しるしのないカレンダー

定年退職した自由人のBLOGです。庶民の目線であんなこと、こんなこと、きままに思ったことを書いてみたい。

お盆のお見舞い

2017年08月16日 | Weblog
15日は親戚の見舞いに出はかけた。もう大分長く入院している。高齢者の入院である。半年以上になるという。
酸素マスクをつけていた。自動血圧計等の医療機器にモニターされている。生きているうちにお見舞い。そんな事態だった。家族が行くという時間帯に合わせた。病室で会うことができた。患者はもう意識はなかった。呼びかけても反応は殆どない。時々薄目を開けるが認識できている様子もない。声は時々上げる。意味は理解できない。看護師が定期的に巡回診察・施療している。腕のカテーテルに薬を入れる。
手足が毛布から出た時におおきく腫れた状態が目にとまった。循環機能が悪いことは一目両全だ。
エンドレスのカセットテープで音楽が流れている。病室にラジカセを置かせてもらっている。患者は音楽関係者だった。家族が毎日訪れる。患者本人は意識がなくともだ。小生の親戚も高齢者宅が多い。亡き父の家族だった人達だ。戦争を生き抜いた人達だ。80代が多い。
お盆の時期、終戦行事、家族・親戚関係の安否確認に日本国中が動く。我が家にも戦争に出征し、台湾から復員した家族があった。
1945年(昭和20年)玉音放送により日本の降伏が国民に公表された日である。8月15日は「戦没者を追悼し、平和を祈念する日」とされた。74年も経過した。当時を知る人は80歳以上となった。
家族で終戦の日を意識し、平和のありがたさを確認する。戦争を体験した人が今年も大分減った。新らしい未来志向での靖国参拝自粛。安倍内閣の新しい試み。国民全体で考えてみたい。8月15日はそんな日だ。

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