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こばさん

更新は終了しました。

「いちばん昔の記憶はなんですか?」

2006-06-26 23:59:04 | ノンセクション
今日は試合がないので、こんなものでもやってみよう。

トラックバック練習版

今でも鮮明に覚えているのは、3歳のとき、妹が生まれた前後のこと。

その頃なぜか西城秀樹の大ファンだった僕。兄弟ができると分かったとき、「名前は秀樹にしよう」と両親に毎日のように言っていた。男の子だったら本当にそうなっていたかもしれないけれど、女の子だったので結局この案は却下。

そして誕生の日。その日は家で一人お留守番。母はもちろん病院へ。父も付き添って病院へ。加えて母の姉である伯母も病院へ。一人でぽつんと父の帰りを待っていた。

窓の外を見ながら「まだかな、まだかな」と思っていた頃に、伯母が到着。「生まれた」との知らせ。女の子だと聞いて、正直がっかり。たぶん最初に落ち込んだのはこの日。

その翌日、妹を見に行くため父と一緒に病院へ。真夏のとても暑い日。バスを降りて病院を歩く道、大汗をかいていた。そして病院に到着。ところがその日は休診日。受付の人はいたけれど、「今日は面会はできません」と言われて泣く泣く帰ることに。初のご対面はまたその翌日。そのときの感想は・・・全然記憶に残ってないな。



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スズメノテッポウ

2006-05-17 02:13:26 | ノンセクション
「これ覚えているか」と、父が3日前の新聞の記事を見せた。植物に関するちょっとした特集記事。その日の植物はスズメノテッポウ。初めて見る(気がした)その名前に「知りません」と答えるバカ息子。

父が誇らしく語る。「○○○(こば本名)が小学校1年生のとき『スズメノテッポウを取りに行こう』と言った。でもお父さんには何のことか分からなかった。学校で習ってきたらしくて、二人で一緒に田んぼに行って『これだよ』って○○○が教えてくれたのが、スズメノテッポウ。お父さんが○○○から初めて何かを教わったのが、このスズメノテッポウ」。

3歳のとき妹が生まれた日のことは鮮明に覚えているが、このことは全く記憶にない。息子にとっては何気ない日常の出来事。しかし父にとっては、息子が生まれた日、初めてしゃべった日、初めて歩いた日と同じように記念すべき日。30年が経った今でも覚えている。親とは、ありがたい。



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満開

2006-03-28 23:36:35 | ノンセクション




川の両側に桜並木が約1kmに渡って続いています。なかなか壮観です。
東京にもこんなところがあるんですよ(ちなみに23区内です)。



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初登場!!

2006-03-18 22:20:15 | ノンセクション
gooブログでは毎日アクセスポイント数1000位以内のランキングが発表されています。そして、昨日のランキングでこの『こばさん』がついにランクインされました!



IPが234、PVが463。感動の初登場。ブログを初めて約半年。いつの日かランキング入りすることを目標にしてきたので、この結果は素直にうれしいです。今日はまたランク外になってしまうかもしれませんが、これからも頑張って更新して行こうと思います。皆様ぜひともご愛好ください。

さあ明日はいよいよ準決勝。本当は西武ドームへホークス戦を見に行くつもりだったけど、ここはもうキャンセル。明日はテレビに釘付け。今日は早く寝ようっと。



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トリノ五輪開幕

2006-02-12 00:59:30 | ノンセクション


五輪=トリノ冬季五輪が開幕、開会式は「情熱のスパーク」 (ロイター)

冬季オリンピックが開幕。普段はウィンタースポーツなんて、やることもないし見ることもないけれど、4年に一度は玄人面して見入ってしまう。基本的に深夜族なので、トリノタイムにも体は順応。皆が寝静まっているときに、一人テレビの前で興奮する日々が続く。

今までのオリンピックで忘れられないのが、カルガリーでの伊藤みどりの演技。銀メダルを獲ったアルベールビルよりも印象に残っている。実は伊藤みどりもこば世代。同い年の彼女の華麗なジャンプに、フィギュアスケートを見て初めて感動の涙を流した。それから現西武ライオンズ代表黒岩彰の涙の銅メダル。4年前の悪夢を振り払う執念の滑り。不利だと言われるアウトコーススタート。当時の500mは今と違って一発勝負だった。そこから掴んだ栄光。今の松坂があるのはあのときのメダルのおかげか?

今回の注目選手はと言えば、ミキティに、朋ちゃんに、愛ちゃん・・・完全にミーハー路線。でも、原田や岡部のような同年代のオジさん連中にも期待。何はともあれズブの素人でも熱くなれる17日間。ガンバレ日本!!



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スーパーボウルXL

2006-02-07 01:14:14 | ノンセクション


スティーラーズがV5 NFLスーパーボウル (共同通信)

大方の予想通り、スティーラーズの勝利に終わった第40回スーパーボウル。昨年、一昨年のような最後の最後までハラハラドキドキさせる試合とは違い、今年の試合は何だか面白みに欠けた。ミスも多かったし。特にシーホークスの方。パスが通ればタッチダウンまで行けたシーンがいくつもあった。これで初制覇はお預け。

勝ったスティーラーズはシーズン6位のチーム。プレーオフで上位チームを破って勝ち上がった。6位のチームがスーパーボウルを制したのは初めてのこと。「6位で優勝??」とどこかのプレーオフと同じような反論が出そうだが、NFLの場合1カンファレンス(リーグ)にチーム数が16もあるから、あまり気にならないのかもしれない。

あとハーフタイムショーのローリング・ストーンズ。Start Me UpとSatisfactionは予想通りの選曲。でもJumpin' Jack Flashはないの?



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東京ドームに200人!?

2006-01-15 01:46:21 | ノンセクション


観客200人…無名バンドがドーム公演 (スポーツニッポン)

ちょっと見てみたかったライブ。ここでジョージ・マイケルのライブを見たとき客数が13,000人で、それでも少なく感じた。200人ともなればもはや想像を絶する。

でも、このブログも始めたころは僕一人しかみてなかった。それが今では多くの人が訪れてくれるようになった。いつかきっとそんな日が来るさ。(←全然フォローになってない)

何はともあれ、頑張れ・・・えーっと・・・バンド名、何?



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俳優イチロー

2006-01-05 15:12:43 | ノンセクション


俳優でも一流?イチロー選手の初出演ドラマ高視聴率 (読売新聞)

『古畑任三郎』を見た。イチロー、なかなか良かった。「野球選手にしては」というただし書きを外しても、2時間しっかり見られた。ドラマや映画に出演する野球選手ってたまにいるけど、皆たどたどしくて見ちゃいられない。落合なんて素人丸出しだったし。でもイチローは堂々としたものだ。首を絞めるシーンなんか結構迫力あって。それに最後のセリフ、ジーンときてしまった。どうして兄をかばったのかを聞かれて、

「僕に野球を教えてくれたのは兄だった。二人で始めたキャッチボールが、すべての始まりでした」

うん。お父さん!僕はお父さんのためなら何でもしますよ!

でも、一つだけ疑問。どうしてイチローは、自分のカプセルに毒が入っていないのを確信していたのだろう?選んだのは被害者の方だったけど・・・



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謹賀新年

2006-01-03 23:41:42 | ノンセクション
皆さま、お久しぶりでございます。ようやくPCが使える環境に戻ってきました。留守中にもコメントをいただき、ありがとうございました。お返事が遅くなりまして申し訳ありません。今日から復活です。

ようやく明日より正月休みです。今までずっと仕事で・・・。ですが仕事の関係で、二年参りに行ってきました。除夜の鐘を撞いてきました。



これぞ日本の正月という感じです。ちなみに、10人目くらいで撞かせてもらいました。ちょっとした感動ものです。ちなみにちなみに、全員が撞き終わるまでは108回を超えても撞き続けるそうです。そして、お参り。願い事は・・・ナイショ。

さあ、2006年がスタートしました。今年は、そう、ワールドカップ・イヤー!たぶん優勝はブラジルかドイツでしょう。でも日本にも期待ですね。選手で言えば・・・えーと、えっと、えっとっと・・・カズ?・・・

サッカー音痴だということがバレバレです。いいんです、野球ブロガーですから。ということで気を取り直して、

V奪回の年明けです!!

今年こそは優勝です!もちろん、4年連続レギュラーシーズン1位も達成すべき目標です。交流戦も含めて全チーム勝ち越しも、我々にはクリアしなくてはならない課題でしょう。要するに、

ブッちぎって日本一になる!!

これがすべてです。この2年間の屈辱を晴らすべく、この一年邁進していきましょう!

勝つこともそうですが、10.15のような感動をまた味わえるといいですね。それから、我らのジョー様。遠いところから、あなた様の活躍も期待しております。

新しい一年の始まりです。皆さん、今年もよろしくお願いいたします。


P.S. 今年は年男です。この一年、皆さんに福を送り続けます。





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あれっ?最後に見たときは23位でしたけど・・・。
留守中にこんなことになっていたとは

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皆様に感謝

2005-12-27 00:11:26 | ノンセクション
人生時計をご存知ですか。

人の一生を24時間として、自分の年齢が何時に当たるのかを示すのが、人生時計。自分の年齢を3で割ると、その人の人生時計が測れます。

例えば6歳は、午前2時。その日一日を元気に過ごすためには、たっぷり睡眠を取っておくとき。
60歳は午後8時。夕食が終わり、寝るまでの間何をしようかと考えるとき。

僕の年齢は35歳10ヶ月。時刻はもうすぐ12時。最初の12時間が終わり、これからの12時間が始まる折り返し地点。

――――――――――――――――――――――――

今年は自分にとって、人生の折り返しにふさわしい一年でした。もちろん10.15を見られたこともありますし、プライベートな面でもいろいろと変化がありました。良い方向へと向かう変化でした。そして、このブログを通してたくさんの方と知り合うことができたのも、大きな財産です。

このブログの最初の記事は10月16日、10.15の観戦記になっています。ですが、読んでもらえば分かりますが、初めての記事にしては写真を入れたりと手際良く、それもあいさつもなしに唐突に始まっている感じです。

実はこのブログを始めたのは、7月からでした。いくつか記事を書き、コメントもいただいたのですが、10月15日の時点で1ヶ月以上放置している状態でした。やめようかとも思っていたのですが、あの試合を見て感動し、その感動をたくさんの人と分かち合いたくて、すぐに記事を書きました。そしてそれまでに書いた記事が、そのときの自分の心境にはふさわしくなかったため、すべて削除しました。新しく生まれ変わったブログになりました。

結果的にはそれで良かったと思います。おかげで多くの方に訪れてもらえるようになりましたし。ですが、それまでにコメントをいただいていた方には大変申し訳ないことをしました。せっかくいただいたコメントだったのに、悪いことをしたと思っています。ただ、今のブログを見れば、削除したことも理解してもらえるのではないかと思います。それに、そのときいただいたコメントは、ずっと忘れずに覚えています。一生忘れません。

上に書いた人生時計の話は、削除した記事の中の一番最後に書いていたものでした。そのときは自分にとってある重大な行動をとった直後でした。「再出発」という意味合いを込めて、そのときは書きました。それも一緒に削除してしまったのですが、そのときに自分が感じていたことも忘れてはいけないと思い、またこうして書いてみました。

このブログ、始めた頃は更新しても誰にも読んでもらえずコメントももらえずという状態でしたが、最近ではアクセス数も伸び、更新した日で300PV、更新しない日でも200PV、今までの最高が453PV・・・立派に成長したものです。まあ、上には上がいますから、まだまだなんですけどね。年が変わっても精進あるのみです。

仕事の関係で、年内の更新はこれが最後になります。次の更新は1月4日の予定です。皆さん、今年は本当にありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。

そして来年こそ、



この方を胴上げしましょう!!

それでは皆さん、よいお年を・・・



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人気者こばさん

2005-11-28 02:04:29 | ノンセクション
12月9日追記あります。

続いて「こばさん」独自ランキングです。

ヤフーで「こばさん」を検索すると、このブログが1番目に表示されるようになってしまいました。これ、少なくとも2週間前には、全くお目にかからなかったんですけどね。ランキングに参加したり、アクセス数も伸びてきているうちに、いつの間にかこんな存在になってしまいました。

「こば」をハンドルネームにしている人ってかなりいるでしょうし、その人を呼ぶときは「こばさん」だと思うんですけど、その中でトップに立っているというのは、ちょっとした幸せです。まあ、ブログ名自体が「こばさん」なのが、有利になっているのかもしれませんけど。。

それで、他の検索エンジンだとどうだろうと思っていろいろ調べてみたのですが、ほとんどトップで検索かかるんです。それじゃあ、何件のヒット数のうちのトップなのか、ランク付けしてみました。
主要検索エンジンによる「こばさん」ヒット数ランキングです。


第5位 アスク・ジェーピー 9,060件
なぜかこのサイトだけ、14番目にヒット。たかが第5位のサイトに、こばさん、なめられたものです。


第4位 グーグル 54,900件
中途半端な存在のグーグル。ランキングでも中途半端な位置に。


第3位 オール・ザ・ウェブ 139,000件
初めて聞いたサイト名。知らないところで皆のお役に立ってます。


第2位 ヤフー!ジャパン 172,000件
天下のヤフーが第2位。ソフトバンクグループ、よほど2位がお好きと見えます。


第1位 MSNサーチ 1,397,317件
断トツトップはMSN。断トツなうえに詳細な件数、こばさん感激の涙です。


なお、こばさんの子供の頃の愛称は「こばちゃん」でした。

以上、主要検索エンジンによる「こばさん」ヒット数ランキングでした。


追記:
ヤフーで「こば」を検索すると、2,430,000件中2番目に表示されます。有名人だな、こりゃ。


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2005-10-29 03:06:15 | ノンセクション
どうしても福岡に行きたかったもうひとつの理由。

(10月16日の記事にある、福岡へ向かう新幹線の中でずっと考えていたのは、これから書く内容のことでした。もちろんそのときには、結末までは予測できなかったのですが。東京に戻ったら、自分の人生の再出発のために、ここで思ったことをブログの最初の記事として書くつもりでいました。ところが、あの試合を見て、感動し、その感動をたくさんの人と分かち合いたくなり、試合後すぐにあの記事を書きました。そのおかげで多くの方に見ていただき、見ず知らずの方からお褒めの言葉をいただいたり、また逆に、皆さんのブログを読ませていただいて、共感する日々を送っていました。あれから2週間がたち、多くの方に見ていただくようになった今、このことを書くのはどうかとも思ったのですが、どうしても自分の気持ちに踏ん切りをつけたくて、こうして書いています。あのときに自分が感じたことを、いつまでも忘れないようにしておきたいのです。とても個人的な内容になります。ですから、読む必要のない方は飛ばしてください。ただこれを読めば、10月16日と17日の、少し情緒不安定的な文章の意味がご理解いただけるかと思います。)









ここを訪れるのは、実に18年ぶり。その間福岡に帰って来ても、ここに来るのはあえて避けてきた。思い出したくない過去。それでいて、拭い去ることができない記憶。ここに近づいたとき、いまだに体が拒否反応を示すのには正直驚いた。少し変わったところもあるが、目の前の校舎も周りの木々も眼下の風景も、あの頃のまま。

自分の黄金期にこの場所を選んだのが、そもそもの間違いだった。すべては自分の浅はかな考えのせい。ほんの一瞬の気まぐれ。それを取り消すことができなくて、悩んで、苦しんだ。あのときの苦しみの方が、今よりもはるかに大きかった。と言うよりも、今ではその苦しみに慣れてしまって、どのくらい苦しかったのかさえ思い出せなくなった。3年という年月が、苦しいとは感じさせなくなっていた。・・・それが、今でも周囲に溶け込めない理由。高校時代に一人も友人をつくらなかったことが、それからの自分の人生に大きな影響を与えてきた。

人間形成の一番大切な時期に、人とのコミュニケーションを絶ってきた。いつも一人だった。いつも一人でいたために、社会におけるルールを何も学んでこなかった。礼儀をわきまえないのも常識に欠けるのも、この頃に、人との交わりを避けてきたことが最大の原因。

一人でいることに抵抗はなかった。確かに最初はつらかった。だが3年の間に、一人でいることに慣れてしまった。ずっと一人で生きていこうと思っていた。実際、一人で生きていけた。いや、一人で生きているつもりになっていた。陰で誰かが支えてくれていることを、そのときには気づかずにいた。そんな大切なことに気づかないまま、結局10年間、相手に求められなければ、誰とも話をしなかった。

あれから18年が過ぎた今、社会に出て、普通に人と話をするようにはなった。仕事に支障を来たすことはない。自分の能力も、周りには認めてもらえている。だが、それ以上の関係には、いつも発展しない。すべては自分に原因がある。もう一歩先まで踏み込むことができない。自分で壁を作ってしまい、相手の懐に入ろうとしない。自分をさらけ出すことができない。それを相手には不審に思われる。でも今の自分には、それ以上のことができない。そういう習慣が身に付いてしまっていて振り払えない。あの忌わしい過去から、いつまでも脱却することができない。

その時どきは、それでも別に構わないという気でいた。だがいつしか、これからもずっとこのままでいるのかと考えるようになったとき、また苦しくなった。苦しさが次第に積み重なるようになってきた。自分の力だけでは処理できないようになった。そして、崩れた。変わらなくてはいけないと思うようになった。でも、どうすれば変われるかが分からなかった。

ここに来れば何かが変わるような気がした。自分の人生をもう一度やり直すなら、ここを避けて通ることはできないと思った。今までずっと避けてきた。でもここに真正面から向かい合えなければ、いつまでも今の状況が変わらない気がした。だから、無理をしてでも、どうしてもここに来てみたかった。そして・・・あの2試合に立ち会えた。

ここを去ったのが18のとき。ここでの3年間がその後の18年を支配してきた。今までの人生の半分。人生の半分を陽の当たらないところで過ごしてきた。

そして、これからの18年。あの2日間の体験が、これからの18年をつくってくれるかどうかは、分からない。あれから2週間が過ぎた。変わったなと思えるところは、今のところまだ何もない。ただ、変われるような予感だけはある。何かに行き詰まったとき、あのときの感動を思い出せば、何でもできるような気がする。少なくとも、そう信じている。あのときに流した涙は嘘ではなかったと、信じている。