こけしんち。

*。。*:.こけしのお庭とおウチと育児の記録.:*。oo。*

みちのく縦断弾丸ツアー!小岩井レトロの巻

2012-11-07 | 旅行

小岩井農場と言えば,100年以上の歴史を誇る老舗牧場。

歴史的建造物が残っているのは有名ですが,

羊さんの放牧地から沿路を歩いてくるとフツーにこんなレトロな建物が・・・

 

見事な木造建築であるがゆえ,その醸し出す雰囲気には圧倒的な歳月の存在感を感じます

 

まきば園のお向かい,上丸牛舎は小岩井レトロの真髄。

 

あれに見ゆるは有名なレンガサイロ。

 

 

そしてこちらは,出産用のお母さん牛のおウチ・二号牛舎。

 

明治41年の建造で,国登録有形文化財となっているのだそうですが,

今も現役というのが本当にスゴイ

 

 

まきば園の中の展示資料館には,当時の社宅を再現した空間が…

 

小岩井農場の中に小学校や保育園(“託児舎”といったそうです)があったようで,

それらの写真も展示されていました

「いってきま~す」

「ただいま~」

「宿題やってね~」

「ご飯できたよ~」

なんてちょっとしたごっこ遊びなんかしちゃって…

 

こちらは木製のバターチャーン。

一番はじめに,低温殺菌牛乳をつかってバター作りを体験した時に聞いたように,

振動を与えることでバターを作っていた,というのがよく分かりました。

 

実際にここで酪農を営み文化を作ってきた先人たちの歩みを学び,

深い感謝の気持ちで飲んだホットミルクは最高でした

 

ミルク館の展望台から見えた上丸牛舎。

ホットミルクを飲んで冷え切った体がすっかり温まったところで,

いよいよ本日のお宿に参りましょう。

 

 

 

 


みちのく縦断弾丸ツアー!フワフワモコモコの巻

2012-11-07 | 旅行

バター作りを体験した後は,ウール工房でお馴染みのウールプールで大はしゃぎ

 

数年前は羊さんと自由に触れ合ったり餌をあげたりすることができたのに,

現在は2年前の口蹄疫の大発生の影響を受けて

動物たちとのふれあいがなくなってしまったということでちょっと残念だったけど

こんな風に羊さんのあったか~い毛で遊ぶことができて,

二人とも大興奮なのでした

 

その後はポニー乗り場へ。

 

こちらは本日オフのためくつろぎ中のポニーさんたち

 

そしていよいよポニーさん乗馬体験。

リンリンは保育園の遠足で乗ったことがあったから心配なかったので,

ほ~らこの余裕

 

み~たんも乗りたいと言うけれど,きっと動き始めたら泣き出すんじゃないか,

と思っていたのに,しっかりまたがってポニーさんのたてがみも撫でてみたりするほどの余裕っぷり

ポニーさんの背に揺られながらしっかり乗りこなしちゃって・・・・

途中,ポニーさんが止まってしまったのにも動じないで

ニコニコ相棒の様子をうかがっているのでした

「どうしてポニーさん止まったの?」と後で聞いてみると

「おしっこしたかったみたい」ときちんと教えてくれました

 

この後,二人とももう一度挑戦

ポニーさんの背があったかくて柔らかくてすごく楽しかったみたい

 

さてさて,そうこうしているうちに「ひつじのショー」の時間に。

2匹のひつじ,タウリン君とカンガルーちゃんが出てきて,

お姉さんに絵本を読んでもらうというところからお話がスタート

この2匹は本当にお利口さんで,

ずっとお姉さんのそばに寄り添って絵本を読んでもらっているのでした

 

絵本の中身は,宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにしたストーリーで

牧羊犬のフライ君と共に,悪い山猫を沢山の羊たちがこらしめる,という物語。

 

羊たちの一団をしっかりとまとめて歩かせる牧羊犬の賢さに,

思わず歓声が上がっていました

 

ひつじのショーの後は,羊の放牧地を沿路沿いにぐるりと一回り。

ちょうど親羊は毛刈りをしたばかりで,ちょっと寒そうだったけど,

赤ちゃん羊たちはそのまんまで,モコモコフワフワ感がまるでぬいぐるみのようでした

 

外はめちゃくちゃ寒かったけど,

ポニーさんや羊さんを見ているだけでなんだか気持ちがほっこり

 

これぞまさしく牧場の楽しみ方ですね