今週のワンピース（５０号 / 第４３４話 白ヒゲと赤髪）

先週の扉絵で誰かと遭遇したエネルでしたが、
今週はいきなり雷浴びせてますよ・・・“ひとまず攻撃”らしい・・・



今週のワンピ。
白ヒゲと赤髪が接触するらしい、との情報で大騒ぎの海軍本部。
厳戒態勢で待機する海兵たち・・・

こちらは白ヒゲ、赤髪双方の船が海上に。
白ヒゲの船の船首は、シロナガスクジラの頭です。（今まで気にしたことなかったよ・・・）

白ヒゲ船上でシャンクスを迎えるのは一番隊隊長マルコと三番隊隊長のジョズ。
（エースは二番隊隊長でしたね？）
二人は若い衆に身が持たないから下がっているように言います。
でも彼らには、身が持たない、という意味がわかりません。


そこへ・・・シャンクスの足音・・・


奥へ行ってろと言われていたクルー達がバタバタと倒れていきます・・・！
何が起こっているのか、さっぱりわかわからない様子。
マルコは　もう手遅れか、と諦め顔

シャンクスの足音が近づいてきています。
気を失っているだけだから騒ぐな、と言うマルコと、
半端な覚悟じゃ、あの男の前では意識を保つ事さえできねェ、と言うジョズ。


　相変わらず・・・スゲェ“覇気”だ・・・


甲板をこちらへ向かってくるシャンクスの回りでは、クルーが次々と気を失っています。
船さえも耐え切れずギシギシと音をたて、割れている箇所も・・・！

とうとう白ヒゲの前にやってきたシャンクス・・・緊張感が走ります・・・


　失礼・・・敵船につき、少々威嚇した　と言うシャンクス。


　てめェのツラぁ見るとあの野郎から受けた傷が疼きやがる　と迎える白ヒゲ。


シャンクスの右手には・・・というか右腕には何升入るんだ？という位の大きな酒瓶。


　療治の水を持参した。戦闘の意志はない。話し合いたいことがあるんだ。


白ヒゲは相変わらず、点滴の管をたくさんつけています。
（看護婦さんたちはいませんね）

　“覇気”をムキ出しにして現れる男の言い草か、バカヤロウ・・・　

と白ヒゲは笑います。
何をしようとしているのか と、チャチャをいれるマルコにウチに入らないか？と
返すシャンクス
ジョズも自分達はどうすればいいのか心配しますが、
白ヒゲは戦争の意志はないらしいから、二人にしてくれと・・・。


酒を酌み交わす白ヒゲとシャンクス。
シャンクスに出されている杯も相当デカイですよ・・・白ヒゲサイズだね、こりゃ。

白ヒゲは酒を見て、これはウエストブルーの酒だと言い当てます。
あんまり上等じゃないだろ？と言う白ヒゲに
世界中の海を回ったけれど、肌にしみた水から作った酒を越えるものはないんだ、
自分の故郷の酒だから飲んでくれ、とシャンクスは言います。

白ヒゲも飲んでみて悪くない・・・と。

そして昔話・・・　白ヒゲは、

　ロジャー、ガープ、センゴク・・・あの頃の海を知るものはもう、ずいぶん少なくなった・・・

　おめェもよく成り上がったモンだぜ・・・

　ゴール・Ｄ・ロジャーの船の　ただの見習いだった小僧がよ・・・




はいっ・・・？？　
シャンクスがバギーと乗っていた船はなんと海賊王の船だったなんて
なんでも、白ヒゲとロジャーの船とはよく競り合っていたので、
その殺し合いの中でお互いに顔馴染みになったみたい。
それで、お前と一緒にいたあの面白い赤っ鼻はもう死んだか？と聞き、
シャンクスもバギーを懐かしがります。

ロジャー処刑の日、ローグタウンで別れてそれっきりなんだそう・・・。
シャンクスはバギーに一緒に来ないか？と誘ったのに、
バギーはお前の部下なんかまっぴらだ！とその誘いを蹴ったらしい。
シャンクスにもバギーの消息はハッキリしないみたいですね。


白ヒゲは話し続けます。
自分にとってはあっという間のこと。それを伝説と語り継ぐものも多い・・・
そして、シャンクスと鷹の目の決闘の日々も自分にとってはまだ新しい事だと。

話題はシャンクスの左腕に・・・
イーストブルーで、腕を失くしてきたと聞いた時には、誰もが驚いたもんだ。
どんな敵にくれてやったんだ？　とちょっと興味ありげ・・・

コレか・・・と、ない左腕をさすりながら思い出すのは幼い頃のルフィ・・・

　おれはいつか、この一味にも負けない仲間を集めて！！

　海賊王になってやる！

そしてシャンクスは　“新しい時代”に懸けて来た　と言います。
悔いがないならそれでいい、と白ヒゲもそれ以上は聞きません。

シャンクスが言います。
いろんな戦いを越えて数々のキズを負って来たが、

　今・・・！疼くのはこの傷だ・・・！

とルフィと出会った頃には既にあった、左目の３本のキズを指差します。
このキズは、冒険の痛手でもなければ、鷹の目から受けたものでもない、
おれにこの傷を負わせたのは


　お前んとこの・・・“黒ひげ”ティーチだ・・・！


シャンクスは、自分は油断などしていなかった。
あいつは自分を隠し、“白ひげ”というデカイ名の陰に潜んで機を待ってた・・・
そして今、力を得て動き出している。
最終的には頂点を狙ってる、白ひげの座もいずれは奪いに来る、と。


それを聞き、白ひげはおれにどうして欲しいのかと尋ねます。
それが本題だろう、と。

　エースを止めてくれ！

エースは若くして二番隊隊長を任される男。
強いのはわかっている、だけどその名声と信頼が話をこじらせる。
今はまだ、あの二人をぶつける時じゃない！　とも・・・。

　“黒ひげ”から手を引け！

シャンクスの頼みはその一点。
そのシャンクスの頼みを笑い飛ばす白ひげ。
ハナタレボーズが言うようになったな、と言い、
ティーチの罪は海賊船でもっともやってはならない“仲間殺し”、
即ち、鉄の掟を破ったということ。
自分の船に乗せたからには、どんなバカでも自分の息子。
殺された息子の魂はどこへ行くんだ？　と・・・


　仁義を欠いちゃぁ、この人の世は渡っちゃいけねェんだと

　ティーチのバカに教えてやるのが、おれの責任だろうがよ・・・！



　わかったか、アホンダラ。　

　おれに指図するなんざ、１００年早ぇ・・・


と持っていた酒瓶を飲み干し、投げる白ひげ・・・
シャンクスも盃を飲み干し足元へ投げます・・・

　誰にも止められなくなるぞ！　暴走するこの時代を！

シャンクスが剣を抜いたぁ～～～　初めて見るぅ～～っ！

　恐れるに足らん！　おれァ“白ひげ”だ！

二人の剣が交わりますっっ
その凄まじさと言ったら、雲が割れるほど・・・！
双方の部下達もざわめきます。
シャンクスについて来たのは、ベン・ベックマン、ラッキー・ルウ、
そして新入り（まだそうかな・・・）のロックスター、
んで、ドレッドヘアーの男・・・そう、ヤソップですよ・・・！
あらまぁ～、変わっちゃって！　「ＹＡＳＯＰＰ」のロゴの入ったバンダナも消えてます・・・
（２５巻を見直したら、既にこの時にはこの髪型だったのね・・・）

部下達は戦争はないだろう、と思いながらも、
なんらかの話が決別したようだと理解している様子・・・。



一方こちらは、グランドラインにあるとある島・・・

黒ひげ一行です。
ルフィ達がエニエス・ロビーを落とした、という記事を読んでいます。
（てか、世界政府として、そんな事を記事にされちゃっていいんだろうか？？）
賞金額が跳ね上がるだろうと、ティーチは嬉しそう。

　「エニエス・ロビーならウォーターセブンからの海列車が有名ですな」と、ラフィット。

　「ここから遠くない、それもまた“巡り合せ” 」と、ヴォン・オーガー。

　「ウィーハハハ、行こうぜ船長！ 」と、ジーザス・バージェス。

　「我々の射程範囲にいるとは憐れ・・・運のない奴らだ・・・ゴホ」と、ドクＱ。



　当然行くとも！　出航の準備をしろ！

と意気揚々。その後ろには、黒ひげたちに強奪されたのか、倒れている人々・・・


　おい、待てよティーチ・・・探したぞ・・・！！



その後姿は・・・



　エース！



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｔｏ　ｂｅ　ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ・・・





なんかなぁ～、話が一気に進んじゃってるようで、
このまま終わんないよね～、とちょっと心配になるワタシ・・・

今週わかった新たな事実・・・
シャンクスの顔の傷はティーチがつけたものだということ・・・
シャンクスは海賊王の船の見習いだったということ・・・そしてバギーも・・・
シャンクスはウエストブルー出身・・・（え・・・どうでもいい？）
白ひげが言っていた、シャンクスの顔を見るとヤツから受けた傷が疼く、というのは
誰からのモノなのか・・・ロジャーってことなのかな・・・？


シャンクスが酒瓶もって甲板を歩いているところ・・・
その酒瓶が、ゴムゴムの風船になったルフィ（頭の上から見ている図）
に見えちゃってさ・・・
しばらくワケがわかんなかったっす・・・


尾田っちセンセの巻末の一言で、
アニメでアウトだった白ひげの海賊旗がこの度マンガでもダメと言われた
とあるけれど、どんなデザインだったんだろう～～～
気になるぅ～～～～


そうそう、アニメで思い出した・・・。
ウチの地域のアニメワンピは関東より一週遅れで放送されるのですが、
放送時間が変わってから、ハイビジョンでなくなった・・・！
そして、エンディングも切られてるっ！
今はタッキー＆翼が唄ってるみたいですけどね～・・・
唄はどうでもいいんだけど、画が見たい、画がっっ！！
ゴールデンじゃなくなったらいきなり冷遇されちゃってさ・・・
でもまぁ、放送時間が変わったことで、放映自体がなくなっちゃったところもあるみたいだから、
それを考えれば、放送されるだけでもヨシとしなきゃいけないんだろうけど・・・。
でも、ちょっと悲しい・・・