「相場ローテーションを読んでお金を増やそう」岡崎良介著
過去を知ることで、未来を知ることができます。温故知新っていうでしょう。
この本では、過去のさまざまなデータを分析して、未来の予想に役立てています。
FXトレーダーであれば、為替の予想が気になりますよね。
米国不動産、米国株、ユーロ(ドイツマルク)/ドル相場のピークの分析によれば、1972年以降、過去3回とも、米国不動産、米国株、ユーロ(ドイツマルク)/ドルの順にピークを迎えています。
そして、過去3回の経験則では、米国不動産のピークから1年2ヶ月以内にユーロ(ドイツマルク)/ドルのピークが来ます。
また、米国株のピークから6ヶ月以内にユーロ(ドイツマルク)/ドルのピークになります。
今回の米国不動産のピークが2007年1月、米国株が2007年10月。
ということは、米国不動産のピークから考えると、ユーロ/ドルのピークは2008年3月までに、米国株から考えると2008年4月までに起こることになります。
そして、やはり経験則からいえば、ユーロ(ドイツマルク)/ドルが高値をつけたあと、円高のピークが来ることになります。
そのほか、米国政策金利とドル円の関係なども興味深い。
ぜひ本を読んでくださいませ。
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