優しさ研究所

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詐欺の不親切さ その2

2005年11月21日 | “優しさ”各論
前に「詐欺の不親切さ」というエントリーを書きましたが、少し書き足します。

前回のお話では、詐欺をする人と騙されてしまった人だけのことにしか触れていませんが、他にも被害を受ける人がいるということを思い知りました。

実は従兄弟がリフォーム業をやっていまして、真面目な仕事ぶりでかなりの数の発注を受け、成功を収めていました。
その仕事ぶりを見せてもらいましたが、まさに「劇的!ビフォーアフター」ばりでしたよ♪

しかしリフォーム詐欺の横行とともに注文の数が減り、業務から撤退せざるを得なくなりました。

そうです、詐欺には「真面目にやっている業者も巻き込んでしまう」という弊害があるのです。
これは前回のエントリーを書いた時点では気付かなかったのですが、親戚がその余波を受けることで、ようやく気付きました‥‥
悪いのはリフォーム業者ではなく、「詐欺をしようとする」リフォーム業者だということを、強く言いたいです。

このままあらゆる分野で詐欺が発生していけば、商売そのものの根幹が揺らいでしまいますよね。
それは本当に悲しいことです。

みんなが安心して物・サービスを売り買いできるような世の中になることを、祈っています。



今日は「詐欺」または「リフォーム詐欺」で検索をかけて、出てきたところの一部にトラックバックをさせていただきました。

『ニュースの社・・・「崩壊の進む日本」特集』様では、議員年金に言及していますが、一般人よりも裕福であるはずの議員がそういった態度をとるのは関心しませんよね。
詐欺とまで言うのは可哀想かもしれませんが(^^;

「FP的金持ちへの法則」様では、今話題の構造設計偽造問題に触れていらっしゃいます。
この問題は業界の体質自体にも問題があるようで、根が深いですね‥‥
あの設計士も「コストを安くあげろ!」というプレッシャーがなければあのようなことをしなかったかもしれないと考えると、リフォーム詐欺と一くくりにするのは少し誤解を生む可能性もあるかもしれませんが(^^;
リフォームの場合は、最終的には詐欺をした人たちがしっかりとやろうと思えば充分にやっていけますから。
それは従兄弟の例を見ていますから、間違いありません。

「Gate into the Fantasy World~彦のおかしな世界~」様では、リフォーム詐欺に関わるおもしろい物語を見せていただきました。
これは痛快ですね(笑)
このように詐欺を見抜く目が全ての老人にも備わっているといいのですが・・・