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初詣とお赤飯

2010-01-01 | 行事
明けましておめでとうございます!



さて、今日からさっそく初仕事。

朝食が終ってすぐに、近くの神社に初詣に出掛けました。

ホームからクルマで五、六分のところに「神明神社」という神社があり、正月になると毎年そこにお参りに行っています。

この神社の総本社は伊勢神宮だそうです。天照大神を祭ってあるとか。

やっぱり良いですね、初詣は。

ことに今日のような抜けるような晴天に、朝早く近くの神社にお参りして、
「この一年、どうかご無事でありますように…」と、手を合わせる。

私はクリスチャンですけど、全く抵抗はありませんね。

八十をいくつも過ぎた方々が、
「初詣に行けるなんてうれしいわね。今年が最後になるかもしれないし…」
なんて言いながら、新しい年を迎えた喜びに浸っておられるのですよ。

これこそ真実、本当の気持ち。

宗派が何であるかなんて、小さなことだと思うのです。

帰りに、甘酒をお呼ばれしましたが、これがまたけっこうでございました。



帰ってくると、すぐに昼ごはん。

今日の昼ごはんは、お重に入っていました。
お赤飯に、白身魚の焼き物にナマスにきんとん。

もちろんホームではもち米は使えませんから、ふつうのお米を工夫して「赤飯風」に炊くのですが、まあ。気分は出ていました。

ご家族の面会もとても多かったし、元旦らしい一日でした。



さて、今日は定時で上がらせてもらって、家に帰ると、さっそく今年初めて焼酎オヤジとご対面しました。

ちょいとしたスジから、粋な「ミニおせちセット」を頂きましたので、それを肴に、「オヤジさん、今年も語り明かそうな…」と、すっかりいい気分です。



正月を題材にした落語はいくつもありますが、私がいちばん好きなのは『御慶(ぎょけい)』という噺です。

富くじ(今の宝くじですネ)に狂った「屋根屋の八つぁん」が、ついに女房が着ている親の形見の半纏を質にいれて、湯島天神に駆けつける。

すると、大富の一千両が大当たり!
八つぁんは舞い上がり、裃(かみしも)から脇差しまでそろえて、近所に年始参りに出掛ける…。

全く馬鹿馬鹿しくて陽性の、本当に落語らしい落語です。

先代の柳家小さんと三代目古今亭志ん朝のどちらも素晴らしいけれど、ここは志ん朝の「明るさ」にわずかに軍配が上がるといっておきましょう。



最近のお笑い界のスゴイ競争は、「素材の発掘」という点ではとてつもない力を発揮していると思います。

でも、あまりに移り気な聞き手に飽きられまいと、二、三分の中に神経症的にギャグを詰め込んで、結果として消耗品のように捨てられる芸人が何と多いことか。

そこで、この正月、騙されたと思って古典落語を聴いてみることをお勧めします。

古典落語を楽しむためには聞き手にも辛抱と経験を要求しますが、それはそれで掛け替えのない人生の楽しみになりますよ。

あらら、いつの間にか落語の話になっちゃっいました。

今夜見る夢が「初夢」だそうですよ…。



本年も、変わらずお粗末さまでした。






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