広島市西区 ピアノ教室・音符ビッツリトミック教室の
久保 ひろえです。
今日は、久しぶりに音符ビッツの講座を
大阪で受けます。
今回は、基礎3回目の「リズムについて」
の講座です。
最近、東京へ行っても、
なかなか横浜まで行けなくて
ずいぶん久しぶりになってしまいました。
勉強され続けている先生なので、
同じ講座を何回か受けても
少し新しいことが
入っています。
どう教えたらいいか、
もっとわかりやすい方法はないか
いろんなお子さまがいらっしゃるので、
今までの方法では
よくわからない方がいらっしゃったり…。
本当に「教える」ということは、
ずっと指導者が学び続けないと
いけないと思います。
でも、好きなことだし、
何か新しい方法をみつけて
その方にぴったりきた時は
本当に嬉しいですね!
難しいことを難しく教えることは
簡単だけど、
難しいことを、理解しやすいように
教えることは難しいです。
「感情」は、ずっと記憶に残ることなので、
私は、レッスンは、
まずは楽しいと思って頂けるように
心がけています。
私自身も、一番最初の先生
…習い始めたのが
2歳7ヵ月だったので、
名前も顔も覚えていないのですが、
その先生を大好きだったことだけは
覚えています。
レッスンの最後に、
透明な箱に入ったシールが
前から順番にまわってきて、
好きなシール
(キラキラの銀色の汽車のシールで、
枚数が少なかった。)
が、いつも残っているか
ドキドキしながら待っていたこと、
その時の席は、左側の前から
3番目でした。
それから、初めての発表会は
自分の好きな曲を選んで
弾くのですが、
ヤマハのテキストに
「つきのひかり」という曲が載っていて
私はそれが大好きでした。
幼いながらも
情景をイメージしながら
弾くことができました。
その曲を選んだ時、
先生が、私には簡単だったからか、
他に弾く人がたくさんいたからか
わかりませんが、
「他の曲にしたら?」
と言われました。
私は、その曲が大好きだったので、
頭を横に振ったか、
「イヤ」と言ったか、覚えていませんが
はっきりと意思表示したことは
覚えています。
何か感情が大きく動くことは
記憶に残るのですね!
このような自分の体験があるので、
レッスンも「楽しいもの」として
お子さまの記憶に残るように
したいと思います。
楽しい、楽しかったという思いがあると
もし、レッスンを中断したとしても
また、何かのきっかけ、
テレビで聞いたあの曲が弾きたいとか
もう一度、
レッスンで習ってた曲を弾きたいとか
何かあれば、
弾くことに気持ちが向くのですが、
イヤな思いが残ってしまった場合は、
絶対にピアノのふたを開けることは
ないと思います。
でも、この好きな曲を自分で弾けるように
なるためには、せめて、
幼児から始めても小学校の間まで
できれば、記憶にしっかりと残る
中学生までは習い続けないと
できません。
最低でも10年は続けないと
身につけられません。
保護者の方の協力、
忍耐力も必要です。
でも、お子さまに何を残してあげたいか
を冷静に考えて頂けるといいと思います。
言われないとできない子にして
ずっと言い続けるのか、
習慣化して、他のことも
やらないといけないことは
自分でできる子にするのか…。
練習の習慣化は
簡単なことではありません。
1日のルーティンとして
練習時間を組み込むように
されるといいと思います。
よく練習されるSちゃんは、
お母様がフルタイムのお仕事をされていて
夕方はとても大変なのですが、
お母様が夕食の準備をされている時に
ピアノの練習をしています。
全く一人で練習するのは
大変ですし、それはなかなかできないことです。
でも、少し離れていても
お母様に聴いてもらっていると思うと
きっと練習も頑張れると思います。
どうかそれぞれのご家庭で、
一番良い時間(行動パターン)を決めて頂いて
練習する習慣がつくといいと思います。
ちなみに、私の練習時間は、
レッスンが終わってから
夜の9時までです。