飛行機関連のWebを見ていたらこんな情報が掲載されていました。
なんと、世界に唯一オリジナル状態で飛行可能な零戦が来日し、更にエンジンを回してくれるのです!!
栄エンジンの音を聞く事ができるのです♪
それに、零戦の組立を見学する機会なんて全く無いので、これは行かずには居られないと応募してみました。
すると・・・
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「零戦組立見学会」当落通知状
~ 途中省略 ~
定員を超える多数のご応募があったため、厳正なる抽選を行った結果、
「当選」
開催日:11月28日(水)
~ 以下省略 ~
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というメールが届きました♪
因みに栄エンジンの始動会は早く行けば大丈夫そうです。
したがって、11月28日に組立見学、12月1日か12月2日に栄エンジンを聞きに行く事にしました。
さて11月28日の当日、現地には10時に着けば良いのですが、折角なのでツーリングも兼ねて行こうって事で朝5時半起き、6時に家を出かけました。
20号をひたはしり、八王子から狭山湖を抜けて現地に到着したのが9時ちょっと過ぎでした。
警察署の近くにある駐輪場にバイクを置きますが、その奥の駐車場は工事か何かやっているみたいでシートに囲われていました。
所沢航空発祥記念館の入り口がわからないので、道路沿いに歩いて建物の入り口を探しました。
ぐるーっと回って正面です。
零戦来日の案内ポスターが掲示されてました。
組み立て会場は何処だろう?
この建物の中では無さそうです。
案内板があるのでその指示に従って歩いて行くと・・・
ここが入り口の様です。
なんと、駐輪場の裏側でした・・・
10時まで暫く待つ事にします。
いよいよ、会場して中に入りますが、会場の駐車場には零戦がありません。
記念館の格納庫の扉の奥を見ると・・・
そうですよね、貴重な機体を野ざらしにする訳がない。
用意されていた椅子に座って待ちます。
待っている間にほんの少し雪が舞ったり、霰が落ちたりしていました。
そうする間に格納庫の扉が開き、いよいよ零戦が引き出されます。
このときの様子は動画(零戦の出庫)に残しました。
いよいよ零戦組立見学会の開始です。
まずはホイール・ブレーキです。
ブレーキは確かオリジナルの効きが甘いので米国製の物に置き換えられている筈です。
水平尾翼の根元のカバーと機体のエンドカバーは未装着の状態でした。
栄エンジンの排気管です、この排気管は直管になっていた筈です。
スピナーとエンジンカバーとエンジン架カバーも未装着です。
栄エンジンの様子が観察できます。
河口湖の博物館で栄エンジンを見ることができますが、補機類や配線が部分的なのでちゃんとした形を確認できるのはこれだけです。(河口湖の博物館にも稼動する栄エンジンがありますが、非公開)
そうそう、この時点での全体像です。
他にも、翼内の20mm機関砲やピトー管、アンテナ、風防の一部等が未装着です。
栄エンジンは空冷フィンがかなり疲れている様子です。
赤いケーブルがアクセルワイヤーだと思われます。
尾輪部分です。すっごく小さい!
真後ろから見た排気管
機体と翼のラインが綺麗
つづく
すごい
コンピュータが無い時代にコレを設計&製造した日本の技術力は凄かったんだと実感します。