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神戸大学メディア研ウェブログ

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広がるオンライン授業 学部別対応一覧

2020-04-03 20:05:51 | ニュース
【最新情報】(4月8日11時2分更新)
【速報】授業開始日は5月7日に 第1Qはオンライン
https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/a64aeafd235e4d76d7d8ea3710077893

 新型肺炎の流行を受け、世界各国で休校と引き換えにオンラインによる在宅授業の推進が広がっている。全国の大学では、早大など多くの大学が授業開始日を延期する一方で、東大は予定通り4月上旬に授業を開始しオンライン化を進めるとした。
 神戸大は、医学部医学科・保健学科、海事科学部を除いて授業開始日を4月20日に延期したが、並行して各学部では、授業を完全オンライン化するといった動きも出ている。メディア研の取材で、多くの学部がオンライン授業の有無を検討中で、来週以降に検討がまとまるとしている部署が多いことがわかった。<玉井晃平>

<各学部・全学共通科目のオンライン授業検討状況>(4月7日12時30分更新)
▽全学共通科目
 検討中。決まり次第、全学のホームページと国際教養教育院のホームページに告知予定。時期は来週以降になる見込み。

▽文学部
 検討中。2年生以上の在学生に向けて、オンライン授業を行える環境(カメラとマイク付きパソコン、容量無制限のネット環境など)があるかの調査をメールで行っている(4月6日〆切)。それを受けて来週中に判断をまとめる見込み。

▽国際人間科学部
 検討中。決定はホームページで公開。

▽法学部
 4月3日付のホームページでの告知で、第1クォーターに法学部で開講される全ての科目(高度教養科目を含む)の対面実施を取りやめ、オンラインで実施と発表。第2クォーターについては5月末を目途に決定。

○法学部生および法学部開講科目(高度教養科目を含む)を履修予定のすべての皆さんへ 授業のオンライン化について(第 1 報)
http://www.law.kobe-u.ac.jp/pdf/topics/onlineug20200403-1.pdf

▽経済学部
 3月27日付のホームページでの告知で、「2020年度前期・第1クォーター・第2クォーター開講のいくつかの授業についてオンラインで実施することを検討」と発表。学生に向けて、オンライン授業を受けられる環境の準備を強く要請。

○経済学部生・経済学研究科大学院生の皆さんへ 新型コロナウイルス感染症対策のためのオンライン環境整備のお願い
http://www.econ.kobe-u.ac.jp/student/pdf/corona2020/online%20onegai%2020200327N.pdf

▽経営学部
 3月30日付のホームページでの告知で、「2020年度前期・第1クォーター・第2クォーター開講のいくつかの授業についてオンラインで実施することを検討」と発表。学生に向けて、オンライン授業を受けられる環境の準備を強く要請。

○経営学部生・経営学研究科大学院生の皆さんへ 新型コロナウイルス感染症対策のためのオンライン環境整備のお願い
https://www.b.kobe-u.ac.jp/ugrad_files/covid19online.pdf

▽理学部
 どういう方法で学生へ告知するかも含めて検討中。なお、惑星学科・大学院惑星学専攻では、学生(新入生と他大学から入学する大学院生は除く)に向けて、オンライン授業を行える環境(カメラとマイク付きパソコン、容量無制限のネット環境など)があるかの調査をメールで行っている。数学科・数学専攻でも同様のアンケートをメールで実施。

▽医学部医学科
 4月6日から授業開始。基本的にオンラインでの在宅受講を原則とし、自宅にネット環境がないなどで受講が難しい学生に向けて教室での授業を行なっている。実験・実習などオンラインでは難しい授業については今後検討。

▽医学部保健学科
 4月1日付のホームページでの告知で、当面4月末まで、全てオンラインでの在宅受講を原則とすると発表。
 1年生は4月20日から、2年生以上は4月6日から授業開始。Web環境が万全でない学生に対しては、オンライン講義と、従来通りの学舎構内における講義を併用し、受講形態の選択に配慮。年度当初から予定されていた実習については、Web環境を用いた在宅受講に切り替える工夫、学習支援システムBEEF を用いた在宅学習の導入、あるいは限定した登校日を指定して行う学内実習など柔軟な対応を行う。 

○医学部保健学科・保健学研究科のおける令和 2 年度の授業運営方針について
http://www.ams.kobe-u.ac.jp/for_students/img/lesson_policy2.pdf

▽工学部
 4月5日昼ごろ、工学研究科電気電子工学専攻・工学部電気電子工学科のホームページに掲載された告知で、「工学部専門科目、工学研究科、 システム情報学研究科の授業は原則として神戸大学LMS BEEFを利用した自宅での遠隔授業」と一度発表。
 その後4月6日12時付の工学部ホームページに掲示された発表で、今後の授業予定について「一両日発表を延期」した。

○工学部・工学研究科・システム情報学研究科の学生の皆さんへ 新型コロナウィルス感染症の感染防止と授業開始について
http://www.eedept.kobe-u.ac.jp/pdf/20200405forStudents.pdf
○今後の授業予定について
http://www.eng.kobe-u.ac.jp/eng-ofc/kym/timetable/emergency20200406.pdf

▽農学部
 検討中。「来週いっぱいは掛かる」見込み。決定はホームページで順次公開。

▽海事科学部
 他学部の動向も見ながら検討中。決定はホームページで順次公開。

【修正】
文学部の項で「学生に向けて、オンライン授業を行える環境(カメラとマイク付きパソコン、容量無制限のネット環境など)があるかの調査をメールで行っている」としていましたが、こちらのアンケートは連絡先がわかる2年生以上を対象にしたものでした。また、理学部の項で同様の文面を入れていましたが、理学部のアンケートは学部全体のものではなく、一部の学科が実施しているというものでした。お詫びして修正します。(2020/04/06 14:50)



▽関連記事 「回線の申し込みはお早めに 相次ぐオンライン授業導入で」
 https://blog.goo.ne.jp/kobe_u_media/e/571d0e740f4aec2e4f0da1a0e2ca2acf

企画から実施までわずか1ヶ月弱 「Web新歓祭」成功させた放送委の光田さん(営3)

2020-04-03 03:01:43 | ニュース
 4月1日と2日に急きょ行われた「神戸大学Web新歓祭」。企画から1ヶ月弱で実現させたのは、本来は新歓祭実行委員会のステージ担当だった神戸大放送委員会の光田将騎さん(営3年)だ。光田さんにメールで話を聞いた。<玉井晃平>

 新型コロナウイルスの流行を受けて、予定されていた本来の新歓祭が中止されたことを受け、オンラインで仮装ブースを設けて配信説明会を行うという過去にない取り組みが行われた。
 光田さんによると、オンラインでの新歓祭という発想自体は2月28日~3月3日頃にはすでにあったという。
 関西の大学のトップを切って、近大が卒業式と入学式の中止を発表したのが2月25日。27日には立命、関学、同志社が一斉に卒業式を取りやめると公表。神戸大の動向が注目されていたこの時期に、光田さんの頭の中ではすでに、「Web新歓祭」の構想が立ち上がり始めていたことになる。

 そしてついに神戸大も、3月3日に「卒業式中止」、「合格発表の掲示取りやめ」を発表。翌3月4日には、課外活動の3月15日までの自粛が決まる中、新歓祭実行委員会は、3月5日の昼には「新歓祭」の中止やむなしの方針を決めた。
 本来は、鶴甲第一キャンパスの芝生グラウンドで行われるはずだった、「新歓祭」。ほぼ同時に、光田さんは「Web新歓祭」の企画の具体的な検討に入り、3月6日には企画書が出来上がったという。

 グラウンドのテントブースでの説明に代わり、各団体はYouTubeなどでライブ配信を行ったが、光田さん自身はもともとネット配信の細かいノウハウを持っていたわけではなかった。「3月3日から5日にかけて企画を詰める段階で身に付けた」という。しかし、ウェブサイト制作関連の技術は、「KUBC(放送委員会)のHPをリニューアルするために、2019年の4月ごろに身につけた」。この経験が、今回のWeb新歓祭の実現につながった。

 先例のないネット上のイベントだったが、大きな事故もなく、4月1日、2日の「Web新歓祭」は終了した。
 各出展団体の担当者らが加入するLINEのオープンチャットには、4月2日17時のWeb新歓祭終了直後から、主催の光田さんらをねぎらうメッセージが相次いだ。
 「企画から運営まで本当にありがとうございました!」、「締め切りギリギリの提出にも真摯に対応して下さりありがとうございました。本当にお疲れ様でした」。
 神戸大学でのこの取り組みは4月2日20時45分のNHKニュースでも報道された(神戸大学で「Web新歓祭」 https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20200402/2000027391.html )。

 光田さんは「ある程度は盛り上がったようで安心しました。参加団体の皆様、ご協力ありがとうございました」とホッとした様子。
 各団体の新歓担当者に向けては「参加団体の皆様には、私の説明が不十分なところも多く、また準備期間の短さや前例が無いこともあって、少なからぬ負担をかけたことと思います。そのような中でも誹謗中傷などもなくご協力いただけたことには、本当に感謝しています。今後の新歓でも、あるいは新歓以外でも、ご協力できることがあればぜひお声かけください。」とコメントを寄せた。

 新入生に対しては、「新生活を楽しみづらい状況ですが、このWeb新歓祭を通じて、少しでも楽しく過ごしていただけたなら幸いです。今後も多くの団体がSNSやライブ配信などで新歓を行うかと思いますので、これからも存分に大学生活を楽しんでください」とメッセージを寄せた。





Web新歓祭サイトは4月3日以降も閲覧可能 ネットやスマホでサークル選び!

2020-04-01 00:20:26 | ニュース(告知)
 4月1日(水)と2日(木)に行われた、新入生がサークル・部活をネットやスマホで選べる「Web新歓祭」(主催=KUBC放送委員会、新歓祭実行委)。約170団体のブースは、4月3日(金)以降もLive配信以外は閲覧することができる。URLは、 https://kobe.kubc.jp/WelcomingFes/ 。<渡邊志保>

 新型コロナウイルス感染拡大で鶴甲第1キャンパスグラウンドでの新歓祭が中止になったことに伴う代替イベントで、今年初めての開催だった。

《令和2年度 神戸大学Web新歓祭》
●日程=2020年4月1日(水)、2日(木)
●時間=10:00〜17:00(予定)
※Web新歓祭のサイトは開催終了後も閲覧でき、ライブ配信のアーカイブも見ることができる。
●参加団体数=約170団体
●Web新歓祭のサイトURL=4月1日 (水)10:00に公開予定
●URL= https://kobe.kubc.jp/WelcomingFes/
●主な企画内容=
①擬似ブース:各団体のHPやSNSの情報、写真や動画、ライブ配信、ビラなどが見ることができる。
②擬似ビラ配り:ランダムに各団体の一言コメントが表示され、それをクリックするとビラや擬似ブースを見ることができる。
③テーマ別再生リスト:各団体の紹介動画をテーマ別に見ることができる。
④ブース配信:各団体の担当者の説明が、ライブ配信される。
※企画内容は変更される場合がある。また、各団体によって参加している企画が異なる場合がある。
●主催=KUBC神戸大学放送委員会(Twitter:https://mobile.twitter.com/kobe_kubc)、
新歓祭実行委員会(公式Twitter:https://twitter.com/shinkansai2020)。

(↓ 画像:Web新歓祭のサイトのイメージ画像)


【おことわり】主催者は、URLを開催当日に告知すると発表していましたが、事前に公開されましたので追記しました。(2020年3月31日 11:20編集部)