あらすじ(アマゾンより)
第一次世界大戦下のカリフォルニア州サーリナス。 24歳のキャルは農場を営む父アダムが、兄のアーロンばかりを可愛がっていると感じ、反抗的な問題児扱いされていた。
落ちこぼれで愛に飢えたキャルを、恋人のアブラは何かと気にかけていた。
ある日、キャルは死んだと聞かされていた母ケートが実は生きていて、モントレーで酒場を経営していることを知る。
父アダムが野菜の輸送中の事故で無一文になった時、キャルは父親を助けようと、ケートに資金を借りに行くが・・・。
孤独を抱えたナイーブな青年の青春と家族との確執を描き、ジェームス・ディーンを一躍伝説のスターにした名作。
エデンの東 [DVD] | |
ジェームス・ディーン,ジュリー・ハリス,レイモンド・マッセイ | |
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以下、映画評
この映画は不思議な作品だと思う。視座を変えることで、両極端な評価を下すことができる奇妙な映画だ。
キャル(ジェームス・ディーン)の生き方をベースに鑑賞する場合と、彼の兄アーロンの生き方に視座を置いて鑑賞するのとでは、イメージが全く異なる。
ふつうは、ジェームス・ディーンの気持ちになり、救われた気分になる。
しかし、兄の立場で見ると、、、ふざけんなよ! という、不幸というか、憤りというか、ヤルセナイ気分にとらわれる。
映画鑑賞の仕方は人それぞれだが、、、、
どちらにしても、ジェームス・ディーンの演技が眩しい。強いオーラを感じる。
傑作だと思う。
評価:☆☆☆☆