春夏秋冬 ~止まった時と流れる時~

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兵庫・明石城

2010年06月13日 | 日本の城
兵庫・明石城



1617年(元和3年)大坂の陣の戦功によって、小笠原忠真が信州松本城より船上(ふなげ)城に入り明石藩主となります。
そして徳川二代将軍秀忠が、西国諸藩に対する備えとして、忠真に新城の築城を命じ、お隣の舅、姫路城主本多忠政とともに明石城を築城します。
だからか、縄張りは姫路城とよく似た、連郭梯郭混合式の平山城です。

江戸初期には城主が目まぐるしく入れ替わりますが、1682年、家康の曾孫にあたる、越前家の松平直明が6万石で入城し、以後明治維新まで10代、189年間親藩として松平氏の居城となりました。





現存する二つの櫓

坤櫓(最初の写真の左側)重要文化財



巽櫓(最初の写真の右側)重要文化財



正面入り口の濠



桜池


二の丸の石垣


稲荷曲輪の高石垣



薬研堀



天守台(天守は作られていないと言われている)



奥に見えるのは明石海峡大橋



唯一の門遺構
(伏見城廃城時に伏見城薬医門を明石城切手門として移築、さらに明治廃城時に近くの月照寺へ移築。明石市指定文化財)




虹わかりますか??太陽の周りにできてました。
日暈(にちうん)というらしいです。初めて見ました。




では桜池に向かう亀の写真でお別れです、つまり名前は「サクラ」ですね。
お、どこかで聞いた事ある名前だ..........w





2010.6.6