★今週のワンピース（25号 / 第542話 やがて語られるもう一つの事件）

今週も意外な展開が待っていますよ・・・


ここはエースを乗せた護送船です。オニグモがエースに言います。

　インペルダウンで今、かつてない程の囚人達の暴動が起きているそうだ・・・！
　主犯は・・・モンキー・Ｄ・ルフィ・・・
　―よく見ておけ・・・“最期の空”・・・

甲板で太い鎖で椅子にくくり付けらているエース・・・空を見上げます・・・。

　処刑台の上で枷（かせ）を嵌められたらもう二度と空は仰げない・・・
　―こちらオニグモ―マリンフォード、開門の準備を―

そこには正義の門のような門があります・・・。
そしてこちらはそのマリンフォード“海軍本部”。

　センゴク元帥!!　

　どうだった!!

　ハァ・・・ハァ・・・やはりどこにもいません!!
　エース処刑まであと5時間強!!　いつ“白ひげ”が現れるやも知れぬ最も危険な時間に入っているというのに!!
　島のどこを探しても王下七武海“黒ひげ”の姿がありませんっ!!
　―それと別件ですが・・・!!　出航許可のない軍艦が一隻・・・インペルダウンに今!!
　着港したと・・・!!　いや、まさかとは思うんですが・・・

それを聞き、青ざめるセンゴク・・・！


ここはそのインペルダウン正面入口。やはり黒ひげはここにいました・・・！

　お・・・!!　お待ち願います!!　援軍の要請は出していませんし!!
　現在非常事態につき、責任を負いかねます。今本部に確認を入れいてる所で!!

　何だって構わねェ・・・味方じゃねェかよ・・・

　しかし、そもそも海賊の方はいかなる場合も監獄には、え・・・え!?　うわあああアア～～!!

港に出迎えた看守達は黒ひげの作りだした闇に引き込まれてしまいます・・・

　遠慮すんじゃねェよ・・・おれァ、政府側の人間だぜェ。
　
そこには黒ひげ一味の5人が。あれ・・・ラフィットの背中に羽が・・・進化した・・・？
ジーザス・バージェスが相変わらずの雄たけびをあげています。

　ウォー！陰気な場所だな!!　ウィー!!　ハッハ～～!!

　ゼハハハ・・・

そしてそこに黒ひげが乗って来た軍艦の海兵が全滅しているという報告が・・・！
港にいた海兵達は黒ひげ達に銃口を向けますが・・・

　“解放（リベレイション）”!!

すると先ほど吸収された看守達が闇の中から飛び出して来ました！看守だけでなく、いろんな木くずも一緒です。
そして警報が鳴り響きます！

　ビーッ!!　ビーッ!!
　“王下七武海”マーシャル・Ｄ・ディーチ、“黒ひげ”とその一味!!
　明らかな敵意を持って獄内へ侵入!!　目的は不明!!

そしてここはその報告を受けたハンニャバル！
部下はハンニャバルの指示を仰ぎますが、もうパニック状態でプルプル震え泡を吹いています。

　終わった・・・!!　私の人生は終わった・・・いや違う!!　これは始りだ!!
　署長にはなれない私の暗い人生が・・・今、始まりマッシュ・・・

　副署長！お気を確かに!!

　「LEVEL4」“麦わらのルフィ”・・・!!　「LEVEL2」“道化のバギー”・・・!!　「正面入口」に七武海“黒ひげ”!!
　こんなもの・・・!!　何からどう手をつければいいのだ・・・!!
　モニター室に戻っておかき食べないか？

　お気を確かに!!　インペルダウンを守るのです!!

　お前、責任がないからそんな事言って!!

そこへ電伝虫が鳴りだしました。

　ハンニャバル!!　聞こえるか？

　あ!!　・・・マ・・・マゼラン署長ですか!!　今どこに!?

　今「LEVEL2」だ。暴れ出したバカ共の処置を終えた。

　え!!?

　この階は出口も塞ぎ、直、全員が動けなくなる・・・。

牢の外へ出た囚人達はマゼランの毒にベットリまみれています・・・。一方・・・

　キャプテン・バギー!!　通路に毒の塊が!!

　おのれ、マゼランめ!!　姑息な!!

　このままではマズイガネ～～～っ!!

慌てまくりのバギーとMr.3・・・。
マゼランは更にハンニャバルに指示を出します。

　“黒ひげ”の襲撃の意味は全くわからんが、不本意ながら・・・苦肉の策でもう手は打ってある。
　「海軍本部」に援軍は頼めない。我々だけで何としても切り抜ける。
　お前達は「LEVEL4」の鎮圧に全力を注げ!!
　程なく「LEVEL4」へ向う。
　おれが行くまで持ち堪えろ!!

その言葉に思わず涙を流すハンニャバル・・・！

　ウオオオオ、署長～～～!!
　ヘイっ！署長っ!!　署長っ!!　署長っ!!

部下に早く行こうと促されちゃってますよ。



一方こちら「LEVEL6」無間地獄―・・・なんとインペルダウン看守長“雨のシリュウ”が牢の外へ出ています・・・！

　あァ、懲りたぜさすがに・・・無限の退屈ってのは死にたくなる・・・
　―だが都合よく働かせてまた檻へ帰れってのはねェんだろうな、マゼラン・・・。

無線の向こうでマゼランが言います。

　お前は死刑“宣告猶予”だ。次はないぞ。

　あァ確かに・・・肝に銘じとくよ。

　“黒ひげ”を任せる。

　了解。　ガチャ・・・！

看守の一人がシリュウに刀を渡します。

　刀か・・・久しぶりだ・・

そう言った瞬間、シリュウの目が光り、そこにいた看守達を一刀で斬ってしまいました！

　斬捨て御免・・・



そしてこちらは「LEVEL4」焦熱地獄―　ルフィ達の戦いのフロアです。

　カニちゃん!!　レベル3へ行く階段どっちだ!?

　左へ!!

　看守室がやられた!!　鍵を奪われたぞー!!

ニューカマーの住人達が奪った鍵で次々と囚人達を解放していきます。

　逃げてェ奴ァ檻を出ろ!!

　脱獄の大チャンスよ!!　一緒に行きましょ!!

　うほーっ、逃がしてくれんのかよ!!

囚人達は喜び勇んで飛び出しますが、そこにブルゴリがやってきます！
次々やられる囚人とニューカマー達・・・。
サルデスが何やら笛を吹いています。これは号令なのか、それともブルゴリを強くする何かなのか・・・

　サルデス牢番長!!　頼みます!!

　ブルゴリ!!　あの顔巨大化オカマ王もやっつけてくれ!!

　巨大化じゃナショブル!!　“顔面成長ホルモン”!!　

　ブルゴリ、やっちまえ!!

するとイワさん、カッと目を見開くと、

　“地獄の（ヘ～ル）”“WINK”!!

あの強烈なウインクがブルゴリ達を襲い一網打尽です！

　ううわァ～～っ!!

　えーっ!!?　ブルゴリ軍団が一撃でのされた!!　意味がわからん!!　何だアレは!!

　ヒーハー!!
　麦わらボーイ!!　ヴァナタ立ち止まっちゃダメよっ!!　後ろの事はヴァターシ達に任せて!!
　どんどん前へ!!　どんどん上へ!!　進みなさい!!　お行き!!

　うん、わかった、ありがとう!!

すると背後で大きな音と悲鳴が聞こえてきました！

　ぎゃああ～～!!　獄卒獣だァ～～!!

　やったァ!!　援軍だァ!!　サディちゃん達が来た!!

するとジンベエがルフィの横に来て言います。

　ルフィ君、行くぞ!!　わしが補佐する!!　陸上戦ではわしなど余り力になれんが・・・

　そうか!?　充分強ェのに!?

サディちゃんは命令します！

　さァ行っちゃうのよ!!　獄卒獣達!!

シマウマ、コアラ、サイの獄卒獣達は囚人やニューカマー達を次々と倒していきます！
クロコダイルは、貧弱共・・・、とあきれ顔。
でも誰も獄卒獣達に敵わないようです。銃も大砲も効かないと・・・！
中には戦わずに退くように言う者も・・・！あちこちから悲鳴と逃げろー、という声が・・・！
するとルフィ、

　ギア“３（サード）”!!　“ゴムゴムの”・・・!!　“巨人の（ギガント）”・・・

ジンベエは、

　魚人空手“五千枚瓦”・・・

クロコダイルは砂嵐を・・・

　やっちまえ、獄卒獣～～～!!

しかし・・・！

　“正拳”!!　　“銃（ピストル）”!!　“砂嵐（サーブルス）”!!

簡単に倒されちゃた3匹・・・！

　ええ～～～～っ!!

　きゃあああああ!!!




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　To be continued・・・



ここで黒ひげが出てきましたかぁー！
そしてシリュウと対決・・・！マゼランが「任せる」と戦わせる位ですから簡単にやられるような奴ではないハズ・・・。
でもエースもやられちゃった黒ひげの能力に対抗することなんて出来るのかなぁ・・・？
黒ひげをどうにか抑える事が出来れば、ルフィ達がエースを追う軍艦の確保が可能ですよね。
抑えるってのも、ムリな気もしないでもないが。
やっぱりここで白ひげの出番かな？

LEVEL4へ向うマゼランと戦うのは誰・・・？




　　　　　　今週の尾田っちの巻末の一言

　　　　　　　　申し遅れました。ネウロの松井君、4年の連載お疲れ様でした、次の連載楽しみ。



　　　　　　　　　　　もう一か月くらい経ってないかい・・・？