1468.00→7日1448.80→8日1473.70とレンジを形成。しかし、10日に1436.60に続落し、売りシグナル。17日には1363.70に7日続落。20日に1384.10に反発後、22日は1367.40に続落したが、23日に1391.80に反発。28日は1378.90に続落したが、30日は1411.50に続伸。しかし、31日は1392.62に反落。6月3日に1411.70に反発後、4日は1397.10に反落。6日に1415.70に続伸したが、7日に1383.00に急反落し、売りシグナル。11日に1377.00に下落後、12日に1391.80に反発したが、13日は1377.60に反落。18日は1366.60に下落し、売りシグナル。20日は第四下値目標値の1285に匹敵する1285.90に安値を更新した。相場は、4月15日終値1360.60と5月17日終値1364.70、さらに5月22日終値1367.40で二番底を確認した可能性が高いが、下値を切り上げる状態となっており、経験則的に再度下値を試すリスクが残っている状態と予測したが、それが実現した形となっている。今後、終値で1300以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続する展開を予測する。
上値:6月12日終値1391.80を上回り、1395.00以上で引けると→:上値目標値1435、1450 
下値:6月18日に1366.60で引け、6月11日終値1377.00を下回り、売りシグナル→:下値目標値1330、1315、1300、1285 中長期下値ポテンシャル:1270、1210、1195、1170

○トウモロコシ 6月21日終値661.75(-11.50)
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:49.02、BB:679と643
2012年6月1日の551.50を底に反発基調に転じ、8月21日に831.25に5日続伸し、戻り高値を示現。しかし、その後は軟化に転じ、9月10日に781.00で引け、売りシグナル。9月18日は第一下値目標値の740に対して、740.00に下落。その後はレンジを形成し、2013年1月4日には680.25に下値を拡大。3月13日は741.25に反発も、3月15日は717.00に大幅続落。3月27日に735.25に戻りを伸ばしたが、28日は695.25に急反落し、売りシグナル。相場は上値切り下げ、下値切り上げの三角保ち合いレンジを形成し、エネルギーを溜める状態であったが、依然として745超の水準は上値が重く、8月21日終値831.25からの下落トレンドに位置している状態。まずは1月4日終値680.25の下抜けを目指して下値を試す展開と予測したが、相場は下落基調を継続し、4月5日には第三下値目標値625に対して、629.00に暴落した。下値達成から4月16日は663.25に回復したが、23日は638.50に反落幅を拡大。しかし、4月29日に684.00に回復し、買いシグナル。5月3日は699.50まで戻りを拡大。8日に675.00に3日続落後、13日に718.00に反発したが、15日に650.75に暴落し、売りシグナル。21日には640.00に下値を拡大。28日は666.50に反発したが、30日は654.25に反落。6月7日に666.25に回復後、13日に643.50に反落したが、14日は655.00に反発。19日に682.50に4日続伸したが、21日に661.75に続落。終値で675以上を回復しない限り、6月13日終値643.50の下抜けを試す可能性が継続し、640の水準を下回る場合は、4月5日終値629.00と4月23日終値638.50を下回るリスクも引き続き残る状態と予測する。
上値:6月19日終値682.50を上回り、685.00以上で引けると→:上値目標値:725、740 
下値:6月13日終値643.50を下回り、639.99以下で引けると→:下値目標値:595、580、565、550 中長期下値ポテンシャル:602、595、572、550、460、317

○大豆 6月21日終値1493.25(-4.25)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:47.44、BB:1547と1481
2011年8月31日高値1456から下落基調を継続。12月14日は終値で1100.00、ザラ場安値1094.25まで下落した。しかし、その後は上昇基調を継続し、2012年9月4日には1771.00、
ザラ場高値1794.75に上昇した。しかし、9月5日から軟化に転じ、11月16日に1383.25まで下落。11月27日は1449.25に上昇し、買いシグナル。12月6日は第二上値目標値1490に対して、1491.25に4日続伸。その後はレンジを形成し、2013年3月11日に1514.75に3日続伸。1500台を回復したが、3月13日に1475.00に続落し、売りシグナル。19日は第三下値目標値1405に対して、1406.75に6日続落。27日に1453.75に反発したが、28日に1404.75に急反落し、売りシグナル。2011年11月以降形成したレンジの下限である1385前後を試す展開を予測したが、相場は4月5日に第一下値目標値1360に対して、1361.75に下値を拡大。しかし、4月8日以降は反発基調に転じ、18日は1430.50に3日続伸。24日に1404.00に反落後、29日は第一上値目標値1475に対して、1471.75に3日続伸。5月1日に1437.50に続落後、5月3日は1455.00に続伸。6日に1444.50に反落後、7日に1463.50に反発し、買いシグナル。14日には1524.50に戻りを拡大したが、15日に1412.75に暴落。23日は1499.50に6日続伸。24日は1476.25に反落したが、28日に1509.25に反発し、買いシグナル。6月3日に1532.50に上昇後、10日に1511.75に反落。12日に1540.75に続伸したが、13日は1510.25に反落。20日は1497.50に下落し、売りシグナル。21日は1493.25に続落となった。終値で1505以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測する。
上値:6月12日終値1540.75を上回り、1545.00以上で引けると→:上値目標値:1585、1600 中長期上値ポテンシャル:1550
下値:6月20日に1497.50で引け、6月10日終値1511.75を下回り、売りシグナル→:下値目標値:1465、1450 中長期下値ポテンシャル:1369、1340

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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(6月14日) 

2013-06-17 01:43:33 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      6月14日終値時点予測

6月14日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、週間ベースで、10年債では豪州を除くすべての主要市場で反発。週間の10年債利回り変化幅は、米国-4.3bp、カナダ-2.6bp、豪州+10.7bp、ドイツ-3.4bp、英国-0.8bp。また、30年債も反発。週間では米国-7.9bp、カナダ-4.0bp、ドイツ-2.2bp、英国-0.7bpとなった。
米国債券相場は続伸。米金融当局による早期の債券購入ペースの減速観測は行き過ぎとの見方が強まったことが背景。10年債は13日にほぼ4カ月ぶりの大幅高を記録。週間ベースでは7週ぶり、4月以来で初の上昇となった。10年債利回りは今週付けた1年2カ月ぶり高水準から低下。市場では当局による緩和策縮小の検討が可能なほど経済成長が加速しているかどうかに、注目が集まっている。バーナンキFRB議長はこれまで、債券購入ペースの減速は緩和策の終了を意味するものではないとの認識を示している中、FOMCが18〜19日に開催される。
バーナンキ議長はFOMC後に記者会見を行うが、事前の市場関係者の予想ではFOMCは10月29〜30日の会合で債券購入を月650億ドルに減額するとの見方が中央値になっている。
IMFは米金融当局が毎月の大規模な債券購入を少なくとも年末までは継続するとの見通しを示した上で、金融市場の混乱を回避するために出口計画を慎重に運営するよう求めた。IMFは米経済に関する年次審査報告を14日公表し、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘。IMFは2014年の米経済成長率見通しを2.7%とし、従来の3%から引き下げた。
米財務省が14日発表した4月の対米証券投資統計によると、海外の投資家による米国債保有は2006年6月以来最大の減少となった。米国債保有額の総計は696億ドル減の5兆6700億ドル。海外の中央銀行や財務省など公的機関の米国債保有額は285億ドル減の4兆600億ドル。その他の海外投資家による保有額は411億ドル減って1兆6100億ドル。
欧州債券相場は上昇。イタリアやスペインなど高利回り国の上昇が目立った。主要中央銀行が刺激策を継続し、借り入れコストが低く維持されるとの観測が支援材料となった。
スペイン 10年債は3日続伸。同国の財政再建と構造改革へのコミットメントは堅固だと、格付け会社S&Pが評価したことが背景。ドイツ 10年債は4日連続で値上がりしたほか、ベルギーとオーストリアの国債も買われた。スペインは2018−23年に満期を迎える国債の入札を実施する。
スペイン10年債利回りは前日比3.3bp低下の4.575%。11日には4.76%まで上げ、4月9日以来の高水準となった。イタリア 10年債利回りは8.1bp低下の4.277%、同年限のポルトガル国債の利回りは25bp低下し6.28%となった。
ドイツ10年債利回りは4.8bp低下の1.513%。11日には1.66%と、2月20日以来の高水準に達した。ベルギー10年債利回りは7bp低下の2.32%、オーストリア10年債利回りも7bp下げ1.91%。英国債相場は3日続伸。10年債利回りは6.1bp低下の2.060%。
今週のグローバル債券相場は戻り余地を窺う展開を予測する。当面の下値目処として、米国10年債で2.25%、ドイツ10年債で1.65%程度への相場下落の可能性を予測したが、実際にザラ場で2.25%と1.66%を示現後に反発し、下値を固めた状態となってきている。FOMCでよほどのマイナス発言がでない限り、戻り余地を試す堅調地合いの継続を予測する。
また、コアPCEデフレーターが低下し、インフレの兆候が見られない中での長期債利回りの上昇はファンダメンタルズ的に整合的でなく、過去の事例を見ても、その後に債券相場が反発基調を強める可能性が高いと予測する。
今週の6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は82.7と、前月の84.5から低下。事前予想の中央値の84.5を下回る結果だった。5月の米鉱工業生産指数は前月比で変わらずだった。市場は経済指標を注目しているが、米国経済指標は斑模様が継続している。雇用統計や製造業耐久財受注額、景気先行指数などが予想を上回ったが、個人消費支出(PCE)価格指数、NY連銀製造業景況指数、前回の鉱工業生産などが予想を下回っており、米国経済が不安定な状態であることに変化はない。また、ISM非製造業景況指数の低迷や前週までの予想を下回るGDPや小売売上高などから総じて米国景気が力強い回復をしている状態とはみていない。さらに、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、中長期的に商品相場への悪影響が懸念される。したがって、各国の量的緩和策による株式相場や商品相場の上昇演出相場にも限界があると予測。
中長期的な視点では、米国の景気失速懸念、新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などがあり、実体経済の回復が伴わない量的緩和は一時的な効果しかないと考えられ、2013年秋頃を目処に世界の10年債利回りは1%前後に収斂するべく大きな債券相場上昇トレンドが依然として継続しているとの見方を維持する。

○米国10年:6 月14日 新指標銘柄2.130%(-0.020%)、旧指標銘柄2.090%(-0.024%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、今回の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、5月2日に1.626%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に1.739%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第二下値目標値の1.840%に対して、旧指標銘柄で1.851%、新指標銘柄で1.898%(スプレッド4.7bp)に下値を拡大。相場は5月14日に旧指標で1.928%、新指標で1.975%に3日続落後、16日に旧指標で1.836%、新指標で1.882%に続伸。しかし、20日は旧指標で1.919%、新指標で1.966%に続落。21日に旧指標で1.881%、新指標で1.927%に反発したが、22日に旧指標で1.994%、新指標で2.040%に急反落。しかし、24日は旧指標で1.963%、新指標で2.009%に続伸。しかし、28日に旧指標で2.122%、新指標で2.166%に急反落。30日に旧指標で2.070%、新指標で2.112%に続伸。31日はザラ場で2.2%台をつけ、2.129%に下げ幅を縮小して引けた。
6月4日に2.147%に反落後、6日に2.078%に続伸したが、7日に2.173%に急反落し、売りシグナル。12日には終値で2.229%に下値を拡大したが、14日に2.130%に続伸。相場は、2月4日ザラ場安値と3月11日終値ベースの安値である2.058%を終値で上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値2.166%も上回る相場下落となり、下値を模索するバイアスが継続していたが、下値確認も終了し、今度は逆に6月6日終値2.078%突破に向けて戻りを試す展開を予測する。2.058%の関門を突破できるかが相場回復の条件となる。
上値:6月6日終値2.078%を下回り、2.074%以下で引けると→上値目標値:1.990%、1.960%、1.930%、1.900% 中長期上値ポテンシャル:1.840%、1.720%
下値:6月12日終値2.229%を上回り、2.235%以上で引けると→下値目標値:2.320% 中長期下値ポテンシャル:2.250%

○米国30年:6月14日 新指標銘柄3.306%(-0.011%)、旧指標銘柄3.295%(-0.013%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、今回の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、5月2日に2.821%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に2.954%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第三下値目標値の3.060%に対して、旧指標銘柄で3.076%、新指標銘柄で3.095%(スプレッド2.0bp)に下値を拡大した。相場は5月14日に旧指標で3.174%、新指標で3.191%に下値を拡大後、16日に旧指標で3.082%、新指標で3.098%に続伸。しかし、20日は旧指標で3.161%、新指標で3.177%に続落。21日に旧指標で3.116%、新指標で3.131%に反発したが、22日に旧指標で3.205%、新指標で3.220%に急反落。しかし、24日は旧指標で3.157%、新指標で3.172%に続伸。しかし、28日は旧指標で3.310%、新指標で3.323%に急反落。29日に旧指標で3.253%、新指標で3.266%に反発。6月4日に3.312%に反落後、6日に3.245%に反発したが、7日に3.335%に急反落し、売りシグナル。10日に3.370%に続落後、11日に3.315%に反発したが、12日に3.370%に反落。しかし、14日に3.306%に続伸し、買いシグナル。終値で3.335%以上を示現しない限り、戻りを試す展開を予測する。相場は、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値ベースの安値の3.260%を上回り、下値確認の状態となっていたが、28日終値3.323%も上回る相場下落となり、更なる下値を模索するバイアスが継続していたが、3.370%で二場底を確認。3.260%や6月6日終値の3.245%を突破する反発となれば、回復傾向が明確になる展開が考えられる。
上値:6月14日に3.306%で引け、6月11日終値3.315%を下回り、買いシグナル→上値目標値:3.230%、3.200% 中長期上値ポテンシャル:3.080%、2.800% 
下値:6月12日終値3.370%を上回り、3.375%以上で引けると→下値目標値:3.460%、3.490% 中長期下値ポテンシャル:3.260%、3.460%

○カナダ10年:6月14日 新指標銘柄2.118%(-0.018%)、旧指標銘柄2.029%(-0.016%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、今回の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、5月2日に1.670%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日は1.767%に急反落し、売りシグナル。5月7日に第一下値目標値の1.830%に対して、1.821%に3日続落後、9日に1.797%に続伸。しかし、10日に1.884%に急反落し、売りシグナル。相場は5月14日に旧指標で1.846%、新指標で1.955%に3日続落後、16日に旧指標で1.777%、新指標で1.883%に続伸。しかし、22日に旧指標で1.859%、新指標で1.964%に反落幅を拡大し、売りシグナル。28日は旧指標で1.972%、新指標で2.074%に下値を拡大。6月3日に2.049%に小幅4日続伸後、4日に2.082%に反落。6日に2.039%に続伸後、7日に2.144%に急反落し、売りシグナル。10日に第二下値目標値の2.200%に対して、2.200%に大幅続落。11日に2.173%に反発後、12日に2.207%に反落したが、13日に2.136%に反発し、買いシグナル。14日は2.118%に続伸した。相場は2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回り、下値確認の状態となっていたが、6月4日終値2.082%も上回る相場下落となり、更なる下値模索のバイアスが続いたが、10日終値2.200%と12日終値2.207%で二番底を完成。買いシグナル転換で戻りを試す展開を予測する。
上値:6月13日に2.136%で引け、6月11日終値2.0173%を下回り、買いシグナル→上値目標値:2.080%、2.050% 中長期上値ポテンシャル:1.930%
下値:6月12日終値2.207%を上回り、2.210%以上で引けると→下値目標値:2.290%、2.320% 中長期下値ポテンシャル:2.190% 

○豪州10年:6月14日終値3.362%(-0.029%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、今回の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、4月23日に3.141%に上昇。25日に3.187%に続落したが、29日は3.107%に続伸し、買いシグナル。5月2日は第二上値目標値の3.020%に対して、3.033%に相場上昇。6日に3.120%に続落後、7日のRBAの利下げで3.067%に反発。しかし、9日に3.155%に続落し、売りシグナル。10日は3.234%に三日続落となった。
相場は第二下値目標値の3.240%に対して、既に3.234%に下落しており、10日の欧米市場の下落の影響を受けても、3.300%近辺で下げ渋る展開を予測した。相場は15日に第三下値目標値の3.270%に対して、3.272%に下値を拡大したが、17日に3.167%に続伸。しかし、23日に3.296%に4日続落し、売りシグナル。24日は3.310%に5日続落。27日に3.274%に反発後、29日に3.472%に大幅続落したが、31日に3.358%に続伸した。29日終値3.472%からの反発幅が大きく、再度反落しても、下値余地は限定的と予測したように、相場は6月4日に3.440%に反落したが、5月29日の3.472%を上回らずに、5日に3.388%に反発。6日は3.345%に続伸し、買いシグナル。7日は第一上値目標値3.260%に対して、3.255%に戻りを拡大。12日に3.456%に3日続落したが、14日に3.362%に続伸。相場は14日の欧米市場の堅調地合いの影響を受けて、下値固めから戻りを試す展開に移行する状態と考えられる。
上値:6月7日終値3.255%を下回り、3.249%以下で引けると→上値目標値:3.160%、3.130% 3.100%、3.070% 中長期上値ポテンシャル:2.950%
下値:6月12日終値3.456%を上回り、3.460%以上で引けると→下値目標値:3.540%、3.570%

○ドイツ10年:6月14日終値 新指標銘柄1.513%(-0.048%)、旧指標銘柄1.471%(-0.048%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、今回の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日には1.211%に3日続伸。4月10日に1.303%に3日続落後は下値を切り上げながらレンジを形成し、4月26日は1.206%に上昇し、買いシグナル。5月2日は1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、7日に1.298%に3日続落。8日に1.269%に反発後、10日に1.379%に急反落し、売りシグナル。15日には第一下値目標値の1.380%に対して、1.382%に下落。しかし、17日に1.325%に続伸した。ブンズ先物市場の反発も一服感があり、今後、反落が予想されるが、15日終値の1.382%の下抜けを試す二番底確認プロセスに発展しても、下値余地は限定的と予測した。相場は5月21日に1.390%に続落し、売りシグナル。22日から指標銘柄が交代し、23日は旧指標で1.405%、新指標で1.443%(スプレッド3.8bp)に下落。29日は旧指標で1.496%、新指標で1.532%に3日続落したが、31日は旧指標で1.4669%、新指標で1.504%に反発。6月4日に1.542%に続落後、5日に1.510%に反発したが、7日に1.545%に続落。相場は下値でレンジを形成しているが、1.550%以上の相場下落となれば、1.650%に向けた下落バイアスが継続する展開を予測した。相場は10日に1.600%に下落。11日にはザラ場で1.660%まで下落後、12日から反発に転じ、14日に1.513%に3日続伸。相場は下値確認の状態が終了し、戻りを試す展開を予測する。
上値:6月5日1.510%を下回り、1.509%以下で引けると→上値目標値:1.420%、1.390%
中長期上値ポテンシャル:1.360%、1.330%
下値:6月10日終値1.600%を上回り、1.610%以上で引けると→下値目標値:1.690%
中長期下値ポテンシャル:1.650%、1.860%

○英国10年:6月14日終値2.060%(-0.061%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、今回の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後、2月21日に2.099%に急反発。相場は2.207%で一旦の下値達成感があるとコメントしたが、当面の下値を確認した可能性が高く、2月4日終値2.076%を下回ると、まずは1.980%や1.950%を目指して、戻りを試す展開を予測した。相場は2月26日に1.965%に続伸し、買いシグナル。3月1日には1.870%に戻りを拡大。3月8日に2.060%に反落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日は第一上値目標値の1.630%に対して、1.630%に3日続伸。4月10日に1.781%に3日続落後、22日に1.650%まで回復。三角保ち合いレンジを形成後、5月2日に1.621%まで戻りを拡大したが、3日は1.724%に急反落し、売りシグナル。9日まで第一下値目標値の1.770%近辺で推移したが、15日は第四下値目標値の1.920%に対して、1.922%に下値を拡大。16日は1.859%に反発したが、29日は1.999%に3日続落。30日は1.966%に反発したが、6月4日は2.035%に反落。5日に2.007%に反発後、7日に2.068%に続落し、売りシグナル。11日には第二下値目標値の2.150%に対して2.173%に4日続落。しかし、12日から反発に転じ、14日に2.060%に3日続伸。相場は中長期下値ポテンシャルの2.040%を上回る2.173%までの相場下落に発展したが、売られすぎが習性された形となった。相場は下値確認の状態が終了し、戻りを試す展開を予測する。
上値:6月5日終値2.007%を下回り、1.999%以下で引けると→上値目標値:1.910%、1.880%、1.850%、1.820% 中長期上値ポテンシャル:1.760%
下値:6月11日終値2.173%を上回り、2.180%以上で引けると→下値目標値:2.260%
中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%

○日本国債先物6月限:6月14日終値:142.80(+0.46)
コメント: 相場は4月4日に終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。相場は21日に141.89に続落後、23日に142.51に続伸。29日は141.58に下値を拡大したが、31日は142.32に続伸。5月15日終値141.89を下抜けしたが、元のレンジに回帰した形。引き続き下値圏でレンジを形成中であるが、徐々に下値固めから戻りを窺う展開に移行する展開を予測した。相場は6月3日に143.06に3日続伸後、4日に142.50に反落したが、7日に143.11に3日続伸し、買いシグナル。ただし、ザラ場で第四上値目標値の143.40を超える水準まで上昇後に反落して引けていることや、7日の欧米市場の急反落を受けて、反落を予測した。相場は6月限で10日に143.22に上昇後、11日は142.91に反落。9月限に移行し、12日に142.33に下落したが、14日に142.80に続伸。相場は今後、143円台を回復すると更なる戻り余地の拡大を予測する。

MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:50.66、BB:143.23と141.41
上値:6月10日終値142.96を上回り、143.00以上で引けると→上値目標値:143.40、143.55、143.70 中長期上値ポテンシャル:144.45
下値:6月12日終値142.33を下回り、142.29以下で引けると→下値目標値:141.85、141.70、141.55、141.40


○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   6月14日東京市場終了時点  

6月14日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは14日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、ドルが続落。対豪ドルでも反落した。また、クロス円は、すべての通貨で続落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対主要通貨でドルが続落。対豪ドル、対NZドルでも反落。また、クロス円はすべて続落(円高)となった。
外国為替相場では、円が主要16通貨の大半に対して上昇。日本銀行が公表した5月開催の金融政策決定会合の議事要旨によると、1人の委員が「量的・質的金融緩和」の継続期間を2年程度に限定することを提案したことが判明。円は対ドルで4日続伸。国際通貨基金(IMF)は、米金融当局が毎月行っている大規模な債券購入を少なくとも年末までは継続するとの見通しを示した。ドルは対ユーロで上昇。この日発表された米経済指標では、5月の生産者物価指数(PPI)は予想を上回る伸びとなった一方、鉱工業生産指数は前月比変わらず。また6月の消費者マインド指数は、6年ぶりの高水準となった前月から低下した。
円は対ドルで前日比1.1%高の94.31。週間では3.3%高。対ユーロではこの日1.5%上昇の125.60。前日は0.4%上昇した。ドルは対ユーロでこの日0.2%高の1.3347ドル。
ドル・円の1カ月物オプションのインプライド・ボラティリティ(IV、予想変動率)は前日に18.9%と、11年3月以来の高水準となった。この日は16.1%。
日銀の5月21、22日の金融政策決定会合の議事要旨によれば、1人の委員が「量的・質的金融緩和」の「継続期間を2年程度に限定し、その後、柔軟に見直すとの表現に変更することが適当である」との見解を示したことが判明した。
ドルは主要通貨の大半に対して値上がり。米労働省が発表した5月の生産者物価指数(PPI)全完成品は前月比0.5%上昇した。
IMFは米経済に関する年次審査報告を14日公表し、刺激策を引き揚げるための「様々な手段」が当局にはあるとしても、過去最低の政策金利および月額850億ドルの債券を購入する量的緩和の解除は容易ではないと指摘した。
日銀の委員が量的緩和を2年に限定する案を示したことは新たな懸念で、円高圧力は継続する可能性が高いと考えられる。また、今週のFOMCで緩和策縮小の明確な時期の説明など具体的な話が出てこない場合は、市場の疑心暗鬼を増幅し、円高基調が継続すると考えられる。この場合、株安・円高に歯止めがかからず、最大で89.20程度へのドル円の下落も考えられる。
中長期的な見方では、豪ドルの下落基調が継続していることが新興国の需要減少や商品相場の低迷を反映しており、実体経済の著しい回復を伴わない量的緩和策のみの株式相場の上昇を背景としたリスク選好の動きには限界があることを証明している。キャリートレードの解消が円高を招いているが、クロス円の軟化がドル円にも波及しており、ドル円は予想通り、100円を割り込み、一時93円台まで急落。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現し、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられるとコメントしたが、外国為替相場も短期的にはドル円で103.74を天井として、円の下値を達成した可能性が高いと考えられる。相場の下落幅(レッグ)が長く、反発しても、再度下値を確認する二番底形成のプロセスや下方のメジャードムーブを形成するリスクが残っている。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみていた。日本側のマネタリーベースは増加する一方で、米国側のマネタリーベースも増大している。緩和策縮小があっても、構造的なドル余剰の状態に変化がないことから、103円台を再度示現しない限り、ドル円の上昇トレンドが継続する可能性は低いと予測。中長期的な視点では円が更なる円高方向に向かうリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 6月14日東京市場終値95.11(+0.89)、14日NY市場終値94.31(-1.06)
コメント:ドル円相場は、2012年3月15日東京市場終値83.74をピークに下落基調を継続し、9月28日に77.58に下落。しかし、その後は上昇基調に転換。2013年2月12日終値94.23と3月12日96.40を示現後に頭を抑えられたが、4月11日には99.64に上昇。4月16日に97.7に反落後、4月22日に99.71に99.71に上昇。4月23日に98.65に反落後、4月24日は99.51に反発したが、4月26日は98.59に続落し、売りシグナル。相場は、行使価格100円のオプション絡みの防戦売りが立ちはだかっていることや、2007年6月22日高値124.14から2011年10月31日安値75.35までの下落幅48.79の半値戻しである99.74前後からドルの上値が重くなっており、今回も100円突破に失敗。逆に97.77の下抜けを試す可能性があり、その場合はドル円相場も一旦ピークをつけた可能性が高まると予測した。相場は5月2日に第三下値目標値97.10に対して、97.24に5日続落となったが、3日の海外市場では98.99に反発。高値圏のレンジに回帰した形であるが、3回失敗している100円突破に今度も失敗するようであれば、相場の膠着状態が継続する展開を予測。しかし、株高などリスク資産の上昇によるリスク選好となれば、中長期的にまずは101円台を試す可能性を予測した。相場は連休明けの7日に99.11に反発後、9日に98.84に小幅続落したが、10日に101.37に急伸。10日の海外市場では101.60で引けているが、101円台は一旦上値達成感がでやすい。しかし、中長期的には103円台や104円台の可能性を指摘した。相場は13日に101.63に続伸後、14日に101.39に小幅反落。しかし、15日に102.38に反発し、買いシグナル。17日には第一上値目標値の102.50に対して、102.52に小幅ながら3日続伸。22日は102.79に6日続伸となった。22日の海外市場ではFRBの量的緩和策縮小の発表に反応し、103.74まで上昇したが、23日以降は日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、101.94に反落(引け後の海外市場ではザラ場では100.83まで)。24日は102.59までザラ場で回復したが、ドルの軟調地合いが継続し、101.61と続落(引け後の海外市場では100.67まで)となった。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えられる。27日に101.01に3日続落後、28日に102.24に反発したが、30日に100.84に続落し、売りシグナル。31日は100.63に3日続落となった。31日の海外市場では100.45にさらに水準を円高方向に移して引けている。量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となるが、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、予測通りドル高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形となった。相場は下落基調を継続し、6月7日は終値で96.59に下値を拡大。7日の海外市場ではザラ場で94.98まで下落後、97.56に戻して引けている。下値ポテンシャルは95.00であり、短期的に下値を確認し、反発を入れる形となった。5月2日終値の97.24を割り込んでおり、10日以降の東京市場でもこの水準以上で引けるか注目される。短期的に98.60以下は売られすぎであり、この程度までの反発は予想される。しかし、相場下落幅(レッグ)が長いため、反発後に再度反落した場合の下落余地は大きく、警戒的にみていた。相場は10日に98.39に反発したが、13日に94.22に大幅3日続落。14日は95.11に反発した。14日の海外市場では94.31に下落して引けているが、今後東京市場でも94.22を下回る場合は、更なる下値拡大のリスクがあると予測する。まずは、93.30、92.40、91.00程度が考えられるが、最大で89.20を計測している。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:30.43、BB:104.72と94.34
上値:6月10日東京市場終値98.39を上回り、98.40以上で引けると→上値目標値:99.20、99.50、100.00、100.60 中長期上値ポテンシャル:103.00、104.50
下値:6月13日東京市場終値94.22を下回り、94.19以下で引けると→下値目標値:93.30、92.40、91.00 中長期下値ポテンシャル:96.80、95.00、91.70、89.20

○EUR/USD 6月14日東京市場終値1.3324(-0.0022)、14日NY市場終値1.3347(-0.0028)
コメント:ユーロドル相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628に7日続伸し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。4月17日に1.3158に上昇したが、4月23日に1.2987に反落。5月1日に1.3172に5日続伸。7日に1.3081に下落後、9日に1.3168に反発したが、10日は1.3036に急反落し、売りシグナル。13日以降の東京市場終値で1.3060を上回らない限り、ユーロの反落余地を試す展開を予測した。相場は、第二下値目標値の1.2960に対して、13日に1.2963に下落後、14日に1.3001に反発。しかし、15日に1.2903に反落し、売りシグナル。第一下値目標値の1.2870に対して、16日は1.2861に下落した。22日に1.2935に反発後、23日に1.2865に反落したが、27日は1.2941に続伸。29日に1.2863に続落したが、30日に1.2961に反発し、買いシグナル。東京市場終値で1.2940以上で引けると、最大で1.3050程度への反発も考えられると予測したが、31日は1.3033に続伸。5月16日以降、1.2940〜1.2860のレンジを形成してきたが、一旦上に抜ける形となった。相場は6月7日に1.3247に4日続伸。7日の海外市場では1.3217に小幅反落したが、相場上昇幅(レッグ)が長く、反落しても、当面は再度上値を試すバイアスは継続すると予測した。相場は10日に1.3211に反落したが、11日に1.3269に反発し、買いシグナル。13日には1.3346に3日続伸となった。
相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が、三尊を形成しているようにも見えた。東京市場終値で1.3172を上回ったことから、逆三尊の可能性が強まってきた。2月11日終値1.3626を上回る相場上昇となれば、中長期的なユーロドルの上値ポテンシャルは1.49程度まで拡大する可能性がある。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:68.48、BB:1.3433と1.2730
上値:6月11日に1.3269で引け、6月7日東京市場終値1.1.3247を上回り、買いシグナル→上値目標値:1.3330、1.3590 中長期上値ポテンシャル:1.4900
下値:6月10日東京市場終値1.3211を下回り、1.3209以下で引けると→下値目標値:1.3120、1.3090 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043、1.0825

○EUR/JPY 6月14日東京市場終値126.72(+0.99)、14日NY市場終値125.60(-1.96)
コメント:ユーロ円相場は、2011年4月8日東京市場終値122.85をピークに下落トレンドに転じ、2012年1月16日に終値で97.26に下落。2012年3月21日に終値で110.86に反発後、2012年7月23日に終値で94.32に下落した。しかし、その後はユーロ円の上昇トレンドが継続し、2013年2月6日は終値で127.09に上昇。2月26日に119.79に反落後、3月12日に125.37に7日続伸。4月2日に119.37に下落したが、4月11日には130.27に7日続伸した。その後は、上下を切り下げるレンジを形成。4月25日に129.31に上昇後、30日は127.95に反落。5月1日に128.36に小幅反発後、2日は127.99に反落。しかし、7日に129.65に反発し、買いシグナル。9日は第四上値目標値の130.10に対して、130.14に上昇。10日は132.15に戻りを拡大。13日に131.73に下落後、15日に132.09に続伸したが、16日は131.74に反落。21日に132.28に反発し、買いシグナル。22日には第一上値目標値の132.90に対して、132.96に続伸(ザラ場では133.80)した。しかし、23日は131.13に急反落し、売りシグナル。27日は130.71に下落。28日に131.92に反発したが、30日は130.69に続落。31日は131.15に反発した。しかし、31日の海外市場では130.64に反落しており、東京市場終値で130.60を下回ると、ユーロの下値余地を試す展開を予測した。相場は6月3日に130.60に下落後、4日に131.03に反発したが、5日に130.45で引け、売りシグナル。7日には127.94に3日続落となった。相場下落幅(レッグ)が長いため、反発後に再度反落した場合の下落余地は大きく、127円台を割り込んだ場合は124円前後まで下値余地が拡大すると予測した。相場は11日に130.26に続伸したが、13日は125.73に大幅続落。14日は126.72に反発したが、14日の海外市場では125.60に急反落して引けている。今後、東京市場で125.73を下回る下落となれば、下値余地が拡大する展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:34.63、BB:133.73と126.55
上値:6月11日終値130.26を上回り、130.30以上で引けると→上値目標値:131.10、131.40
中長期上値ポテンシャル:133.40
下値:6月13日東京市場終値125.73を下回り、125.69以下で引けると→:下値目標値:124.80、122.20 中長期下値ポテンシャル:123.76、120.70

○GBP/JPY 6月14日東京市場終値148.89(+1.32)、14日NY市場終値147.851(-2.073)
コメント:ポンド円相場は2012年4月2日東京市場終値132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、中長期上値目標値147.80に対して、2013年2月12日に東京市場終値で147.44、ザラ場では2月7日に147.982に上昇し、中長期上値ポテンシャルに到達、一旦ピークをつける形となった。その後は下落基調に転換し、2月27日には東京市場終値で138.65に下落した。2月28日以降は反発基調に転じ、3月15日は145.51に反発。4月3日に141.14に3日続落後、4月5日に146.44に大幅続伸し、買いシグナル。4月11日には終値で153.02まで上昇した。しかし、12日の152.63から反落し、16日には149.58に3日続落。17日に150.26に反発後、18日は149.45に反落したが、19日は152.35に反発。23日に150.19に反落したが、26日は152.27に回復。5月2日に151.30に3日続落となったが、7日に153.89に反発。8日に153.01に反落後、10日に156.46に大幅続伸。14日に155.18に続落後、21日に156.44に反発基調を継続。しかし、22日に155.67に反落し、156.60突破に失敗。23日に153.38に続落し、売りシグナル。27日は第二下値目標値の152.60に対して、152.95に4日続落。28日に154.27に反発したが、30日は152.82に続落。31日に153.04に反発したが、チャートの形状に変化はなく、東京市場終値で153.40以上を回復しない限り、ポンドの下落余地を探る展開を予測した。6月4日に153.58に反発したが、やはり形状に変化はなく、7日に150.61に急落。10日に152.65に反発したが、13日に147.58に大幅3日続落。14日に148.89に反発したが、14日の海外市場では147.851に反落して引けている。今後東京市場で147.57を下回る場合は、更なる下値を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:33.75、BB:156.536と148.781
上値:6月10日東京市場終値152.65を上回り、152.80以上で引けると→上値目標値:154.40、155.00 中長期上値ポテンシャル:157.00(5月13日156.769)
下値:6月13日東京市場終値147.58を下回り、147.39以下で引けると→:下値目標値:145.60、143.60 中長期下値ポテンシャル:148.00、143.20、139.80

○AUD/JPY 6月14日NY市場終値90.083(-1.846)
コメント:豪ドル円相場は2012年3月19日に88.399をピークに下落基調に転換し、6月1日に75.683に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には97.284に上昇した。その後はレンジを形成し、2月26日に94.090に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、3月14日には99.804に上昇。4月1日に97.180に下落したが、4月4日に100.540に反発し、買いシグナル。4月10日には105.201に5日続伸し、戻り高値更新となった。しかし、4月15日は99.802に3日大幅続落。4月19日に102.280に続伸したが、105.201からの差込幅(下落幅)が大きく、このまま一気に105.201を上抜けする可能性は高くないと予測したように、102円台前半で上値が重い状態が継続。5月1日には100.073に続落。5月3日に102.139に急反発したが、8日に100.699に3日続落。10日に101.869に続伸し、レンジを形成。しかし、16日に100.302に4日続落し、売りシグナル。17日は100.431に反発したが、ザラ場では100円割れとなっていた。27日は第四下値目標値の97.00に対して、97.264に4日続落。28日は98.431に反発したが、31日に96.172に3日続落。
6月3日に97.249に反発したが、5日に94.524に続落し、売りシグナル。7日には92.652に大幅4日続落。10日に93.474に反発後、11日は90.517に急反落。13日に91.929に続伸したが、14日は90.083に急反落し、売りシグナル。NY市場終値で90.600以上を回復しない限り、豪ドルの下落余地を試す展開を予測する。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となった。87円台に向けた下落圧力の継続を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:27.24、BB:102.377と89.198
上値:6月13日NY市場終値91.929を上回り、92.000以上で引けると→上値目標値:93.60、94.20 
下値:6月14日に90.083で引け、6月11日NY市場終値90.517を下回り、売りシグナル→:下値目標値:88.60 中長期下値ポテンシャル:92.20、87.60

○CAD/JPY 6月14日NY市場終値92.546(-1.313)
コメント:カナダドル円相場は2012年3月19日に84.449をピークに下落基調に転換し、6月1日に74.937に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には94.053に上昇した。その後はレンジを形成し、2月25日に89.474に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、2月26日から反発基調に転じ、3月14日には94.022まで回復。4月1日に91.686に3日続落したが、4月4日に95.118に急反発し、買いシグナル。4月5日は第三上値目標値95.80に対して、95.862に続伸。これまでの上値の壁であった94円台をクリアし、当面はカナダドルの戻り余地を試すバイアスが継続する展開を予測したが、4月11日には中長期第三上値目標値98.991に対して、終値で98.644に戻りを拡大。しかし、4月15日は94.353に大幅続落。16日から反発に転じ、4月25日は97.308まで回復。相場の流れは4月11日終値98.644の上抜けを試す展開ながら、98.644からの差込幅(下落幅)が大きく、一気に上抜けする可能性は高くないと予測したように、4月26日は96.436に反落。短期的には上値が抑えられた状態であり、反発するにしても短期的には反落余地を確認してからと予測したように、5月2日まで96円台後半で上値の重い状態が継続した。しかし、3日に98.215に急反発し、買いシグナル。5月10日には100.596に戻りを拡大。4月11日終値98.648を上抜けており、戻り余地を試す展開ながら、100円台後半からは上値が重くなる展開を予測した。相場は13日に100.752に上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。20日から99円台に下落し、27日は97.614に6日続落。5月13日終値100.752からの差込幅(反落幅)が大きくなり、反発しても一気に100.752を上抜ける可能性は後退したと予測したように、相場は28日に98.454に反発したが、29日に97.726に反落。31日は96.849に下落し、売りシグナル。6月6日に94.470に4日続落後、10日に96.887に続伸。しかし、11日に94.243に急反落し、売りシグナル。14日は92.546に4日続落となった。88円台に向けて下値余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:29.86、BB:100.951と92.631上値:6月10日NY市場終値96.887を上回り、97.000以上で引けると→上値目標値:98.60、99.20 中長期上値ポテンシャル:98.991
下値:6月11日に94.243で引け、6月6日NY市場終値94.470を下回り、売りシグナル→下値目標値:92.60、91.60 中長期下値ポテンシャル:92.80、88.40

○SEK/JPY 6月14日NY市場終値14.650(-0.075)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2012年3月30日に12.528をピークに下落基調に転換し、6月1日に10.760に下落。その後は上昇基調に転じ、2013年2月13日に14.862(ザラ場高値は14.920)に戻り高値を更新後、2月25日には中長期下値ポテンシャル14.10に対して、14.167に下値を拡大。しかし、3月12日に15.113に戻り高値を更新。3月13日から軟化に転じ、4月3日に14.297に反落したが、4月4日に14.778に急反発し、買いシグナル。4月11日に15.690に6日続伸し、戻り高値を更新。15日に15.060に大幅続落以降は右肩下がりのレンジを形成。26日に14.910に続落後、5月1日に15.057に反発。2日に14.972に反落したが、3日に15.218に急反発。7日に15.151に小幅反落を入れたが、9日に15.346に続伸し、買いシグナル。13日には第一上値目標値の15.38に対して、15.399に4日続伸。15日に15.325に反落したが、17日に15.424に続伸。20日に15.363に反落後、22日に15.530に続伸したが、23日に15.348に反落し、売りシグナル。27日は第一下値目標値の15.18に対して、15.195に3日続落。30日に15.351に反発したが、31日は15.184に反落。6月4日に15.242に続伸したが、5日に15.034に急反落し、売りシグナル。6日に14.820に大幅続落。10日に15.016に反発後、11日に14.659に急反落。12日に14.742に反発したが、14日は14.650に続落。NY市場終値で14.700以上を回復しない限り、下値余地を試す展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:35.91、BB:15.642と14.569上値:6月12日NY市場終値14.742を上回り、14.760以上で引けると→上値目標値:14.92、14.98 中長期上値ポテンシャル:15.62
下値:6月11日NY市場終値14.659を下回り、14.639以下で引けると→下値目標値:14.46、14.38 中長期下値ポテンシャル:14.46、13.86

○NOK/JPY 6月14日NY市場終値16.4861(-0.1254)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2012年3月30日に14.5972をピークに下落基調に転換し、6月1日に12.7401に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月11日には17.1404(ザラ場高値は12日の17.1799)に戻り高値を更新した。しかし、その後は軟化に転じ、2月25日には16.0977に急落。その後回復基調に転じ、3月11日に16.8267に反発。しかし、3月12日から軟化に転じ、4月1日終値16.0095と4月3日終値16.0082で二番底を形成後、4月4日に16.6711に急反発し、買いシグナル。4月11日に17.4661に6日続伸し、戻り高値を更新。4月15日に16.8082に大幅続落後、レンジを形成していたが、4月26日に16.7569に反落。しかし、5月3日に17.0602に急反発。7日に16.9405に反落を入れたが、8日に17.2215に急反発し、買いシグナル。13日には17.5502に4日続伸。15日に17.4863に続落したが、17日に17.6304に続伸。20日に17.5259に反落後、22日に17.7189に反発し、戻り高値を更新。しかし、23日に17.5007に急反落し、売りシグナル。27日は17.2652に3日続落。28日に17.3593に反発後、29日に17.1450に反落。30日に17.2826に反発したが、31日は17.1223に反落。6月4日に17.2153に続伸したが、5日に17.0484に急反落し、売りシグナル。6日は16.8760に大幅続落。10日に17.1409に反発後、11日は16.6231に急反落。12日に16.6838に反発後、13日に16.6115に反落し、売りシグナル。14日は16.4861に続落。相場は5月22日終値17.7189で当面の天井確認と下値余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:34.77、BB:17.8258と16.4462
上値:6月12日NY市場終値16.6838を上回り、116.70以上で引けると→上値目標値:16.86、16.92 中長期上値ポテンシャル:17.66
下値:6月13日に16.6115で引け、6月11日NY市場終値16.6231を下回り、売りシグナル→下値目標値:16.44、16.16 中長期下値ポテンシャル:16.40、15.80、15.42

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株式相場、商品相場のテクニカルコメント(6月14日)

2013-06-17 01:41:50 | 各種テクニカル指標
○株式相場の上下トリガーポイントと上下目標値       6月14日各市場終了時点

 6月14日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 グローバル株式相場は週間ベースで見ると、日本、英国、ドイツが続落、米国市場も反落した。
米国株式相場は反落。国際通貨基金(IMF)が2014年の米経済成長率予想を引き下げ、慎重に金融緩和の出口計画を準備するよう米当局に求めたことが影響した。アナリストによる株式投資判断の引き下げも嫌気され、化学のデュポンやクレジットカード会社アメリカン・エキスプレス(アメックス)が下落。一方、ゲーム小売り、ゲームストップや共同購入サイトのグルーポンはアナリストの投資判断引き上げを手がかりに上昇した。
S&P500種株価指数は0.6%低下して1626.73。ダウ工業株30種平均は105.90ドル(0.7%)下げて15070.18。
IMFは2014年の米経済成長見通しを2.7%と、4月時点の3%から下方修正した。今年の成長率予測は1.9%で据え置いた。さらにIMFは米金融当局が毎月の大規模な債券購入を少なくとも年末までは継続するとの見通しを示した上で、金融市場の混乱を回避するために出口計画を慎重に運営するよう求めた。
金融当局が緩和策を縮小させるかどうかを見極めるため、投資家は経済統計を注視している。
6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は82.7と、前月の84.5から低下。事前予想の中央値は84.5だった。5月の米鉱工業生産指数は前月比で変わらず。5月の生産者物価指数は燃料と食品の価格上昇を反映し、3カ月ぶりのプラスとなった。
S&P500種の下げに備えたオプションのコストを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX )は4.5%上昇して17.15。VIXは約80%の確率でS&P500種と反対方向に動く。3月につけた6年ぶり低水準からは52%上昇した。
欧州株式相場は5営業日ぶりに上昇。この日発表の米経済データが予想を下回る内容で、中央銀行が刺激策を即座に縮小することはないとの見方が強まった。指標のストックス欧州600指数は週間ベースで4週続落となった。 ストックス欧州600指数 は前日比0.2%高の291.13で終了。前週末比では1.5%下げ、1年2カ月で最長となる4週続落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が米景気に持続可能な改善が見られれば金融緩和策の縮小は可能だと表明した5月22日以降、同指数は6.3%下げている。
FRBは19日まで2日間の日程で連邦公開市場委員会(FOMC)を開催。政策決定発表後にバーナンキ議長が記者会見を行う。7月17−18日には、金融政策に関する半期に一度の議会証言を控えている。
米国株式相場は、最終的にNYダウで16920程度、S&P500で1737程度という中長期上値ポテンシャルを計測しているが、今回のサイクルではNYダウが15700から15850が当面の上値と予測する一方、S&P500は1705から1720と計測しており、1737に近い水準となる。このため、今回のQE3中に最終の中長期上値ポテンシャルをつける可能性もあると予測する。
いずれにしろ、実体経済に沿って上昇したというよりも、バブル状態であり、FRBが実際に量的緩和策を縮小すれば、株式相場に確実にマイナスの影響を与える可能性が高いと考えられる。 バーナンキFRB議長が市場を動揺させる発言をするとも考えにくいが、株式相場は夏場に向けて低調なパフォーマンスとなるアノマリーがあること、IMFの2014年の米経済成長率予想の引き下げ、中国PMIの悪化の継続懸念、米国企業の第2四半期の業績悪化懸念などから、反落バイアスが再度強まる可能性もあり、上値が抑えられる可能性も考えられる。
  
○NYダウ工業株30種:6月14日終値15070.18(-105.90)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:48.19、BB:15478.59と14963.15
4月11日に14865.14に4日続伸し、最高値を更新。しかし、15日に14599.20に大幅続落。16日に14756.78に急反発したが、18日に14537.14に大幅続落。23日に14719.46に反発後、14676.30に反落。4月30日に14839.80に4日続伸後、5月1日に14700.95に反落したが、3日に14973.96に続伸し、買いシグナル。8日に15105.12に上昇後、9日に15082.62に小幅反落を入れたが、10日に15118.49に反発し、買いシグナル。巨視的には5月2日に14831.58に上昇した時点の買いシグナルを継続しており、終値で15000を下回らない限り、上値を試すバイアスが継続する展開を予測し、当面の上値ポテンシャルは15200、そして15350近辺と計測した。相場は、13日に15091.68に下落後、15日に15275.69に続伸。16日に15233.22に反落したが、17日は15354.40に反発し、最高値を更新。中長期上値第二目標値の15350に到達した。20日に15335.28に小幅反落後、21日に15387.58に反発し、最高値を更新したが、22日はバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けて15307.17に反落し、売りシグナル。23日は15294.50に続落。28日に15409.39に続伸し、最高値を更新したが、29日に15302.80に反落。30日に15324.53に小幅反発したが、31日は15115.57に急落。6月3日に15254.03に反発後、5日に14960.59に続落したが、7日に15248.12に続伸。12日に14995.23に3日続落後、13日に15176.08に反発したが、14日は15070.18に反落した。レンジを形成中であるが、巨視的には15050を下回らない限り、再度上値を試す可能性が残る状態と考えられる。量的緩和策縮小をめぐる観測がFOMCで後退すれば、再度上値を試す可能性が残る展開が考えられる。
上値:6月13日終値15176.08を上回り、15180.00以上で引けると→:上値目標値15220、15235、15250、15265、15280、15295 中長期上値ポテンシャル:15700、15850、16920
下値:6月12日終値14995.23を下回り、14994.99以下で引けると→:下値目標値14950、14935、14920、14905、14890 中長期下値ポテンシャル:14500、14350、13750

○S&P500 6月14日終値1626.73(-9.63)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:49.03、BB:1676.53と1607.78
4月11日に1593.37と4日続伸し、史上最高値を更新。4月15日に1552.36に続落後、16日に1574.57に反発したが、18日は1541.61に続落。19日は1555.25に反発し、下抜けしかけた相場も何とか元のレンジに回帰する形となった。相場は23日に1578.78に3日続伸し、買いシグナル。4月30日には1597.57に上昇。5月1日に1582.70に反落したが、5月3日は第一上値目標値の1615に対して、1614.42に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、21日には1669.16に上昇し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小を示唆する発言から軟化に転じ、24日は1649.60に3日続落。28日に1660.06に反発したが、29日に1648.36に反落。31日は1630.74に下落し、売りシグナル。6月5日には第一下値目標値の1600.00に対して、1608.90に続落。しかし、7日は1643.38に続伸。12日に1612.52に3日続落後、13日は1636.36に反発。14日は1626.73に反落したが、終値で1625を下回らない限り、再度戻り余地を試す展開を予測する。
上値:6月7日終値1643.38を上回り、1645.00以上で引けると→:上値目標値:1685、1700 中長期上値ポテンシャル:1735
下値:6月12日終値1612.52を下回り、1609.99以下で引けると→:下値目標値1565、1550 中長期下値ポテンシャル:1530、1515、1490

○FTSE100 6月14日終値6308.26(+3.63)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:35.97、BB:6910.15と6190.57
3月14日に6529.41に上昇し、戻り高値を更新。3月25日に6378.38に下落後は、4月2日に6490.66に反発したが、4月5日は6249.78に大幅3日続落。4月11日に6416.14に4日続伸したが、18日は6243.67に5日続落。25日に6442.59に3日続伸後、26日は6426.42に反落。29日に6458.02に反発後、30日に6430.12に反落したが、5月2日に6460.71に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、22日には中長期上値ポテンシャルの6848に対して、6840.27に上昇し、最高値を更新。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日は6654.34に大幅続落。28日に6762.01に反発後、29日に6627.17に反落。30日に6656.99に反発したが、31日は6583.09に反落し、売りシグナル。6月3日に6525.12に続落。4日に6558.58に反発したが、5日に6419.31に反落し、売りシグナル。6日は中長期第一下値ポテンシャルの6340に対して、6336.11まで下値を拡大。7日は6411.99に反発したが、12日は6299.45に3日続落。14日に6308.26に小幅続伸したが、終値で6310以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続すると予測する。相場は、終値ベースの高値6840.27からの差込幅(反落幅)が大きく、反発しても戻り売りに押される展開を予測したように、相場は高値更新に失敗。逆に調整局面の継続となっている。4月18日終値6243.67や2月7日終値6228.42を下回る展開となれば、さらに下値を試す状態に発展すると予測する。
上値:6月7日終値6411.99を上回り、6415.00以上で引けると→:上値目標値:6455、6470 中長期上値ポテンシャル:6848、7060
下値:6月12日に6299.45で引け、6月6日終値6336.11を下回り、売りシグナル→:下値目標値:6290、6190 中長期下値ポテンシャル:6340、6060、5883

○DAX 6月14日終値8127.96(+32.57)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:45.16、BB:8557.13と8152.29
3月14日に8058.37に上昇し、戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転じ、4月19日は7459.96に6日続落となった。しかし、その後は急速に切り返し、25日には7832.86に4日続伸。26日は7814.76に反落。しかし、29日に7873.50に反発し、買いシグナル。5月22日には8530.89に12日続伸し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日には8305.32に大幅続落。28日は8480.87に続伸後、29日は8336.58に反落。30日に8400.20に反発したが、31日は8348.84に反落。6月3日は8285.80に続落し、売りシグナル。6日には8098.81に大幅続落。7日は8254.68に反発。相場は高値圏でレンジを形成していたが、8300を割り込むと当面の天井の確認と反落余地を探る展開を予測した。8098.81は下値目標値8245以下を大きく下回る売られすぎのゾーンであり、下値目標値まで一旦戻した形となった。10日は8307.69に続伸したが、13日に8095.39に3日続落。14日は8127.96に反発した。相場は一旦8095近辺で下値を確認したが、続伸しても8305を上抜けできなければ下落圧力は残る展開を予測する。
上値:6月10日終値8307.69を上回り、8310.00以上で引けると→:上値目標値8350、8365 中長期上値ポテンシャル:9025
下値:6月13日終値8095.39を下回り、8094.99以下で引けると→:下値目標値8050、8035、8020 中長期下値ポテンシャル:7034、6947、6694

○日経平均 6月14日東京市場終値12686.52(+241.14)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:38.20、BB:15632.441と12013.08
6月14日終値:先物9月限:12770(+320)、現物:12686.52(+241.14)

6月7日に12877.53まで下落後、10日に13514.20に反発したが、13日は相場の木で予測した中長期下値ポテンシャル12400に近い12445.38に下落。欧米株式相場の弱含みや円高基調の継続から、上値が重い展開を予測。FOMCで緩和策縮小が示されず、米国株式相場が反発すれば、日経平均も反発が予想されるが、巨視的には現物終値で12800以上を回復しない限り、反落余地を試す調整局面の継続を予測。山高ければ、谷深し。

○相場の森では、2012年11月19日に9153.20で引け、買いシグナル。上昇基調を継続し、2013年5月22日には終値で15627.26に上昇し、戻り高値を更新。しかし、6月7日には12877.53に反落幅を拡大。10日に13514.20に反発したが、13日に12445.38に3日続落し、売りシグナル。現物終値で12800以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。

○相場の林では、5月7日に14180.24で引け、買いシグナル。5月22日には15627.26に戻り高値を更新。その後は下落基調に転換し、6月7日は12877.53に3日続落。10日に13514.20に反発したが、13日は12445.38に3日続落。14日は12686.52に反発した。現物終値で13550以上を回復しない限り、買い転換しない状態に変化はなく、12445.38を下回ると更なる下値を試す展開と予測する。

○相場の木では、5月7日に14160に反発し、買いシグナル。5月22日には15670に戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転換し、6月7日は1268010日に13620に急反発後、13日に中長期下値ポテンシャルの12400に対して、12450に3日続落。14日は12770に反発した。先物終値で13620を上回らない限り、買い転換しない状態と予測する。

相場の森:長期トリガーポイントと目標値
上値:6月10日終値13514.20を上回り、13600.00以上で引けると→:上値目標値:14400、14700 中長期上値ポテンシャル:18100
下値:6月13日に12445.38で引け、6月7日終値12877.53を下回り、売りシグナル→下値目標値:12000、11700

相場の林:中期トリガーポイントと目標値
上値:6月10日終値13514.20を上回り、13550.00以上で引けると→:上値目標値:13950、14100 中長期上値ポテンシャル:14250、14400
下値:6月13日終値12445.38を下回り、12399.99以下で引けると→:下値目標値:11950 中長期下値ポテンシャル:13200、12050、10850、10150

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:6月10日先物終値13620を上回り、13640以上で引けると→:上値目標値:13800、13860、13920、13980 中長期上値ポテンシャル:14040、14100
下値:6月13日先物終値12450を下回り、12440以下で引けると→:下値目標値12260、12200、12140 中長期下値ポテンシャル:12400、11370


○商品相場の上下トリガーポイントと上下目標値     6月14日各市場終了時点

6月14日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 商品相場は週間ベースでは、WTIが続伸、金も反発したが、CRB、トウモロコシ、大豆が反落した。
金先物相場は反発。米生産者物価指数が3カ月ぶりに上昇したことを背景に、インフレヘッジとしての金への買い圧力が強まる展開となった。
米労働省が発表した5月の生産者物価指数(PPI)全完成品は前月比0.5%上昇。上昇率は事前予想の中央値(0.1%)を上回った。前月は0.7%の低下だった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比0.7%高の1オンス=1387.60ドルで終了した
原油先物相場は続伸。4カ月ぶり高値を付けた。オバマ米大統領がシリア反政府勢力への武器供給を承認するとの情報が流れ、世界の石油供給の3分の1を担う中東で緊張が高まるとの見方が広がった。原油先物は週間ベースでも値上がりし、2週間連続でプラス。オバマ大統領は小型の兵器類をシリアの反政府勢力に供給するよう中央情報局(CIA)に指示する計画。米政府は13日、アサド政権が反体制派に対して化学兵器を使用したことを確認したと発表した。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日比1.16ドル(1.20%)高の1バレル=97.85ドルで終了。終値ベースで1月30日以来の高値。
これまでの商品相場の下落は、FRBの量的緩和策縮小への懸念、中国など新興国の景気減速への不安、そして高水準の在庫が影響していた。また、米金融当局による量的緩和策の縮小が外国為替市場のドル高を促し、商品相場の売りに繋がっていた。外国為替市場では、早期の量的緩和策縮小はないとの観測からドルが下落しており、金や原油の上昇に繋がっている。
6月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は82.7と、前月の84.5から低下。事前予想の中央値の84.5を下回る結果だった。5月の米鉱工業生産指数は前月比で変わらずだった。市場は経済指標を注目しているが、米国経済指標は斑模様が継続している。
米国の雇用統計や製造業耐久財受注額、景気先行指数などが予想を上回ったが、個人消費支出(PCE)価格指数、NY連銀製造業景況指数、前回の鉱工業生産などが予想を下回っており、米国経済が不安定な状態であることに変化はない。また、ISM非製造業景況指数の低迷や前週までの予想を下回るGDPや小売売上高などから総じて米国景気が力強い回復をしている状態とはみていない。さらに、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、中長期的に商品相場への悪影響が懸念される。したがって、商品相場は短期的に反発しているものの、各国の量的緩和策によるリスク資産の上昇演出相場にも限界があり、再度反落する可能性が残っていると予測。
中長期的な視点では、米国の景気失速懸念、新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などから商品相場の下落トレンドに変化はないと予測。短期的な反発があっても、長期的には実体経済の著しい改善がない限り、再度大きな下落トレンドを継続する予測を維持する。
 
○CRB 6月14日終値286.18(+0.88)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:49.63、BB:288.94と282.77
2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇後は、9月17日から軟化に転じ、11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。その後再度レンジを形成し、292〜293台で一進一退。1月14日に298.12に3日続伸し、買いシグナル。2月1日には第一上値目標値306に対して、305.07に回復。しかし、2月4日から軟化に転じ、3月6日は289.84に下落した。その後は反発基調となり、3月15日は296.44に回復。しかし、3月19日は293.13に続落し、その後も294台で推移。3月27日に298.17に上昇したが、28日から軟化に転じ、4月3日に289.77に4日続落し、売りシグナル。4月15日は第二下値目標値の281に対して、280.93に4日続落し、下値を拡大。16日に283.23に反発後、17日に280.88に反落したが、19日は283.19に続伸し、280の下抜けはとりあえず回避された形。23日に280.99に続落後、25日に287.13に反発し、買いシグナル。29日に289.44に上昇後、5月1日に283.27に反落したが、5月3日は290.17に続伸し、再度買いシグナル。9日に291.45に上昇したが、10日から軟化に転じ、31日は281.85に下落。しかし、6月3日から反発に転じ、7日は287.67に5日続伸。しかし、その後は286〜285で一進一退の状態が継続。相場は一段上のレンジの下限292近辺が重い一方、4月15日以降の下値ゾーンの280の下抜けも失敗し、再度レンジの上限を試す可能性が継続。終値で285を下回らない限り、5月9日終値291.45の上抜けを試すバイアスが継続するが、上値も重い展開を予測する。
上値:5月9日終値291.45を上回り、292.00以上で引けると→:上値目標値:300、303 
中長期上値ポテンシャル:313 
下値:5月31日終値281.85を下回り、280.99以下で引けると→:下値目標値:272、269 中長期下値ポテンシャル:268、259、250

○WTI 6月14日終値97.85(+1.16)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:63.58、BB:97.81と92.01
フィボナッチでは、2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面は2011年5月11日ザラ場高値114.83 で一旦ピークを迎え、2011年10月4日ザラ場安値74.95まで下落。その後、2012年3月1日にザラ場高値110.55まで反発。しかし、2012年6月28日にはザラ場安値77.28まで下落した。FRBのQE3発表に伴い、2012年9月14日にザラ場高値100.42まで上昇したが、その後は11月2日終値84.86と11月7日終値84.44をレンジの下限とし、12月10日に85.56に5日続落後は85〜86台で一進一退。12月20日に90.13に6日続伸し、買いシグナルとなったが、90ドル台で上値が重い展開が継続。1月2日に第一上値目標値の94に対して、93.12に上昇。1月28日の96.44から上昇バイアスが強まり、1月30日は第二上値目標値98ドルに対して、97.94に3日続伸。その後は軟化に転じ、3月4日には90.12に反落幅を拡大。3月5日から緩やかな回復基調に転じ、3月28日は97.23に5日続伸。しかし、4月1日から軟化に転じ、4月17日は86.68に下値を拡大。18日から反発基調に転じ、25日に93.64に6日続伸。29日に94.50に上昇後、5月1日に91.03に反落したが、5月3日に95.61に続伸し、買いシグナル。8日に96.62に上昇したが、14日に94.21に4日続落。20日に96.71に4日続伸したが、上値の重い状態が継続。下落基調を継続し、31日は91.97に下落。6月3日から反発に転じ、6月7日は96.03に3日続伸。その後95ドル台でもたついたが、14日に97.85に3日続伸し、買いシグナル。終値で95ドルを下回らない限り、戻りを試すバイアスが継続する展開を予測する。ただし、1月以降、終値で98ドル台に乗せることに失敗しており、この水準からが正念場である。
上値:6月14日に97.85で引け、5月20日終値96.71を上回り、買いシグナル→:上値目標値:105、108
下値:5月31日終値91.97を下回り、90.99以下で引けると→:下値目標値:82、79
中長期下値ポテンシャル:49

○金 6月14日終値1387.30(+9.70)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:45.20、BB:1415.29と1361.94
2011年7月1日1482.60に下落後は上昇トレンドのアクセラレーションが起こり、第二上値目標値1875に対して、2011年8月22日に1888.70まで上昇(ザラ場高値は2011年9月6日の1920.70)した。しかし、その後は反落し、上値を1800、下値を1530とする大きなボックス圏を2013年4月9日まで継続。4月10日から軟化に転じ、4月15日は1360.60に暴落した。4月22日に1421.00に3日続伸したが、23日に1408.60に反落。しかし、25日に1461.80に続伸し、買いシグナル。4月30日に第一上値目標値1465に対して、1472.10に上昇。5月1日に1446.20に反落後、6日1468.00→7日1448.80→8日1473.70とレンジを形成。しかし、10日に1436.60に続落し、売りシグナル。17日には1363.70に7日続落。20日に1384.10に反発後、22日は1367.40に続落したが、23日に1391.80に反発。28日は1378.90に続落したが、30日は1411.50に続伸。しかし、31日は1392.62に反落。6月3日に1411.70に反発後、4日は1397.10に反落。6日に1415.70に続伸したが、7日に1383.00に急反落し、売りシグナル。11日に1377.00に下落後、12日に1391.80に反発したが、13日は1377.60に反落。14日は1387.30に反発したが、チャート上に変化はない。相場は、4月15日終値1360.60と5月17日終値1364.70、さらに5月22日終値1367.40で二番底を確認した可能性が高いが、下値を切り上げる状態となっており、経験則的に再度下値を試すリスクが残っている状態と予測した。終値で1390以上を回復しない限り、下値を試すバイアスは継続し、1375を下回ると、1330を目指すリスクを予測する。
上値:6月12日終値1391.80を上回り、1395.00以上で引けると→:上値目標値1435、1450 
下値:6月11日終値1377.00を下回り、1374.99以下で引けると→:下値目標値1330、1315 中長期下値ポテンシャル:1285、1270、1210、1170

○トウモロコシ 6月14日終値655.00(+11.50)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:47.55、BB:670と642
2012年6月1日の551.50を底に反発基調に転じ、8月21日に831.25に5日続伸し、戻り高値を示現。しかし、その後は軟化に転じ、9月10日に781.00で引け、売りシグナル。9月18日は第一下値目標値の740に対して、740.00に下落。その後はレンジを形成し、2013年1月4日には680.25に下値を拡大。3月13日は741.25に反発も、3月15日は717.00に大幅続落。3月27日に735.25に戻りを伸ばしたが、28日は695.25に急反落し、売りシグナル。相場は上値切り下げ、下値切り上げの三角保ち合いレンジを形成し、エネルギーを溜める状態であったが、依然として745超の水準は上値が重く、8月21日終値831.25からの下落トレンドに位置している状態。まずは1月4日終値680.25の下抜けを目指して下値を試す展開と予測したが、相場は下落基調を継続し、4月5日には第三下値目標値625に対して、629.00に暴落した。下値達成から4月16日は663.25に回復したが、23日は638.50に反落幅を拡大。しかし、4月29日に684.00に回復し、買いシグナル。5月3日は699.50まで戻りを拡大。8日に675.00に3日続落後、13日に718.00に反発したが、15日に650.75に暴落し、売りシグナル。21日には640.00に下値を拡大。28日は666.50に反発したが、30日は654.25に反落。6月7日に666.25に回復後、13日に643.50に反落したが、14日は655.00に反発。終値で670以上を回復すれば戻りを試す一方、640を下回る場合は、4月5日終値629.00と4月23日終値638.50を下回るリスクも引き続き残る状態と予測する。
上値:6月7日終値666.25を上回り、670.00以上で引けると→:上値目標値:710、725、740 
下値:6月13日終値643.50を下回り、639.99以下で引けると→:下値目標値:595、580、565、550 中長期下値ポテンシャル:602、595、572、550、317

○大豆 6月14日終値1516.50(+6.25)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:54.28、BB:1557と1457
2011年8月31日高値1456から下落基調を継続。12月14日は終値で1100.00、ザラ場安値1094.25まで下落した。しかし、その後は上昇基調を継続し、2012年9月4日には1771.00、
ザラ場高値1794.75に上昇した。しかし、9月5日から軟化に転じ、11月16日に1383.25まで下落。11月27日は1449.25に上昇し、買いシグナル。12月6日は第二上値目標値1490に対して、1491.25に4日続伸。その後はレンジを形成し、2013年3月11日に1514.75に3日続伸。1500台を回復したが、3月13日に1475.00に続落し、売りシグナル。19日は第三下値目標値1405に対して、1406.75に6日続落。27日に1453.75に反発したが、28日に1404.75に急反落し、売りシグナル。2011年11月以降形成したレンジの下限である1385前後を試す展開を予測したが、相場は4月5日に第一下値目標値1360に対して、1361.75に下値を拡大。しかし、4月8日以降は反発基調に転じ、18日は1430.50に3日続伸。24日に1404.00に反落後、29日は第一上値目標値1475に対して、1471.75に3日続伸。5月1日に1437.50に続落後、5月3日は1455.00に続伸。6日に1444.50に反落後、7日に1463.50に反発し、買いシグナル。14日には1524.50に戻りを拡大したが、15日に1412.75に暴落。23日は1499.50に6日続伸。24日は1476.25に反落したが、28日に1509.25に反発し、買いシグナル。6月3日に1532.50に上昇後、10日に1511.75に反落。12日に1540.75に続伸したが、13日は1510.25に反落。終値で1525以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測する。
上値:6月12日終値1540.75を上回り、1545.00以上で引けると→:上値目標値:1585、1600 中長期上値ポテンシャル:1550
下値:6月10日終値1511.75を下回り、1509.99以下で引けると→:下値目標値:1465、1450 中長期下値ポテンシャル:1369、1340

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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(6月7日) 

2013-06-10 01:00:08 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      6月7日終値時点予測

6月7日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、週間ベースでは、10年債では日本と豪州を除くすべての主要市場で続落。週間の10年債利回り変化幅は、米国+4.4bp、カナダ+8.3bp、豪州-10.3bp、ドイツ+4.1bp、英国+6.7bp。また、30年債も続落。週間では米国+5.5bp、カナダ+8.7bp、ドイツ+1.4bp、英国+2.4bpとなった。
米国債券相場は急反落。5月の米国雇用統計では非農業部門就業者数の伸びが市場予想を上回り、金融当局が債券購入を減速させるとの観測が強まった。週間ベースでは6週続落となった。10年債利回り は週間ベースでは過去4年で最長の連続上昇。雇用統計では、失業率は7.6%に上昇し、当初は買いで反応したが、その後急反落した。金融当局は現在月額850億ドルのペースで実施している資産購入を10月に同650億ドルに減らすと予想されている。減少額は従来予想よりも小幅となった。
米労働省が7日に発表した5月の雇用統計によると、非農業部門就業者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比17万5000人増。事前予想中央値は16万3000人増だった。前月は14万9000人増と速報値の16万5000人増から下方修正された。5月の家計調査に基づく失業率は7.6%(前月7.5%)に上昇した。
米国債のボラティリティ(変動性)の指標とされるメリル・オプション・ボラティリティ・エスティメート(MOVE )指数は、この日81.53。前日は84.75と、12年6月以来の高水準を付けた。過去1年間の平均は62.5。
市場関係者の予想中央値では、FOMCは10月29−30日の会合で資産購入規模を米国債350億ドル、住宅ローン担保証券(MBS)300億ドルの合計650億ドルに減らすと見込まれている。4月30日−5月1日の会合の前に実施された同様の調査では、10−12月(第4四半期)に国債とMBS合わせて500億ドルに減少すると予想されていた。
PIMCOで世界最大の債券ファンドを運用するビル・グロース氏は、失業率が上昇し、平均時給はほぼ変わらずだったことから、当局が資産購入を縮小する可能性は低いとの認識を示した。
グロース氏は、「この日の統計は縮小に関して一切示唆していない」とした上で、FRBのバーナンキ議長は「緩和策を縮小しないだろう。ただ最終的には、経済をより正常な状態に戻すため、金融当局は政策金利を一層正常な水準に引き上げる必要がある」と言及した。
欧州債券相場ではイタリア国債が上昇し、10年債利回りは約2カ月ぶり大幅低下となった。5月の米雇用統計で非農業部門就業者数が予想を上回る伸びとなったことを背景に、高利回り資産を求める動きが強まった。スペイン国債も上昇した。
安全資産を求める動きは後退し、ドイツ国債は下落。6日はユーロ圏諸国の国債が総じて安く、スペインとイタリアの10年債利回りは6週間ぶりの大幅上昇となっていた。ECBのドラギ総裁が域内経済の年内プラス成長回復見通しを示し、追加的な刺激策の必要性が低下したとみられたことが背景。市場はECBの会合に過剰反応していたが、この日の米国雇用統計を背景にリスク資産には支援材料とり、イタリアとスペインの国債相場が上昇した。
イタリア10年債利回りは前日比17.3bp低下し4.188%。これは4月5日以来の大幅低下。前日は23bp上げ、2月26日以来で最も上げていた。同年限のスペイン国債利回りは14.3bp低下の4.536%。一方、ドイツ10年債利回りは2.5bp上昇し1.545%。一時は1.48%まで下げ、5月31日以来の低水準となった。 英国債相場は下落。英公債管理局(DMO)は電子メールで、6月24日の週に銀行団を通じて2068年7月償還債を発行すると発表した。英10年債利回りは前日比4.5bp上昇の2.068%。
連邦諮問委員会(FAC)が31日に公表した今月17日開催の会合の議事録で、現在の緩和的な政策が今後1−3年間続く可能性が高いと指摘したものの、雇用統計の発表後は、債券相場は上昇後、急反落した。これは、雇用情勢が20万人を超えるほど強くもなく、10万人を下回るほど弱くもないことから、またもや株式相場が良いとこ取りで上昇したことが影響している。
22日のバーナンキFRB議長の発言を受けて、米国株式相場の天井感が一旦強まったが、反発余地を窺う体制に入ってきた可能性がある。引き続き実体経済の動向に関心が向かうと考えられるが、債券市場のベアなセンチメントから短期的には下値余地拡大のリスクが考えられ、米国10年債で2.25%、ドイツ10年債で1.65%程度への相場下落の可能性も考えられる。
一方、米国の経済指標は斑模様が継続している中で、一部の経済指標好転を理由に量的緩和策の規模縮小に動けば、株式相場の下落や更なる実体経済の悪化を通じて、中長期的には債券相場の支援材料になると考えられる。
従来、量的緩和策の継続は、株式相場や商品市場などリスク資産の上昇を通じて期待インフレ率の上昇を想起させ、債券相場の重石となることはQE2の局面で示されており、中期的に債券相場下落の要因と考えられる。一方、量的緩和策の終了や縮小観測は短期的には債券相場の売り材料となるが、中長期的にはリスク資産の下落を通じて債券相場の上昇要因と考えられる。こうした量的緩和策の市場の解釈はタイムラグを伴うため、短期的と中期的では市場の反応に違いがでてくる。
実際にはキャリートレードの手仕舞いによるマネーの逆流も影響していると考えられ、コンベクシティヘッジやモーゲージ絡みのヘッジ売りが増加する場合は債券相場の下落に拍車がかかるリスクもある。ただし、相場はやや過剰反応しているところも大きく、短期的には下値余地の確認が考えられる一方、上記の米国10年2.25%、ドイツ1.65%程度への相場下落後は、徐々に下値固めの状態に移行する展開を予測する。
一方、米国10年債が2.25%でも底打ち感がでない場合は、2.40%近辺への下値拡大の可能性も考えられる。この水準は2012年3月19日終値2.378%、2011年10月27日終値2.398%とほぼ同水準であり、中長期的な方向性を決めるうえで正念場となる。
今週は、雇用統計は予想を上回ったが、ADP雇用統計は予想を下回った。雇用はコンスタントに20万人を超える水準が失業率の低下に繋がるが、現在もまだその水準に達していない。失業率が上昇したように、全体的には依然として雇用情勢に大きな改善が見られていないという見方を維持する。労働参加率や就業率の低迷も米国の雇用情勢が依然として力強い回復を示していないことを示唆している。
米国の経済指標は斑模様が継続している。ミシガン大学消費者マインド指数、MNIシカゴ・リポートの5月の製造業景況指数、4月の米製造業耐久財受注額、景気先行指数、消費者信頼感指数が市場予想を上回った一方、4月の個人消費支出(PCE)価格指数、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回った。また、ISM非製造業景況指数やGDPの低迷などから米国の景気の失速も懸念される。ドイツの輸入は予想を下回ったうえ、ユーロ圏の景気低迷と高い失業率、英国の製造業景気指数の低迷、中国の製造業購買担当者指数(PMI)の低下など、実態経済の低迷は依然継続していると考えられる。したがって、ファンダメンタルズを背景とした中長期的な大勢観では、今後の債券相場の下値余地も徐々に限定的となり、相場は下値確認から下値固めの段階へ移行すると予測する。また、株式相場の反落幅次第では、QE2終了時と同様に、再度債券相場が上昇してくる可能性も考えられる。

○米国10年:6 月7日 新指標銘柄2.173%(+0.095%)、旧指標銘柄2.135%(+0.093%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、今回の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、5月2日に1.626%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に1.739%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第二下値目標値の1.840%に対して、旧指標銘柄で1.851%、新指標銘柄で1.898%(スプレッド4.7bp)に下値を拡大。相場は5月14日に旧指標で1.928%、新指標で1.975%に3日続落後、16日に旧指標で1.836%、新指標で1.882%に続伸。しかし、20日は旧指標で1.919%、新指標で1.966%に続落。21日に旧指標で1.881%、新指標で1.927%に反発したが、22日に旧指標で1.994%、新指標で2.040%に急反落。しかし、24日は旧指標で1.963%、新指標で2.009%に続伸。しかし、28日に旧指標で2.122%、新指標で2.166%に急反落。30日に旧指標で2.070%、新指標で2.112%に続伸。31日はザラ場で2.2%台をつけ、2.129%に下げ幅を縮小して引けた。
6月4日に2.147%に反落後、6日に2.078%に続伸したが、7日に2.173%に急反落し、売りシグナル。終値で2.144%以下の反発を回復しない限り、下値余地を探る展開を予測する。
相場は、2月4日ザラ場安値と3月11日終値ベースの安値である2.058%を終値で上回り、下値確認の状態となっていたが、5月28日終値2.166%も若干上回る相場下落となっており、下値を模索するバイアスが継続する可能性が残る。
上値:6月6日終値2.078%を下回り、2.074%以下で引けると→上値目標値:1.990%、1.960% 中長期上値ポテンシャル:1.930%、1.900%
下値:6月7日に2.173%で引け、6月4日終値2.147%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.240%、2.270% 中長期下値ポテンシャル:2.300%

○米国30年:6月7日 新指標銘柄3.335%(+0.090%)、旧指標銘柄3.324%(+0.090%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、今回の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、5月2日に2.821%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に2.954%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第三下値目標値の3.060%に対して、旧指標銘柄で3.076%、新指標銘柄で3.095%(スプレッド2.0bp)に下値を拡大した。相場は5月14日に旧指標で3.174%、新指標で3.191%に下値を拡大後、16日に旧指標で3.082%、新指標で3.098%に続伸。しかし、20日は旧指標で3.161%、新指標で3.177%に続落。21日に旧指標で3.116%、新指標で3.131%に反発したが、22日に旧指標で3.205%、新指標で3.220%に急反落。しかし、24日は旧指標で3.157%、新指標で3.172%に続伸。しかし、28日は旧指標で3.310%、新指標で3.323%に急反落。29日に旧指標で3.253%、新指標で3.266%に反発。6月4日に3.312%に反落後、6日に3.245%に反発したが、7日に3.335%に急反落し、売りシグナル。終値で3.314%以下の反発を回復しない限り、下値余地を探る展開を予測する。相場は、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値ベースの安値の3.260%を上回り、下値確認の状態となっていたが、28日終値3.323%も上回る相場下落となっおり、更なる下値を模索するバイアスが継続する可能性が残る。
上値:6月6日終値3.245%を下回り、3.244%以下で引けると→上値目標値:3.160%、3.130% 中長期上値ポテンシャル:3.100%、3.070% 
下値:6月7日に3.335%で引け、6月4日終値3.312%を上回り、売りシグナル→下値目標値:3.400%、3.430% 中長期下値ポテンシャル:3.460%

○カナダ10年:6月7日 新指標銘柄2.144%(+0.105%)、旧指標銘柄2.055%(+0.106%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、今回の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、5月2日に1.670%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日は1.767%に急反落し、売りシグナル。5月7日に第一下値目標値の1.830%に対して、1.821%に3日続落後、9日に1.797%に続伸。しかし、10日に1.884%に急反落し、売りシグナル。相場は5月14日に旧指標で1.846%、新指標で1.955%に3日続落後、16日に旧指標で1.777%、新指標で1.883%に続伸。しかし、22日に旧指標で1.859%、新指標で1.964%に反落幅を拡大し、売りシグナル。28日は旧指標で1.972%、新指標で2.074%に下値を拡大。6月3日に2.049%に小幅4日続伸後、4日に2.082%に反落。6日に2.039%に続伸後、7日に2.144%に急反落し、売りシグナル。終値で2.119%以下の反発を示現しない限り、下値余地を探る展開を予測。相場は2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回り、下値確認の状態となっていたが、6月4日終値2.082%も上回る相場下落となっおり、更なる下値模索の可能性が残る。
上値:6月6日終値2.039%を下回り、2.029%以下で引けると→上値目標値:1.940%、1.910% 中長期上値ポテンシャル:1.880%、1.840%
下値:6月7日に2.144%で引け、6月4日終値2.082%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.170%、2.200%、2.230% 中長期下値ポテンシャル:2.120%、2.300% 

○豪州10年:6月7日終値3.255%(-0.090%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、今回の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、4月23日に3.141%に上昇。25日に3.187%に続落したが、29日は3.107%に続伸し、買いシグナル。5月2日は第二上値目標値の3.020%に対して、3.033%に相場上昇。6日に3.120%に続落後、7日のRBAの利下げで3.067%に反発。しかし、9日に3.155%に続落し、売りシグナル。10日は3.234%に三日続落となった。
相場は第二下値目標値の3.240%に対して、既に3.234%に下落しており、10日の欧米市場の下落の影響を受けても、3.300%近辺で下げ渋る展開を予測した。相場は15日に第三下値目標値の3.270%に対して、3.272%に下値を拡大したが、17日に3.167%に続伸。しかし、23日に3.296%に4日続落し、売りシグナル。24日は3.310%に5日続落。27日に3.274%に反発後、29日に3.472%に大幅続落したが、31日に3.358%に続伸した。29日終値3.472%からの反発幅が大きく、再度反落しても、下値余地は限定的と予測したように、相場は6月4日に3.440%に反落したが、5月29日の3.472%を上回らずに、5日に3.388%に反発。6日は3.345%に続伸し、買いシグナル。7日は3.255%に戻りを拡大。相場は7日の欧米市場の急反落の影響を受けて、反落スタートが予想されるが、3.440%や3.472%を上回る相場下落に発展しない限り、下値余地は限定的と予測する。
上値:6月6日に3.345%で引け、5月31日終値3.358%を下回り、買いシグナル→上値目標値:3.260%、3.230% 中長期上値ポテンシャル:2.860%、2.596%、2.460%、2.379%、2.139%
下値:6月4日終値3.440%を上回り、3.450%以上で引けると→下値目標値:3.530%、3.560%

○ドイツ10年:6月7日終値 新指標銘柄1.545%(+0.025%)、旧指標銘柄1.505%(+0.026%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、今回の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日には1.211%に3日続伸。4月10日に1.303%に3日続落後は下値を切り上げながらレンジを形成し、4月26日は1.206%に上昇し、買いシグナル。5月2日は1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、7日に1.298%に3日続落。8日に1.269%に反発後、10日に1.379%に急反落し、売りシグナル。15日には第一下値目標値の1.380%に対して、1.382%に下落。しかし、17日に1.325%に続伸した。ブンズ先物市場の反発も一服感があり、今後、反落が予想されるが、15日終値の1.382%の下抜けを試す二番底確認プロセスに発展しても、下値余地は限定的と予測した。相場は5月21日に1.390%に続落し、売りシグナル。22日から指標銘柄が交代し、23日は旧指標で1.405%、新指標で1.443%(スプレッド3.8bp)に下落。29日は旧指標で1.496%、新指標で1.532%に3日続落したが、31日は旧指標で1.4669%、新指標で1.504%に反発。6月4日に1.542%に続落後、5日に1.510%に反発したが、7日に1.545%に続落。相場は下値でレンジを形成しているが、1.550%以上の相場下落となれば、1.65%に向けた下落バイアスが継続する展開を予測。
上値:6月5日1.510%を下回り、1.509%以下で引けると→上値目標値:1.420%、1.390%
中長期上値ポテンシャル:1.360%、1.330%
下値:6月4日終値1.542%を上回り、1.550%以上で引けると→下値目標値:1.630%、1.670%中長期下値ポテンシャル:1.650%、1.860%

○英国10年:6月7日終値2.068%(+0.045%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、今回の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後、2月21日に2.099%に急反発。相場は2.207%で一旦の下値達成感があるとコメントしたが、当面の下値を確認した可能性が高く、2月4日終値2.076%を下回ると、まずは1.980%や1.950%を目指して、戻りを試す展開を予測した。相場は2月26日に1.965%に続伸し、買いシグナル。3月1日には1.870%に戻りを拡大。3月8日に2.060%に反落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日は第一上値目標値の1.630%に対して、1.630%に3日続伸。4月10日に1.781%に3日続落後、22日に1.650%まで回復。三角保ち合いレンジを形成後、5月2日に1.621%まで戻りを拡大したが、3日は1.724%に急反落し、売りシグナル。9日まで第一下値目標値の1.770%近辺で推移したが、15日は第四下値目標値の1.920%に対して、1.922%に下値を拡大。16日は1.859%に反発したが、29日は1.999%に3日続落。30日は1.966%に反発したが、6月4日は2.035%に反落。5日に2.007%に反発後、7日に2.068%に続落し、売りシグナル。2.039%以下の反発を示現しない限り、下値余地を探るバイアスの継続を予測する。ただし、中長期下値ポテンシャルの2.040%を既に示現しており、ここからの下落余地は他市場対比で小さいと予測。
上値:6月5日終値2.007%を下回り、1.999%以下で引けると→上値目標値:1.910%、1.880% 中長期上値ポテンシャル:1.850%、1.820%、1.760%
下値:6月7日に2.068%で引け、6月4日終値2.035%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.120%、2.150% 中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%

○日本国債先物6月限:6月7日終値:143.11(+0.09)
コメント: 相場は4月4日に終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。相場は21日に141.89に続落後、23日に142.51に続伸。29日は141.58に下値を拡大したが、31日は142.32に続伸。5月15日終値141.89を下抜けしたが、元のレンジに回帰した形。引き続き下値圏でレンジを形成中であるが、徐々に下値固めから戻りを窺う展開に移行する展開を予測した。相場は6月3日に143.06に3日続伸後、4日に142.50に反落したが、7日に143.11に3日続伸し、買いシグナル。ただし、ザラ場で第四上値目標値の143.40を超える水準まで上昇後に反落して引けていることや、7日の欧米市場の急反落を受けて、反落が予想される。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:51.72、BB:143.25と141.49
上値:6月7日に143.11で引け、6月3日終値143.06を上回り、買いシグナル→上値目標値:143.50 中長期上値ポテンシャル:144.30
下値:6月4日終値142.50を下回り、142.49以下で引けると→下値目標値:142.05、141.90
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○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   6月7日東京市場終了時点  

6月7日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは7日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、対豪ドルを除き、ドルが続落。また、クロス円は、すべての通貨で続落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対豪ドル、対NZドルを除きドルが下落。また、クロス円はすべて続落(円高)となった。
7日の欧米市場ではドルが対ユーロで反発。5月の米国雇用統計で非農業部門就業者数が市場予想を上回る伸びを示したことから、米金融当局の緩和策縮小観測が強まったことが背景。
ドルは主要通貨の過半数に対して上昇。
麻生太郎財務相が円の対ドル相場について「注視はしているが、それによって介入するとか直ちに何かを今するつもりはない」と発言したことに反応して円は94.98まで一時上昇した。
ドルは対ユーロで0.2%上昇して1ユーロ=1.3218。ドルは対円で0.6%高の1ドル=97.56。円は対ユーロで0.4%下げて1ユーロ=128.96。
米商品先物取引委員会(CFTC)が示したデータによると、先物トレーダーは円が対ドルで下落するとの見方を弱めた。ヘッジファンドや大口投資家による円のネットショート(売り越し)は4日時点で8万2744枚と、前週の9万9769枚から減少した。
JPモルガン・チェースがまとめる主要7カ国(G7)通貨を基に算出されるボラティリティ指数は10.62%と、2012年6月以来の高水準をつけた。
22日のバーナンキFRB議長の議会証言の質疑応答でQE規模縮小開始の可能性を示唆したことによる株式相場の下落基調が継続。リスク回避の動きが強まったことから円が対主要通貨で堅調な展開が継続したが、短期的には一旦円の上昇もピークを迎えた可能性がある。
しかし、雇用統計の増加幅は、緩和策の縮小が近いうちに決定するほど強くもなく、縮小観測を交代させるほど弱くもないことが示され、対主要通貨でドル高基調が継続する可能性が考えられる。このことは、よほどドル円上昇しない限り、対ドルでの豪ドルやユーロの下落が豪ドル円やユーロ円などのクロス円の下落要因となり、結果的にドル円の上値抑制要因となると考えられる。
10日〜11日に開催される日銀の金融政策決定会合では、大きな政策変更はないとの見方が大勢だが、急激な円高・株安後の会合で、政策の据え置きとなれば、失望的な円の反発も予想される。94.98まで下落したドル円が、一旦98円台程度まで反発することが考えられるが、日銀の追加緩和策への期待の剥落が再度ドル円の二番底的な下値確認の材料となるリスクもある。
一方、中長期的な見方では、豪ドルの下落が継続していることが新興国の需要減少や商品相場の低迷を反映しており、実体経済の著しい回復を伴わない量的緩和策のみの株式相場の上昇を背景としたリスク選好の動きには限界があることを証明している。キャリートレードの解消が円高を招いているが、クロス円の軟化がドル円にも波及しており、ドル円は予想通り、100円を割り込み、94.98まで急落した。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現し、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられるとコメントしたが、外国為替相場も短期的にはドル円で103.74を天井として、円の下値を達成した可能性が高いと考えられる。相場の下落幅(レッグ)が長く、反発しても、再度下値を確認する二番底形成のプロセスや下方のメジャードムーブを形成するリスクが残っている。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみていた。日本側のマネタリーベースは増加する一方で、米国側のマネタリーベースも増大している。緩和策縮小があっても、構造的なドル余剰の状態に変化がないことから、103円台を再度示現しない限り、ドル円の上昇トレンドが継続する可能性は低いと予測する。一時94.98までドル円が下落したが、中長期的な視点では円が更なる円高方向に反発するリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 6月7日東京市場終値96.59(-2.68)、7日NY市場終値97.56(+0.59)
コメント:ドル円相場は、2012年3月15日東京市場終値83.74をピークに下落基調を継続し、9月28日に77.58に下落。しかし、その後は上昇基調に転換。2013年2月12日終値94.23と3月12日96.40を示現後に頭を抑えられたが、4月11日には99.64に上昇。4月16日に97.7に反落後、4月22日に99.71に99.71に上昇。4月23日に98.65に反落後、4月24日は99.51に反発したが、4月26日は98.59に続落し、売りシグナル。相場は、行使価格100円のオプション絡みの防戦売りが立ちはだかっていることや、2007年6月22日高値124.14から2011年10月31日安値75.35までの下落幅48.79の半値戻しである99.74前後からドルの上値が重くなっており、今回も100円突破に失敗。逆に97.77の下抜けを試す可能性があり、その場合はドル円相場も一旦ピークをつけた可能性が高まると予測した。相場は5月2日に第三下値目標値97.10に対して、97.24に5日続落となったが、3日の海外市場では98.99に反発。高値圏のレンジに回帰した形であるが、3回失敗している100円突破に今度も失敗するようであれば、相場の膠着状態が継続する展開を予測。しかし、株高などリスク資産の上昇によるリスク選好となれば、中長期的にまずは101円台を試す可能性を予測した。相場は連休明けの7日に99.11に反発後、9日に98.84に小幅続落したが、10日に101.37に急伸。10日の海外市場では101.60で引けているが、101円台は一旦上値達成感がでやすい。しかし、中長期的には103円台や104円台の可能性を指摘した。相場は13日に101.63に続伸後、14日に101.39に小幅反落。しかし、15日に102.38に反発し、買いシグナル。17日には第一上値目標値の102.50に対して、102.52に小幅ながら3日続伸。22日は102.79に6日続伸となった。22日の海外市場ではFRBの量的緩和策縮小の発表に反応し、103.74まで上昇したが、23日以降は日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、101.94に反落(引け後の海外市場ではザラ場では100.83まで)。24日は102.59までザラ場で回復したが、ドルの軟調地合いが継続し、101.61と続落(引け後の海外市場では100.67まで)となった。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えられる。27日に101.01に3日続落後、28日に102.24に反発したが、30日に100.84に続落し、売りシグナル。31日は100.63に3日続落となった。31日の海外市場では100.45にさらに水準を円高方向に移して引けている。量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となるが、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、予測通りドル高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形となった。相場は下落基調を継続し、6月7日は終値で96.59に下値を拡大。7日の海外市場ではザラ場で94.98まで下落後、97.56に戻して引けている。下値ポテンシャルは95.00であり、短期的に下値を確認し、反発を入れる形となった。5月2日終値の97.24を割り込んでおり、10日以降の東京市場でもこの水準以上で引けるか注目される。短期的に98.60以下は売られすぎであり、この程度までの反発は予想される。しかし、相場下落幅(レッグ)が長いため、反発後に再度反落した場合の下落余地は大きく、警戒的にみている。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:37.91、BB:104.49と97.71
上値:5月28日東京市場終値102.24を上回り、102.30以上で引けると→上値目標値:103.10、103.40 中長期上値ポテンシャル:103.00、104.50
下値:5月30日に100.84で引け、5月27日東京市場終値101.01を下回り、売りシグナル→下値目標値:99.20、98.60 中長期下値ポテンシャル:96.80、95.00

○EUR/USD 6月7日東京市場終値1.3247(+0.0128)、7日NY市場終値1.3218(-0.0028)
コメント:ユーロドル相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628に7日続伸し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。4月17日に1.3158に上昇したが、4月23日に1.2987に反落。5月1日に1.3172に5日続伸。7日に1.3081に下落後、9日に1.3168に反発したが、10日は1.3036に急反落し、売りシグナル。13日以降の東京市場終値で1.3060を上回らない限り、ユーロの反落余地を試す展開を予測した。相場は、第二下値目標値の1.2960に対して、13日に1.2963に下落後、14日に1.3001に反発。しかし、15日に1.2903に反落し、売りシグナル。第一下値目標値の1.2870に対して、16日は1.2861に下落した。22日に1.2935に反発後、23日に1.2865に反落したが、27日は1.2941に続伸。29日に1.2863に続落したが、30日に1.2961に反発し、買いシグナル。東京市場終値で1.2940以上で引けると、最大で1.3050程度への反発も考えられると予測したが、31日は1.3033に続伸。5月16日以降、1.2940〜1.2860のレンジを形成してきたが、一旦上に抜ける形となった。相場は6月7日に1.3247に4日続伸。7日の海外市場では1.3217に小幅反落したが、相場上昇幅(レッグ)が長く、反落しても、当面は再度上値を試すバイアスは継続すると考えられる。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:64.17、BB:1.3203と1.2747
上値:5月30日に1.2961で引け、5月27日東京市場終値1.2941を上回り、買いシグナル→上値目標値:1.3120、1.3260 
下値:5月29日東京市場終値1.2863を下回り、1.2859以下で引けると→下値目標値:1.2770、1.2740、1.2710、1.2680 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043、1.0825

○EUR/JPY 6月7日東京市場終値127.94(-2.28)、7日NY市場終値128.96(+0.51)
コメント:ユーロ円相場は、2011年4月8日東京市場終値122.85をピークに下落トレンドに転じ、2012年1月16日に終値で97.26に下落。2012年3月21日に終値で110.86に反発後、2012年7月23日に終値で94.32に下落した。しかし、その後はユーロ円の上昇トレンドが継続し、2013年2月6日は終値で127.09に上昇。2月26日に119.79に反落後、3月12日に125.37に7日続伸。4月2日に119.37に下落したが、4月11日には130.27に7日続伸した。その後は、上下を切り下げるレンジを形成。4月25日に129.31に上昇後、30日は127.95に反落。5月1日に128.36に小幅反発後、2日は127.99に反落。しかし、7日に129.65に反発し、買いシグナル。9日は第四上値目標値の130.10に対して、130.14に上昇。10日は132.15に戻りを拡大。13日に131.73に下落後、15日に132.09に続伸したが、16日は131.74に反落。21日に132.28に反発し、買いシグナル。22日には第一上値目標値の132.90に対して、132.96に続伸(ザラ場では133.80)した。しかし、23日は131.13に急反落し、売りシグナル。27日は130.71に下落。28日に131.92に反発したが、30日は130.69に続落。31日は131.15に反発した。しかし、31日の海外市場では130.64に反落しており、東京市場終値で130.60を下回ると、ユーロの下値余地を試す展開を予測した。相場は6月3日に130.60に下落後、4日に131.03に反発したが、5日に130.45で引け、売りシグナル。7日には127.94に3日続落となった。相場下落幅(レッグ)が長いため、反発後に再度反落した場合の下落余地は大きく、127円台を割り込んだ場合は124円前後まで下値余地が拡大すると予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:43.42、BB:133.42と128.90
上値:6月4日終値131.03を上回り、131.10以上で引けると→上値目標値:131.90、132.20
中長期上値ポテンシャル:133.40
下値:6月5日に130.45で引け、6月1日東京市場終値130.60を下回り、売りシグナル→:下値目標値:128.80、127.00 中長期下値ポテンシャル:124.00

○GBP/JPY 6月7日東京市場終値150.61(-2.65)、7日NY市場終値151.789(+0.504)
コメント:ポンド円相場は2012年4月2日東京市場終値132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、中長期上値目標値147.80に対して、2013年2月12日に東京市場終値で147.44、ザラ場では2月7日に147.982に上昇し、中長期上値ポテンシャルに到達、一旦ピークをつける形となった。その後は下落基調に転換し、2月27日には東京市場終値で138.65に下落した。2月28日以降は反発基調に転じ、3月15日は145.51に反発。4月3日に141.14に3日続落後、4月5日に146.44に大幅続伸し、買いシグナル。4月11日には終値で153.02まで上昇した。しかし、12日の152.63から反落し、16日には149.58に3日続落。17日に150.26に反発後、18日は149.45に反落したが、19日は152.35に反発。23日に150.19に反落したが、26日は152.27に回復。5月2日に151.30に3日続落となったが、7日に153.89に反発。8日に153.01に反落後、10日に156.46に大幅続伸。14日に155.18に続落後、21日に156.44に反発基調を継続。しかし、22日に155.67に反落し、156.60突破に失敗。23日に153.38に続落し、売りシグナル。27日は第二下値目標値の152.60に対して、152.95に4日続落。28日に154.27に反発したが、30日は152.82に続落。31日に153.04に反発したが、チャートの形状に変化はなく、東京市場終値で153.40以上を回復しない限り、ポンドの下落余地を探る展開を予測した。6月4日に153.58に反発したが、やはり形状に変化はなく、7日に150.61に急落。7日の海外市場では151.789に戻して引けているが、戻りの鈍い展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:43.72、BB:157.240と150.844
上値:5月28日東京市場終値154.27を上回り、154.40以上で引けると→上値目標値:156.00、156.60 中長期上値ポテンシャル:157.00
下値:6月7日に150.61で引け、5月27日東京市場終値152.95を下回り、売りシグナル→:下値目標値151.00、150.60 中長期下値ポテンシャル:148.00、143.20

○AUD/JPY 6月7日NY市場終値92.652(-0.410)
コメント:豪ドル円相場は2012年3月19日に88.399をピークに下落基調に転換し、6月1日に75.683に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には97.284に上昇した。その後はレンジを形成し、2月26日に94.090に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、3月14日には99.804に上昇。4月1日に97.180に下落したが、4月4日に100.540に反発し、買いシグナル。4月10日には105.201に5日続伸し、戻り高値更新となった。しかし、4月15日は99.802に3日大幅続落。4月19日に102.280に続伸したが、105.201からの差込幅(下落幅)が大きく、このまま一気に105.201を上抜けする可能性は高くないと予測したように、102円台前半で上値が重い状態が継続。5月1日には100.073に続落。5月3日に102.139に急反発したが、8日に100.699に3日続落。10日に101.869に続伸し、レンジを形成。しかし、16日に100.302に4日続落し、売りシグナル。17日は100.431に反発したが、ザラ場では100円割れとなっていた。27日は第四下値目標値の97.00に対して、97.264に4日続落。28日は98.431に反発したが、31日に96.172に3日続落。
6月3日に97.249に反発したが、5日に94.524に続落し、売りシグナル。7日には92.652に大幅4日続落となった。NY市場終値で93.200以上を回復しない限り、豪ドルの下落余地を試す展開を予測する。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となった。対ドルで、7日は豪ドルが0.9497に下落するなど軟調地合いを継続しており、豪ドル円も下値余地を探る展開が考えられる。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:24.54、BB:103.326と93.002
上値:6月3日NY市場終値97.249を上回り、97.400以上で引けると→上値目標値:99.00、99.60 
下値:6月5日に94.524で引け、5月31日NY市場終値96.172を下回り、売りシグナル→:下値目標値:94.20、93.60、92.20 中長期下値ポテンシャル:92.20、87.60

○CAD/JPY 6月7日NY市場終値95.672(+1.202)
コメント:カナダドル円相場は2012年3月19日に84.449をピークに下落基調に転換し、6月1日に74.937に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には94.053に上昇した。その後はレンジを形成し、2月25日に89.474に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、2月26日から反発基調に転じ、3月14日には94.022まで回復。4月1日に91.686に3日続落したが、4月4日に95.118に急反発し、買いシグナル。4月5日は第三上値目標値95.80に対して、95.862に続伸。これまでの上値の壁であった94円台をクリアし、当面はカナダドルの戻り余地を試すバイアスが継続する展開を予測したが、4月11日には中長期第三上値目標値98.991に対して、終値で98.644に戻りを拡大。しかし、4月15日は94.353に大幅続落。16日から反発に転じ、4月25日は97.308まで回復。相場の流れは4月11日終値98.644の上抜けを試す展開ながら、98.644からの差込幅(下落幅)が大きく、一気に上抜けする可能性は高くないと予測したように、4月26日は96.436に反落。短期的には上値が抑えられた状態であり、反発するにしても短期的には反落余地を確認してからと予測したように、5月2日まで96円台後半で上値の重い状態が継続した。しかし、3日に98.215に急反発し、買いシグナル。5月10日には100.596に戻りを拡大。4月11日終値98.648を上抜けており、戻り余地を試す展開ながら、100円台後半からは上値が重くなる展開を予測した。相場は13日に100.752に上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。20日から99円台に下落し、27日は97.614に6日続落。5月13日終値100.752からの差込幅(反落幅)が大きくなり、反発しても一気に100.752を上抜ける可能性は後退したと予測したように、相場は28日に98.454に反発したが、29日に97.726に反落。31日は96.849に下落し、売りシグナル。6月6日に94.470に4日続落後、7日は95.672に反発した。他のクロス円対比では底堅い動きをみせているが、戻りもやや鈍い展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:38.43、BB:102.028と94.669上値:5月28日NY市場終値98.454を上回り、98.600以上で引けると→上値目標値:100.20、100.80 中長期上値ポテンシャル:98.991、104.00
下値:6月6日NY市場終値94.470を下回り、94.399以下で引けると→下値目標値:92.60、91.60 中長期下値ポテンシャル:92.80、88.40

○SEK/JPY 6月7日NY市場終値14.866(+0.046)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2012年3月30日に12.528をピークに下落基調に転換し、6月1日に10.760に下落。その後は上昇基調に転じ、2013年2月13日に14.862(ザラ場高値は14.920)に戻り高値を更新後、2月25日には中長期下値ポテンシャル14.10に対して、14.167に下値を拡大。しかし、3月12日に15.113に戻り高値を更新。3月13日から軟化に転じ、4月3日に14.297に反落したが、4月4日に14.778に急反発し、買いシグナル。4月11日に15.690に6日続伸し、戻り高値を更新。15日に15.060に大幅続落以降は右肩下がりのレンジを形成。26日に14.910に続落後、5月1日に15.057に反発。2日に14.972に反落したが、3日に15.218に急反発。7日に15.151に小幅反落を入れたが、9日に15.346に続伸し、買いシグナル。13日には第一上値目標値の15.38に対して、15.399に4日続伸。15日に15.325に反落したが、17日に15.424に続伸。20日に15.363に反落後、22日に15.530に続伸したが、23日に15.348に反落し、売りシグナル。27日は第一下値目標値の15.18に対して、15.195に3日続落。30日に15.351に反発したが、31日は15.184に反落。6月4日に15.242に続伸したが、5日に15.034に急反落し、売りシグナル。6日に14.820に大幅続落。NY市場終値で14.880以上を回復しない限り、下値余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:37.83、BB:15.614と14.902上値:6月4日NY市場終値15.242を上回り、15.260以上で引けると→上値目標値:15.42 15.48、15.54 中長期上値ポテンシャル:15.62、15.92
下値:6月5日に15.034で引け、5月31日NY市場終値15.184を下回り、売りシグナル→下値目標値:15.00、14.94、14.58 中長期下値ポテンシャル:14.46、13.86

○NOK/JPY 6月7日NY市場終値16.9075(+0.0315)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2012年3月30日に14.5972をピークに下落基調に転換し、6月1日に12.7401に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月11日には17.1404(ザラ場高値は12日の17.1799)に戻り高値を更新した。しかし、その後は軟化に転じ、2月25日には16.0977に急落。その後回復基調に転じ、3月11日に16.8267に反発。しかし、3月12日から軟化に転じ、4月1日終値16.0095と4月3日終値16.0082で二番底を形成後、4月4日に16.6711に急反発し、買いシグナル。4月11日に17.4661に6日続伸し、戻り高値を更新。4月15日に16.8082に大幅続落後、レンジを形成していたが、4月26日に16.7569に反落。しかし、5月3日に17.0602に急反発。7日に16.9405に反落を入れたが、8日に17.2215に急反発し、買いシグナル。13日には17.5502に4日続伸。15日に17.4863に続落したが、17日に17.6304に続伸。20日に17.5259に反落後、22日に17.7189に反発し、戻り高値を更新。しかし、23日に17.5007に急反落し、売りシグナル。27日は17.2652に3日続落。28日に17.3593に反発後、29日に17.1450に反落。30日に17.2826に反発したが、31日は17.1223に反落。6月4日に17.2153に続伸したが、5日に17.0484に急反落し、売りシグナル。6日は16.8760に大幅続落となった。相場は5月22日終値17.7189で当面の天井確認と反落余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:40.58、BB:17.8344と16.8570
上値:6月4日NY市場終値17.2153を上回り、17.22以上で引けると→上値目標値:17.38、17.44、17.50、17.56 中長期上値ポテンシャル:17.66
下値:6月5日に15.034で引け、5月31日NY市場終値17.1223を下回り、売りシグナル→下値目標値:16.94、16.88 中長期下値ポテンシャル:16.40、15.80
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株式相場、商品相場のテクニカルコメント(6月7日)

2013-06-10 00:58:17 | 各種テクニカル指標
○株式相場の上下トリガーポイントと上下目標値       6月7日各市場終了時点

 6月7日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 グローバル株式相場は週間ベースで見ると、日本、英国、ドイツが下落する一方、米国市場は反発した。
米国株式相場は続伸。5月の米国雇用統計で非農業部門就業者数の伸びが市場予想を上回ったことを好感した。S&P500種株価指数は2日間の上昇率としては1月以来の最大となった。
ダウ工業株30種平均 の構成銘柄ではボーイングやウォルト・ディズニー、アメリカン・エキスプレスの上昇が際立った。S&P500種株価指数 は前日比1.3%高の1643.38で終了。ここ2日間の上昇率は2.1%。週間ベースでは0.8%上げた。ダウ工業株30種平均は207.50ドル(1.4%)上げて15248.12ドルで終えた。S&P500種の業種別 では10指数中9指数が上昇。上げ幅が大きかったのは資本財株指数で1.7%超上昇。
欧州株式相場は反発し、週間の下げを縮小した。指標のストックス欧州600指数は前日付けた約6週間ぶりの安値から反発した。米国雇用統計で5月の非農業部門就業者数が予想以上に増えたことが背景。ストックス欧州600指数 は前日比1.3%高の295.4で引けた。前週末比では1.8%安と、4月以来の大幅下落となった。 この日の西欧市場では18カ国中16カ国で主要株価指数が上昇した。
22日以降、グローバル株式相場のセンチメントが大きく悪化したが、今回の強くも弱くもない雇用統計が短期的に株式相場の反発基調を支援する可能性が高い。雇用者数の増加が9万人未満でもなければ、米量的緩和縮小観測を強めるような20万人超の水準でもなく、やや予想を上回る数字が、不透明な時期に投資家に安心感を与えた形となった。
最終的にはNYダウで16920程度、S&P500で1737程度という中長期上値ポテンシャルを計測しているが、今回のサイクルではNYダウが15700から15850が当面の上値と予測する一方、S&P500は1705から1720と計測しており、1737に近い水準となる。このため、今回のQE3中に最終の中長期上値ポテンシャルをつける可能性もある。
いずれにしろ、実体経済に沿って上昇したというよりも、バブル状態であり、FRBが実際に量的緩和策を縮小すれば、株式相場に確実にマイナスの影響を与える可能性が高いと考えられる。 夏場に向けて低調なパフォーマンスとなるアノマリーがあること、第2四半期の業績悪化懸念などから最高値更新後は、反落バイアスが再度強まる可能性が高いと予測する。
  
○NYダウ工業株30種:6月7日終値15248.12(+207.50)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:55.21、BB:15470.38と15004.57
4月11日に14865.14に4日続伸し、最高値を更新。しかし、15日に14599.20に大幅続落。16日に14756.78に急反発したが、18日に14537.14に大幅続落。23日に14719.46に反発後、14676.30に反落。4月30日に14839.80に4日続伸後、5月1日に14700.95に反落したが、3日に14973.96に続伸し、買いシグナル。8日に15105.12に上昇後、9日に15082.62に小幅反落を入れたが、10日に15118.49に反発し、買いシグナル。巨視的には5月2日に14831.58に上昇した時点の買いシグナルを継続しており、終値で15000を下回らない限り、上値を試すバイアスが継続する展開を予測し、当面の上値ポテンシャルは15200、そして15350近辺と計測した。相場は、13日に15091.68に下落後、15日に15275.69に続伸。16日に15233.22に反落したが、17日は15354.40に反発し、最高値を更新。中長期上値第二目標値の15350に到達した。20日に15335.28に小幅反落後、21日に15387.58に反発し、最高値を更新したが、22日はバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けて15307.17に反落し、売りシグナル。23日は15294.50に続落。28日に15409.39に続伸し、最高値を更新したが、29日に15302.80に反落。30日に15324.53に小幅反発したが、31日は15115.57に急落。6月3日に15254.03に反発後、5日に14960.59に続落したが、7日に15248.12に続伸。再度戻りを窺う体制に入ってきた。巨視的には15100を下回らない限り、再度上値を試す展開が考えられる。量的緩和策縮小発言を受けたリスク回避の動きかが懸念されるが、相場は5月28日の最高値15409.39から、右肩下がりのレンジを形成。相場の習性から再度上値を試す可能性が高いと考えられる。
上値:6月3日終値15254.03を上回り、15255.00以上で引けると→:上値目標値15295、15310 中長期上値ポテンシャル:15700、15850、16920
下値:6月5日終値14960.59を下回り、14959.99以下で引けると→:下値目標値14915、14875 中長期下値ポテンシャル:14500

○S&P500 6月7日終値1643.38(+20.82)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:54.44、BB:1676.99と1615.57
4月11日に1593.37と4日続伸し、史上最高値を更新。4月15日に1552.36に続落後、16日に1574.57に反発したが、18日は1541.61に続落。19日は1555.25に反発し、下抜けしかけた相場も何とか元のレンジに回帰する形となった。相場は23日に1578.78に3日続伸し、買いシグナル。4月30日には1597.57に上昇。5月1日に1582.70に反落したが、5月3日は第一上値目標値の1615に対して、1614.42に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、21日には1669.16に上昇し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小を示唆する発言から軟化に転じ、24日は1649.60に3日続落。28日に1660.06に反発したが、29日に1648.36に反落。31日は1630.74に下落し、売りシグナル。6月5日には第一下値目標値の1600.00に対して、1608.90に続落。しかし、7日は1643.38に続伸。相場は逆転上昇パターンになる可能性がでてきた。終値で1630.00を下回らない限り、戻り余地を試す展開を予測する。
上値:5月28日終値1660.06を上回り、1665.00以上で引けると→:上値目標値:1705、1720 中長期上値ポテンシャル:1735
下値:6月5終値1608.90を下回り、1604.99以下で引けると→:下値目標値1560、1545、1530 中長期下値ポテンシャル:1530、1515

○FTSE100 6月7日終値6411.99(+75.88)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:40.74、BB:6890.41と6377.43
3月14日に6529.41に上昇し、戻り高値を更新。3月25日に6378.38に下落後は、4月2日に6490.66に反発したが、4月5日は6249.78に大幅3日続落。4月11日に6416.14に4日続伸したが、18日は6243.67に5日続落。25日に6442.59に3日続伸後、26日は6426.42に反落。29日に6458.02に反発後、30日に6430.12に反落したが、5月2日に6460.71に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、22日には中長期上値ポテンシャルの6848に対して、6840.27に上昇し、最高値を更新。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日は6654.34に大幅続落。28日に6762.01に反発後、29日に6627.17に反落。30日に6656.99に反発したが、31日は6583.09に反落し、売りシグナル。6月3日に6525.12に続落。4日に6558.58に反発したが、5日に6419.31に反落し、売りシグナル。6日は中長期第一下値ポテンシャルの6340に対して、6336.11まで下値を拡大。しかし、7日は6411.99に反発した。終値ベースの高値6840.27からの差込幅(反落幅)が大きく、反発しても戻り売りに押される展開を予測したように、相場は高値更新に失敗。逆に調整局面の継続となっている。6月4日終値6558.58を上回れば、戻りを拡大する可能性があるが、上値も重い展開を予測する。
上値:6月4日終値6558.58を上回り、6560.00以上で引けると→:上値目標値:6600、6615 中長期上値ポテンシャル:6848、7060
下値:6月6日終値6336.11を下回り、6334.99以下で引けると→:下値目標値:6290、6190 中長期下値ポテンシャル:6340、6060、5883

○DAX 6月7日終値8254.68(+155.87)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:51.15、BB:8543.52と8151.09
3月14日に8058.37に上昇し、戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転じ、4月19日は7459.96に6日続落となった。しかし、その後は急速に切り返し、25日には7832.86に4日続伸。26日は7814.76に反落。しかし、29日に7873.50に反発し、買いシグナル。5月22日には8530.89に12日続伸し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日には8305.32に大幅続落。28日は8480.87に続伸後、29日は8336.58に反落。30日に8400.20に反発したが、31日は8348.84に反落。6月3日は8285.80に続落し、売りシグナル。6日には8098.81に大幅続落。7日は8254.68に反発した。相場は高値圏でレンジを形成しているが、8300を割り込むと当面の天井の確認と反落余地を探る展開を予測した。8098.81は下値目標値8245以下を大きく下回る売られすぎのゾーンであり、下値目標値まで一旦戻した形となっている。再度反落する二番底形成パターンも考えられるが、逆転上昇パターンの可能性もあり、相場は正念場である。
上値:5月30日終値8400.20を上回り、8405.00以上で引けると→:上値目標値8445、8460、8475、8490 中長期上値ポテンシャル:9025
下値:6月6日終値8098.81を下回り、8094.99以下で引けると→:下値目標値8050、7945 中長期下値ポテンシャル:7034、6947、6694

○日経平均 6月7日東京市場終値12877.53(-26.49)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:35.29、BB:16009.81と12591.61
6月7日終値:先物9月限:12720(-100)、現物:12877.53(-26.49)

6月7日に12877.53まで下値を拡大。欧米株式相場の反発から、日経平均も反発が予想されるが、巨視的には現物終値で13200以上を回復しない限り、調整局面の継続を予測。
また、現物終値で13550以上(先物終値では13660以上)を回復しない限り、買い転換とはならない。日足のみならず、週足でも三羽カラスの陰線となり、短期的な反発があっても上値の重い展開が考えられる。


○相場の森では、2012年11月19日に9153.20で引け、買いシグナル。上昇基調を継続し、2013年5月22日には終値で15627.26に上昇し、戻り高値を更新した。しかし、23日は14483.98に急反落。大きな反発もなく、6月7日には12877.53に反落幅を拡大。現物終値で13200以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。また、反発しても、戻り売りに頭を押される展開を予測する。

○相場の林では、5月7日に14180.24で引け、買いシグナル。5月22日には15627.26に戻り高値を更新した。23日は14483.98に急反落したが、24日は14612.45に反発。27日に14142.65に反落後、29日に14326.46に続伸したが、30日は13589.03に急落。31日は13774.54に反発。6月3日に13261.82に反落後、4日に13533.76に反発したが、5日に13014.87に反落し、売りシグナル。7日は12877.53に3日続落となった。現物終値で13000以上を回復しない限り、下値余地を探る展開。また、13000以上を回復しても、13550以上を回復しない限り、買い転換しない状態と予測する。

○相場の木では、4月26日に13950に3日続伸し、戻り高値を更新後、5月2日に13710に3日続落したが、5月7日に14160に反発し、買いシグナル。22日には15670に戻り高値を更新。しかし、27日は14030に大幅反落。28日は14360に反発したが、30日は13610に下値を拡大。31日は13700に反発後、6月3日は13240に反落。4日は13650に反発したが、5日に12940に下落し、売りシグナル。7日は12720まで下値を拡大した。先物終値で12780以上を回復しない限り、下値を試すバイアスが継続する。また、反発しても、先物終値で13650を上回らない限り、買い転換しない状態と予測する。

相場の森:長期トリガーポイントと目標値
上値:5月22日終値15627.26を上回り、15700.00以上で引けると→:上値目標値:16500
中長期上値ポテンシャル:18100
下値:4月2日終値12003.43を下回り、11999.99以下で引けると→下値目標値:11200、10900

相場の林:中期トリガーポイントと目標値
上値:6月4日終値13533.76を上回り、13550.00以上で引けると→:上値目標値:13950、14100 中長期上値ポテンシャル:14250、14400
下値:6月5日に13014.87で引け、6月3日13261.82を下回り、売りシグナル→:下値目標値:12800 中長期下値ポテンシャル:13200、12050、10850

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:6月4日先物終値13650を上回り、13660以上で引けると→:上値目標値:13820、13880 中長期上値ポテンシャル:13940、14000
下値:6月5日に12940で引け、6月3日先物終値13240を下回り、売りシグナル→:下値目標値12760、12640 中長期下値ポテンシャル:12400


○商品相場の上下トリガーポイントと上下目標値     6月7日各市場終了時点

6月7日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 商品相場は週間ベースでは、金を除く主要市場が上昇した。
原油先物相場は3日続伸。2週間ぶりの高値を付けた。米雇用統計で非農業部門就業者数が予想よりも増加したため、燃料需要が高まるとの見方から買いが優勢となった。また、株価の上昇も原油高に寄与した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日比1.27ドル(1.34%)高の1バレル=96.03ドルで終了。終値としては5月21日以来の高値となった。
金先物相場は反落。7週間ぶりの大幅安となった。5月の日農業部門数業者数が市場予想を上回る伸びとなったことを背景に、当局が緩和策を縮小するとの懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比2.3%安の1オンス=1383ドルで終了。中心限月としては4月15日以来の大幅下落となった。
原油相場などを中心としたこれまでの商品相場の下落は、FRBの量的緩和策縮小への懸念、中国など新興国の景気減速への不安、そして高水準の在庫が影響していた。また、米金融当局による量的緩和策の縮小が外国為替市場のドル高を促し、商品相場の売りに繋がっている。
今月発表の米国の雇用統計や製造業耐久財受注額、ミシガン大学消費者信頼感指数、景気先行指数などが予想を上回ったが、個人消費支出(PCE)価格指数、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回っており、米国経済が不安定な状態であることに変化はない。また、ISM非製造業景況指数の低迷や前週までの予想を下回るGDPや小売売上高などから総じて米国景気が力強い回復をしている状態とはみていない。さらに、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、中長期的に商品相場への悪影響が懸念される。したがって、下との商品相場は反発しているものの、各国の量的緩和策によるリスク資産の上昇演出相場にも限界があり、再度反落する可能性が残っている。
中長期的な視点では、米国の景気失速懸念、新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などから商品相場の下落トレンドに変化はないと予測。短期的な反発があっても、長期的には実体経済の著しい改善がない限り、再度大きな下落トレンドを継続する予測を維持する。
 
○CRB 6月7日終値287.67(+0.65)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:53.23、BB:289.84と282.84
2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇後は、9月17日から軟化に転じ、11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。その後再度レンジを形成し、292〜293台で一進一退。1月14日に298.12に3日続伸し、買いシグナル。2月1日には第一上値目標値306に対して、305.07に回復。しかし、2月4日から軟化に転じ、3月6日は289.84に下落した。その後は反発基調となり、3月15日は296.44に回復。しかし、3月19日は293.13に続落し、その後も294台で推移。3月27日に298.17に上昇したが、28日から軟化に転じ、4月3日に289.77に4日続落し、売りシグナル。4月15日は第二下値目標値の281に対して、280.93に4日続落し、下値を拡大。16日に283.23に反発後、17日に280.88に反落したが、19日は283.19に続伸し、280の下抜けはとりあえず回避された形。23日に280.99に続落後、25日に287.13に反発し、買いシグナル。29日に289.44に上昇後、5月1日に283.27に反落したが、5月3日は290.17に続伸し、再度買いシグナル。9日に291.45に上昇したが、10日から軟化に転じ、31日は281.85に下落。しかし、6月3日から反発に転じ、7日は287.67に5日続伸。一段上のレンジの下限292近辺が重い一方、4月15日以降の下値ゾーンの280の下抜けも失敗し、再度レンジの上限を試す可能性がでている。終値で285を下回らない限り、5月9日終値291.45の上抜けを試すバイアスが継続する展開を予測する。
上値:5月9日終値291.45を上回り、292.00以上で引けると→:上値目標値:300、303 
中長期上値ポテンシャル:313 
下値:5月31日終値281.85を下回り、280.99以下で引けると→:下値目標値:272、269 中長期下値ポテンシャル:268、259、250

○WTI 6月7日終値96.03(+1.27)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:57.67、BB:96.95と92.19
フィボナッチでは、2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面は2011年5月11日ザラ場高値114.83 で一旦ピークを迎え、2011年10月4日ザラ場安値74.95まで下落。その後、2012年3月1日にザラ場高値110.55まで反発。しかし、2012年6月28日にはザラ場安値77.28まで下落した。FRBのQE3発表に伴い、2012年9月14日にザラ場高値100.42まで上昇したが、その後は11月2日終値84.86と11月7日終値84.44をレンジの下限とし、12月10日に85.56に5日続落後は85〜86台で一進一退。12月20日に90.13に6日続伸し、買いシグナルとなったが、90ドル台で上値が重い展開が継続。1月2日に第一上値目標値の94に対して、93.12に上昇。1月28日の96.44から上昇バイアスが強まり、1月30日は第二上値目標値98ドルに対して、97.94に3日続伸。その後は軟化に転じ、3月4日には90.12に反落幅を拡大。3月5日から緩やかな回復基調に転じ、3月28日は97.23に5日続伸。しかし、4月1日から軟化に転じ、4月17日は86.68に下値を拡大。18日から反発基調に転じ、25日に93.64に6日続伸。29日に94.50に上昇後、5月1日に91.03に反落したが、5月3日に95.61に続伸し、買いシグナル。8日に96.62に上昇したが、14日に94.21に4日続落。20日に96.71に4日続伸したが、上値の重い状態が継続。下落基調を継続し、31日は91.97に下落。6月3日から反発に転じ、6月7日は96.03に3日続伸。終値で94ドルを下回らない限り、戻りを試すバイアスが継続する展開を予測する。しかし、1月以降、終値で98ドル台に乗せることに失敗しており、この水準からが正念場である。
上値:5月20日終値96.71を上回り、97.00以上で引けると→:上値目標値:105、108
下値:5月31日終値91.97を下回り、90.99以下で引けると→:下値目標値:82、79
中長期下値ポテンシャル:49

○金 6月7日終値1383.00(-32.70)
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:42.44、BB:1435.95と1357.14
2011年7月1日1482.60に下落後は上昇トレンドのアクセラレーションが起こり、第二上値目標値1875に対して、2011年8月22日に1888.70まで上昇(ザラ場高値は2011年9月6日の1920.70)した。しかし、その後は反落し、上値を1800、下値を1530とする大きなボックス圏を2013年4月9日まで継続。4月10日から軟化に転じ、4月15日は1360.60に暴落した。4月22日に1421.00に3日続伸したが、23日に1408.60に反落。しかし、25日に1461.80に続伸し、買いシグナル。4月30日に第一上値目標値1465に対して、1472.10に上昇。5月1日に1446.20に反落後、6日1468.00→7日1448.80→8日1473.70とレンジを形成。しかし、10日に1436.60に続落し、売りシグナル。17日には1363.70に7日続落。20日に1384.10に反発後、22日は1367.40に続落したが、23日に1391.80に反発。28日は1378.90に続落したが、30日は1411.50に続伸。しかし、31日は1392.62に反落。6月3日に1411.70に反発後、4日は1397.10に反落。6日に1415.70に続伸したが、7日に1383.00に急反落し、売りシグナル。相場は、4月15日終値1360.60と5月17日終値1364.70、さらに5月22日終値1367.40で二番底を確認した可能性が高いが、下値を切り上げる状態となっており、経験則的に再度下値を試すリスクが残っている状態と予測した。終値で1395以上を回復しない限り、1360を下抜けるバイアスが継続し、1350を目指すリスクを予測する。
上値:6月6日終値1415.70を上回り、1420.00以上で引けると→:上値目標値1460、1475 
下値:6月7日に1383.00で引け、6月4日1397.10を下回り、売りシグナル→:下値目標値1350、1335、1320、1305 中長期下値ポテンシャル:1285、1270、1170

○トウモロコシ 6月7日終値666.25(+3.00)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:50.69、BB:701と626
2012年6月1日の551.50を底に反発基調に転じ、8月21日に831.25に5日続伸し、戻り高値を示現。しかし、その後は軟化に転じ、9月10日に781.00で引け、売りシグナル。9月18日は第一下値目標値の740に対して、740.00に下落。その後はレンジを形成し、2013年1月4日には680.25に下値を拡大。3月13日は741.25に反発も、3月15日は717.00に大幅続落。3月27日に735.25に戻りを伸ばしたが、28日は695.25に急反落し、売りシグナル。相場は上値切り下げ、下値切り上げの三角保ち合いレンジを形成し、エネルギーを溜める状態であったが、依然として745超の水準は上値が重く、8月21日終値831.25からの下落トレンドに位置している状態。まずは1月4日終値680.25の下抜けを目指して下値を試す展開と予測したが、相場は下落基調を継続し、4月5日には第三下値目標値625に対して、629.00に暴落した。下値達成から4月16日は663.25に回復したが、23日は638.50に反落幅を拡大。しかし、4月29日に684.00に回復し、買いシグナル。5月3日は699.50まで戻りを拡大。8日に675.00に3日続落後、13日に718.00に反発したが、15日に650.75に暴落し、売りシグナル。21日には640.00に下値を拡大。28日は666.50に反発したが、30日は654.25に反落。31日以降は反発基調となり、7日は666.25に回復した。終値で670以上を示現すれば戻りを試す一方、650を下回る場合は、4月5日終値629.00と4月23日終値638.50を下回るリスクも引き続き残る状態と予測する。
上値:5月28日終値666.50を上回り、670.00以上で引けると→:上値目標値:710、725 
下値:5月30日終値654.25を下回り、649.99以下で引けると→:下値目標値:605、590中長期下値ポテンシャル:602、595、572、550、317

○大豆 6月7日終値1528.25(+1.00)
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:60.52、BB:1563と1426
2011年8月31日高値1456から下落基調を継続。12月14日は終値で1100.00、ザラ場安値1094.25まで下落した。しかし、その後は上昇基調を継続し、2012年9月4日には1771.00、
ザラ場高値1794.75に上昇した。しかし、9月5日から軟化に転じ、11月16日に1383.25まで下落。11月27日は1449.25に上昇し、買いシグナル。12月6日は第二上値目標値1490に対して、1491.25に4日続伸。その後はレンジを形成し、2013年3月11日に1514.75に3日続伸。1500台を回復したが、3月13日に1475.00に続落し、売りシグナル。19日は第三下値目標値1405に対して、1406.75に6日続落。27日に1453.75に反発したが、28日に1404.75に急反落し、売りシグナル。2011年11月以降形成したレンジの下限である1385前後を試す展開を予測したが、相場は4月5日に第一下値目標値1360に対して、1361.75に下値を拡大。しかし、4月8日以降は反発基調に転じ、18日は1430.50に3日続伸。24日に1404.00に反落後、29日は第一上値目標値1475に対して、1471.75に3日続伸。5月1日に1437.50に続落後、5月3日は1455.00に続伸。6日に1444.50に反落後、7日に1463.50に反発し、買いシグナル。14日には1524.50に戻りを拡大したが、15日に1412.75に暴落。23日は1499.50に6日続伸。24日は1476.25に反落したが、28日に1509.25に反発し、買いシグナル。6月3日1532.50に上昇。終値で1520を下回らない限り、戻り余地を探る展開を予測する。
上値:5月28日に1509.25で引け、5月23日終値1499.50を上回り、買いシグナル→:上値目標値:1540、1555 中長期上値ポテンシャル:1550
下値:5月24日終値1476.25を下回り、1474.99以下で引けると→:下値目標値:1430、1415 中長期下値ポテンシャル:1369、1340


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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(5月31日) 

2013-06-02 23:24:01 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      5月31日終値時点予測

5月31日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、週間ベースでは、10年債ではすべての主要市場で続落。月初の予想を上回る米国雇用統計を主要因とした大幅下落の流れを14日〜15日まで継続。その後、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回ったこと、CPIの低下や新規失業保険申請件数の増加など、経済指標の悪化を背景に16日にかけて急反発したが、ミシガン大学消費者信頼感指数や景気先行指数が予想を上回り、相場の習性による二番底の確認をするべく、20日にかけて反落。21日にダドリーNY連銀総裁のハト派的発言などから反発したが、22日のバーナンキFBR議長が議会証言の質疑応答でQE規模縮小開始の可能性を示唆し、相場は急落。予想を下回る中国PMIや株式相場の下落を背景に24日にかけて相場は反発したが、予想以上に堅調な消費者信頼感指数、MBSの急落、ノワイエECB総裁のタカ派的発言などから28日に下値を拡大。30日に反発したが、31日は予想を上回るミシガン大学消費者マインド指数、製造業景況指数から急落。しかし、株式相場の下落や連邦諮問委員会(FAC)が公表した今月17日開催の会合の議事録で、現在の緩和的な政策が今後1−3年間続く可能性が高いと指摘したことが発表されると、反発に転じ、週間の下げ幅を縮小した。
週間の10年債利回り変化幅は、米国+12.0bp、カナダ+11.3bp、豪州+4.8bp、ドイツ+7.4bp、英国+10.6bp。また、30年債も続落。週間では米国+10.8bp、カナダ+6.4bp、ドイツ+6.7bp、英国+7.9bpとなった。
31日の米国債券相場は10年債利回りが小幅上昇。月間ベースでは約3年ぶりの大幅な上昇となった。消費者マインド指数の上昇を背景に米金融当局の債券購入縮小観測が強まった。FRBに助言する連邦諮問委員会(FAC)が公表した今月17日開催の会合の議事録によると、FACは「現在の緩和的な政策は今後1−3年間続く可能性が高いようだ」と指摘した。この議事録発表後、米国債は下げ幅を縮小した。米国10年債利回りは4月末以来、45.6bp上昇。これは2010年12月に記録した50bpの上昇以来で最大となる。
5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は84.5と、2007年7月以来で最高。前月は76.4だった。事前予想の中央値は速報値と同じ83.7だった。MNIシカゴ・リポートの5月の製造業景況指数(季節調整済み)は58.7と、前月の49から上昇。これは昨年3月以来の高水準で、事前予想中央値(50)を上回った。また米商務省が発表した4月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月比で0.3%低下と、下落率としては2008年12月以来で最大。この統計発表後、米国債が一時上昇した場面もあった。
トレーダーのインフレ見通しの指標となる10年債と同年限インフレ連動債(TIPS)の利回り格差(ブレークイーブンレート )は2.19ポイント。前日は2.15ポイントと、2012年7月以来の最小だった。
欧州債券相場では、スペイン国債が下落。10年債利回りは月間ベースでは昨年8月以来で初めて上昇した。同国政府が2015年と23年に満期を迎える国債を入札で来週発行すると発表したことが影響した。この日発表された米シカゴ地区の5月の製造業景況指数が予想以上の上昇となり、値上がりしていたドイツ国債は上げ幅を縮小した。今月に入って世界の債券相場は約10年ぶりの大幅安となったが、その背景には米金融当局が刺激策である資産購入のペースを緩め始めるとの見方がある。イタリア債は下落。ユーロ圏失業率は4月に過去最悪の12.2%に達した。
ロンドン時間午後4時現在、スペイン10年債利回りは前日比7bp上昇の4.44%。前月末からは30bp上昇。イタリア10年債利回りは3bp上昇の4.15%
ドイツ10年債利回りは1.2bp低下の1.504%。一時は6bp低下の1.45%となった。
英国債相場は下落し、10年債利回りは月間ベースで約3年ぶり大幅上昇となった。米経済指標のほか、英消費者信頼感の改善が要因。10年債利回りは3.5bp上昇の2.001%。前月末からの利回り上昇幅は31bpで、これは09年12月以来で最大。
22日のバーナンキFRB議長の発言を受けて、株式相場の天井感が強まっている。今後は引き続き実体経済の動向に関心が向かうと考えられる。米国の経済指標は斑模様が継続している。
今週発表の5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)が84.5と、2007年7月以来で最高。MNIシカゴ・リポートの5月の製造業景況指数(季節調整済み)は58.7と、前月の49から上昇。これも昨年3月以来の高水準となった一方、4月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月比で0.3%低下と、下落率としては2008年12月以来で最大となった。また、これまで発表になったISM非製造業景況指数、GDP、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回るなど、米国経済の不調も目につく。さらに、中国のPMIや欧州の経済停滞、新興国の景気減速に伴う商品相場の下落など実体経済は引き続き低迷している。こうした状況下で一部の経済指標好転を理由に量的緩和策の規模縮小に動けば、株式相場の下落や更なる実体経済の悪化を通じて、中期的には債券相場の支援材料になると考えられる。
従来、量的緩和策の継続は、株式相場や商品市場などリスク資産の上昇を通じて期待インフレ率の上昇を想起させ、債券相場の重石となることはQE2の局面で示されており、中期的に債券相場下落の要因と考えられる。一方、量的緩和策の終了や縮小観測は短期的には債券相場の売り材料となるが、中長期的にはリスク資産の下落を通じて債券相場の上昇要因と考えられる。こうした量的緩和策の市場の解釈はタイムラグを伴うため、短期的と中期的では市場の反応に違いがでてくる。
今後の債券相場は、下値の確認から徐々に下値固めの状態に移行する展開が考えられる。米国の量的緩和策縮小を受けて、グローバルに株式相場が調整局面を継続する可能性が高く、中期的には債券相場の反発要因と考えられる。
ファンダメンタルズ面では、第2四半期の米国GDPは1.6%に減速する見通しで、給与税の増税や自動的な歳出削減の影響がGDPに表れるとみられているように、消費動向を主要因に米国景気再失速の可能性が懸念される。欧州債務問題の根本的な解決も容易ではなく、欧州連合(EU)が域内予算の削減で合意したことによる欧州景気先行き不安の強まりも懸念材料。ユーロ圏の低調なGDPと高い失業率、中国など新興国の景気減速懸念を含めた世界景気失速懸念があることから今後の債券相場の下値余地は小さいと予測。実体経済の回復が伴わない量的緩和は一時的な効果しかないと考えられ、2013年秋頃を目処に世界の10年債利回りは再度1%前後に収斂するべく大きな債券相場上昇トレンドが依然として継続しているとの見方を維持する。
 
○米国10年:5 月31日 新指標銘柄2.129%(+0.017%)、旧指標銘柄2.086%(+0.016%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、今回の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、5月2日に1.626%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に1.739%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第二下値目標値の1.840%に対して、旧指標銘柄で1.851%、新指標銘柄で1.898%(スプレッド4.7bp)に下値を拡大。相場は5月14日に旧指標で1.928%、新指標で1.975%に3日続落後、16日に旧指標で1.836%、新指標で1.882%に続伸。しかし、20日は旧指標で1.919%、新指標で1.966%に続落。21日に旧指標で1.881%、新指標で1.927%に反発したが、22日に旧指標で1.994%、新指標で2.040%に急反落。しかし、24日は旧指標で1.963%、新指標で2.009%に続伸。しかし、28日に旧指標で2.122%、新指標で2.166%に急反落。30日に旧指標で2.070%、新指標で2.112%に続伸。31日はザラ場で2.2%台をつけ、2.129%に下げ幅を縮小して引けた。相場は、2月4日ザラ場安値と3月11日終値ベースの安値である2.058%を終値で上回り、下値確認の状態となっている。28日終値2.166%を上回る相場下落となった場合は更なる下値を模索する可能性が残る。しかし、株式相場が軟化していることやインフレ懸念がみられないことから徐々に下値を固める展開を予測する。
上値:5月24日終値2.009%を下回り、2.004%以下で引けると→上値目標値:1.920%、1.890% 中長期上値ポテンシャル:1.770%、1.303%、1.232%、1.172%
下値:5月28日終値2.166%を上回り、2.175%以上で引けると→下値目標値:2.260%、2.270%、

○米国30年:5月31日 新指標銘柄3.280%(+0.008%)、旧指標銘柄3.269%(+0.009%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、今回の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、5月2日に2.821%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日に2.954%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第三下値目標値の3.060%に対して、旧指標銘柄で3.076%、新指標銘柄で3.095%(スプレッド2.0bp)に下値を拡大した。相場は5月14日に旧指標で3.174%、新指標で3.191%に下値を拡大後、16日に旧指標で3.082%、新指標で3.098%に続伸。しかし、20日は旧指標で3.161%、新指標で3.177%に続落。21日に旧指標で3.116%、新指標で3.131%に反発したが、22日に旧指標で3.205%、新指標で3.220%に急反落。しかし、24日は旧指標で3.157%、新指標で3.172%に続伸。しかし、28日は旧指標で3.310%、新指標で3.323%に急反落。29日に旧指標で3.253%、新指標で3.266%に反発。31日は旧指標で3.269%、新指標で3.280%に続落となったが、チャート上に変化はない。相場は、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値ベースの安値の3.260%を上回り、下値確認の状態となっている。28日終値3.323%を上回る相場下落となった場合は更なる下値を模索する可能性が残る。しかし、株式相場も軟化していることやインフレ懸念がみられないことから徐々に下値を固める展開を予測する。
上値:5月24日終値3.172%を下回り、3.164%以下で引けると→上値目標値:3.080%、3.050% 中長期上値ポテンシャル:2.930%、2.649%、2.529%、2.409%、2.156%、2.096% 
下値:5月28日終値3.323%を上回り、3.325%以上で引けると→下値目標値:3.410%、3.420%

○カナダ10年:5月31日 新指標銘柄2.061%(-0.002%)、旧指標銘柄1.963%(+0.001%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、今回の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、5月2日に1.670%まで戻りを拡大した。しかし、5月3日は1.767%に急反落し、売りシグナル。5月7日に第一下値目標値の1.830%に対して、1.821%に3日続落後、9日に1.797%に続伸。しかし、10日に1.884%に急反落し、売りシグナル。相場は5月14日に旧指標で1.846%、新指標で1.955%に3日続落後、16日に旧指標で1.777%、新指標で1.883%に続伸。しかし、22日に旧指標で1.859%、新指標で1.964%に反落幅を拡大し、売りシグナル。28日は旧指標で1.972%、新指標で2.074%に下値を拡大。31日は新指標で2.061%に小幅3日続伸したが、新指標で2.049%以下の反発を示現しない限り、下値リスクは消えないと予測。2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回り、下値確認の状態となっている。しかし、短期の値幅では十分下落しており、一旦反発する展開を予測する。
上値:5月16日終値1.883%を下回り、1.879%以下で引けると→上値目標値:1.790%、1.760% 中長期上値ポテンシャル:1.590%、1.426%、1.246%、1.126%、0.971%
下値:5月22日に1.964%で引け、5月14日終値1.955%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.040%、2.070% 

○豪州10年:5月31日終値3.358%(-0.039%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、今回の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、4月23日に3.141%に上昇。25日に3.187%に続落したが、29日は3.107%に続伸し、買いシグナル。5月2日は第二上値目標値の3.020%に対して、3.033%に相場上昇。6日に3.120%に続落後、7日のRBAの利下げで3.067%に反発。しかし、9日に3.155%に続落し、売りシグナル。10日は3.234%に三日続落となった。
相場は第二下値目標値の3.240%に対して、既に3.234%に下落しており、10日の欧米市場の下落の影響を受けても、3.300%近辺で下げ渋る展開を予測した。相場は15日に第三下値目標値の3.270%に対して、3.272%に下値を拡大したが、17日に3.167%に続伸。しかし、23日に3.296%に4日続落し、売りシグナル。24日は3.310%に5日続落。27日に3.274%に反発後、29日に3.472%に大幅続落したが、31日に3.358%に続伸した。29日終値3.472%からの反発幅が大きく、再度反落しても、下値余地は限定的と予測する。
上値:5月27日終値3.274%を下回り、3.269%以下で引けると→上値目標値:3.180%、3.150% 中長期上値ポテンシャル:2.860%、2.596%、2.460%、2.379%、2.139%
下値:5月29日終値3.472%を上回り、3.480%以上で引けると→下値目標値:3.560%

○ドイツ10年:5月31日終値1.504%(-0.012%)、旧指標銘柄1.466%(-0.014%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、今回の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日には1.211%に3日続伸。4月10日に1.303%に3日続落後は下値を切り上げながらレンジを形成し、4月26日は1.206%に上昇し、買いシグナル。5月2日は1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、7日に1.298%に3日続落。8日に1.269%に反発後、10日に1.379%に急反落し、売りシグナル。15日には第一下値目標値の1.380%に対して、1.382%に下落。しかし、17日に1.325%に続伸した。ブンズ先物市場の反発も一服感があり、今後、反落が予想されるが、15日終値の1.382%の下抜けを試す二番底確認プロセスに発展しても、下値余地は限定的と予測した。相場は5月21日に1.390%に続落し、売りシグナル。22日から指標銘柄が交代し、23日は旧指標で1.405%、新指標で1.443%(スプレッド3.8bp)に下落。
29日は旧指標で1.496%、新指標で1.532%に3日続落したが、31日は旧指標で1.4669%、新指標で1.504%に反発。短期的な下値は確認したが、新指標で1.532%を上回る相場の反落に発展すれば、最大で1.65%に向けた下落圧力は継続すると予測。ただし、利下げ観測もあることから、徐々に下値を固める展開を予測する。
上値:5月15日終値1.325%を下回り、1.319%以下で引けると→上値目標値:1.230%、1.200% 中長期上値ポテンシャル:1.140%、1.010%、0.980%、0.869%
下値:5月29日終値1.532%を上回り、1.540%以上で引けると→下値目標値:1.620%、1.710%中長期下値ポテンシャル:1.650%

○英国10年:5月31日終値2.001%(+0.035%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、今回の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後、2月21日に2.099%に急反発。相場は2.207%で一旦の下値達成感があるとコメントしたが、当面の下値を確認した可能性が高く、2月4日終値2.076%を下回ると、まずは1.980%や1.950%を目指して、戻りを試す展開を予測した。相場は2月26日に1.965%に続伸し、買いシグナル。3月1日には1.870%に戻りを拡大。3月8日に2.060%に反落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日は第一上値目標値の1.630%に対して、1.630%に3日続伸。4月10日に1.781%に3日続落後、22日に1.650%まで回復。三角保ち合いレンジを形成後、5月2日に1.621%まで戻りを拡大したが、3日は1.724%に急反落し、売りシグナル。9日まで第一下値目標値の1.770%近辺で推移したが、15日は第四下値目標値の1.920%に対して、1.922%に下値を拡大。16日は1.859%に反発したが、29日は1.999%に3日続落。30日は1.966%に反発したが、31日は2.001%に反落し、売りシグナル。終値で1.979%以下を示現しない限り、下値余地を探る展開を予測する。
上値:5月30日終値1.966%を下回り、1.959%以下で引けると→上値目標値:1.870%、1.840% 中長期上値ポテンシャル:1.450%、1.349%
下値:5月31日に2.001%で引け、5月29日終値1.999%を上回り、売りシグナル→下値目標値:2.080%、2.100% 中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%

○日本国債先物6月限:5月31日終値:142.32(+0.16)
コメント: 相場は4月4日に終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。相場は21日に141.89に続落後、23日に142.51に続伸。29日は141.58に下値を拡大したが、31日は142.32に続伸。5月15日終値141.89を下抜けしたが、元のレンジに回帰した形。引き続き下値圏でレンジを形成中であるが、徐々に下値固めから戻りを窺う展開に移行する展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:44.11、BB:144.61と140.72
上値:5月23日終値142.51を上回り、142.55以上で引けると→上値目標値:142.95、143.10、143.25、143.40
下値:5月29日終値141.58を下回り、141.54以下で引けると→下値目標値:141.10、140.95
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○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   5月31日東京市場終了時点  

5月31日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは24日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、対豪ドルを除き、ドルが下落。また、クロス円は、スイスフランを除くすべての通貨で続落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対円、対ユーロ、対英ポンド、対スイスフラン、対スウェーデンクローナでドルが下落する一方、対豪ドル、対カナダドル、対ノルウェークローネ、対ニュージーランドドルでドルは上昇した。また、クロス円はすべて下落(円高)となった。22日のバーナンキFRB議長の議会証言の質疑応答でQE規模縮小開始の可能性を示唆したことによる株式相場の下落基調が継続。リスク回避の動きが強まったことから円が対主要通貨で堅調な展開が継続した。
31日のNY外国為替市場ではユーロが対ドルで反落。前日に付けた3週間ぶり高値から下落。ドイツの小売売上高指数が低下し、ユーロ圏の失業率が過去最高に上昇したことが背景。米個人消費が予想に反して減少したが、製造業景況指数と米消費者マインド指数が予想を上回ったため、金融緩和の縮小観測からドルは上昇。円は主要通貨の大部分に対して上昇した。
ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロはドルに対して0.4%安の1ユーロ=1.2999ドル。週間では0.5%高。対円では前日比0.6%安の1ユーロ=130円64銭。円は対ドルで0.3%高の1ドル=100円45銭。一時は0.5%高の100円22銭と3週間ぶりの高値を付けた。週間では0.9%上昇した。 月間では円は対ドルで3%下落し、1996年以降で最長の8カ月連続安となった。ドルはユーロに対して1.3%上昇。
ドイツ連邦統計庁が発表した4月の小売売上高指数は前月比0.4%低下。市場予想は前月比0.2%上昇だった。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が31日発表した4月のユーロ圏失業率は12.2%に上昇した。
今週の外国為替相場は、引き続き対主要通貨で円の反発余地を窺う展開を予測する。22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を契機に株式相場の下落バイアスが継続しており、リスク回避姿勢の強まりからクロス円を中心に円の反発が考えられる。豪ドルの下落が継続していることは新興国の需要減少や商品相場の低迷を反映しており、実体経済の著しい回復を伴わない量的緩和策のみの株式相場の上昇を背景としたリスク選好の動きには限界があることを証明している。クロス円の軟化がドル円にも波及しており、ドル円は100円を割り込むことも考えられる。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現し、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられるとコメントしたが、外国為替相場も短期的には円の下値を達成した可能性が高いと考えられる。今週発表の最大の材料は米国雇用統計。さらにISM製造業景況指数、ADP雇用統計が発表される。好調な結果となればドル買いとなるが、早期の量的緩和策縮小観測から、31日のように株式相場の下落圧力となり、対他通貨のドル高がクロス円の下落を通じてドル円の上値を抑える展開も考えられる。結果的にクロス円を中心に円高基調が継続する可能性がある。またECB理事会でドラギ総裁の記者会見も予定されているが、追加利下げ観測が強まれば、ユーロの下落圧力が強まると考えられる。一方、米国経済指標が弱い結果となれば、FRBが量的緩和策の縮小を修正する可能性が考えられる。その場合はドルの下落によるクロス円の反発も考えられるが、ドル円の下落も大きく、クロス円の上値も限られると予測する。いずれにせよ、円安のトレンドが一服し、短期的には円の反発基調の継続が考えられる。
また、米国は、マクロ政策が国内経済の目的達成に用いられるべきであり、為替に向けられるべきではないとする主要7カ国(G7)と20カ国・地域(G20)の声明を繰り返している。欧米の財政赤字を円でファイナンスさせるという政治的密約が存在していると考えているが、103円台後半を示現したことで、さらなる円安が進展すれば、米国は再度、表面的に前回の為替報告書のように、大義名分を使って円の下落を止めることも考えられる。
日銀の緩和策では、現在138兆円あるマネタリーベースを2年後に2倍の270兆円に膨らませる。これによって円が対主要通貨で下落基調を継続する可能性が高まると考えられる一方、米国の量的緩和策の継続などからドルの余剰にも変化がないことから一方的な円安の進行は考えにくいと考えている。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や103円台〜104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみている。日本側のマネタリーベースは増加するが、一方で、米国側のマネタリーベースも増大している。構造的なドル余剰の状態に変化がないことからドル円の上昇トレンドが今後もさらに継続するか不透明であること、グローバルば株式相場の下落基調、米国や新興国など世界景気再失速懸念、欧州債務問題の長期化など負の懸念材料も多く、中長期的な視点では円が反発するリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 5月31日東京市場終値100.63(-0.21)、31日NY市場終値100.45(-0.28)
コメント:ドル円相場は、2012年3月15日東京市場終値83.74をピークに下落基調を継続し、9月28日に77.58に下落。しかし、その後は上昇基調に転換。2013年2月12日終値94.23と3月12日96.40を示現後に頭を抑えられたが、4月11日には99.64に上昇。4月16日に97.7に反落後、4月22日に99.71に99.71に上昇。4月23日に98.65に反落後、4月24日は99.51に反発したが、4月26日は98.59に続落し、売りシグナル。相場は、行使価格100円のオプション絡みの防戦売りが立ちはだかっていることや、2007年6月22日高値124.14から2011年10月31日安値75.35までの下落幅48.79の半値戻しである99.74前後からドルの上値が重くなっており、今回も100円突破に失敗。逆に97.77の下抜けを試す可能性があり、その場合はドル円相場も一旦ピークをつけた可能性が高まると予測した。相場は5月2日に第三下値目標値97.10に対して、97.24に5日続落となったが、3日の海外市場では98.99に反発。高値圏のレンジに回帰した形であるが、3回失敗している100円突破に今度も失敗するようであれば、相場の膠着状態が継続する展開を予測。しかし、株高などリスク資産の上昇によるリスク選好となれば、中長期的にまずは101円台を試す可能性を予測した。相場は連休明けの7日に99.11に反発後、9日に98.84に小幅続落したが、10日に101.37に急伸。10日の海外市場では101.60で引けているが、101円台は一旦上値達成感がでやすい。しかし、中長期的には103円台や104円台の可能性を指摘した。相場は13日に101.63に続伸後、14日に101.39に小幅反落。しかし、15日に102.38に反発し、買いシグナル。17日には第一上値目標値の102.50に対して、102.52に小幅ながら3日続伸。22日は102.79に6日続伸となった。22日の海外市場ではFRBの量的緩和策縮小の発表に反応し、103.74まで上昇したが、23日以降は日本の株式相場の暴落や海外の株式相場の連れ安に反応し、101.94に反落(引け後の海外市場ではザラ場では100.83まで)。24日は102.59までザラ場で回復したが、ドルの軟調地合いが継続し、101.61と続落(引け後の海外市場では100.67まで)となった。従来の上値目標値を103円台後半から104円台前半と計測していたが、ザラ場ではほぼ達成したと考えられる。27日に101.01に3日続落後、28日に102.24に反発したが、30日に100.84に続落し、売りシグナル。31日は100.63に3日続落となった。31日の海外市場では100.45にさらに水準を円高方向に移して引けている。量的緩和策の縮小は金利面からドル高要因となるが、株式相場の下落を通じてリスク回避になるため、予測通りドル高によるクロス円の下落がドル円にも調整を入れる形となっている。東京市場終値で100.90(101.20)以上を回復しない限り、ドル円の反落余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:49.03、BB:103.89と98.96
上値:5月28日東京市場終値102.24を上回り、102.30以上で引けると→上値目標値:103.10、103.40 中長期上値ポテンシャル:103.00、104.50
下値:5月30日に100.84で引け、5月27日東京市場終値101.01を下回り、売りシグナル→下値目標値:100.10、99.80 中長期下値ポテンシャル:99.20、95.80

○EUR/USD 5月31日東京市場終値1.3033(+0.0072)、31日NY市場終値1.2999(-0.0051)
コメント:ユーロドル相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628に7日続伸し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。4月17日に1.3158に上昇したが、4月23日に1.2987に反落。5月1日に1.3172に5日続伸。7日に1.3081に下落後、9日に1.3168に反発したが、10日は1.3036に急反落し、売りシグナル。13日以降の東京市場終値で1.3060を上回らない限り、ユーロの反落余地を試す展開を予測した。相場は、第二下値目標値の1.2960に対して、13日に1.2963に下落後、14日に1.3001に反発。しかし、15日に1.2903に反落し、売りシグナル。第一下値目標値の1.2870に対して、16日は1.2861に下落した。22日に1.2935に反発後、23日に1.2865に反落したが、27日は1.2941に続伸。29日に1.2863に続落したが、30日に1.2961に反発し、買いシグナル。東京市場終値で1.2940以上で引けると、最大で1.3050程度への反発も考えられると予測したが、31日は1.3033に続伸。5月16日以降、1.2940〜1.2860のレンジを形成してきたが、一旦上に抜ける形となった。しかし、31日の海外市場では1.2999で引けるなどユーロの上値も重い状態に変化はない。また、相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が、三尊を形成しているようにも見える。逆三尊の可能性をみていたが、東京市場終値で1.3172を上回らない限り、現状は逆三尊の可能性は後退し、逆に1.2800を下抜ける場合は三尊の可能性が高まり、中長期的に1.2000近辺への下落ポテンシャルがあると予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:52.15、BB:1.3126と1.2783
上値:5月30日に1.2961で引け、5月27日東京市場終値1.2941を上回り、買いシグナル→上値目標値:1.3030、1.3070、1.3100、1.3130 
下値:5月29日東京市場終値1.2863を下回り、1.2859以下で引けると→下値目標値:1.2770、1.2740、1.2710、1.2680 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043、1.0825

○EUR/JPY 5月31日東京市場終値131.15(+0.46)、31日NY市場終値130.64(-0.79)
コメント:ユーロ円相場は、2011年4月8日東京市場終値122.85をピークに下落トレンドに転じ、2012年1月16日に終値で97.26に下落。2012年3月21日に終値で110.86に反発後、2012年7月23日に終値で94.32に下落した。しかし、その後はユーロ円の上昇トレンドが継続し、2013年2月6日は終値で127.09に上昇。2月26日に119.79に反落後、3月12日に125.37に7日続伸。4月2日に119.37に下落したが、4月11日には130.27に7日続伸した。その後は、上下を切り下げるレンジを形成。4月25日に129.31に上昇後、30日は127.95に反落。5月1日に128.36に小幅反発後、2日は127.99に反落。しかし、7日に129.65に反発し、買いシグナル。9日は第四上値目標値の130.10に対して、130.14に上昇。10日は132.15に戻りを拡大。13日に131.73に下落後、15日に132.09に続伸したが、16日は131.74に反落。21日に132.28に反発し、買いシグナル。22日には第一上値目標値の132.90に対して、132.96に続伸(ザラ場では133.80)した。しかし、23日は131.13に急反落し、売りシグナル。27日は130.71に下落。28日に131.92に反発したが、30日は130.69に続落。31日は131.15に反発した。しかし、31日の海外市場では130.64に反落しており、東京市場終値で130.60を下回ると、ユーロの下値余地を試す展開を予測する。MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:50.85、BB:133.13と129.66
上値:5月28日終値131.92を上回り、132.00以上で引けると→上値目標値:132.80、133.10
中長期上値ポテンシャル:132.50、135.90
下値:5月30日東京市場終値130.69を下回り、130.59以下で引けると→:下値目標値:129.70、129.40 中長期下値ポテンシャル:127.60

○GBP/JPY 5月31日東京市場終値153.04(+0.22)、31日NY市場終値152.676(-0.746)
コメント:ポンド円相場は2012年4月2日東京市場終値132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、中長期上値目標値147.80に対して、2013年2月12日に東京市場終値で147.44、ザラ場では2月7日に147.982に上昇し、中長期上値ポテンシャルに到達、一旦ピークをつける形となった。その後は下落基調に転換し、2月27日には東京市場終値で138.65に下落した。2月28日以降は反発基調に転じ、3月15日は145.51に反発。4月3日に141.14に3日続落後、4月5日に146.44に大幅続伸し、買いシグナル。4月11日には終値で153.02まで上昇した。しかし、12日の152.63から反落し、16日には149.58に3日続落。17日に150.26に反発後、18日は149.45に反落したが、19日は152.35に反発。23日に150.19に反落したが、26日は152.27に回復。5月2日に151.30に3日続落となったが、7日に153.89に反発。8日に153.01に反落後、10日に156.46に大幅続伸。14日に155.18に続落後、21日に156.44に反発基調を継続。しかし、22日に155.67に反落し、156.60突破に失敗。23日に153.38に続落し、売りシグナル。27日は第二下値目標値の152.60に対して、152.95に4日続落。28hに154.27に反発したが、30日は152.82に続落。31日に153.04に反発したが、チャートの形状に変化はなく、東京市場終値で153.40以上を回復しない限り、ポンドの下落余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:46.79、BB:157.196と152.045
上値:5月28日東京市場終値154.27を上回り、154.40以上で引けると→上値目標値:156.00、156.60 中長期上値ポテンシャル:157.00
下値:5月27日東京市場終値152.95を下回り、152.79以下で引けると→:下値目標値151.00、150.80 中長期下値ポテンシャル:151.40、148.00、143.20

○AUD/JPY 5月31日NY市場終値96.172(-1.150)
コメント:豪ドル円相場は2012年3月19日に88.399をピークに下落基調に転換し、6月1日に75.683に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には97.284に上昇した。その後はレンジを形成し、2月26日に94.090に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、3月14日には99.804に上昇。4月1日に97.180に下落したが、4月4日に100.540に反発し、買いシグナル。4月10日には105.201に5日続伸し、戻り高値更新となった。しかし、4月15日は99.802に3日大幅続落。4月19日に102.280に続伸したが、105.201からの差込幅(下落幅)が大きく、このまま一気に105.201を上抜けする可能性は高くないと予測したように、102円台前半で上値が重い状態が継続。5月1日には100.073に続落。5月3日に102.139に急反発したが、8日に100.699に3日続落。10日に101.869に続伸し、レンジを形成。しかし、16日に100.302に4日続落し、売りシグナル。17日は100.431に反発したが、ザラ場では100円割れとなっていた。27日は第四下値目標値の97.00に対して、97.264に4日続落。28日は98.431に反発したが、31日に96.172に3日続落し、売りシグナル。NY市場終値で96.600以上を回復しない限り、豪ドルの下落余地を試す展開を予測する。相場は4月10日終値105.201から4月15日に99.802に下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる形となった。対ドルで、31日は豪ドルが0.9571に下落するなど軟調地合いを継続しており、豪ドル円も下値を探る展開が考えられる。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:30.68、BB:103.224と96.379
上値:5月28日NY市場終値98.431を上回り、98.600以上で引けると→上値目標値:100.20、100.80 
下値:5月31日に96.172で引け、5月27日NY市場終値97.264を下回り、売りシグナル→:下値目標値:95.40、93.80 中長期下値ポテンシャル:95.80

○CAD/JPY 5月31日NY市場終値96.849(-0.964)
コメント:カナダドル円相場は2012年3月19日に84.449をピークに下落基調に転換し、6月1日に74.937に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には94.053に上昇した。その後はレンジを形成し、2月25日に89.474に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、2月26日から反発基調に転じ、3月14日には94.022まで回復。4月1日に91.686に3日続落したが、4月4日に95.118に急反発し、買いシグナル。4月5日は第三上値目標値95.80に対して、95.862に続伸。これまでの上値の壁であった94円台をクリアし、当面はカナダドルの戻り余地を試すバイアスが継続する展開を予測したが、4月11日には中長期第三上値目標値98.991に対して、終値で98.644に戻りを拡大。しかし、4月15日は94.353に大幅続落。16日から反発に転じ、4月25日は97.308まで回復。相場の流れは4月11日終値98.644の上抜けを試す展開ながら、98.644からの差込幅(下落幅)が大きく、一気に上抜けする可能性は高くないと予測したように、4月26日は96.436に反落。短期的には上値が抑えられた状態であり、反発するにしても短期的には反落余地を確認してからと予測したように、5月2日まで96円台後半で上値の重い状態が継続した。しかし、3日に98.215に急反発し、買いシグナル。5月10日には100.596に戻りを拡大。4月11日終値98.648を上抜けており、戻り余地を試す展開ながら、100円台後半からは上値が重くなる展開を予測した。相場は13日に100.752に上昇し、戻り高値を更新したが、100円台で7営業日、上値の重い展開が継続。20日から99円台に下落し、27日は97.614に6日続落。5月13日終値100.752からの差込幅(反落幅)が大きくなり、反発しても一気に100.752を上抜ける可能性は後退したと予測したように、相場は28日に98.454に反発したが、29日に97.726に反落。31日は96.849に下落し、売りシグナル。下値余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:40.00、BB:101.531と96.868上値:5月28日NY市場終値98.454を上回り、98.600以上で引けると→上値目標値:100.20、100.80 中長期上値ポテンシャル:98.991、104.00
下値:5月31日に96.849で引け、5月27日NY市場終値97.614を下回り、売りシグナル→下値目標値:95.80、95.20 中長期下値ポテンシャル:92.80

○SEK/JPY 5月31日NY市場終値15.184(-0.167)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2012年3月30日に12.528をピークに下落基調に転換し、6月1日に10.760に下落。その後は上昇基調に転じ、2013年2月13日に14.862(ザラ場高値は14.920)に戻り高値を更新後、2月25日には中長期下値ポテンシャル14.10に対して、14.167に下値を拡大。しかし、3月12日に15.113に戻り高値を更新。3月13日から軟化に転じ、4月3日に14.297に反落したが、4月4日に14.778に急反発し、買いシグナル。4月11日に15.690に6日続伸し、戻り高値を更新。15日に15.060に大幅続落以降は右肩下がりのレンジを形成。26日に14.910に続落後、5月1日に15.057に反発。2日に14.972に反落したが、3日に15.218に急反発。7日に15.151に小幅反落を入れたが、9日に15.346に続伸し、買いシグナル。13日には第一上値目標値の15.38に対して、15.399に4日続伸。15日に15.325に反落したが、17日に15.424に続伸。20日に15.363に反落後、22日に15.530に続伸したが、23日に15.348に反落し、売りシグナル。27日は第一下値目標値の15.18に対して、15.195に3日続落。30日に15.351に反発したが、31日は15.184に反落。NY市場終値で15.24以上を回復しない限り、戻り局面の終了と下値余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:47.70、BB:15.525と15.100上値:5月30日NY市場終値15.351を上回り、15.360以上で引けると→上値目標値:15.52 15.58 中長期上値ポテンシャル:15.62、15.92
下値:5月27日NY市場終値15.195を下回り、15.179以下で引けると→下値目標値:15.00、14.70、14.58 中長期下値ポテンシャル:13.98

○NOK/JPY 5月31日NY市場終値17.1223(-0.1603)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2012年3月30日に14.5972をピークに下落基調に転換し、6月1日に12.7401に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月11日には17.1404(ザラ場高値は12日の17.1799)に戻り高値を更新した。しかし、その後は軟化に転じ、2月25日には16.0977に急落。その後回復基調に転じ、3月11日に16.8267に反発。しかし、3月12日から軟化に転じ、4月1日終値16.0095と4月3日終値16.0082で二番底を形成後、4月4日に16.6711に急反発し、買いシグナル。4月11日に17.4661に6日続伸し、戻り高値を更新。4月15日に16.8082に大幅続落後、レンジを形成していたが、4月26日に16.7569に反落。しかし、5月3日に17.0602に急反発。7日に16.9405に反落を入れたが、8日に17.2215に急反発し、買いシグナル。13日には17.5502に4日続伸。15日に17.4863に続落したが、17日に17.6304に続伸。20日に17.5259に反落後、22日に17.7189に反発し、戻り高値を更新。しかし、23日に17.5007に急反落し、売りシグナル。27日は17.2652に3日続落。28日に17.3593に反発後、29日に17.1450に反落。30日に17.2826に反発したが、31日は17.1223に反落し、売りシグナル。相場は5月22日終値17.7189で当面の天井確認と反落余地を探る展開を予測する。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:45.77、BB:17.8196と16.9637
上値:5月30日NY市場終値17.2826を上回り、17.30以上で引けると→上値目標値:17.46、17.52、17.58、17.64 中長期上値ポテンシャル:17.66
下値:5月31日に17.1223で引け、5月29日NY市場終値17.1450を下回り、売りシグナル→下値目標値:16.96、16.90 中長期下値ポテンシャル:16.54、15.94
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株式相場、商品相場のテクニカルコメント(5月31日)

2013-06-02 23:21:08 | 各種テクニカル指標
○株式相場の上下トリガーポイントと上下目標値      5月31日各市場終了時点

 5月31日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 グローバル株式相場は週間ベースで見ると、DAXを除く主要市場で大幅続落。
米国株式相場は反落。製造業活動や消費者マインドの指標が市場予想を上回ったことを背景に、金融当局が緩和措置を縮小するとの懸念が強まった。S&P500種株価指数は月間ベースでは7カ月連続上昇となった。ヘルスケアやエネルギー、消費関連株を中心にS&P500 種の業種別10指数すべてが下落した。S&P500種株価指数 は前日比1.4%安の1630.74。一時は0.3%上昇する場面もあった。ダウ工業株30種平均は208.96ドル(1.4%)安の15115.57
S&P500種は週間では1.1%安と、昨年11月以来で初の2週連続下落となった。月間ベースでは2.1%上げて、2009年9月以来最長の7カ月連続上昇。
シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は12%上げて16.30。週間では17%上昇した。VIXは約80%の確率でS&P500種と反対方向に動く。
ダウ30種平均の構成銘柄ではプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やファイザーの下げが目立ち、それぞれ3%、3.6%下落した。
欧州株式相場は下落し、指標のストックス欧州600指数は4週間ぶり安値となった。米消費者マインド指数やシカゴ地区の製造業景況指数が予想を上回ったことで、米金融当局が量的緩和を縮小するとの見方が強まった。株価指数は月間ベースでは12カ月連続高だった。
ストックス欧州600指数 は前日比0.9%安の300.88で終了し、今月2日以来の安値。米当局が金融政策を通じた刺激策を縮小させるかが焦点となり、前週末比で0.8%値下がりした。ただし月間ベースでは1.4%上昇し、1997年7月以来最長の連続高を記録した。
この日の西欧市場では、ギリシャを除く17カ国で主要株価指数が下落した。
22日移行、グローバル株式相場のセンチメントが大きく変化したと考えられる。これまでの株式相場が実体経済に沿って上昇したというよりも、バブル状態であったと認識されたものであり、FRBが実際に量的緩和策を縮小すれば、株式相場に確実にマイナスの影響を与える可能性が高いと考えられる。 夏場に向けて低調なパフォーマンスとなるあのマリーがあること、FRBの量的緩和策縮小観測、第2四半期の業績悪化懸念などから下落バイアスが継続する展開を予測する。
米国の経済指標は斑模様が継続している。今週は、ミシガン大学消費者マインド指数、MNIシカゴ・リポートの5月の製造業景況指数が予想を上回った。先週までは4月の米製造業耐久財受注額、景気先行指数、消費者信頼感指数が市場予想を上回った一方、今週の4月の個人消費支出(PCE)価格指数、先週までのNY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回った。また、雇用統計は月ごとに振れ幅が大きく、全体的には依然として雇用情勢は大きな改善が見られていないという見方を維持する。失業率は低下したが、労働参加率や就業率の低迷から米国の雇用問題の根深さが窺える状況となっている。また、ISM非製造業景況指数やGDPの低迷などから米国の景気失速が懸念される。ドイツの輸入は予想を下回ったうえ、ユーロ圏の景気低迷と高い失業率、英国の製造業景気指数の低迷、中国の製造業購買担当者指数(PMI)の低下など、実態経済の低迷は依然継続していると考えられる。
グローバルな株式相場は、各国の量的緩和策を背景に上値余地を窺う状態がほぼ終了し、調整局面の段階に入ったと考えられる。今月、米国、英国、ドイツなどの各市場が最高値を更新した。中長期的に、NYダウで16929、S&P500で1737程度を最終的な上値ポテンシャルと計測しているが、量的緩和による演出相場も、実体経済の著しい改善が見られない中(株式相場は経済指標の良いとこ取り)では徐々に割高感が強まると指摘した。5月から6月までの間に一旦のピークをつける展開を予測したが、現実になっている。今週もバーナンキFRB議長の議会証言を受けたリスク回避の流れが継続するかが注目されるが、経済指標では雇用統計、ISM製造業景況指数が予定されている。量的緩和策の早期縮小が強まっており、予想を上回る数字がでた場合は株式相場の調整色がさらに強まると考えられる。NYダウの15350ゾーンは短期的に上値達成感があり、最低でも15250割れを示現する展開を予測したが、31日は15115.57に下落した。短期的な反発があっても、各市場とも戻り売りに押される展開を予測する。
ユーロ圏の失業率に改善の兆しはなく、経済は1月〜3月期もマイナスで景気後退が1年半となり、ユーロ発足以来最長となっている。また、欧州委員会がユーロ圏の経済成長率予想を下方修正したことからも実体経済の悪化が懸念される。欧州委は3日公表した最新の経済見通しで、ユーロ圏の2013年成長率をマイナス0.4%と予想。2月時点の予想(マイナス0.3%)から引き下げた。また、米国では2013年上半期に財政引き締めの影響で経済成長が2ポイント押し下げられることを考慮する必要がある。今回の法案では、給与税減税失効の影響が大きいため、一般世帯の77.1%が増税となる。このため、米国経済の減速は避けられず、中長期的に株式相場を圧迫する可能性を予測。米国は重大な債務問題が残っており、経済はなお低迷し、企業決算は低調な予想を上回っているにすぎない。米国の高失業率、個人所得・個人消費の低迷、スペインの景気後退、ギリシャ問題、中国の景気減速などの世界景気後退懸念、欧州連合(EU)による域内予算の削減合意を受けた欧州景気先行きへの不安の強まりと欧州債務問題の長期化など、懸念材料が山積しており、相場は2007年の最高値を更新後は、2013年秋以降に調整局面入りする予測を維持する。
  
○NYダウ工業株30種:5月31日終値15115.57(-208.96)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:50.25、BB:15479.44と14946.10
4月11日に14865.14に4日続伸し、最高値を更新。しかし、15日に14599.20に大幅続落。16日に14756.78に急反発したが、18日に14537.14に大幅続落。23日に14719.46に反発後、14676.30に反落。4月30日に14839.80に4日続伸後、5月1日に14700.95に反落したが、3日に14973.96に続伸し、買いシグナル。8日に15105.12に上昇後、9日に15082.62に小幅反落を入れたが、10日に15118.49に反発し、買いシグナル。巨視的には5月2日に14831.58に上昇した時点の買いシグナルを継続しており、終値で15000を下回らない限り、上値を試すバイアスが継続する展開を予測し、当面の上値ポテンシャルは15200、そして15350近辺と計測した。相場は、13日に15091.68に下落後、15日に15275.69に続伸。16日に15233.22に反落したが、17日は15354.40に反発し、最高値を更新。中長期上値第二目標値の15350に到達した。20日に15335.28に小幅反落後、21日に15387.58に反発し、最高値を更新したが、22日はバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小発言を受けて15307.17に反落し、売りシグナル。23日は15294.50に続落。28日に15409.39に続伸し、最高値を更新したが、29日に15302.80に反落。30日に15324.53に小幅反発したが、31日は15115.57に急落。巨視的には15250を回復しない限り、当面の天井をつけた可能性が高いと予測。量的緩和策縮小発言を受けたリスク回避の動きから、相場上昇の一服と反落余地を探る調整局面の展開を予測する。
上値:5月30日終値15324.43を上回り、15325.00以上で引けると→:上値目標値15365、15380 中長期上値ポテンシャル:15350、15415、15500
下値:5月31日に15115.57で引け、5月29日終値15302.80を下回り、売りシグナル→:下値目標値15150、15090、14700 中長期下値ポテンシャル:14050、13900、13750、13600

○S&P500 5月31日終値1630.74(-23.67)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:50.04、BB:1677.29と1612.34
4月11日に1593.37と4日続伸し、史上最高値を更新。4月15日に1552.36に続落後、16日に1574.57に反発したが、18日は1541.61に続落。19日は1555.25に反発し、下抜けしかけた相場も何とか元のレンジに回帰する形となった。相場は23日に1578.78に3日続伸し、買いシグナル。4月30日には1597.57に上昇。5月1日に1582.70に反落したが、5月3日は第一上値目標値の1615に対して、1614.42に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、21日には1669.16に上昇し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長の量的緩和策縮小を示唆する発言から軟化に転じ、24日は1649.60に3日続落。28日に1660.06に反発したが、29日に1648.36に反落。31日は1630.74に下落し、売りシグナル。終値で1645.00以上を回復しない限り、下値余地を探る展開を予測する。
上値:5月28日終値1660.06を上回り、1665.00以上で引けると→:上値目標値:1705、1720 中長期上値ポテンシャル:1735
下値:5月31日に1630.74で引け、5月24日終値1649.60を下回り、売りシグナル→:下値目標値1600、1585 中長期下値ポテンシャル:1400、1391、1301、1264、1234

○FTSE100 5月31日終値6583.09(-73.90)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:48.23、BB:6841.21と6473.09
3月14日に6529.41に上昇し、戻り高値を更新。3月25日に6378.38に下落後は、4月2日に6490.66に反発したが、4月5日は6249.78に大幅3日続落。4月11日に6416.14に4日続伸したが、18日は6243.67に5日続落。25日に6442.59に3日続伸後、26日は6426.42に反落。29日に6458.02に反発後、30日に6430.12に反落したが、5月2日に6460.71に続伸し、買いシグナル。上昇基調を継続し、22日には中長期上値ポテンシャルの6848に対して、6840.27に上昇し、最高値を更新。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日は6654.34に大幅続落。28日に6762.01に反発後、29日に6627.17に反落。30日に6656.99に反発したが、31日は6583.09に反落し、売りシグナル。終値ベースの高値6840.27からの差込幅(反落幅)が大きく、反発しても戻り売りに押される展開を予測したように、相場は高値更新に失敗。逆に調整局面の継続を予測する。
上値:5月30日終値6656.99を上回り、6660.00以上で引けると→:上値目標値:6700、6715、6730、6745 中長期上値ポテンシャル:6848、7060
下値:5月31日に6583.09で引け、5月29日終値6627.17を下回り、売りシグナル→:下値目標値:6580、6565、6550、6535 中長期下値ポテンシャル:6340、6060、5883

○DAX 5月31日終値8348.84(-51.36)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:56.54、BB:8543.54と8146.49
3月14日に8058.37に上昇し、戻り高値を更新。しかし、その後は下落基調に転じ、4月19日は7459.96に6日続落となった。しかし、その後は急速に切り返し、25日には7832.86に4日続伸。26日は7814.76に反落。しかし、29日に7873.50に反発し、買いシグナル。5月22日には8530.89に12日続伸し、最高値を更新した。しかし、22日のバーナンキFRB議長発言を受けたリスク回避の動きから24日には8305.32に大幅続落。28日は8480.87に続伸後、29日は8336.58に反落。30日に8400.20に反発したが、31日は8348.84に反落。相場は高値圏でレンジを形成しているが、8300を割り込むと当面の天井の確認と反落余地を探る展開を予測する。
上値:5月30日終値8400.20を上回り、8405.00以上で引けると→:上値目標値8445、8460、8475、8490 中長期上値ポテンシャル:9025
下値:5月29日終値8336.58を下回り、8334.99以下で引けると→:下値目標値8290、8275、8260、8245 中長期下値ポテンシャル:8155、7034、6947、6694

○日経平均 5月31日東京市場終値13774.54(+185.51)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:43.38、BB:15696.60と13441.52
5月31日終値:先物6月限:14700(+90)、現物:13774.54(+185.51)

相場の木では、23日終値の14483.98を下回れば、下値ポテンシャルが13850まで拡大し、24日ザラ場安値13981.52を終値で取りに行く、相場の習性の可能性を予測したが、30日に13589.03に下落。終値ベースの戻り高値15627.26からの差込(反落幅)が大きく、戻りは売りに。巨視的には現物終値で13900以上を回復しない限り、反落余地を探る展開を予測。欧米株式相場の大幅下落もあり、引き続きFRBの量的緩和策縮小を受けたリスク回避の流れが相場の戻りを抑える展開を予測する。

○相場の森では、2012年11月19日に9153.20で引け、買いシグナル。上昇基調を継続し、2013年5月22日には終値で15627.26に上昇し、戻り高値を更新した。しかし、23日は14483.98に急反落。大きな反発もなく、30日は13589.03に反落幅を拡大。現物終値で13900以上を回復しない限り、反落余地を試す展開を予測する。また、反発しても、戻り売りに押される展開を予測する。

○相場の林では、5月7日に14180.24で引け、買いシグナル。5月22日には15627.26に戻り高値を更新した。23日は14483.98に急反落したが、24日は14612.45に反発。27日に14142.65に反落後、29日に14326.46に続伸したが、30日は13589.03に急落。31日は13774.54に反発した。30日終値の13589.03を下回ると下値を拡大する展開を予測する。

○相場の木では、4月26日に13950に3日続伸し、戻り高値を更新後、5月2日に13710に3日続落したが、5月7日に14160に反発し、買いシグナル。22日には15670に戻り高値を更新。しかし、27日は14030に大幅反落。28日は14360に反発したが、30日は13610に下値を拡大。31日は13700に反発した。30日先物終値の13610を下回ると下値余地を探る展開を予測する。

相場の森:長期トリガーポイントと目標値
上値:5月22日終値15627.26を上回り、15700.00以上で引けると→:上値目標値:16500
中長期上値ポテンシャル:18100
下値:4月2日終値12003.43を下回り、11999.99以下で引けると→下値目標値:11900、11600

相場の林:中期トリガーポイントと目標値
上値:5月29日終値14326.46を上回り、14350.00以上で引けると→:上値目標値:14750、14900 中長期上値ポテンシャル:16550
下値:5月30日終値13589.03を下回り、13549.99以下で引けると→:下値目標値:13100、1300 中長期下値ポテンシャル:13200、12050、11450

相場の木:短期トリガーポイントと目標値
上値:5月28日先物終値14360を上回り、14380以上で引けると→:上値目標値:14540、14600
下値:5月30日先物終値13610を下回り、13590以下で引けると→:下値目標値13420、12940
中長期下値ポテンシャル:13120、12880


○商品相場の上下トリガーポイントと上下目標値     5月31日各市場終了時点

5月31日各市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、BBはボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 商品相場は週間ベースでは、CRBとWTIが続落する一方、金、トウモロコシ、大豆が続伸となった。
金先物相場は反落。2週間ぶりの大幅安となった。5月の米消費者マインド指数がほぼ6年ぶりの高水準に上昇したことを背景に、金融当局の量的緩和策縮小の懸念が強まった。
5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は84.5と、2007年7月以来で最高となった一方、ユーロ圏の4月の失業率が過去最悪となる中、ドルは主要通貨のバスケットに対して一時0.7%高となった。金は年初から17%値下がりしている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物8月限は前日比1.3%安の1オンス=1393ドルで終了。中心限月としては17日以来の大幅下落となった。
原油相場は1カ月ぶり安値に下落。OPECはこの日の総会で、生産目標の維持を決定。目標据え置きは3会合で連続となった。また米国での原油在庫が82年ぶりの高水準に積み上がったことも影響した。
ウィーンで開かれたOPEC総会は日量3000万バレルの生産目標の据え置きを決定。次回会合は12月4日に予定されている。米エネルギー省の30日発表によると、先週の米原油在庫は300万バレル増加し3億9760万バレル。1931年以来の高水準に達した。取引終盤は株価の下げに伴い、原油先物は下げ足を速めた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は前日比1.64ドル(1.75%)安の1バレル=91.97ドル。終値としては今月1日以来の安値。
原油相場などを中心とした最近の商品相場の下落は、FRBの量的緩和策縮小への懸念、中国など新興国の景気減速への不安、そして高水準の在庫が影響している。
米金融当局による量的緩和策の縮小が外国為替市場のドル高を促し、商品相場の売りに繋がっている。
今月発表の米国の雇用統計や製造業耐久財受注額、ミシガン大学消費者信頼感指数、景気先行指数などが予想を上回ったが、個人消費支出(PCE)価格指数、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回っており、米国経済が不安定な状態であることに変化はない。また、ISM非製造業景況指数の低迷や前週までの予想を下回るGDPや小売売上高などから総じて米国景気が力強い回復をしている状態とはみていない。さらに、中国、英国、ユーロ圏など、製造業の数値が世界的に非常に弱く、中長期的に商品相場への悪影響が懸念される。したがって、各国の量的緩和策によるリスク資産の上昇演出相場にも限界があり、すでに下落局面に発展している状態となっている。
中長期的な視点では、米国の景気失速懸念、新興国を中心とした景気減速懸念による需要減少や欧州経済の停滞と欧州債務問題の長期化などから商品相場の下落トレンドがさらに明確になる展開を予測。短期的な反発があっても、長期的には実体経済の著しい改善がない限り、再度大きな下落トレンドを継続する予測を維持する。
 
○CRB 5月31日終値281.85(-1.91)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:36.85、BB:292.20と282.47
2012年9月14日に320.92(ザラ場高値は321.36)に上昇後は、9月17日から軟化に転じ、11月2日には第二下値目標値の292に対して、292.29に下落幅を拡大。その後再度レンジを形成し、292〜293台で一進一退。1月14日に298.12に3日続伸し、買いシグナル。2月1日には第一上値目標値306に対して、305.07に回復。しかし、2月4日から軟化に転じ、3月6日は289.84に下落した。その後は反発基調となり、3月15日は296.44に回復。しかし、3月19日は293.13に続落し、その後も294台で推移。3月27日に298.17に上昇したが、28日から軟化に転じ、4月3日に289.77に4日続落し、売りシグナル。4月15日は第二下値目標値の281に対して、280.93に4日続落し、下値を拡大。16日に283.23に反発後、17日に280.88に反落したが、19日は283.19に続伸し、280の下抜けはとりあえず回避された形。23日に280.99に続落後、25日に287.13に反発し、買いシグナル。29日に289.44に上昇後、5月1日に283.27に反落したが、5月3日は290.17に続伸し、再度買いシグナル。9日に291.45に上昇したが、10日から軟化に転じ、31日は281.85に下落し、売りシグナル。一段上のレンジの下限292近辺が重い状態が継続していたが、今度は4月15日意向の下値ゾーンの280の下抜けを試す展開となっている。終値で284以上を回復しない限り、4月15日以降の下値サポートの280を割り込む展開を予測する。
上値:5月9日終値291.45を上回り、292.00以上で引けると→:上値目標値:300、303 
中長期上値ポテンシャル:313 
下値:5月31日に281.85で引け、5月1日終値283.27を下回り、売りシグナル→:下値目標値:274、271 中長期下値ポテンシャル:268、259、250

○WTI 5月31日終値91.17(-1.64)
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:41.50、BB:97.50と92.55
フィボナッチでは、2008年7月11日高値147.27から2008年12月19日安値32.40まで下落後の戻り局面は2011年5月11日ザラ場高値114.83 で一旦ピークを迎え、2011年10月4日ザラ場安値74.95まで下落。その後、2012年3月1日にザラ場高値110.55まで反発。しかし、2012年6月28日にはザラ場安値77.28まで下落した。FRBのQE3発表に伴い、2012年9月14日にザラ場高値100.42まで上昇したが、その後は11月2日終値84.86と11月7日終値84.44をレンジの下限とし、12月10日に85.56に5日続落後は85〜86台で一進一退。12月20日に90.13に6日続伸し、買いシグナルとなったが、90ドル台で上値が重い展開が継続。1月2日に第一上値目標値の94に対して、93.12に上昇。1月28日の96.44から上昇バイアスが強まり、1月30日は第二上値目標値98ドルに対して、97.94に3日続伸。その後は軟化に転じ、3月4日には90.12に反落幅を拡大。3月5日から緩やかな回復基調に転じ、3月28日は97.23に5日続伸。しかし、4月1日から軟化に転じ、4月17日は86.68に下値を拡大。18日から反発基調に転じ、25日に93.64に6日続伸。29日に94.50に上昇後、5月1日に91.03に反落したが、5月3日に95.61に続伸し、買いシグナル。8日に96.62に上昇したが、14日に94.21に4日続落。20日に96.71に4日続伸したが、上値の重い状態が継続。下落基調を継続し、31日は91.97に下落。終値で94ドルを回復しない限り、下値を探るバイアスが継続する展開を予測する。
上値:5月20日終値96.71を上回り、97.00以上で引けると→:上値目標値:105、108
下値:5月1日終値91.03を下回り、90.99以下で引けると→:下値目標値:82、79
中長期下値ポテンシャル:49

○金 5月31日終値1392.60(-18.88)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:42.96、BB:1483.83と1341.00
2011年7月1日1482.60に下落後は上昇トレンドのアクセラレーションが起こり、第二上値目標値1875に対して、2011年8月22日に1888.70まで上昇(ザラ場高値は2011年9月6日の1920.70)した。しかし、その後は反落し、上値を1800、下値を1530とする大きなボックス圏を2013年4月9日まで継続。4月10日から軟化に転じ、4月15日は1360.60に暴落した。4月22日に1421.00に3日続伸したが、23日に1408.60に反落。しかし、25日に1461.80に続伸し、買いシグナル。4月30日に第一上値目標値1465に対して、1472.10に上昇。5月1日に1446.20に反落後、6日1468.00→7日1448.80→8日1473.70とレンジを形成。しかし、10日に1436.60に続落し、売りシグナル。17日には1363.70に7日続落。20日に1384.10に反発後、22日は1367.40に続落したが、23日に1391.80に反発。28日は1378.90に続落したが、30日は1411.50に続伸。しかし、31日は1392.62に反落した。相場は、4月15日終値1360.60と5月17日終値1364.70、さらに5月22日終値1367.40で二番底を確認した可能性が高いと予測する。しかし、下値を切り上げる状態となっており、経験則的に再度下値を試すリスクが残っている状態と考えられる。
上値:5月30日終値1411.50を上回り、1415.00以上で引けると→:上値目標値1455、1470 
下値:5月28日終値1378.90を下回り、1374.99以下で引けると→:下値目標値1330、1315 中長期下値ポテンシャル:1285、1270、1170

○トウモロコシ 5月31日終値662.00(+7.75)
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:48.49、BB:712と627
2012年6月1日の551.50を底に反発基調に転じ、8月21日に831.25に5日続伸し、戻り高値を示現。しかし、その後は軟化に転じ、9月10日に781.00で引け、売りシグナル。9月18日は第一下値目標値の740に対して、740.00に下落。その後はレンジを形成し、2013年1月4日には680.25に下値を拡大。3月13日は741.25に反発も、3月15日は717.00に大幅続落。3月27日に735.25に戻りを伸ばしたが、28日は695.25に急反落し、売りシグナル。相場は上値切り下げ、下値切り上げの三角保ち合いレンジを形成し、エネルギーを溜める状態であったが、依然として745超の水準は上値が重く、8月21日終値831.25からの下落トレンドに位置している状態。まずは1月4日終値680.25の下抜けを目指して下値を試す展開と予測したが、相場は下落基調を継続し、4月5日には第三下値目標値625に対して、629.00に暴落した。下値達成から4月16日は663.25に回復したが、23日は638.50に反落幅を拡大。しかし、4月29日に684.00に回復し、買いシグナル。5月3日は699.50まで戻りを拡大。8日に675.00に3日続落後、13日に718.00に反発したが、15日に650.75に暴落し、売りシグナル。21日には640.00に下値を拡大。28日は666.50に反発したが、30日は654.25に反落。終値で665以上を回復しない限り、640の下抜けを試すバイアスが継続する展開を予測。さらに、4月5日終値629.00と4月23日終値638.50を下回るリスクも残る状態と予測する。
上値:5月28日終値666.50を上回り、670.00以上で引けると→:上値目標値:710、725 
下値:5月21日終値640.00を下回り、639.99以下で引けると→:下値目標値:615、595中長期下値ポテンシャル:602、595、572、550、317

○大豆 5月31日終値1510.00(+14.25)
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:58.40、BB:1538と1419
2011年8月31日高値1456から下落基調を継続。12月14日は終値で1100.00、ザラ場安値1094.25まで下落した。しかし、その後は上昇基調を継続し、2012年9月4日には1771.00、
ザラ場高値1794.75に上昇した。しかし、9月5日から軟化に転じ、11月16日に1383.25まで下落。11月27日は1449.25に上昇し、買いシグナル。12月6日は第二上値目標値1490に対して、1491.25に4日続伸。その後はレンジを形成し、2013年3月11日に1514.75に3日続伸。1500台を回復したが、3月13日に1475.00に続落し、売りシグナル。19日は第三下値目標値1405に対して、1406.75に6日続落。27日に1453.75に反発したが、28日に1404.75に急反落し、売りシグナル。2011年11月以降形成したレンジの下限である1385前後を試す展開を予測したが、相場は4月5日に第一下値目標値1360に対して、1361.75に下値を拡大。しかし、4月8日以降は反発基調に転じ、18日は1430.50に3日続伸。24日に1404.00に反落後、29日は第一上値目標値1475に対して、1471.75に3日続伸。5月1日に1437.50に続落後、5月3日は1455.00に続伸。6日に1444.50に反落後、7日に1463.50に反発し、買いシグナル。14日には1524.50に戻りを拡大したが、15日に1412.75に暴落。23日は1499.50に6日続伸。24日は1476.25に反落したが、28日に1509.25に反発し、買いシグナル。31日は1510.00に上昇。終値で1500を下回らない限り、戻り余地を探る展開を予測する。
上値:5月28日に1509.25で引け、5月23日終値1499.50を上回り、買いシグナル→:上値目標値:1540、1555 中長期上値ポテンシャル:1550
下値:5月24日終値1476.25を下回り、1474.99以下で引けると→:下値目標値:1430、1415 中長期下値ポテンシャル:1369、1340


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各国国債相場、外国為替相場のテクニカルコメント(5月17日) 

2013-05-19 22:42:26 | グローバル債券市場分析
○各国国債相場の上下トリガーポイントと上下目標値      5月17日終値時点予測

5月17日各市場終値基準。

グローバル債券相場は、週間ベースでは、米国、カナダが続落する一方、豪州、ドイツ、英国が反発。予想を上回る米国雇用統計を主要因とした大幅下落の流れを14日〜15日まで継続。その後、NY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などが予想を下回ったこと、CPIの低下や新規失業保険申請件数の増加など、経済指標の悪化を背景に16日にかけて急反発した。しかし、ミシガン大学消費者信頼感指数や景気先行指数が予想を上回り、相場の習性による二番底の確認をするべく、17日に急反落となった。一方、イタリア、スペインも弱含み横ばいとなる中、ギリシャは-131.1bpの大幅続伸となった。週間の10年債利回り変化幅は、米国+5.3bp、カナダ+3.5bp、豪州-6.7bp、ドイツ-5.3bp、英国-0.6bp。30年債はドイツを除き、続落。週間では米国+7.2bp、カナダ+1.4bp、ドイツ-3.2bp、英国+1.5bpとなった。
米国債券相場は反落。消費者信頼感指数がほぼ6年ぶり高水準となったほか、景気先行指数が市場予想を上回ったことに反応した。10年債利回り は1週間ぶり低水準付近から上昇。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は16日、当局が今夏にも債券購入ペースを減速させ始める可能性があるとの認識を示した。通常の10年債と同年限のインフレ連動債(TIPS)の利回り格差は昨年8月以降で最小となり、物価上昇をめぐる懸念の後退が示唆された。
10年債利回りは週間ベースで3週連続上昇。これは昨年12月以来で最長の連続上昇。
米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファンドなど大口投機家の10年債先物の持ち高 は、14日に終了した週にネットロングからネットショートに転換した。CFTCによれば、シカゴ商品取引所(CBOT)での大口投機家の10年債先物の持ち高はショート(売り持ち)がロング(買い持ち)を1万1153枚上回った。前週はネットロングが3万7956枚だった。一方、30年債先物の持ち高はロングが増加し、ショートを1万4638枚上回った。
議会予算局(CBO)が14日明らかにしたところでは、米財政赤字は2013会計年度に6420億ドルに減少し、5年ぶりの低水準になる見通し。CBOは予想より好調な税収などに言及し、赤字予想額を2月時点の予測(8450億ドル)から圧縮した。もし、この財政赤字減少見通しが正しい場合、国債やTIPSの発行は大幅に落ち込む可能性がある。昨年10月1日から今年4月30日までの純発行額は6670億ドルで、CBOの財政赤字予想を上回っている。
10年債と同年限TIPSとの利回り格差 は2.23ポイントと、8月9日以降で最小となった。
労働省が16日発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%低下。低下率は08年12月以来で最大だった。
欧州債券相場ではイタリアとスペインの国債相場が3日続伸。両国による今週の資金調達が順調だったほか、前日発表された経済統計でインフレが鈍化したことを背景に、安全とされる国債を求める動きにつながった。スペイン10年債利回りは2週間で最大の低下。同国が14日に70億ユーロ相当の国債を発行したことから、同国の信頼回復への楽観が高まった。その翌日にはイタリアが30年債の発行規模を60億ユーロに設定した。オーストリアとベルギー、フランスの国債も買われた。欧州中央銀行(ECB)のアスムセン理事が、インフレ圧力が見られず、必要な限り緩和策を維持すると発言したことが背景となっている。
シンジケート方式での国債発行はイタリアの30年債でさえも問題はなく、償還期間に対しても大きな懸念にはならなかった。5月前半にスプレッド(利回り格差)が拡大し、利益確定の動きは終了した可能性が高い。スペイン10年債利回りは前日比10.2bp低下の4.194%。イタリア10年債利回りは8.1bp低下し、3.892%。ドイツ10年債利回りは0.5bp低下の1.325%。2年債利回りは2bp下げてマイナス0.029%。英国債市場では、10年債利回りは前日比2.4bp上昇し、1.883%。
今月発表の雇用統計の改善を受けて一部に金融当局による資産購入プログラムの縮小観測が残っているが、今週発表になったNY連銀製造業景況指数、鉱工業生産などは予想を下回り、CPIの低下や新規失業保険申請件数の増加など景気への懸念は後退していない。またISM非製造業景況指数やGDPなど、最近の経済指標から見れば、年内に規模縮小に動く公算は依然として小さいと考えられる。量的緩和策の継続は、株式相場や商品市場などリスク資産の上昇を通じて期待インフレ率の上昇を想起させ、債券相場の重石となることはQE2の局面で示されており、中期的に債券相場下落の要因と考えられる。一方、量的緩和策の縮小観測は短期的には債券相場の売り材料となるが、中長期的にはリスク資産の下落を通じて債券相場の上昇要因となる。
オバマ大統領は2013会計年度末までの資金繰りを確保する暫定的な包括予算案に署名、予算成立で9月末までの政府機能の維持が決まったが(日本からの50兆円の米国債買い)、市場では米国の強制歳出削減の発動に対する景気への悪影響が軽視されている。これまでの市場関係者の指摘によれば、給与税減税の失効に加え、富裕層向けの所得税増税は、今年1-3月(第1四半期)の米経済成長率(市場予想の3%増に対して、2.5%増)の押し下げ要因となった。経済にとって逆風となっているのは確実で、米経済は今年1-6月(上期)に下振れし、7-12月(下期)に持ち直すというのがコンセンサスになっている。また、1-6月期の下振れが意味するのは米失業率低下ペースが今年、限定的になる可能性が高いと考えられる。今回の雇用統計では非農業部門就業者数が予想を上回り、失業率も低下したが、労働参加率や就業率から見ると米国の雇用はまだ本格的な回復に至っていない状態と考えられる。さらに、欧州の経済見通しは引き続き弱く、一段の利下げを実施する余地が考えられる。スペイン、イタリア、ギリシャには依然システミックリスクがあり、安全資産の需要を支えている。ECBは経済支援に向けた追加措置に含みを残した可能性が高く、利下げで周辺国の景気が勢いを増すと期待されている。
今後の債券相場は、短期的には予想を上回る米国雇用統計を受けた急反落の状態が継続しており、下値余地を探る展開が考えられる。バーナンキFBR議長の議会証言が予定されているが、具体的な量的緩和の縮小に向けた発言はないとみている。一方、中長期的には、欧米主要国の弱い経済指標や日銀の新しい緩和策を受けたマネーの劇的変化が債券市場に流入することにより、相場の調整終了後は、再度最高値更新を視野に入れた堅調地合いの継続を予測する。また、ECBは経済支援に向けた追加措置に含みを残した可能性が高く、利下げで周辺国の景気が勢いを増すと期待されていることは株式相場だけでなく、周辺国の債券相場の支援材料になると考えられる。
米国債券相場では、10年債利回りでみると、新指標銘柄のスプレッド4.7bpを考慮した場合、旧指標で1.91%程度、新指標で1.95%程度が相場の下限と予測した。実際には、5月14日に旧指標で1.928%、新指標で1.975%に3日続落後、16日に旧指標で1.836%、新指標で1.882%に続伸。しかし、17日は旧指標で1.907%、新指標で1.951%に反落し、相場の習性から旧指標の1.928%、新指標の1.975%の下抜けを試す二番底確認のプロセスに入ってきた。相場は正念場であるが、新指標でみて1.975%を上回る相場下落に発展しても、2月4日ザラ場安値と3月11日終値である2.058%を上回らなければ、下値確認の段階に留まると予測する。また、その後、5月16日終値の1.882%を下回る反発に移行すれば、1.790%や1.760%を短期的な目処に戻り余地を窺う展開に発展すると予測する。また、相場は逆ヘッドアンドショルダーの右肩を形成している可能性も考えられ、下値確認後は中長期的に1.3%台や1.1%台に向けて債券相場が再度上昇基調を継続する展開を予測する。
グローバルな債券相場は、長引く欧州債務問題、日銀の大胆な金融緩和策、米金融当局の緩和策の継続、斑模様の欧米経済指標などから、大勢基調としての相場上昇要因に変化はない。世界的に中央銀行が積極的に行動しており、債券利回りを上昇させるのは経済指標の持続的な好転に他ならないが、当面はまだ不安定なデータが継続しており、良いデータばかりに反応する状態も短期的なものに終わると考えられる。
一方、中長期的にみると今回の日銀の大胆な金融緩和策を受けて、日本の投資家が日本国債市場から海外市場に投資機会を求めてマネーフローが変化する可能性があり、各国債券相場の需給面で大きな金利低下要因になると考えられる。コア・ノンコアを問わず、債券相場全体の上昇要因として強い支援材料となる可能性が高い。また、外国為替市場で極端な円高圧力が後退したことは、外国為替リスクを気にせずに海外の債券市場に投資できることを意味する。従来はイタリアやスペインなどのノンコアとドイツやフランスなどのコアの国債はトレードオフの状態であったが、最近は両方が相場上昇するなど、各国の量的緩和の影響が出始めている。ECBのドラギ総裁は、金融政策は必要な限り緩和的にとどまると語ったことは、ECBが一段と積極的に行動する準備があることを示唆したと考えられ、十分な流動性は中核国の国債利回りを低下させる支援材料になると考えられる。
ファンダメンタルズ面では、第2四半期の米国GDPは1.6%に減速する見通しで、給与税の増税や自動的な歳出削減の影響がGDPに表れるとみられているように、消費動向を主要因に米国景気再失速の可能性が懸念される。欧州債務問題の根本的な解決も容易ではなく、欧州連合(EU)が域内予算の削減で合意したことによる欧州景気先行き不安の強まりも懸念材料。ユーロ圏の低調なGDPと高い失業率、中国など新興国の景気減速懸念を含めた世界景気失速懸念があることから今後の債券相場の下値余地は小さいと予測。実体経済の回復が伴わない量的緩和は一時的な効果しかないと考えられ、2013年秋頃を目処に世界の10年債利回りは1%前後に収斂するべく大きな債券相場上昇トレンドが依然として継続しているとの見方を維持する。
 
○米国10年:5 月17日 新指標銘柄1.951%(+0.069%)、旧指標銘柄1.907%(+0.071%)
コメント: 米国10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.388%から9月14日終値1.867%までをA波(0.479%、1.867%−1.388%=0.479%)、11月16日終値1.581%までをB波とし、今回の調整幅を1.581%に加算すると2.060%(1.581%+0.479%=2.060%)のC波となり、第四下値目標値の2.060%と一致する。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても2.060%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。2月4日のザラ場安値が2.058%で反発しており、短期的には下値は完成したと考えていた。その後相場は3月11日に2.058%に下落し、2月4日ザラ場安値の2.058%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は相場上昇基調に転換し、4月15日には1.681%に3日続伸。16日に1.723%に反落したが、18日に1.686%に続伸。その後、1.70%を挟んで揉み合いとなったが、26日は1.664%に上昇し、買いシグナル。5月2日に1.626%まで戻りを拡大したが、3日に1.739%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第二下値目標値の1.840%に対して、旧指標銘柄で1.851%、新指標銘柄で1.898%(スプレッド4.7bp)に下値を拡大。今後、、旧指標銘柄で1.900%、新指標銘柄で1.947%を最大下値目標値として反落余地を探る展開を予測した。相場は5月14日に旧指標で1.928%、新指標で1.975%に3日続落後、16日に旧指標で1.836%、新指標で1.882%に続伸。しかし、17日は旧指標で1.907%、新指標で1.951%に反落。相場の習性から旧指標の1.928%、新指標の1.975%の下抜けを試す二番底確認のプロセスに入ってきた。相場は正念場であるが、新指標でみて1.975%を上回る相場下落に発展しても、2月4日ザラ場安値と3月11日終値の2.058%を上回らなければ、下値確認の段階に留まると予測し、その後、5月16日終値の1.882%を下回る反発に移行すれば、1.790%や1.760%を短期的な目処に戻り余地を窺う展開に発展すると予測する。
上値:5月16日終値1.882%を下回り、1.874%以下で引けると→上値目標値:1.790%、1.760% 中長期上値ポテンシャル:1.303%、1.232%、1.172%
下値:5月14日終値1.975%を上回り、1.985%以上で引けると→下値目標値:2.070%、2.230%

○米国30年:5月17日 新指標銘柄3.167%(+0.069%)、旧指標銘柄3.152%(+0.070%)
コメント:米国30年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値2.454%から9月14日終値3.089%までをA波(0.635%、3.089%−2.454%=0.635%)、11月13日終値2.725%までをB波とし、今回の調整幅を2.725%に加算すると3.360%(2.725%+0.635%=3.360%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.360%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は3月11日に終値3.260%に下落し、2月4日ザラ場安値の3.252%を終値で示現した形で、相場の習性といえる。その後は上昇基調に転換し、4月15日に2.859%に上昇。16日以降は2.860%〜2.910%で揉み合いを継続し、26日は2.861%とレンジの上限に反発。5月2日は2.821%まで戻りを拡大したが、3日は2.954%に急反落し、売りシグナル。5月10日に第三下値目標値の3.060%に対して、旧指標銘柄で3.076%、新指標銘柄で3.095%(スプレッド2.0bp)に下値を拡大した。今後、旧指標銘柄で3.054%、新指標銘柄で3.074%以下の終値を示現しない限り、旧指標銘柄で3.150%、新指標銘柄で3.170%を最大下値目標値として反落余地を探る展開を予測した。相場は5月14日に旧指標で3.174%、新指標で3.191%下値を拡大後、16日に旧指標で3.082%、新指標で3.098%に続伸。しかし、17日は旧指標で3.152%、新指標で3.167%に反落。相場の習性から旧指標の3.174%、新指標の3.191%の下抜けを試す二番底確認のプロセスに入ってきた。相場は正念場であるが、新指標でみて3.191%を上回る相場下落に発展しても、2月4日ザラ場安値の3.252%と3月11日終値の3.260%を上回らなければ、下値確認の段階に留まると予測し、その後、5月16日終値の3.098%を下回る反発に移行すれば、3.010%や2.980%を短期的な目処に戻り余地を窺う展開に発展すると予測する。
上値:5月16日終値3.098%を下回り、3.094%以下で引けると→上値目標値:3.010%、2.980% 中長期上値ポテンシャル:2.649%、2.529%、2.409%、2.156%、2.096% 
下値:5月14日終値3.191%を上回り、3.195%以上で引けると→下値目標値:3.280%、3.470%

○カナダ10年:5月17日 新指標銘柄1.919%(+0.036%)、旧指標銘柄1.813%(+0.036%)
コメント: カナダ10年債相場は、2012年7月24日の終値ベースの最高値1.573%から9月14日終値1.968%までをA波(0.395%、1.968%−1.573%=0.395%)、12月5日終値1.684%までをB波とし、今回の調整幅を1.684%に加算すると2.079%(1.684%+0.395%=2.079%)のC波となる。相場は2月1日と2月13日終値の2.037%で二番底を形成後は、上昇基調に転換し、4月15日に1.707%に上昇。その後は1.702%と1.740%で揉み合いを継続し、26日は1.702%とレンジの上限に反発。5月2日は1.670%まで戻りを拡大したが、3日は1.767%に急反落し、売りシグナル。5月7日に第一下値目標値の1.830%に対して、1.821%に3日続落後、9日に1.797%に続伸。しかし、10日に1.884%に急反落し、売りシグナル。
今後、1.859%以下の終値を示現しない限り、1.910%や1.940%を下値目標値に反落余地を探る展開を予測した。相場は5月14日に旧指標で1.846%、新指標で1.955%に3日続落後、16日に旧指標で1.777%、新指標で1.883%に続伸。しかし、17日は旧指標で1.813%、新指標で1.919%に反落。相場の習性から旧指標の1.846%、新指標の1.955%の下抜けを試す二番底確認のプロセスに入ってきた。相場は正念場であるが、新指標でみて1.955%を上回る相場下落に発展しても、2月1日終値と3月13日終値の2.037%を上回らなければ、下値確認の段階に留まると予測し、その後、5月16日終値の1.883%を下回る反発に移行すれば、1.790%や1.760%を短期的な目処に戻り余地を窺う展開に発展すると予測する。
上値:5月16日終値1.883%を下回り、1.879%以下で引けると→上値目標値:1.790%、1.760% 中長期上値ポテンシャル:1.590%、1.426%、1.246%、1.126%、0.971%
下値:5月14日終値1.955%を上回り、1.960%以上で引けると→下値目標値:2.040% 

○豪州10年:5月17日終値3.167%(-0.076%)
コメント: 豪州10年債相場は、2012年6月4日の最高値2.770%示現後、7月4日に3.203%に下落。7月25日に2.796%まで反発後、8月16日に3.479%に下落。10月3日に2.917%に反発後は2月4日と2月14日終値の3.592%まで下落トレンドを形成した。7月25日終値2.796%から8月16日終値3.479%までをA波(0.683%、3.479%−2.796%=0.683%)、10月3日終値2.917%までをB波とし、今回の調整幅を2.917%に加算すると3.600%(2.917%+0.683%=3.600%)のC波となる。したがって、今回の調整局面は短期的には拡大しても3.600%で下げ止まり、C波を完成すると予測した。相場は、上記のように2月4日と2月14日終値の3.592%で二番底を形成し、3月4日には第三上値目標値の3.280%に対して、3.282%まで回復した。相場は3月5日から軟化に転じ、3月14日は3.684%に下値を拡大したが、その後は上昇基調に転換し、4月23日に3.141%に上昇。25日に3.187%に続落したが、29日は3.107%に続伸し、買いシグナル。5月2日は第二上値目標値の3.020%に対して、3.033%に相場上昇。6日に3.120%に続落後、7日のRBAの利下げで3.067%に反発。しかし、9日に3.155%に続落し、売りシグナル。10日は3.234%に三日続落となった。
相場は第二下値目標値の3.240%に対して、既に3.234%に下落しており、10日の欧米市場の下落の影響を受けても、3.300%近辺で下げ渋る展開を予測した。相場は15日に第三下値目標値の3.270%に対して、3.272%に下値を拡大したが、17日に3.167%に続伸した。17日の米国市場の反落の影響を受けても15日終値3.272%を上回る相場下落に発展しなければ下値は限定的と予測する。
また、中長期的には、相場は2011年6月4日終値2.770%をピークに下値切り下げ型の大きなレンジを形成しており、経験則的にはもう一度金利低下トレンドに回帰する可能性があり、巨視的には金利低下トレンドがまだ継続している可能性を予測する。
上値:5月7日終値3.067%を下回り、3.059%以下で引けると→上値目標値:2.970%、2.940% 中長期上値ポテンシャル:2.860%、2.596%、2.460%、2.379%、2.139%
下値:5月15日終値3.272%を上回り、3.269%以下で引けると→下値目標値:3.360%

○ドイツ10年:5月17日終値1.326%(-0.004%)
コメント:ドイツ10年債相場は、2012年7月20日の終値ベースの最高値1.166%から9月14日終値1.705%までをA波(0.539%、1.705%−1.166%=0.539%)、12月7日終値1.294%までをB波とし、今回の調整幅を1.294%に加算すると1.833%(1.294%+0.539%=1.833%)のC波となる。相場は、1月30日に第二下値目標値1.710%に対して、1.710%に下落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日には1.211%に3日続伸。4月10日に1.303%に3日続落後は下値を切り上げながらレンジを形成し、4月26日は1.206%に上昇し、買いシグナル。5月2日は1.165%まで戻りを拡大し、10年債相場としての最高値を更新。しかし、7日に1.298%に3日続落。8日に1.269%に反発後、10日に1.379%に急反落し、売りシグナル。15日には第一下値目標値の1.380%に対して、1.382%に下落。しかし、17日に1.325%に続伸した。ブンズ先物市場の反発も一服感があり、今後、反落が予想されるが、15日終値の1.382%の下抜けを試す二番底確認プロセスに発展しても、下値余地は限定的と予測する。
上値:5月8日終値1.269%を下回り、1.259%以下で引けると→上値目標値:1.170%、1.140% 中長期上値ポテンシャル:1.140%、1.010%、0.980%、0.869%
下値:5月15日終値1.382%を上回り、1.390%以上で引けると→下値目標値:1.470%
中長期下値ポテンシャル:1.650%

○英国10年:5月17日終値1.883%(+0.024%) 
コメント:英国10年債相場は、2012年8月2日の終値ベースの最高値1.437%から9月14日終値1.963%までをA波(0.526%、1.963%−1.437%=0.526%)、10月3日終値1.685%までをB波とし、今回の調整幅を1.685%に加算すると2.211%(1.685%+0.526%=2.211%)のC波となる。相場は2月13日に2.207%に下落後、2月21日に2.099%に急反発。相場は2.207%で一旦の下値達成感があるとコメントしたが、当面の下値を確認した可能性が高く、2月4日終値2.076%を下回ると、まずは1.980%や1.950%を目指して、戻りを試す展開を予測した。相場は2月26日に1.965%に続伸し、買いシグナル。3月1日には1.870%に戻りを拡大。3月8日に2.060%に反落したが、その後は上昇基調を継続し、4月5日は第一上値目標値の1.630%に対して、1.630%に3日続伸。4月10日に1.781%に3日続落後、22日に1.650%まで回復。三角保ち合いレンジを形成後、5月2日に1.621%まで戻りを拡大したが、3日は1.724%に急反落し、売りシグナル。9日まで第一下値目標値の1.770%近辺で推移したが、15日は第四下値目標値の1.920%に対して、1.922%に下値を拡大。16日は1.859%に反発したが、17日は1.883%に反落。相場は5月15日終値の1.922%の下抜けを試す二番底プロセスに入っているが、下値を拡大しても、1.980%や2.040%程度が下値の目処と予測する。逆に1.859%を下回る反発に発展すれば、下値確認から戻り余地青探る局面に発展する可能性を予測する。
上値:5月16日終値1.859%を下回り、1.849%以下で引けると→上値目標値:1.760%、1.730% 中長期上値ポテンシャル:1.450%、1.349%
下値:5月15日終値1.922%を上回り、1.930%以上で引けると→下値目標値:2.010%、2.150% 中長期下値ポテンシャル:1.980%、2.040%

○日本国債先物6月限:5月17日終値:142.69(+0.42)
コメント: 相場は4月4日に終値で146.04に続伸。4月5日には第二上値目標値146.45に近い146.41までザラ場で上昇。また、10年債利回りは0.315%まで相場上昇し、史上最高値を更新した。しかし、相場の急上昇による高値警戒感から急速に売りが優勢となり、2回に渡ってサーキットブレーカーが発動する事態となり、終値で144.02に暴落した。相場は9日に終値で144.67に続伸したが、10日に144.16に反落。11日に144.73に反発したが、12日に143.73に急落し、売りシグナル。15日には第二下値目標値143.55に対して、143.54に続落。しかし、16日から反発基調となり、19日には144.58まで回復。相場は逆転上昇パターンの可能性があり、日柄をかけながら値固めをしつつ、再度上値を試す展開を予測したが、4月22日に144.34に反落後、23日に144.67に反発し、買いシグナル。25日は144.73に上昇。30日に144.53に反落したが、5月1日に144.75に反発し、買いシグナル。第一上値目標値の144.15に対して、2日は145.12まで続伸。7日に144.73に下落後は横ばいが続いたが、10日に143.70に急落。下値ポテンシャルの142.10に対して、15日には141.89に下値を拡大した。しかし、17日に142.69に続伸し、短期的な下値を確認した形となった。17日の米国市場の反落の影響を受けて15日終値141.89の下抜けを試す二番底確認プロセスが考えられるが、相場の下落を示す○印が下に伸びきっており、下値余地は限定的と予測する。ただし、円安と株高が加速すれば139.40程度への下落の可能性も残る。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:35.41、BB:146.04と141.83
上値:5月2日終値145.12を上回り、145.15以上で引けると→上値目標値:145.55、145.70
下値:5月15日終値141.89を下回り、141.84以下で引けると→下値目標値:141.40、139.40
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○外国為替相場の上下トリガーポイントと上下目標値   5月17日東京市場終了時点  

5月17日東京市場終値基準。AUD、CAD、SEK、NOKは17日NY市場終値基準。MACD、ストキャスティックス、パラボリック、RSI、ボリンジャーバンド上限と下限の順番で記載。

 外国為替相場は、東京市場終値ベースでは対主要通貨(日本円、英ポンド、スイスフラン、ユーロ、豪ドルの5通貨)で見ると、すべての主要通貨に対してドルが続伸。また、クロス円は、すべての通貨で反落(円高)となった。
上記5通貨にNZドル、北欧通貨を加えたNY市場終値ベースで見ると、対主要通貨でドルが続伸する全面高の展開。また、クロス円はユーロ、英ポンド、スウェーデンクローナ、ノルウェークローネが続伸(円安)したが、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、ニュージーランドドルは下落(円高)。特に資源国通貨の下落が顕著だった。
外国為替市場ではドル指数が約3年ぶりの水準に上昇。米金融当局の資産購入プログラムの終了が近づきつつあるとの見方が要因となっている。ドルは主要16通貨のすべてに対して上昇。米景気先行指数や消費者信頼感指数が手掛かり。ドルは対円で、2008年10月以来で初めて103円を突破した。ニューヨーク時間午後5時現在、主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数 は84.207。一時は0.9%上昇して84.371と、2010年7月以来の高水準となった。ドルは対ユーロで0.3%上昇して1ユーロ=1.2839ドル。ドルは対円で0.9%上げて1ドル=103円21銭。円は対ユーロで0.6%下げて1ユーロ=132円51銭。
米民間調査機関コンファレンス・ボードによると、4月の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比で0.6%上昇。事前予想中央値は0.2%上昇だった。5月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者信頼感マインド指数 (速報値)は83.7と、2007年7月以来の高水準。前月は76.4だった。事前予想の中央値は77.9だった。
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は16日、米経済が徐々に力強くなる中で、連邦準備制度理事会(FRB)が今夏にも月間850億ドルの債券購入ペースを減速させ始める可能性があるとの認識を明らかにした。同総裁は終了時期や総額などの制限を設けずにFRBは債券を購入すべきだと最初に主張した当局者の1人。
連邦公開市場委員会(FOMC)は前回の声明で「労働市場やインフレの見通し変化に応じ、適切な政策緩和を維持するため委員会には資産購入ペースを加速あるいは減速させる用意がある」と言及している。
今週の外国為替相場は、引き続き対ドルを中心に円の下落余地を窺うバイアスの継続を予測する。ただし、これまでの株式相場や商品相場など、リスク資産の上昇に伴うリスク選好は、ドル安とドル円の底堅い展開を受けてクロス円が大きく上昇していたが、最近はFRBの量的緩和縮小観測を背景としたドル全面高の状態となっていることから、クロス円が今後も強含み基調を継続するかは疑問と考えている。ユーロや豪ドルが対ドルで大きく下落している中で、ドル円の上昇のみによるクロス円の上昇には限界がある。クロス円の軟化はドル円にも波及することが考えられ、ドル円の上値を抑える要因と考えられる。ドル円の100円突破で、最初の中長期上値目標値の101円台後半を示現したが、さらに103円台後半から104円台前半に向けた上昇ポテンシャルがある一方、クロス円の軟化を通じて、ドル円の膠着感を強め、一進一退のレンジ推移を再形成する可能性も考えられる。ドルの強気見通しが継続しているが、今週のバーナンキFBR議長の議会証言が具体的な縮小を示唆するものでなければ、ドルは一旦反落する可能性が考えられる。その際、大きく軟化していたユーロや豪ドルが反発すれば、クロス円は横ばいとなるが、上値の重い状態でドル円が大きく反落すればクロス円全体の下落も顕著になると考えられる。日銀の金融政策決定会合では特に目新しい内容は見られないと予測する。
今月11日に閉幕したG7では、麻生財務相が「日銀の金融緩和や円安に対して、批判的意見はなかった」と言及したが、フレアティ・カナダ財務相は外国為替動向の懸念表明があったことを明らかにしている。また、米国は、マクロ政策が国内経済の目的達成に用いられるべきであり、為替に向けられるべきではないとする主要7カ国(G7)と20カ国・地域(G20)の声明を繰り返している。欧米の財政赤字を円でファイナンスさせるという政治的密約が存在していると考えているが、101円台を示現したことで、さらなる円安が進展すれば、米国は再度、表面的に前回の為替報告書のように、大義名分を使って円の下落を止めることも考えられる。
日銀の緩和策では、現在138兆円あるマネタリーベースを2年後に2倍の270兆円に膨らませる。これによって円が対主要通貨で下落基調を継続する可能性が高まると考えられる一方、米国の量的緩和策の継続などからドルの余剰にも変化がないことから一方的な円安の進行は考えにくいと考えている。ただし、4月5日発表時の予想を下回る雇用統計の内容を受けて株式相場や商品相場が下落し、リスク回避局面にになったにもかかわらず、ドル円が上昇し、対主要通貨でも円安が進んだことは従来の外国為替相場の変動パターンと異なる反応を見せている。これは、黒田日銀総裁の異次元の金融緩和策による影響が大きいことを示しており、円高修正のみならず、ジャパンマネーが海外に向けて継続的に流出する可能性も今後考えられる。日銀が国内の慎重な日本人投資家を日本国債市場一辺倒から海外投資に向かわせる機会を提供したことになり、大きな変化である。
長期見通しでは、日銀の大胆な緩和策による円の下落トレンドも、ドル円で101.80前後(既に示現)や104円台を上値目標値にしつつも、徐々にドル円の上昇の勢いが鈍化する展開をみている。日本側のマネタリーベースは増加するが、一方で、米国側のマネタリーベースも増大している。構造的なドル余剰の状態に変化がないことからドル円の上昇トレンドが今後もさらに継続するか不透明であること、米国や新興国など世界景気再失速懸念、欧州債務問題の長期化など負の懸念材料も多く、中長期的な視点では円が反発するリスクも引き続き維持する。
 
○USD/JPY 5月17日東京市場終値102.52(+0.08)、17日NY市場終値103.21(+0.95)
コメント:ドル円相場は、2012年3月15日東京市場終値83.74をピークに下落基調を継続し、9月28日に77.58に下落。しかし、その後は上昇基調に転換。2013年2月12日終値94.23と3月12日96.40を示現後に頭を抑えられたが、4月11日には99.64に上昇。4月16日に97.7に反落後、4月22日に99.71に99.71に上昇し、戻り高値を更新。4月23日に98.65に反落後、4月24日は99.51に反発したが、4月26日は98.59に続落。売りシグナル。相場は、行使価格100円のオプション絡みの防戦売りが立ちはだかっていることや、2007年6月22日高値124.14から2011年10月31日安値75.35までの下落幅48.79の半値戻しである99.74前後からドルの上値が重くなっており、今回も100円突破に失敗。逆に97.77の下抜けを試す可能性があり、その場合はドル円相場も一旦ピークをつけた可能性が高まると予測した。相場は5月2日に第三下値目標値97.10に対して、97.24に5日続落となったが、3日の海外市場では98.99に反発。高値圏のレンジに回帰した形であるが、3回失敗している100円突破に今度も失敗するようであれば、相場の膠着状態が継続する展開を予測。しかし、株高などリスク資産の上昇によるリスク選好となれば、中長期的にまずは101円台を試す可能性を予測した。相場は連休明けの7日に99.11に反発後、9日に98.84に小幅続落したが、10日に101.37に急伸。10日の海外市場では101.60で引けているが、101円台は一旦上値達成感がでやすい。しかし、中長期的には103円台や104円台の可能性を指摘した。相場は13日に101.63に続伸後、14日に101.39に小幅反落。しかし、15日に102.38に反発し、買いシグナル。17日には第一上値目標値の102.50に対して、102.52に小幅ながら3日続伸となった。17日の海外市場では103.21に上値を拡大している。103円台後半から104円台前半が上値目標値と計測しているが、ドルが全面高であり、クロス円が軟化すれば伸び悩みから調整を入れる可能性も考えられる。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:74.80、BB:103.39と96.26
上値:5月15日に102.38で引け、5月13日東京市場終値101.63を上回り、買いシグナル→上値目標値:102.50、104.10 中長期上値ポテンシャル:103.00、104.50
下値:5月14日東京市場終値101.39を下回り、101.29以下で引けると→下値目標値:100.40、100.10 中長期下値ポテンシャル:95.80

○EUR/USD 5月17日東京市場終値1.2874(+0.0013)、17日NY市場終値1.2839(-0.0043)
コメント:ユーロドル相場は2012年7月25日東京市場終値1.2089を底に上昇基調に転換し、2013年2月1日に東京市場終値で1.3628に7日続伸し、ピークを形成。2月4日以降は下落基調に転換し、3月28日終値1.2790と4月4日に1.2800で短期的な二番底を形成。4月17日に1.3158に上昇したが、4月23日に1.2987に反落。5月1日に1.3172に5日続伸。7日に1.3081に下落後、9日に1.3168に反発したが、10日は1.3036に急反落し、売りシグナル。13日以降の東京市場終値で1.3060を上回らない限り、ユーロの反落余地を試す展開を予測した。相場は、第二下値目標値の1.2960に対して、13日に1.2963に下落後、14日に1.3001に反発。しかし、15日に1.2903に反落し、売りシグナル。第一下値目標値の1.2870に対して、16日は1.2861に下落した。東京市場終値で1.2890以上を回復しない限り、ユーロの下落余地を試す展開を予測する。また、相場は巨大な逆三尊の右肩の部分が三尊を形成しているように見える。逆三尊の可能性をみていたが、東京市場終値で1.3172を上回らない限り、現状は逆三尊の可能性は後退し、逆に1.2800を下抜けるバイアスが継続しやすい状態と考えられる。その場合は三尊の可能性が高まり、中長期的に1.2000近辺への下落ポテンシャルがあると予測する。
MACD:売り、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:35.89、BB:1.3215と1.2843
上値:5月14日東京市場終値1.3001を上回り、1.3010以上で引けると→上値目標値:1.3090、1.3120 中長期上値ポテンシャル:1.3400
下値:5月15日に1.2903で引け、5月13日東京市場終値1.2963を下回り、売りシグナル→下値目標値:1.2870、1.2840 中長期下値ポテンシャル:1.1972、1.1043

○EUR/JPY 5月17日東京市場終値131.97(+0.24)、17日NY市場終値132.51(+0.78)
コメント:ユーロ円相場は、2011年4月8日東京市場終値122.85をピークに下落トレンドに転じ、2012年1月16日に終値で97.26に下落。2012年3月21日に終値で110.86に反発後、2012年7月23日に終値で94.32に下落した。しかし、その後はユーロ円の上昇トレンドが継続し、2013年2月6日は終値で127.09に上昇。2月26日に119.79に反落後、3月12日に125.37に7日続伸。4月2日に119.37に下落したが、4月11日には130.27に7日続伸した。その後は、上下を切り下げるレンジを形成。4月25日に129.31に上昇後、30日は127.95に反落。5月1日に128.36に小幅反発後、2日は127.99に反落。しかし、7日に129.65に反発し、買いシグナル。9日は第四上値目標値の130.10に対して、130.14に上昇。10日は132.15に戻りを拡大。13日に131.73に下落後、15日に132.09に続伸したが、16日は131.74に反落。17日は131.97に反発したが、チャート上に変化はない。17日の海外市場では中長期上値ポテンシャルの132.50に対して132.51に上昇している。ユーロドルが売りシグナルを継続し、軟調地合いとなっており、ユーロ円の上値も徐々に重くなる展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:67.17、BB:133.16と126.94
上値:5月15日終値132.09を上回り、132.10以上で引けると→上値目標値:132.90、133.20 133.50 中長期上値ポテンシャル:132.50、135.90
下値:5月13日東京市場終値131.73を下回り、131.69以下で引けると→:下値目標値:130.80、130.50 中長期下値ポテンシャル:124.30

○GBP/JPY 5月17日東京市場終値156.24(+0.42)、17日NY市場終値156.565(+0.422)
コメント:ポンド円相場は2012年4月2日東京市場終値132.89をピークに下落基調に転換し、6月4日に119.86に下落した。しかし、その後は上昇基調に転換し、中長期上値目標値147.80に対して、2013年2月12日に東京市場終値で147.44、ザラ場では2月7日に147.982に上昇し、中長期上値ポテンシャルに到達、一旦ピークをつける形となった。その後は下落基調に転換し、2月27日には東京市場終値で138.65に下落した。2月28日以降は反発基調に転じ、3月15日は145.51に反発。4月3日に141.14に3日続落後、4月5日に146.44に大幅続伸し、買いシグナル。4月11日には終値で153.02まで上昇した。しかし、12日の152.63から反落し、16日には149.58に3日続落。17日に150.26に反発後、18日は149.45に反落したが、19日は152.35に反発。23日に150.19に反落したが、26日は152.27に回復。5月2日に151.30に3日続落となったが、7日に153.89に反発。8日に153.01に反落後、10日に156.46に大幅続伸。14日に155.18に続落後、17日に156.24に反発基調を継続。ユーロドルの軟調地合い継続と、ユーロポンドの上値の重さから、ポンドが戻りを試すバイアスが継続する展開を予測。しかし、中長期上値ポテンシャルの157円台からはポンドの上値が重くなる展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:70.50、BB:157.418と149.955
上値:5月10日東京市場終値156.46を上回り、156.60以上で引けると→上値目標値:158.20、158.60 中長期上値ポテンシャル:157.00
下値:5月14日東京市場終値155.18を下回り、154.99以下で引けると→:下値目標値153.20、152.60 中長期下値ポテンシャル:145.80 

○AUD/JPY 5月17日NY市場終値100.431(+0.129)
コメント:豪ドル円相場は2012年3月19日に88.399をピークに下落基調に転換し、6月1日に75.683に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には97.284に上昇した。その後はレンジを形成し、2月26日に94.090に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、3月14日には99.804と戻り高値を更新。4月1日に97.180に下落したが、4月4日に100.540に反発し、買いシグナル。4月10日には105.201に5日続伸となった。しかし、4月15日は99.802に3日大幅続落。4月19日に102.280に続伸したが、105.201からの差込幅(下落幅)が大きく、このまま一気に105.201を上抜けする可能性は高くないと予測したように、102円台前半で上値が重い状態が継続。5月1日には100.073に続落。5月3日に102.139に急反発したが、8日に100.699に3日続落。10日に101.869に続伸し、レンジを形成。しかし、16日に100.302に4日続落し、売りシグナル。17日は100.431に反発したが、ザラ場では100円割れとなっていた。NY市場終値で100.800以上を回復しない限り、豪ドルの下落余地を試す展開を予測する。相場は4月10日終値105.201から下落後、上値切り下げ、下値切り上げ型の三角保ち合いレンジを形勢していたが、下に放れる可能性が高くなっている。対ドルで、豪ドルが0.9730に下落しており、豪ドル円も下落圧力が高まる可能性が考えられる。
MACD:売り、ストキャス:売り、パラボリック:売り、RSI:46.48、BB:102.615と99.916
上値:5月10日NY市場終値101.869を上回り、102.00以上で引けると→上値目標値:103.60、104.20、104.80、105.40 
下値:5月16日に100.302で引け、5月8日NY市場終値100.699を下回り、売りシグナル→:下値目標値:98.80、98.20、97.60、97.00、96.40 中長期下値ポテンシャル:95.80

○CAD/JPY 5月17日NY市場終値100.409(+0.110)
コメント:カナダドル円相場は2012年3月19日に84.449をピークに下落基調に転換し、6月1日に74.937に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月5日には94.053に上昇した。その後はレンジを形成し、2月25日に89.474に下落し、下落トレンド入りかと思われたが、2月26日から反発基調に転じ、3月14日には94.022まで回復。4月1日に91.686に3日続落したが、4月4日に95.118に急反発し、買いシグナル。4月5日は第三上値目標値95.80に対して、95.862に続伸。これまでの上値の壁であった94円台をクリアし、当面はカナダドルの戻り余地を試すバイアスが継続する展開を予測したが、4月11日には中長期第三上値目標値98.991に対して、終値で98.644に戻りを拡大。しかし、4月15日は94.353に大幅続落。16日から反発に転じ、4月25日は97.308まで回復。相場の流れは4月11日終値98.644の上抜けを試す展開ながら、98.644からの差込幅(下落幅)が大きく、一気に上抜けする可能性は高くないと予測したように、4月26日は96.436に反落。短期的には上値が抑えられた状態であり、反発するにしても短期的には反落余地を確認してからと予測したように、5月2日まで96円台後半で上値の重い状態が継続した。しかし、3日に98.215に急反発し、買いシグナル。5月10日には100.596に戻りを拡大。4月11日終値98.648を上抜けており、戻り余地を試す展開ながら、100円台後半からは上値が重くなる展開を予測した。相場は13日に100.752に上昇したが、上値の重い展開が継続している。対ドルでカナダドルが軟化しており、対円でもスピード調整を入れる展開を予測する。
MACD:買い、ストキャス:売り、パラボリック:買い、RSI:69.24、BB:101.708と95.171上値:5月3日に98.215で引け、4月25日NY市場終値97.308を上回り、買いシグナル→上値目標値:99.00、99.60、100.20、100.80 中長期上値ポテンシャル:98.991、104.00
下値:4月26日NY市場終値96.436を下回り、96.399以下で引けると→下値目標値:94.60、94.00、93.40 中長期下値ポテンシャル:92.80

○SEK/JPY 5月17日NY市場終値15.424(+0.097)
コメント:スウェーデンクローナ円相場は2012年3月30日に12.528をピークに下落基調に転換し、6月1日に10.760に下落。その後は上昇基調に転じ、2013年2月13日に14.862(ザラ場高値は14.920)に戻り高値を更新後、2月25日には中長期下値ポテンシャル14.10に対して、14.167に下値を拡大。しかし、3月12日に15.113に戻り高値を更新。3月13日から軟化に転じ、4月3日に14.297に反落したが、4月4日に14.778に急反発し、買いシグナル。4月11日に15.690に6日続伸し、戻り高値を更新。15日に15.060に大幅続落以降は右肩下がりのレンジを形成。26日に14.910に続落後、5月1日に15.057に反発。2日に14.972に反落したが、3日に15.218に急反発。7日に15.151に小幅反落を入れたが、9日に15.346に続伸し、買いシグナル。13日には15.399に4日続伸。15日に15.325に反落したが、17日に15.424に続伸し、買いシグナル。引き続き戻り余地を試すバイアスの継続を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:売り、RSI:60.93、BB:15.508と14.840上値:5月17日に15.424で引け、5月13日NY市場終値15.399を上回り、買いシグナル→上値目標値:15.56 中長期上値ポテンシャル:15.62、15.92
下値:5月15日NY市場終値15.325を下回り、15.319以下で引けると→下値目標値:15.14、15.08 中長期下値ポテンシャル:14.30

○NOK/JPY 5月17日NY市場終値17.6304(+0.1064)
コメント:ノルウェークローネ円相場は2012年3月30日に14.5972をピークに下落基調に転換し、6月1日に12.7401に下落した。しかし、その後は上昇基調に転じ、2013年2月11日には17.1404(ザラ場高値は12日の17.1799)に戻り高値を更新した。しかし、その後は軟化に転じ、2月25日には16.0977に急落。その後回復基調に転じ、3月11日に16.8267に反発。しかし、3月12日から軟化に転じ、4月1日終値16.0095と4月3日終値16.0082で二番底を形成後、4月4日に16.6711に急反発し、買いシグナル。4月11日に17.4661に6日続伸し、戻り高値を更新。4月15日に16.8082に大幅続落後、レンジを形成していたが、4月26日に16.7569に反落。しかし、5月3日に17.0602に急反発。7日に16.9405に反落を入れたが、8日に17.2215に急反発し、買いシグナル。13日には17.5502に4日続伸。15日に17.4863に続落したが、17日に17.6304に続伸し、買いシグナル。相場は4月11日終値17.4661を上回っており、戻り余地を試すバイアスの継続を予測する。
MACD:買い、ストキャス:買い、パラボリック:買い、RSI:67.01、BB:17.3751と16.5933
上値:5月17日に17.6304で引け、5月13日NY市場終値17.5502を上回り、買いシグナル→上値目標値:17.72、18.08 中長期上値ポテンシャル:17.66
下値:5月15日NY市場終値17.4863を下回り、17.4799以下で引けると→下値目標値:17.30、17.24 中長期下値ポテンシャル:16.22

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