西本智実さんを聴きに行きました
指揮がかっこよくて美しくて、ただ、ただ、見とれてしまいました
前半1曲目の「ロミオとジュリエット」は弦楽器と管楽器の音が
調和していないのが気になりました
弦楽器は、1つにまとまっている感じでしたが、
どうも、管楽器・・・特に木管楽器がイマイチ・・・
1曲目を聴いたとき、
「このオケはわざわざ岡山まで行かなくてもよかったかなぁ・・・。」
と、ちょっと後悔・・・
2曲目のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、
ソリストが、1ヶ月前くらいに急に変更になりました。
どちらも私は聴いたことがない方だったので、
あまりソリストには期待していませんでした
しかし!!
ヴァイオリンの音色が、きれい
音がまろやかで、耳障りな音が全くない!
ヴァイオリンは、時々、弓が弦に当たるときに
耳障りな音がして、ちょっと気になることがありますが、
この方は、それがなく、耳にすーっと入ってくる感じです。
ソリストは、パベル・シュポルツルでした。
オケは、1曲目ほど残念なことはなかったのですが、
木管だけで入るPの出だしの音が揃ってないのが気になりました。
金管楽器(特にホルン)はよかった!
後半のチャイコフスキーの交響曲第4番はすごくよかった
全楽器が1つにまとまって、
(時々木管楽器が気になるところはありましたが・・・。)
すごく迫力のあるすばらしい演奏でした
西本智実さんの指揮は、本当に美しくて
こんなに指揮に集中して聴いたのは初めてです。
出入りの歩き方もかっこよくて・・・
凛としている姿に見とれてしまいました
客席の感想ですが、
協奏曲や、交響曲をよく知らない方が多かったのか、
1楽章と2楽章の間で拍手があったのが、ちょっと残念・・・。
1楽章の終わったあとの緊張感と余韻を味わって、
2楽章を聴きたかったです・・・。
パンフレット(有料でしたが)にも、
「楽章間の拍手はご遠慮ください」とありましたが、
西本智実さんも、ちょっとムッとした感じでした
明日はラフマニノフのピアコンを聴きに岡山に行って来ます
楽しみです