社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

社内コミュニケーションは大切

2006-03-28 19:26:05 | 経営者の考え方
 さまざまな組織を見ていると、会社が元気かどうかの差は、社内のコミュニケーションが活発かどうかにかかっているということに気づきます。

 「うちの会社は社長を中心にコミュニケーションが十分図られているので大丈夫」という会社にかぎって、社長から社員さんへの一方的な話しに終わっているということはよくあることです。

 円滑なコミュニケーションを妨げる一番の原因は、その材料となる会社の方針や目標が明確になっていないことがあげられます。目標が明確でないから社長がその場の思いつきで話しを落とす。聞く社員さんは「またか」という感覚を持つというパターンがよくあるようです。逆に、目標が明確になれば、話し合いをするポイントが明らかになるので、共有する話題が多くなる結果、自然によいコミュニケーションが生まれてくるようです。
 
 わが社(KTA児玉税経)も以前はそんな組織でした。目標の不明確さから生じるコミュニケーション不足がありました。現在は、その改善を図っている日々です。どのくらい実践できているかは冷静に評価しなければなりませんが、少なくとも社長が不明瞭なことを話しているという状況はなくなり、各自が何をなすべきかということは明確になったと思います。

 まだ発展途上ですが、共通の目標に向けて対話を重ねられる組織にしていきたいものです。


よさこい

2006-03-25 22:50:43 | プライベート
昨年11月から月に1度、「よさこい」の練習をしています。
「よさこい」とは、そうです、「ヤーレン ソーラン」のよさこい踊りです。

よさこいを始めるきっかけは、昨年8月上旬に開催された「栃木県倫理法人会1000社達成記念パーティー」でした。そのパーティーでよさこいを披露することが決まったのが7月上旬。決まった時、メンバーの中でよさこいを踊れる人は誰もいませんでした。

ここがスゴイところです。誰もよさこいを踊れないのに、1ヵ月後に披露すると決めてしまうのですから!

メンバーはほとんど企業経営者ですから、大変忙しいのですが、その1ヶ月の間、皆、暇を見つけて猛練習?をし、何とか振り付けを覚えたのでした。

よさこい同好会、正式名称「よってこい踊りん子栃木」は、その踊りの魅力にとりつかれたメンバーが中心となって11月に発足しました。メンバーの中心は宇都宮北倫理法人会ですが、鹿沼倫理法人会や那須野が原倫理法人会の方もいます。メンバーは総勢20人です。メンバーの中には参議院議員の先生もいて、よく踊りにいらっしゃいます。年齢や会社の規模等は全く関係なく、大変アットホームな雰囲気です。

今日は、その「よってこい踊りん子栃木」の練習の日でした。先生は女子高校生でした!
「よさこい」踊りにはたくさんの種類があります。今日、練習した踊りは初めての踊りでした。といっても、今日が今年初踊りの私が初めてだっただけで、他のメンバーは3回目でした。3回練習に来ている人は、さすがに上手でした!私は、女子高生の先生とその人の踊りを見ながら、なんとかついていくのが精一杯でした。

「よさこい」なんてたいしたことない、なんて思いませんか?
実は私もよさこい未体験の時はそう思っていたのです。でも、実際よさこいを踊って見るとびっくりです。結構ハードな踊りなのです。「盆踊り」とは全然ちがいます。エアロビに近い感じです。日頃スポーツクラブで身体を鍛えていない私は、よさこいの練習が終わると、大変な筋肉痛で、3日ほど階段の上り下りがツライものとなります。確かに、日頃走ったり飛び跳ねたりすることはありませんから当然といえば当然なのかもしれません。筋肉痛がその日のうちにでるのがせめてもの救いです。まだ若い?

このような「よさこい」同好会は遊びではありますが、ビジネスと無関係ではありません。同好会や異業種交流会はビジネスに直結するものではありませんが、その交流の中で、多くの経営者と出会い、色々な考え方を知ることが出来ることは大変素晴らしいことです。これからもたくさんの経営者の方と出会って、様々な考え方や姿勢を見習いたいと思っています。


3月15日17時のお客様

2006-03-16 23:09:36 | 経営者の考え方
3月15日の昨日は所得税確定申告の提出期限の日でした。

当社では、今年は2月中に確定申告を70%完了させようと取り組みました。この企画のハードルは結構高いのですが、早い時期からその業務に取りかかったため、達成することができました!

ところが、残り30%の確定申告が3月10日を過ぎてもまだまだ終わる気配がありません。残数が減るどころか、逆に増えているのです?!

?と思って調べてみると、3月になってから確定申告の新規受注がどっと増えていたのです。
新規のお客様が宣伝もしないのに増えるというのは、とても有難いことです。
日頃の社員の行動が実を結んだのでしょうか。社員に、そしてお客様に感謝です!

15日の17時、税務署に確定申告書を全て提出し、ホッと一息したところ、電話が鳴りました。昨年、お会いした方からでした。
「先週、近所の税理士さんに確定申告を依頼し、資料を預けました。今、帰宅したところ、資料があったので署名かと思って中を開けてみたら、他の税理士さんに頼んでください、と書いてあったのです!すみませんが、今からやってもらえますか?」

今から確定申告?と大変驚きましたが、お客様はとても困っています。できればお手伝いをしたいと思いました。問題は15日23時59分59秒までに税務署のポストに投函できるかどうかです。

そこで、申告の内容を聞いたところ、可能であることが分かり、お引き受けすることにしました。

22時少し前、無事、税務署のポストに投函し、ようやく確定申告を終えることができました。

10年間この仕事をしていますが、15日17時に確定申告の依頼を受けたのは初めてでした。最後にさらに一仕事をした感じでしたが、困っていたお客様をお手伝いすることができ、気分はとても爽やかでした。

第二回会社説明会東京会場開催

2006-03-10 01:00:31 | 経営者の考え方
 昨日、弊社の第2回会社説明会を、多くの学生さんにお集まりいただいて東京国際フォーラムで開催した。

 内容は、前回と同様、社長が事業内容の説明を行い、リクルーター(藤井光樹ならびに高橋正人)から弊社への入社動機、仕事の内容、社風などの話をした。

 思ったことは、就職活動中の学生さんは本当に熱心に対応しているということである。われわれの話に対して、顔を上げて熱心に聞き入る。話の中で言葉のキャッチボールをしても、きびきびと返答がくる。

 全員が話した後、質疑応答の時間をとったが、制限時間いっぱいまで質問が途切れることなく続いた。とくに、コンサルティング業務を具体的にどのように行っているかについて興味を示した方が多かった。

 この2回でお会いした36名の方々を含め、現在就職活動中の学生の皆様が、本当に自分に合った就職先を見つけられること、そしてその後、順調な社会人生活を送ることを心から願った一日である。

 また、今回は『月刊シリエズ』編集部からの取材をいただいた。広瀬編集長ならびに長時間お付き合いいただいた野瀬さん、そして今別府さんありがとうございます。
 それから、今別府さんご婚約おめでとうございます。幸せな花嫁姿が目に浮かぶようです。心から祝福させていただきたいと思います。
 
 

人財育成はいつまでも

2006-03-06 23:35:20 | 経営者の考え方
 弊社の社員数は役員を含めて18名である。当然様々な人がいる。
 HPで約束している通り、弊社の最高理念は「お客様の発展のためにあらゆるサービスを提供する」ということである。この理念には一点の曇りもないように運営しているつもりだが、気をつけていないと個々に技術的な差が生じるということがある。

 決算説明会をするにせよ、異業種交流会を設営するにせよ個々の働きにどうしても濃淡が出てしまう。現状では個性の差といえる程度であるが、今後組織が大きくなればなるほどその差は大きくなることだろう。

 そこで、人財育成を継続する必要性が出てくる。
 人格は、生まれてから今までの習慣の集大成であるわけだから一朝一夕に変化させることは難しい。仕組みとしての教育と、日々の仕事や何気ない一場面をとらえての働きかけが必要となる。

 当然根気が要る作業であるが、本人が常に変化しようと考えていればいつかは良い人財に育つはずである。そう信じて日々社員教育に当たっている。

 もっとも、社員を教育する前提として経営者の人格がそれにふさわしいものであるかどうかが問われることは当然である。自分自身を振り返っても、あたりまえであるがまだまだ甘いところに気づく毎日である。

 自分自身の教育と社員教育、車の両輪として継続していきたいと思う。

第一回会社説明会東京会場開催

2006-03-01 16:55:59 | 経営者の考え方
 昨日は、第1回の会社説明会を、東京丸の内にあるコンファレンススクエアで開催した。
 
 はじめに司会者(副社長)の全体説明の後、社長より弊社の業務内容、理念等の考え方、目標ビジョンについて説明した。理念やビジョンは、社内で毎日のように語っているので当たり前の発想になっているが、はじめて聞く人にあらためて話すのは結構工夫が必要である。丁寧に話したつもりではあるが、どのくらい伝わったのだろうか?

 次にリクルーター(藤井、高橋)が、入社動機、社風、自分の成長、研修プログラムなどについて経験談を中心に話をした。2人とも入社1年以内であるが、元気にそつなく話すものである。相当練習をしたのであろう。

 その後の質疑応答。どのくらい質疑が出るかと思ったが、次々に質問してくれる。単純なことから会社の根幹を問う質問まで、数多く出された。やはり就職活動中の学生はよくものを考えている。あらためて思った。

 昨日説明会を開催してみて、本気で就職活動に取り組んでいる学生の皆様が、各自できる限りいい就職先にめぐりあえることを心から望む心境になった。

 次回は3月8日(水)に第2回説明会を東京国際フォーラムで開催予定である。