「セシウムさん」「怪しいお米」仮テロップ誤表示 東海テレビ
(msn産経ニュース)
‥‥ただ唖然とする事件としか言いようがありません。
問題は本放送で流れてしまったことではなく、このテロップの存在自体です。
仮のテロップであろうと何であろうと、こんなテロップが作られていたことが信じられません。
この事件が被災者の方たちの心をどれだけえぐったことかと考えると、たとえ罪に問われることがないとしても、テロップの制作者は非常に罪深い行いをしたと思います。
東海テレビのホームページで【お詫び】と称して事情が説明されていますが、事実関係についての説明を引用させていただきますね。
<引用ここから>
(事実関係のご報告)
※番組で放送した内容の要約と、その後判明した事実関係を下段に付記しています。
○なぜ、このような不謹慎なテロップが放送されてしまったのか?について
1)なぜ常識を欠いた不謹慎なテロップが放送現場に存在したのか?
・問題のテロップは・・・
1.CG制作を担当する50代の男性スタッフにより作成された。
2.CG制作担当者が、実際に当選者の名前を記入する前の仮のものとして「ふざけた気持ち」で作成してしまったものだった。
3.CG制作担当者に渡す発注書には、不謹慎な文言は記載されていなかった。
・8月3日(水)(=放送前日)にテロップ画面をタイムキーパー(以下TK)が確認、その場で訂正を
依頼した。しかし、CG制作担当者はそれを訂正の依頼と認識せず、そのまま放置した。
・8月4日(木)(=放送当日)朝、TKが問題のテロップを再度確認し、改めて訂正を依頼したが、
CG制作担当者はこの時点でも「訂正の依頼と認識せず」放置した。
・「訂正」を巡るスタッフ間の理解の食い違い、テロップをチェックすることになっているディレクターに、
問題のテロップの存在が伝わらなかったことで、チェック機能が働かなかったという管理体制の甘さによ
り、常識を欠いた不謹慎なテロップが、放送の最終段階まで残ることになってしまった。
2)なぜそのようなテロップが23秒間も放送されてしまったのか?
・不謹慎なテロップが出たのは、通販コーナーのVTR O.A中だった。
番組スタッフはその裏で、その後に予定されていたスタジオコーナーのリハーサルを行っていた。
・TKがリハーサルに合わせ当選者発表の仮テロップを準備する作業をしようとした際、仮テロップが不謹慎
な文言のままだということに気づいたが、誤操作でテロップが放送されてしまった。
・不謹慎なテロップが画面に出た際、ディレクター他の制作スタッフは、放送画面ではなくリハーサル用の
画面を見ながら作業をしていたため、放送画面のチェックが遅れ、その後慌ててテロップを外したが、
結局23秒間にも渡り放送してしまった。
<引用ここまで>
この報告がすべて事実だとすると、CG制作担当者が責められるべきなのはもちろんのことですが、そのテロップを最初に見たタイムキーパーも「その場で訂正を依頼した」だけだったことに違和感を覚えます。
本当に今までこういった“おふざけ”がまったく無かったとしたら、突然こんなテロップが出てきたときに「その場で訂正を依頼した」だけで済むものなのでしょうか?
「ふざけるな!」と一喝するのが当たり前で、そうなれば「訂正の依頼と認識せず」なんていうことにもなるわけがありません。
そうなると、多かれ少なかれ、仮のテロップだからという理由で“おふざけ”は存在していたのではないかと私は思います。
実際には放送されないからという理由で仮のテロップを「ふざけた気持ち」で作り、その他の番組スタッフもそれを平然と受け止め、笑っていたのかと思うと背筋が寒くなります。
ただでさえインターネットというメディアの台頭でテレビ業界は苦境に立たされている状況というのに、自分で自分の首を絞めてどうするんでしょうね。
どんな仕事にも言えることですが、「見えないところを大事にする」仕事ができないと、顧客の信頼は得られません。
今回の事件で一部かもわかりませんが、テレビ業界の非常識さが露呈したのではないかと思います。
(msn産経ニュース)
‥‥ただ唖然とする事件としか言いようがありません。
問題は本放送で流れてしまったことではなく、このテロップの存在自体です。
仮のテロップであろうと何であろうと、こんなテロップが作られていたことが信じられません。
この事件が被災者の方たちの心をどれだけえぐったことかと考えると、たとえ罪に問われることがないとしても、テロップの制作者は非常に罪深い行いをしたと思います。
東海テレビのホームページで【お詫び】と称して事情が説明されていますが、事実関係についての説明を引用させていただきますね。
<引用ここから>
(事実関係のご報告)
※番組で放送した内容の要約と、その後判明した事実関係を下段に付記しています。
○なぜ、このような不謹慎なテロップが放送されてしまったのか?について
1)なぜ常識を欠いた不謹慎なテロップが放送現場に存在したのか?
・問題のテロップは・・・
1.CG制作を担当する50代の男性スタッフにより作成された。
2.CG制作担当者が、実際に当選者の名前を記入する前の仮のものとして「ふざけた気持ち」で作成してしまったものだった。
3.CG制作担当者に渡す発注書には、不謹慎な文言は記載されていなかった。
・8月3日(水)(=放送前日)にテロップ画面をタイムキーパー(以下TK)が確認、その場で訂正を
依頼した。しかし、CG制作担当者はそれを訂正の依頼と認識せず、そのまま放置した。
・8月4日(木)(=放送当日)朝、TKが問題のテロップを再度確認し、改めて訂正を依頼したが、
CG制作担当者はこの時点でも「訂正の依頼と認識せず」放置した。
・「訂正」を巡るスタッフ間の理解の食い違い、テロップをチェックすることになっているディレクターに、
問題のテロップの存在が伝わらなかったことで、チェック機能が働かなかったという管理体制の甘さによ
り、常識を欠いた不謹慎なテロップが、放送の最終段階まで残ることになってしまった。
2)なぜそのようなテロップが23秒間も放送されてしまったのか?
・不謹慎なテロップが出たのは、通販コーナーのVTR O.A中だった。
番組スタッフはその裏で、その後に予定されていたスタジオコーナーのリハーサルを行っていた。
・TKがリハーサルに合わせ当選者発表の仮テロップを準備する作業をしようとした際、仮テロップが不謹慎
な文言のままだということに気づいたが、誤操作でテロップが放送されてしまった。
・不謹慎なテロップが画面に出た際、ディレクター他の制作スタッフは、放送画面ではなくリハーサル用の
画面を見ながら作業をしていたため、放送画面のチェックが遅れ、その後慌ててテロップを外したが、
結局23秒間にも渡り放送してしまった。
<引用ここまで>
この報告がすべて事実だとすると、CG制作担当者が責められるべきなのはもちろんのことですが、そのテロップを最初に見たタイムキーパーも「その場で訂正を依頼した」だけだったことに違和感を覚えます。
本当に今までこういった“おふざけ”がまったく無かったとしたら、突然こんなテロップが出てきたときに「その場で訂正を依頼した」だけで済むものなのでしょうか?
「ふざけるな!」と一喝するのが当たり前で、そうなれば「訂正の依頼と認識せず」なんていうことにもなるわけがありません。
そうなると、多かれ少なかれ、仮のテロップだからという理由で“おふざけ”は存在していたのではないかと私は思います。
実際には放送されないからという理由で仮のテロップを「ふざけた気持ち」で作り、その他の番組スタッフもそれを平然と受け止め、笑っていたのかと思うと背筋が寒くなります。
ただでさえインターネットというメディアの台頭でテレビ業界は苦境に立たされている状況というのに、自分で自分の首を絞めてどうするんでしょうね。
どんな仕事にも言えることですが、「見えないところを大事にする」仕事ができないと、顧客の信頼は得られません。
今回の事件で一部かもわかりませんが、テレビ業界の非常識さが露呈したのではないかと思います。
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