第830話. 晩秋の湖畔模様 2022.11.05-タゲリの季節の到来-

2022-11-05 15:19:56 | 花鳥風月
湖畔人です。

気が付けばもう11月、日も短くなり4時半にはサンセットです。
時々寒さも感じるようになりました。寒風が北の方角から吹いてきます。
そんな寒風に乗ってあの美しい冬の渡り鳥、タゲリがまた我が湖畔に戻ってきてくれました。

昨日、30羽位、大陸からの長旅を終えて、集団で休んでいる一群を見掛けました。嬉しい季節の到来です。

鳥達からの癒しが必要な自分なのですが、ここの所、雉をあまり見掛けないのです。タヌキやハクビシンなど雑食の獣が増えたので、もしかすると、と懸念をしています。なので、ここ数カ月、鳥達を愛でる楽しみが全くなかったのですが、これでやっと鳥達に癒されそうです。

湖畔の田園ですが、秋が深まっていると言うのに実はずっと緑色でした。何故かと言うと、8月末から9月前半に掛けて終えていた稲刈りの後、新芽がまた現れてそれが育ち田畑が一面緑色なのです。場合によっては背の低い稲穂すらあります。

そうした第二ラウンドを迎えている稲畑ですが、冬に向けて土を掘り返す作業をするところが所々にあり、そうした畑では、地中の虫なり虫の卵なりミミズが表に出され、タゲリ達にとってはちょうど良いエサの供給源になって来るはずです。まるで示し合わせたかのようなこのタイミング、その摂理、ホント面白いものです。

さて、最近、テンかイタチか分かりませんが、細長い顔の小さな茶色い小動物によく遭遇します。昨晩も、深夜、帰宅途中、そのテンかイタチか分からない美しい小動物が道路に突然出て来て危うく轢きそうになりました。焦りましたね。あんな愛らしい動物を轢いた日にはもう物凄い罪悪感で夜も寝れなくなりますからね。少し前には、薄茶色のウサギも車の前を横切って行き、焦りました。車にブツけられ、道路上に横たわる無残なタヌキの姿はほぼ毎日のように見掛けますし、車のライトに合わせて道路に出て来る動物たちの習性が不可思議です。虫なら判りますけどね…。

それにしても、タヌキにウサギにテンにと、この湖畔がどんだけ大自然なんだよと、その田舎加減に改めて驚きます。
まぁでも、これでも一応、まだ通勤圏内なんですけどね。
いやはや。

では。

湖畔人


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