春夏秋冬 ~止まった時と流れる時~

歴史の匂いが好き。

四季の変化が好き。

感じるままに、ありのままに。

鎌倉の旅 紫陽花の長谷寺

2008年07月07日 | 鎌倉の寺社
鎌倉・長谷寺 紫陽花の咲く頃に

江ノ電長谷駅 徒歩5分

伝承では長谷寺の創建は奈良時代と言われているが、中世以前の沿革は明確でなく、創建の正確な時期や経緯についても不明。

寺伝によれば、天平8年(736年)、大和の長谷寺の開基でもある徳道上人を藤原房前が招請し、十一面観音像を本尊として開山したという。
養老5年(721年)に徳道は楠の大木から2体の十一面観音を造り、その1体(本)を本尊としたのが大和の長谷寺であり、もう1体(末)を祈請の上で海に流したところ、その15年後に相模国の三浦半島に流れ着き、そちらを鎌倉に安置して開いたのが、鎌倉の長谷寺であると伝わってます。

十一面観音像は通称、長谷観音

浄土宗系統の単立寺院

正式名
海光山 慈照院 長谷寺

坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所でもあります。


山門 すいません逆光です



山門をくぐると、下境内と上境内に別れていて下境内には二つの池を中心に庭園が広がっています。

紫陽花の前に、花菖蒲がお出迎え
  


階段を上がり、地蔵堂を通り、上境内へ

観音堂


見晴し台からの景色




そして、ピーク時は二時間待ちにもなるあじさい散策路
今回は平日だったので、すんなり入れました。

40種類以上約2500株の紫陽花たち

    
もちろん海も見えます。




雨の次の日は、やっぱり花たちは活き活きしています♪

六年前に、初めて来たとき、こんなに人も紫陽花もなかったのですが、ここ数年の長谷寺は本当にすごいです。
もし行かれる方は、平日か、朝一をお勧めします。

そしてやっぱり、雨の次の日の晴れの日。

の次の日の晴れの平日朝一で。


注文多いですがw、きっと今までに味わったことのない、感動があると思います!!






高校を卒業して、東京に上京してきた最初の年、福岡から遊びに来た祖父に付いて、偶然行った初めての鎌倉。
ちょうど六月。

今まで紫陽花なんて、なんとも思たことなかったし、
歴史は好きだったけど、お寺や仏像にはあまり興味のなかった自分。

そのとき見た満開の花たちと、それに囲まれたお寺や神社の景色は
今では祖父との一番の思い出となり、自分の中で初心に帰れる時間と場所


紫陽花の鎌倉


あの日以来、どんなに忙しくても、僕は毎年、この地を訪れている。
そしてこれからもきっと
大好きな祖父との大切な思い出とともに。


2008.06.25 
鎌倉 紫陽花の咲く頃に









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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お地蔵様がかわいいですネ (あおい)
2008-07-07 22:07:39
こんばんは

確か、長谷寺には行った事があった気がするのですが、そのときはkogakenさん同様庭園や仏像には興味はなく今回初めて見る風景ばかりでした

ここも、紫陽花がとっても綺麗なお寺なんですね

雨の次の日!!これ賛成です
ホント、お花たちが活き活きしていますよね

鎌倉という土地は、kogakenさんにとって大切な思い出の土地なのですね
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あおいさん☆ (kogaken)
2008-07-08 16:48:29
今朝はすごい雨でしたね

小さい頃か、僕の行きたい場所はどこでもつれていってくれた祖父でした。定年過ぎてから孫のために、車の免許を取り、不慣れな大きな国道を、いつも30kmで走り大渋滞を引き起こしてました(笑)

僕がお城が好きなので、旅行のたびに、全国のお城に行き、テレホンカードとキーホルダーを買って帰って来ました。

いつも僕が行きたい場所に連れて行ってくれましたが、鎌倉は初めて祖父が行きたい所に、僕が付いて行った場所なんです。

特別な特別、場所なんです☆
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