goo blog サービス終了のお知らせ 

神戸大学メディア研ウェブログ

ニュースネット委員会のニュースサイトはhttps://kobe-u-newsnet.comに移転しました。

学生、教職員ともに増加傾向 12月14日~12月20日の学内コロナ感染者数

2022-12-20 23:13:19 | ニュース
 神戸大は毎週水曜日に前日までの1週間の感染者数を掲載している。12月21日の発表によると、12月14日から12月20日までの期間に学生89人、教職員33人の感染が確認された。先週に比べて、学生は37人増加し、教職員も6人増加した。<奥田百合子>


(画像:2021年4月21日~2022年12月20日の学内感染者数推移 グラフ)

▼神戸大サイト「本学の新型コロナウイルス感染者について」=https://www.kobe-u.ac.jp/NEWS/info/corona_infected.html

【2022年度神戸大の新型コロナ感染者数】(神戸大サイトから)
12月14日~12月20日 学生89人、教職員33人。
12月 7日~12月13日 学生52人、教職員27人。
11月30日~12月 6日 学生57人、教職員18人。
11月23日~11月29日 学生25人、教職員14人。
11月16日~11月22日 学生35人、教職員24人。
11月 9日~11月15日 学生25人、教職員8人。
11月 2日~11月8日 学生15人、教職員8人。
10月26日~11月1日 学生12人、教職員10人。
10月19日~10月25日 学生24人、教職員6人。
10月12日~10月18日 学生11人、教職員10人。
10月5日~10月11日 学生23人、教職員11人。
9月28日~10月4日 学生 7人、教職員15人。
9月21日~9月27日 学生17人、教職員14人。
9月14日~9月20日 学生44人、教職員24人。
9月 7日~9月13日 学生58人、教職員68人。
8月31日~9月 6日 学生54人、教職員109人。
8月24日~8月30日 学生117人、教職員17人。
8月10日~8月23日 学生152人、教職員114人
8月 3日~8月 9日 学生180人、教職員78人。
7月27日~8月 2日 学生212人、教職員32人。
7月20日~7月26日 学生131人、教職員60人。
7月13日~7月19日 学生95人、教職員24人。
7月 6日~7月12日 学生22人、教職員 8人。
6月29日~7月 5日 学生57人、教職員 5人。
6月22日~6月28日 学生22人、教職員 2人。
6月14日~6月21日 学生 9人、教職員 3人。
6月 8日~6月13日 学生53人、教職員 3人。
6月 1日~6月 7日 学生22人、教職員10人。
5月25日~5月31日 学生27人、教職員 8人。
5月18日~5月24日 学生58人、教職員15人。
5月11日~5月17日 学生63人、教職員13人。
4月27日~5月10日 学生 8人、教職員 4人。
4月20日~4月26日 学生90人、教職員 2人。
4月13日~4月19日 学生57人、教職員 5人。
4月 8日~4月12日 学生29人、教職員 8人。
3月30日~4月 7日 学生16人、教職員 4人。

学内の累計感染者数(2020年4月以降)学生2557人、教職員951人。



神戸大で目撃されたタヌキ 危険性は

2022-12-20 21:31:42 | ニュース
 12月12日午前、鶴甲第1キャンパスD棟とK棟の間の構内で、怪我をした野生のタヌキが確認された。学生支援課はうりぼーポータルで、タヌキは皮膚病にかかっており、人間にも感染する危険があるため、見かけても決して手を触れないように注意喚起をした。ニュースネット委員会は、習性や危険性など、神戸大に出没するタヌキについて大学職員に話を聞いた。<奥田百合子>


(写真:以前にも構内で確認されていた、怪我をしたタヌキ。2022年3月29日撮影。)

山の厳しい寒さから逃れるために、神大に下りてくる
 普段は山の中で暮らしているタヌキだが、毎年11、12月ごろになると、山中の過酷な寒さから身を守るために、比較的暖かい神大のキャンパスまで下りてくるという。下山したタヌキはキャンパス内で穴を掘って暮らし、3、4月ごろに山へ帰っていく。職員によると、2年ほど前に、先日目撃されたタヌキとは別の親子タヌキがキャンパス内に出現し、春になると子どもタヌキが山へ帰ったそうだ。しかし、今年1月以降は今回のタヌキしかキャンパス内で現れていないという。このタヌキは片足を失っているため、山に帰ることができない可能性がある。

タヌキが感染しているのは疥癬(かいせん)という皮膚感染症
 疥癬とは、ヒゼンダニと呼ばれる小さなダニが皮膚に寄生しておこる皮膚疾患のこと。強いかゆみを伴い、毛が抜け落ちる。免疫が弱っている時にはヒゼンダニの増殖が盛んになり、皮膚が分厚く固くなって剥がれ落ちてしまう。寄生する動物によってダニの種類が異なる。職員は、「タヌキはみんな年をとれば疥癬にかかってしまう。」と話し、今回のタヌキだけが特別に感染してしまったのではない。タヌキに適切に薬を投与してダニを駆除すると、元通りの健康な皮膚に回復することができる。

タヌキの疥癬は人にもうつるのか
 タヌキから人へ疥癬(かいせん)が直接うつるというケースはほとんどないそうだが、うつる可能性もある。また、最も多い感染経路は、タヌキの疥癬が外で飼っている犬や猫を通じて人に感染するルートだ。しかし、人間と動物では主に寄生するヒゼンダニの種類が異なるため、動物からうつった疥癬の症状が長く続くことはない。ただし、人から人へ感染する疥癬は、増殖して集団感染を引き起こす恐れがあるので注意が必要だ。

【追記】
 構内で確認されていたタヌキが、1月7日に息をひきとった。疥癬で皮膚が硬化して、皮膚呼吸ができなくなったことが死因と見られている。
(2023年1月11日21時40分 編集部)