ココのFX

南の島での優雅な生活・・・女王様のようにかしずかれて、のんびり暮らしたい~~
がんばって資金を増やします!

通貨の力関係

2008-07-13 20:06:37 | 相場の予想&感想
3月17日以降の通貨の力関係をざっくり表すとこんな感じで移り変わってきた気がします。

ユーロ、豪ドル>ドル>円
ユーロ、豪ドル=ドル>円
ユーロ、豪ドル=ドル=円
ユーロ、豪ドル>ドル=円

これからですが、
ユーロ、豪ドル>円>ドル
ユーロ、豪ドル=円>ドルのいずれかではないかと。
やがては、
円>ユーロ、豪ドル>ドルになると思っていますが。

ドルが一番弱いと考える根拠は、シンプルに、米国の金融不安(特に、フレディマックと
ファニーメイ)、ビックスリーの経営不安、NY株式市場の下落です。
NY株式市場は、まだ下落すると思います。

ユーロ、豪ドルと円の力関係は、インフレの動向が鍵だと思います。

昨年の8月や今年の3月のイメージが強いので、ドルが急激に落ちるというシナリオを描
きがちですが、半年、1年という時間をかけて落ちていくこともあるのではないかと思い
ます。
それでも、最後は急落かもしれません。

ブッシュ君が「強いドルは国益」と言う度に、「弱い犬は吼える」という言葉が思い浮か
びます。

ファニーメイとフレディマック

2008-07-13 20:05:13 | トピックス
ファニーメイとフレディマックの存在は矛盾を抱えている。

一つ目は、政府の景気対策に都合よく使われているのに、民間会社として株式上場していること。

サブプライム問題以降、政府の景気対策で、ファニーメイとフレディマックは住宅ローン債権を無理やり買わされている。
そして、経営破たん状態になれば、株主責任で、株価はゼロになるって(NYタイムズの報道)
ふざけろ!って、私が株主なら思う。
そんな会社の増資を誰が引き受けるだろうか。

二つ目は、政府関係者はファニーメイとフレディマックの債券は政府保証が付いていない
と言っているけれど、市場では政府保証が付いているという暗黙の了解があること。
暗黙の政府保証があると世界中の投資家が買っているファニーメイとフレディマックの債券が債務不履行になったら、世界の金融業界は大混乱。
それを避けるためには、結局、米国政府はファニーメイとフレディマックを救済しなければならない。

フレディマックとファニーメイはベアスターンズとは比較にならないほど大きく、これを救済することは、FRBも米国政府も大変なのだ。
フレディマックとファニーメイの問題が悪化すれば、ドル暴落を引き起こすだけの威力があると思っている。

私が持っているピムコの投信もたくさんファニーメイの債券を買っている。
さて、どうするか?