東京昆虫記

東京の自然環境に棲む昆虫たちの生態写真
.My Real Insects Photo Style in Tokyo.

白内障レンズのズレや落下について

2022年06月12日 | その他
全く昆虫とは関係ない記事だけれど、白内障のレンズがズレたり眼底に落下したと言う、
経験者の具体的な記事が、検索しても見当たらないので参考になればと思い書いてみた。

白内障は突然やって来る。
子供の頃から40代前半まで視力検査では必ず1.5をキープ。その自分がまさか白内障になるとは思っていなかった。初期症状は蛍光灯の明りや対向車(自転車も含む)のライトが眩しく感じられ、中期には片眼で景色を見ると霧の中にいるように感じたので診察した結果、水晶体の中央に濁りが見られ若年性白内障と診断。迷わず直ぐに眼内レンズの手術を依頼。最初は左眼、数年後に右眼の順で白内障になった。街の眼科で白内障は日帰り手術との掲示をよく見るが、必ず翌日に来院、診察する事になるので二度手間を避け、自分は予め眼科外来に力を入れている総合病院に通院して保険適用の単焦点レンズを希望し1日入院を選択。入院当日に手術、翌日の朝、検査後に退院という形になった。入院、手術費を合わせて片眼で保険3割負担の場合は6万円程度。術後は霧も取れて数日で視力は1.2に回復。数名の医師に写真撮影が趣味で偶に太陽を直接ファインダーから見る事があると伝えたけれど、それぞれの医師から問題無く白内障を招く原因ではないと回答をいただいた。良くパソコン、スマホ、ゲームのやり過ぎが影響するとの記事を見るが、極端な環境、例えば真っ暗な中でスマホやパソコンの明るい画面を長時間見続けた生活を送っているなどといった場合以外に、大人の眼は太陽を直接みた程度で、視力の低下や眼病にはならないとの事。ただ、白内障などの眼病は健全な生活を送っていても、突然やってくると実感しているので、見え方に違和感があった場合には、サプリメントなどに頼らず、直ぐ眼科へ行き診察してもらう事をオススメしたい。

病院からの街並み

iPhone XS
本題から逸れるが、こうした何気ない写真をスマホで撮る時のコツは、画面の端と建物が平行になるように撮るとよい。室内、屋外で子供を撮影する時も、上や斜めからカシャではなく、子供に対してスマホを平行に構え、背景にある物が真っ直ぐになるように意識して撮ると綺麗に見える。

眼内レンズの落下手術について。
自分の人生で初めて5日間という長い入院生活を送っている。前文に書いた通り、かなり前に片眼ずつ期間を空けて白内障のレンズ挿入手術を済ませていて、手元は老眼鏡でそれ以外、趣味の虫探しも裸眼で問題無い生活を送っていた。しかし、少し前から右眼の見え方に違和感があったので、診察してもらったところ、レンズがズレているとの事。レンズがズレていると、昼間の生活では乱視の症状(物が重なって見える)があり、夜に街灯を見た時には、上下左右のいずれかに偏った閃光(光の筋)が見える症状が出ていた。ただ、まだ視力自体に影響は無かったので一定期間の診察を継続。その後、徐々に症状が悪化。右眼は完全に見ないモヤモヤした夢の中にいる様な状態になり、診察してもらうとレンズが眼の中に落ちてしまい手術入院が必要との事。手術内容は眼の中に沈んでいるレンズを拾い上げて、正常な位置に戻し、再び落ちない様に縫いつける。ついでに硝子体(加齢による飛蚊症の原因となる死滅した毛細血管などの遺物)も綺麗にすると言う1時間程の手術になった。麻酔の時に少し痛みがあった程度で、手術は無事に終わり術後の診察結果も上々。まだ充血が取れず、ぼんやりとした見え方だけれど、明日、退院が決まって良かった。引き続き視力がどこまで回復に向かうのかが気になるところ。自分の事例を参考にしていただけれは幸いです。


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