ココのFX

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がんばって資金を増やします!

壮絶な信用収縮相場(追加)

2008-03-15 20:24:00 | 相場の予想&感想
今まで資金が流入していた原油や穀物の商品相場が反転下落しています。
強い信用収縮が始まっていることを示しているような気がしてなりません。

この信用収縮は、バーナンキさんが「銀行が潰れるかもしれない」と議会証言したことが引き金だったと思います。
その言葉で、市場の不安が一気に高まり、疑心暗鬼で取り付け騒ぎや貸し渋り、貸しはがしが横行。
今月5日にヘッジファンドのカーライルキャピタルが債務不履行。そして、ベアスターンズの資金繰り悪化。
バーナンキさんは優秀な経済学者だけど、市場心理への理解が不足していたってことでしょう。
バーナンキさん自身、市場混乱の責任の一端が自分にあることはわかっていると思います。
とにかく、必死に対策を講じて、市場の動揺を抑えようとするでしょうが、いつ、混乱がおさまるかは誰にもわかりません。

私は、2006年春、G7後の円高を思い出します。
あの時も、G7でドル安容認が話し合われたわけでもないのに、疑心暗鬼だけでものすごい円高(今思えば大したことはないが)になりました。

相場は非合理で、オーバーシュートするもの。

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壮絶な信用収縮相場

2008-03-15 17:00:04 | 相場の予想&感想
銀行がヘッジファンドから資金を回収しているというロイターのニュースが気になって仕方ありません。
追加担保に応じられないヘッジファンドはポジションを手仕舞いするしかありません。
これは円キャリートレードの手仕舞いを引き起こし、急激な信用収縮が起こる懸念があります。

昨年8月のお盆の円高が典型的な信用収縮相場です。
私は、本家本元の米国通貨ドルが安くなるとにらんで、私は8月6日にユーロドルのロングを仕掛け、13日に損切りしました。
明らかにドルより、ユーロが弱かったからです。
そして、8月16日、17日は、FXのロスカットがロスカットを呼び、それまで堅調だった豪ドル円やユーロ円がドル円以上に円高になりました。

ファンダメンタル相場ではドル安です。
しかし、信用収縮相場では、これまでロングが積み重なっている、豪ドル円やユーロ円が危なくなります。私が昨年8月に学んだことです。
ユーロ円はまずは1月の安値152.09をめざし、次いで、昨年8月の安値149.25がターゲット。
豪ドルもまずは1月の92.68、次いで昨年8月の85.96がターゲット。
それ以上に円高が進む可能性もあると思います。
すでにドル円やポンド円は昨年8月の安値を下回って円高になっており、ユーロ円や豪ドル円が同じように円高にならない保証は何もありません。
もし、昨年8月より円高になるとしたら、最後の円高は壮絶。

信用収縮相場は理屈で動くものではありません。
手仕舞いやロスカットによって円高になり、円高がさらに次の手仕舞いやロスカットを呼ぶという雪崩現象です。

信用収縮相場になったらクロス円ショートが定石。
ただし、何か材料が出るとショートカバーにより、急激な円安へのゆり戻しが生じます。
ボラティリティが高くなるので、手仕舞いして休むも相場がいいかも。

今度、信用収縮で壮絶な円高が起こったら、多少は反発するかもしれませんが、クロス円もレンジが2年前くらいに戻る気がしています。
ユーロ円なら140円から150円、豪ドル円なら80円から90円。
そこまで円高に?って思われる人がいるかもしれませんが、たった2年前ですよ。大したことがないといえば、大したことはない。

そう、単に、円安バブルが弾けて、元の水準に戻っただけです。

ショートしている私の夢かな?

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チャイナショック以降の円高局面の確認

2008-03-15 16:42:37 | トピックス
昨年3月5・6日のチャイナショック、8月16・17日のサブプラショック、今年1月22日のサブプラショック2、先週のそれぞれ安値について確認してみました。

ドル円 3月 115.13 8月 111.58 1月 104.98 先週 98.88 
ユーロ円 3月 150.74 8月 149.25 1月 152.09 先週 154.82
ポンド円 3月 221.07 8月 219.29 1月 204.61 先週 199.90
豪ドル円 3月 88.46 8月 85.96 1月 90.11 先週 92.68
カナダ円 3月 97.49 8月 103.38 1月 101.82 先週 99.98

興味深い数字が並びました。
ドル円やポンド円は3月、8月、1月の最安値で仕込んでも、先週の時点で含み損が発生しています。
一方、ユーロ円や豪ドル円はまだ余裕があります。
独自路線はカナダ円。3月の最安値には届いてませんが、8月や1月の最安値は下回ってきました。

次いでに、ダウと日経平均も。
ダウ 3月 11,973 8月 12,455 1月 11,508 先週 11,691
日経平均 3月 16,532 8月 15,262 1月 12,572 先週 12,167

日経平均の弱さはドル円に似ている(笑)
まあ、日経平均もドルベースでみれば、もう少し強くなります。
ダウはそれほど弱いわけでもありません。
でも、こちらもユーロベースでみれば、かなり弱い。

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いろいろな1週間を振り返る

2008-03-15 12:30:35 | マイトレード
この1週間、いろいろなことがありました。

まず、11日の夜。
FRBのトリプルAの住宅担保ローンを担保に資金融資を行なうというニュースで急激な円安。
私は楽しくお酒を飲んで、帰りに携帯でチェックすると、見事にポジションがなくなっていました。
ポンド円は損切り。ドル円は利確。それ以外は同値撤退。

でも、抜本策とは思えなく、円高トレンドに戻ると読んで、11日の夜、再度円買い。
翌12日は円安に泣きました。特に、ユーロ円がきつかった。
でも、損切りラインまではいかずに、円買い継続。

13日は一転円高。
ドル円が100円割れではかなり抵抗があったので、利確したかったけど、お出かけ中で、タイミングを逃してしまいました。
夜にもう一度チャンスがあると思っていましたが、残念ながらチャンスがありませんでした。
ただし、円買い継続。

13日の夜、NY株式市場は、ベアスターンズの「サブプライム問題は峠を越えた」というリポートをてががりに上昇。やや円安。
10日頃からベアスターンズは資金繰り悪化の噂があり、レポートが出たことで、安心感を誘ったのか。
レポートが出たくらいで、このタイミングで株を買える人って、不思議。

14日、少しだけ利益確定。大部分は円買い継続。
少し利益確定したのは、どんなニュースが飛び込んでくるかわからないから。
13日夜のNY株式市場が上昇したのが、ニュースが出る前触れかもしれません。
11日のときも、日本株式市場が予想に反して上昇し、少し円安に戻ったところで、夜、ニュースが出ました。
あの苦い経験を思い出し、リスクを軽減しました。

14日深夜、ベアスターンズに、FRBがモルガン・チェース銀行を通じて融資のニュースが飛び込んできました。
このニュースで円安に戻るのかな思いましたが、戻らずに円高加速。
結果的には、14日のリスク軽減は裏目に。でも、後悔していません。
この不安定な相場で、リスクを取りすぎるのは危険です。

縁起よく、梅と鶯にぽちっとね!