社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

荒川静香さん 金メダルおめでとう

2006-02-26 00:39:51 | 経営者の考え方
 苦戦が続いていたトリノオリンピックからビッグニュース!フィギュアスケートの荒川静香選手が金メダルを獲得した。久しぶりにスポーツ結果でワクワクした。

 何かを成し遂げるためにはたゆまぬ努力が必要であることは明らかであるが、なかなか継続できないというのが人情である。私も常にそんな自分を発見する。今回のニュースを聞いて久しぶりに努力の継続の大切さを実感した。

 私が言うまでもなく、オリンピックで金メダルを取るまでの過程では、気が遠くなるほどの努力をしているはずである。100%の努力プラスαが競技当日にそろって初めて極められるポジションなのだろうと思う。

 今日考えた。今の自分は会社の経営者としてどのくらい努力してきたのだろうか?20%か?30%か?おそらくその程度のものだろう。

 人間は、あるきっかけで変わるということは承知している。きっかけは自分でつかむものであることも承知している。

 ありがちな一言になるが、荒川選手の金メダルの報を受けて、これをきっかけに今よりも努力を継続する自分に変わろうと思った。

 ほんの少しでも変化できるように身近なことから始めていこう。

税務援助

2006-02-23 22:10:01 | 仕事
昨日は税理士会の派遣要請で、宇都宮市の隣の町の商工会に行きました。

税理士会の派遣要請は「税務援助」といいますが、税理士会宇都宮支部の場合、60歳未満の税理士は1月下旬から3月15日までの間に最低一人3回は税務援助に行くことになっています。

よって、私も3回税務援助に行くのですが、昨日は今年2回目の税務援助でした。
税務署が設置する会場の場合、税理士は10名ほど派遣されるのですが、その他の場所の場合、1会場に3人程度派遣されます。

その商工会に到着し、事務室に入ると、応接スペースに案内されました。偶然ですが、その商工会の事務局長は最近まで、弊社の社長の児玉が幹事をしているある団体の役員であったことが分かり、少し世間話をしました。

そうこうしているうちに、税務援助開始時刻になりました。でも、他の税理士は一向に現れません。何でかしら?と思っているうちに、商工会の事務員さんが、「先生、今日の相談者がいらしているので、そろそろお願い致します。どうぞ、こちらの部屋へ。」と言うではありませんか。え~?と思いながら席を立ち、その事務員さんについて別室へ行き、その部屋に入ると…。

誰もいません!

驚く顔を見せてはいけないと思い平静を装いながら事務員さんが続ける話を聞きました。
「では、先生、本日は○時○分より30分で1人ずつの青色決算書の指導をお願いいたします。もう、お呼びしてもよろしいですか?」

「あ、はい。」以外、他に言葉もありません。

税務援助は一人の税理士が一人の相談者の指導をするので、他に税理士が何人いようが全く関係ないのですが、一人でこの別室に6時間こもる、というのが何とも退屈な感じがしました。

いざ、相談が始まってみると、退屈どころか、時間が途切れることなく予約が埋まっているため、あっという間に6時間が過ぎてしまいました。

税務援助は、税理士に依頼せずに自分で会計帳簿を記入し決算書をつくる人に指導をする仕事ですが、中にはきっちりと記帳し書類整理をしている人もいて、逆にこちらが勉強になることもあります。

この税務援助は税理士業の繁忙期に実施されるため、税務援助に行く日の朝は気が重いというのが本音ですが、援助が終わると逆に、人のお役に立てたという実感が強く、行って良かったと心から思います。

仕事に対する満足感は、このような体験で感じるのだと思います。

私を含め弊社の社員も、日々お客様へのお役立ちを心がけて、お客様満足、自分も満足でいたいものです。

確定申告花盛り

2006-02-21 22:24:23 | 仕事
 世間は確定申告真っ只中である。

 参考までに一言申し添えると、個人の所得税は、1月1日から12月31日の期間に稼いだ収入に対して課税される。勝手に課税されるのは給与所得者。年末調整という制度で、勤めている会社が所得税の清算を行うことになっている。年末にお金が返ってくるというのがこれ、清算して余分に預かった源泉所得税が還付される。世のお父さんにとっての幸せな財源でもある。

 一方、年の途中で会社を退職した人、給与を2箇所以上の会社からもらっている人は確定申告が必要である。これは、2月16日から3月15日までの間に、自らが税務署などに出向いて自己申告で所得税を清算する制度である。給与以外の収入がある人はもちろん必須である。

 この確定申告、申告書を作成するのが意外と難しい。初めての人はまったく手が出ないといってもいい。私も今の仕事についた年はだいぶ苦労したのを覚えている。そこで、われわれ税理士が申告会場に出向いてお手伝いをさせていただくのである。

 宇都宮の場合、時間は朝9時から夕方4時まで、申告をする人がひっきりなしに訪れる。結構忙しいのだが、いろいろな人が来るので私にとっては楽しい。スピーディーに申告書の書き方を教えながらも会話を楽しむ。一人当たり15分くらいなのだが、その間にさまざまな話しをする。生い立ちから今までの人生を語る人もいる。そして、7時間はあっという間に過ぎていく。

 明日は副社長の当番である。どんな一日になるのやら・・・

第7回こだま会定例会行われる

2006-02-15 01:16:05 | 経営者の考え方
14日はこだま会(われわれ税理士法人児玉税経-K.T.A. が主催している異業種交流会の第7回定例会が行われた。

この会は、K.T.A.のお客様が会員となり、勉強会、ディスカッション、ビジネスマッチングなどを通して、参加者の皆様が今の立ち位置から少しでも進化しようという趣旨で行っているものである。

今回は、代表社員の私が「経営者は常に明日やるべき新しいことを見つけ続けよう」という題目で講演し、それを受ける形で各グループの分科会に分かれてディスカッションが繰り広げられた。

ディスカッションは、なれている人、そうでない人に分かれるものの、進めていくうちに「実はわが社が・・・」といった具合に抱えている問題話が持ち上がり、それに対する様々な人たちからの意見やアドバイスがなされるという具合に結構スムーズに進むものである。

時々、しゃべればしゃべるほど本質からずれていってしまう方もいるが、コーディネーターが上手に捌くことで元に戻るということもよくある。

私(児玉)はディスカッション好きであることもあり、ディスカッションが一番いい研修になると考えているので、この会ではディスカッションが毎回のように行われる。

もちろん参加者全ての問題を解決することはディスカッションではできないが、各人が抱えている問題を抽出することはでき、その後のコンサルティングに生かすためのすばらしい材料になる。

定例会の後、懇親会、二次会をへて先ほど帰ってきた。

今日の運営で、このようにすればもっとよい会になったかもしれないということをチェックしながら本文を書いている。

今日の経験を糧に、次回はさらにすばらしいものにしていきたいと心から思う。

決算対策セミナー開催

2006-02-09 01:40:15 | 経営者の考え方
 今日は、弊社が定例で行っているセミナーの日。お題は「決算対策」。
この話題は古くて新しいというのが正直な実感。どこまで研究してもこれが最善という答えが得られることはないが、ずっと研究し続けなければならない永遠のテーマだと思う。

 セミナーには、新規の人たちが19名も集まってくれた。会場を見た瞬間胸にこみ上げてくるものがあった。「皆様に感謝」
 講演時間は約2時間、せっかく集まってくれた人全員に満足してもらおうと熱をこめて話したが結果はどうであったか?

 「決算対策」はさまざまな切り口があるが、今日は次のように切ってみた。
 ①外部公開(金融機関等に提出)用としての決算書
 ②わが社の現状分析の資料としての決算書
 ③資金の置き場所をチェックする機会として決算を捉える
 ④節税対策(決算対策の王道?)

 話しているときりがないが、上の4つの切り口を総合すると、「決算対策」のイメージの輪郭が見えてくる。

 今日のセミナーで得たことを、参加してくださった皆様方が1つでも実行して成果をあげてくれればこれ以上の喜びはない。

 年間10回開催を目指して、これからもお客様に喜んでいただけるセミナーを開催し続けたいと心から思っている。


感謝

2006-02-01 18:24:26 | 経営者の考え方
どの企業にもいえることですが、社員教育はとても大切です。
当社でも社員教育には力を入れています。

先日、2名の社員にとある会社の一般社員研修に参加してもらいました。
研修場所は富士山の近く。2泊3日の研修でした。
私も以前この研修に参加したことがありますので、今回はその内容をご紹介したいと思います。

研修は、8人くらいのグループに分かれて自分の体験した「感謝したい出来事」を話したり、自分の過去を振り返ったり、集団で規律正しく行動する練習をしたりします。

この研修のテーマは「感謝」です。誰でも出生から現在に至までには様々な出来事を体験しています。嬉しいことや悲しいことがあり、成功もあり失敗もあります。その体験を思い出していくと、その時は自分一人で頑張ったとか成功させたとか思っていたことも、実際には周りの人の協力があってのことだったことに気づきます。

研修に参加した2名の社員も、そのようなことを感想として述べていました。研修のテーマをきちんと理解してくれて、私は大変嬉しくなりました。経営者にとって社員が育っていくことはとても大きな喜びなのです。

研修してくださった方に感謝、そして2名の社員に感謝です。