「わかったぞ!」・・・・・約100年に及ぶ研究の末、スイスの科学者チームが「スイスチーズの穴」をめぐる
謎を解明した。
子どもの頃、ネズミがかじって穴ができたと教えられたかもしれないが、実際はそうではなかった。
スイス連邦政府の農業研究機関、アグロスコープ研究所の専門家チームによると、エメンタールやアッペンツエラーなどの
有名なスイスチーズの特徴である「穴」は、材料の牛乳に含まれる微量の干し草と関係しているのだ。という。
これまでは、チーズ内のバクテリアに起因していると考えられてきた。研究では、チーズ作りに使われる牛乳の搾乳方法によって穴に変化が生じることがわかった。
現代的な方法では、スイスチーズの穴は小さくなるか、消えてしまうこともある。
この違いが生じる原因として、伝統的な乳搾りで使われる「昔ながらのバケツ」の存在を挙げた。
バケツの中に落ちた干し草の微小片が、最終的にチーズの穴を発生させているのだ。という。
従来は、牛乳に含まれるバクテリアが放出する二酸化炭素(CO2)によって穴が生じると結論づけられていた。
現代のチーズ生産現場においては、密閉された搾乳機が解放状態のバケツにとって代わり、牛乳に含まれる干し草の
微笑片が完全に排除されている。
研究チームは、過去10~15年間で、スイスチーズの穴の数が少なくなっていると説明した。
AFPBBニュースより 借用しました。
面白い! 従来の説が覆ったということ。
科学的根拠が立証されたということ。従来の説が科学的なものでなかったということ。従来と異なる現象に科学のメスが入り、説明がついたということ。
こうゆうことは、多々あるだろう。従来と異なる現象の裏に新事実があるかも。ということ。
良いニュースだった。