優しさ研究所

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人を不安にさせることの不親切さ

2005年04月21日 | “優しさ”各論
コンビニには様々なお客様が来ます。
そして接客や他の業務をする中で、かなり多くの人間を見ることになるんですが‥‥

よく思うのは「他人を不安にさせていることを気にしない、あるいはそのことに気付かない」人が多いということです。

店員の立場としてはお客様を不安にさせないように通常よりもたくさん気を遣わなければならないため、よくわかるんです。
例えば、店員はレンジアップするときにパンの袋を切ったりするために店のハサミを使う機会が多いのですが、自分の場合、そのハサミの刃を絶対にお客様の方に向けないように気をつけています。
意外と仕事の方に気をとられすぎて、実行できていない店員もいますが、よく考えれば当たり前のことだと思います。

ですが、「店員だからお客様を不安にさせないようにする」というのは当然で、それよりも根本的に「人として他人を不安にさせないようにする」という意識がなくてはいけないと思うんです。

今日来たお客様に、店内をキックボードで走っていた少年がいました。

これはどう思いますか?

店員からしたらもちろん不安ですし、他のお客様も確実に不安になります。
店員には注意する権利はありますが、それによってゴタゴタが起こるのは非常に思わしくないことです。

怒られるからやらないとか、怒られないからやってもいいとかいう問題ではなく、自ら周りを見て、自粛すべきかを判断できるような人間になりたいですね。
そのときに大きな判断材料になるのは、周りの人がどう思うかということですね。

周りを気にするというのは、いつも忘れちゃいけないことです。
最近の若者には、周りを気にしないでいられることが美徳なんていう意識があるように感じますが、それは大きな間違いです。
その人が周りを気にしないで行動することができるとしても、その行動を見た周りの人が気にしてしまうんですから。
結局それは、迷惑な行為に他なりません。
本人が気にしないということは、余計に迷惑さを増すだけです。
電車で化粧をする女性が増えているようですが、周りから見たらどんなに不快に感じるか考えたことがないんでしょうか・・・
「自分は気にしないからやる」ではなく「他人が気にするんだからやってはいけない」という考えをもつべきだと思いますね。

そうでなくては、どんどん他人に迷惑をかける荒んだ世の中になってしまうだけです。

人間が人間の中に生きているというのは事実ですから、より良い世の中になるよう、みんなが意識していきましょう♪

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