社長・副社長日記

宇都宮の税理士法人児玉税経(KTA)の社長と副社長が日常を語る!

大学生の感性

2006-11-05 22:50:11 | 経営者の考え方
 来年の4月にわが社に3名の新卒社員が就職します。
 内定者研修として、いくつかの課題に取り組んでいただいています。その一つが課題書籍を読んだ上で、重要な部分を抽出して、今後の仕事であるコンサルティングにどう生かせそうかをレポートにまとめるというものです。

 読んでもらった本は、林田正光『リッツカールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと』2004、あさ出版。
 この本は、大阪にオープンしたホテル「リッツカールトン」にマネージャーとして転職した林田氏が、世界のリッツカールトングループの築き上げてきたサービスの実践を通して、ホテル経営の真髄に達するまでの奮闘ぶりを描いたものです。

 三人の内定者は、しっかりと要約をした上で、それぞれの経験にあてはめて今後の仕事に生かせるポイントをレポートにまとめてくれました。
 レポートを読んだ感想は、今の大学生はさまざまなサービスに触れつつ育ってきた世代だけあって、サービスの本質を見抜く目は確かなものがあるということです。本当にいい感性をもっていると感心させられます。

 彼らが来年入社して、さまざまな訓練、経験をつむことによって、今もっている鋭い感性がコンサルティングの実践に結びつき、レベルの高い仕事をするようになるものと確信しています。

 ちなみに、上に紹介した本は、サービス業に従事している方にはとても役に立つものと思いますので、お読みになることをお勧めいたします。