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ガーリーバンドSCANDALに嵌った日

ガーリーガレージなバンド、SCANDALを応援するブログです。

V・字・回・復!!(≧▽≦)

2012-09-09 00:58:51 | シングル・アルバム感想
いつもお世話になっているさんじの父さんのところに、4thアルバムの1曲目でありタイトルトラック、「Queens are trumps」を聴きました。
こちらになりますが・・・

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jeZ-soUUc3U

今日は時間がないので、簡単に書かせていただきます。

うぎゃああああああ! ナニコレ!! めっちゃかっこいいいいい!!\(≧▽≦)/ 

期待を上回る、どころか予想を遥か上空1万メートル越えるようなカッコよさ!!

やばい、やばい、やばい!!
いやもう、ほとんど理想の完成形、ってくらいカッコいいじゃないですか!
惚れる!! 惚れるわ、SCANDAL!!
いやー、ファンやってきてよかった!! どんなバンドに対しても、自信もってスキャちゃん自慢できるわ!!

いやもう、ピンヒール~と全然態度ちがってすみません。コロコロ態度変えんな! って思われるかもしれませんが、苦手なものは苦手だし、いいものはいいんじゃい!!

これもう、最強のスキャちゃんが完成の時を迎えたのとちゃいまっか!!

来週のMステ出演、「ピンヒール~」やめて、こっちに変えてくれないかな…ダメ?(´・ω・`)


ぶっちゃけます

2012-09-03 17:41:46 | シングル・アルバム感想
えー、予め断っておきますが、今回はボク個人的な好き・嫌いについての意見がかなりでてきます。

ですから読まれる方の気分を害する可能性も十分ありますから、その点留意してご覧ください。

SCANDALの活動を、ただ楽しく見たり聴いたりできればいい! 今で十分満足! 否定的な話は聞きたくない! という方は、この記事はスルーされることをオススメします。

たまにはぶっちゃけて思うがままを書いてみたいのでw(とはいえ、ある程度感情を抑えて書くよう、努力しますが・・・)



えーとですね。

次回シングル「ピンヒールサーファー」のPVが発表され、コメント欄でちらっとボクも書いちゃったんですが・・・

実を言えば「ピンヒールサーファー」、さらにはカップリングの「OSAKA」を初めて聴いたときから「あ~・・・(;´Д`)」とは思っていたんです。ただ、大阪城ホール決定もあって、せっかく盛り上がってるところに水を差すような発言もどうかと思い、黙っていようと思ってたんですが・・・

ついついポロっと本音が出ちゃったんで(-_-;)、この際ちゃんと書いておこうと。

ぶっちゃけて言えば「ピンヒールサーファー」、ボクの苦手なタイプの楽曲です。

もちろん好きな方もいるでしょうし、こういうのもロックなんでしょうけど(よくわかりませんが)。ボクはちょっとノーサンキューですねえ。今までのシングルのなかで一番苦手・・・これまで多少文句を言ってきたシングルはありますが、「何度も聴きたいと思わないな」と感じたのは今回が初めてです。

まあ、かといって、好きじゃない曲が出てきたからといって、SCANDAL全体を嫌いになったり、なんて極端なことはありませんが。ハズレの曲も、そりゃあありますから。

ただ、カップリングの「OSAKA」もロックっぽくないし・・・ウリが「大阪城ホール決定に合わせて、大阪を舞台にした曲を作った」とか「関西出身のRINA&TOMOMIをボーカルにした」というのは、頭では理解できるんですけど、実際の曲が好きなタイプじゃないのも、また確かです。

例えばRINAファンの方や、TOMOMIファンの方は、喜んで「OSAKA」を聴くと思います。それが当然でしょうし、ボクもまるで悪いこととは思いません。

ただボクは「バンド」SCANDALのファンなんで・・・
もっと言うと「ロックバンド」SCANDALに期待している人間なんで・・・

「OSAKA」はネタとして聴くぶんには問題ないですけど、わざわざ買ってまで聴く気持ちにはなれないですねえ。

・・・というわけで、史上初めて、SCANDALの作品で「ピンヒールサーファー」は購入意欲の湧かない作品になっちゃいました。これまではカップリングは楽しみ、なんて場合もあったんですが。
今後、作品の評価が変わるか、ボクの気まぐれが起きなければw、「ピンヒールサーファー」は買わないと思います。
これってボクにとっては、けっこうな事件なんですよね。喩えが不適切なのは重々承知で使わせてもらいますが、イチローの200本安打記録が途絶えたのと同じような心境です(;´Д`)。

くれぐれも誤解ないように言いたいのは、PVが嫌い、というわけじゃないことです。
PVは映像ですから、見せてナンボのもの。楽曲をより魅力的に印象づけるために、ダンスしようが、OL姿になろうが、まるで構わないですよ。というか、ダンスもコスプレも、これまでのPVでやってますしねw

ただ、肝心の曲がつまらないので、PVを見ても心ときめかない、と自己分析しています。
「瞬セン」なんて曲もカッコよければ、PVもめちゃめちゃカッコよかったんですけどねえ~・・・評判もすごくよかったと思うのですが、なぜあの路線を続けようとしないのか、単純に不思議です。



前回の記事「魅力の本質」で詳しく書いたんですが、SCANDALの魅力は4本柱だと思っているんですよ。

1、かわいい(ルックス)
2、カッコイイ(パフォーマンス)
3、メンバーの個性(キャラクター)
4、ロックバンドであること(楽曲)

この4つが全て揃ってるからこそ、普段は音楽に興味ないボクも嵌った、と思うんですが、それはあくまで嵌った当初の話。
ここ最近は、4、の「楽曲のよさ」「ロックバンドっぽさ」がどんどん弱くなっているように感じています。
他の3つの柱は成長してると思いますし、人気もあがっていますから見過ごしてしまいますが・・・4、の弱体化については個人的にはおおいに懸念しています。

というか、ロックっぽさをもっと突き詰めていって、初期を彷彿とさせるような楽曲をずっと続けて作っていたら、今頃もっと人気が出ていたと思うんですけどね。
B’zを目指せ、と言っているボクからすれば、その部分は惜しいな~と思い続けています。なぜデビュー当時の方向性で突き進まなかったのか、実に勿体無いと思いますね。目先の成功を追った結果、もっと大きな成功を得られるチャンスを放棄してしまったんじゃないか? と思うこともあります。

こういうことを言うと、よく反論として言われるのが「SCANDALがいろいろな魅力を身につけるために、様々なタイプの楽曲を手掛ける必要があった」ということなのですが・・・

この意見、納得する部分はあるんです。特に楽器演奏の技術アップという点では、様々なタイプの曲を演奏するのは、スキルアップに繋がったでしょう。「涙のリグレット」なんかは(この曲も実は、あまり好きではないんですが・・・これとピンヒールがどうも受け付けられないんです)、ああいうスローなバラードをやるのは意味があった、という点では頷けますから。

ただですね、「いろいろなタイプの曲をやったから、ファンの裾野が広がった」という点については「本当にそうなのかな?」と疑問に思うことも多いんです。

もちろん、全く間違ってる、とは思いません。例えば今回の「ピンヒール~」だって、ボクは苦手でもこれを契機にファンになる方はいるでしょう。「今までにないタイプをやるから、新たなファンを呼べる」ということは、事実として有り得るでしょうね。

ただ・・・絶対数として、そういうファンはどれだけいるか? というとやっぱり疑問なんですよね。

具体的にいえば、「ピンヒール~」をやることで増えるファンと減るファン、どっちが多いかって話ですよ。

ボクのように、ファンは一度なったら簡単にやめることは稀です。上でも書きましたが、ハズレの曲もそりゃあ、ありますから。ライブにいけば、過去の名作で愉しませてもらえるわけですしね。そういう意味では「減るファン」には執行猶予がついてますから、冒険はしやすいわけです。

それでも、SCANDALに嵌ったといってブログを書いてるボクでも、落胆はするし、CDは買わなくなります。
チームSCANDALという船から降りる階段があるとすれば、一段は確実に降りたわけです。これを続ければどうなるか・・・ってことになります。

いや、これがボクだけならいいですよ。落胆しているのがボクだけなら。あるいはごくごく一部のファンだけなら。
同じ方向に進むと思っていた船が、実は異なるゴールを目指していた・・・そんなこともあります。そういうときは、静かに船を降りるだけのこと。船には多くの人間が乗っているんですから、全員が望むようにはいかないことも覚悟しているつもりです。

しかし、考えて下さい。
ボクが鉄板四天王と呼んでいる、ライブでめちゃめちゃ盛り上がる曲たち・・・「DOLL」「瞬セン」「BABY」「Everybody say Yeah」、結局はこのあたりがファン全体が望んでいる曲なんじゃないでしょうか。

入り口は様々、好みも様々だとは思いますが、ライブを見てれば結局一番盛り上がる曲たち。
それこそがファン全体が望んでいるもの、と考えるのがごくごく普通だと思うんですけどね。

逆にいったら、うえであげた「涙のリグレット」などは、最近ライブで聴いたことがありません。
ということは・・・なんだかんだ言っても、ファンは望んでいないし(少なくとも、ボクがライブで見ていてこの曲で盛り上がった、感動した、という雰囲気を感じたことはないです)、スタッフも十分気付いてるってことじゃないでしょうか。

いやもう、だったら答えはハッキリでてるじゃないですか。
「いろいろなタイプの曲が必要」とはいっても、実際にはファンがSCANDALに望んでいるものは、やっぱり「いかにもSCANDAL」な曲だと思いますよ。
ところが、鉄板四天王を抜くような新曲がなかなか出てこないのが現状です。最近でいえば神曲といえるほどのものは「BURN」くらいじゃないでしょうか。それでもせいぜい関脇クラスで、横綱・大関クラスが出てきてないんじゃないかと。

「ピンヒールサーファー」が好き、というファンも多くいるとは思います。
でも「瞬セン」とどっちが好きか? 「BABY」とどっちが好きか? それでも「ピンヒール~」の方が好き、っていえるんでしょうか。
そういえるほどの曲じゃないと、「新しいタイプの曲」といっても意味ないでしょう。だって、ファンにしなくちゃいけないんだから。
結局「瞬セン」や「BABY」の方が好き、っていうんなら今までと変わらないんですから。だったら、「瞬セン」「BABY」のような曲を作るほうが、よっぽど喜ばれるはずです。

繰り返しますが、SCANDALには4つの柱があります。そのどれが好きでファンになっても、構わないわけです。
上の1、2、3、が好きでファンになってる方からすれば、4、の楽曲に対してはあまりこだわりはなくてもおかしくありません。逆にいえばどんな曲でも応援する気持ちが強いわけですから、楽曲にこだわってるファンに向かって曲をつくればいいじゃないですか。
ルックスやパフォーマンスやキャラクターに関しては、もうほとんど問題ないレベルにSCANDALはあるわけです。そこはもう、向上させようと考えなくてもいいわけで(演奏技術は別にして)
1,2,3、は問題ないんですから、あとは4、の楽曲でいかに勝負できるかでしょう。そこ次第で今後は変わってくるんじゃないでしょうか。

最近の楽曲は、有名なアーティストの方にプロデュースされることも多いですが、ボクはできれば「無名な方たちのなかから、いっぱい曲を送ってもらって、そのなかからこれ!とおもったカッコイイのを採用する」という方式をとって欲しいんですよね。
ジャニーズさんがその方式だと思いましたが、実際SMAPとかいい曲多いじゃないですか。
天下のジャニーズさんと同様、とは難しいかもですけど、ロック畑で埋もれている俊才が、今の世の中には多くいるとボクは思いますよ。才能はあっても、世にでるチャンスがないだけのロック畑のひとが。

こんなおいしい畑を見過ごすのは勿体無いですよ。
諸葛孔明だって劉備に見出されるまでは、晴耕雨読の生活を送っていたんですから。今時のロック界と若干の距離があり、独自の道を進んでいるスキャは臥龍を手に入れるチャンスがあるんです。

有名なアーティストの名に預かって人気を・・・というより、無名の方のなかから傑作を見つけて欲しいです。
やっぱりSCANDALは、新しい時代の扉を開くべき存在なんですから。

気がつけば、革命が起こっていた…

2012-06-10 23:49:16 | シングル・アルバム感想
ちょっと前の話で恐縮ですが…
13rdシングル「太陽スキャンダラス」のカップリングが、SONYの公式で視聴できる…というので、聞いてきました。今確認したら、まだ視聴可能のようですね(^.^)

http://www.sonymusic.co.jp/?70005130_ESCL-3926&70005130_ESCL-3926_01SFL

すでに聴いた方も多いんじゃないかと思いますが、一応張り付けw

MAMI&TOMOMIの企画ユニット「どぼんどぼんど」に加えて(対抗するように?w)、HARUNA&RINAの企画ユニット「あーもんどくらっしゅ」も始動ということで、気になっていたファンも多いかと思います。
楽曲の方も、音楽素人のボクでも名前を聞いたことがあるような、有名な方に作っていただいたようで…
ましてラップやヒップホップといった、通常の路線とは異なるジャンルの曲ですからね。さてさて、どんなものでしょ? と真っ白な好奇心で聴いてみたのですが…

ぶっちゃけた感想を言っちゃいますね。

あー、やっぱりボクはロックが好きなんだな、と再認識しましたね(^^ゞ

念のため断っておきますが、悪口を言ったり、批判をしたりするつもりはまるでないですよ(^.^) ただ純粋に、本当に個人的な好みで、ラップやヒップホップにはボクは嵌らないんだな、と思っただけです(´・ω・`)

逆にラップやヒップホップ好きな方は、今回のカップリングは大喜びなんじゃないでしょうかね。

音楽の嗜好、という意味で、今回のカップリングはボク的にはノーサンキューな感じになっちゃいましたが(^^ゞ、それよりもボクのなかで凄く衝撃的なことがあったんですよね、このカップリングの件に際して。

なにか? というと…
ボクのなかで、この企画ユニットの活動を、実に悠然と余裕をもってみている、ということです。

しばらく前のボクならば、SCANDALがラップやヒップホップをやることに抵抗を感じていた、と思うんですよね。「SCANDALの方向性、これで大丈夫なのか?」と不安になったりね。

ところが今、まるで動じていない自分がいるんですよね(´▽`) 
自分自身、その事実に気付いたときは、ちょっと驚きました。あれ? なんだろう、この余裕は、と。いつの間にか、バンドとは程遠い活動をスキャちゃんがやっても、微笑ましく見ている自分がいるのです。

動じなくなった理由は…恐らくひとつしかないでしょう。
SCANDALというバンドに、信頼を置けている。ファンとして、自信を持っている。方向性に、ブレを感じなくなっている。
つまりは、そういうことなんだと思います。多少のお遊びをしたところで、余裕で見送れる。それだけSCANDALはボクのなかで、確固たる、ブットい存在になっていたんでしょうね(`・ω・´)

まあ、他のファンの方からは「え、今頃?(;´Д`)」と思われるかもしれませんがw
とっくの昔から、スキャちゃんの方向性を信頼しきっていた方も多いと思いますが、いかんせんボクは心配症なので(^^ゞ
ただ武道館、そして今回のライブツアーと、バンドとして完成形を迎えつつあるSCANDALを見て、もうヘンな心配は無用だと、心から悟ったんでしょうねえ~(^O^) それが自覚できて、とても嬉しかったですねw

以前は(それこそ、このブログを書き始めてしばらくは)、SCANDALの方向性については、かなり神経を尖らせていたものですが…ここまできて、もうハッキリと決まった感がありますよね。

今、ボクが思っているSCANDALの方向性…というか、「SCANDALを構成する柱」とでもいうか…SCANDALというバンドの持ち味・武器は、2つあるんです。
「SCANDALとは何者か?」と訊かれたら、この2点を答えりゃ間違いないやろ(n‘∀‘)η、というようなものなんですけどねw

1つが、「ロックやバンドの原点に近い雰囲気」。音楽素人がなにをほざくか(`・ω・´)、と怒られそうですが…まあ、ここは日を改めて話すとしまして。

もうひとつの武器が、メンバーたちの個性に代表される、「高いエンターテインメント性」だと思うんですよ。

昔からのロックやバンドの魅力を再現しながら、高いエンターテインメント性で魅せる要素も充実している。これがSCANDALというバンドなのだと、最近は結論づけているんです。

この両方の長所をバランスよく見ないと、スキャちゃんの真の魅力は、理解できない気がしてるんですよね(^^ゞ

今回のカップリングは、いってみれば2つ目の「エンタメ性」の発揮、ですよね。ロックバンドであることにこだわりすぎて、この“遊び”を楽しめないと、スキャちゃんの魅力を十分に堪能できないんじゃないでしょうか。(って、カップリングはイマイチ…って言ってるボクがいうのも説得力ないですがw)

一見、ロックバンドとは無縁の企画ユニットも、実は間違いなくSCANDALというバンドの魅力なわけで…
そこがわかってきたので、余裕を持って“遊び”を見られるようになったと思いますね。

さらに突っ込んで言うと…この「ロック」と「エンタメ性」を融合させたバンドというと、ボクはやっぱりB’zを思い浮かべちゃうんですよ(^O^) 元祖・ボクの神様ですw

将来的には、SCANDALがB’zのような存在になる…ボクの現時点での夢はそこですね(n‘∀‘)η

まさか涙でるとはな~w

2011-08-12 23:32:37 | シングル・アルバム感想
SCANDALの3rdアルバム「BABY ACTION」…昨日ようやく手元に届き、リピートしておりますw
発売前にも聴く機会はちょくちょくあったんですが、できるだけ我慢して、我慢して…やっとしっかり聴けたわけですがw

いいですね、いい!(^O^)

一言でまとめると、そんな感想になりますw どの曲もいかにもSCANDAL!というか、実にしっくり入ってきますねw
それが当たり前といえばそうなんですが、前回アルバムは「会いたい」のような傑作もある一方で、ん?と思うような部分もなきにしもあらずで(^^ゞ
実験的な要素やいろいろな可能性を模索した感のある前作に比べて、今回は勢いのあるアッパーチューンやバンドサウンドの要素が濃い感じがして、ボクが思い描いているSCANDALらしさを存分に堪能できてますw
ラーメン屋に入ったら、思った通りにラーメンが出てきて、安心して味を楽しんでる、って感じでしょうか(^O^)
これから聴き込んでいくことで、より味への愛着も深まってくるんじゃないでしょうかね。
第二期SCANDALのスタートと呼ぶのに相応しいアルバムかと、個人的には思っています。

全部の曲の感想を書くのはちょっと大変なのでw、ツボに来た曲から感想を書いていくと…

現時点でパッと聴いたなかでは、一番グッときたのは、やっぱり「アップルたちの伝言」ですかねw
初期SCANDALの作風にもっとも似ている…とは聞いてましたけど、やっぱり嵌っちゃいましたねえ~、悔しいほどにw
念のために書いておくと、先入観があったからではなく、曲順もわからないまま聴いててピーンと来ちゃった!てのがこの曲なんで。
なんていうんでしょう、こういうのをフックがある、というんでしょうか。イントロからもう惹かれまくっちゃうんですよね。作曲の田鹿ゆういちさんの作り方が上手いのかもしれませんが…文句ナシにカッコイイですし、聴いた瞬間に「おおッ、なんだコレ!」って心鷲掴みにされちゃいます(^O^) TOMOMIの歌詞も聴くほどに惹かれていきますしねw
曲順からいっても、「アップルたちの伝言」が今回のアルバムの4番バッターということでいいんじゃないでしょうか(^.^)
この前後の「BURN」と「東京スカイスクレイパー」も凄く好きなので、この3曲でクリーンナップを形成してる、って感じがありますねw(野球を見ない方にはなんのことかわからないと思いますがw)アルバムの中心にドーンと座っている、というか。
この後にシングル3曲を並べ、締めとして最後に、スキャファンとすれば思い入れがどうしても深くなる「Very Special」と「one piece」をもってきたことで、全12曲がホントにあっという間に感じられます。まさに怒涛、これはリピートしてしまうな~!w

「アップルたちの伝言」について話を戻すと、サックスの音がけっこう印象的に入ってるんですけど、これをBye Bye Boyのsaeさんが担当しているとのことで…
事務所も同じことですし、ライブでもここはsaeさんに演奏してもらう、てのもアリなんじゃないでしょうかねw
個人的にはスキャのステージに女子がサポートメンバーとして入っても、違和感は少ないように思います。男子だとちょっと違和感あるかも、ですがw

「東京スカイスクレイパー」もシンセが効果的に入ってるんですけど、印象としてはドラムやベース、ギターといった楽器の方が強く感じられます。つまり、メンバーがあくまで主役、って感じがあるんですよね。
ここらが前作との違いかもしれませんね。前アルバムのなかには、他の楽器のイメージの方が強いって曲がいくつかあったので。
「東京スカイスクレイパー」はシャレオツwな感じがありながら、踊りたくなるような心地よさがあって、ライブでも盛り上がるんじゃないでしょうかw 秋のツアーがホールツアーというのが、ちょっと勿体無く感じたのはここだけの話です(^^ゞ

ノリノリなアッパーチューン好きなボクとしては、「アップル~」や「東京~」、あと「Sparkling」あたりがツボに来るのは自分自身でも「やっぱり」なんですけどw、なにげに好きなのが「BURN」なんです(^O^)

なんでしょう、すげえ好きです、コレw

もうイントロからセンチメンタルになるんですよ(^^ゞ えっと、こういうのは「エモい」っていうみたいですねw エモーショナル=感情的、感動的からきてる言葉のようでw
歌詞がまたいいんですよねw これがホラー映画の主題歌てのは深いなあw(ちなみに「呪怨」の清水監督、ボクはけっこう好きだったり(^^ゞ 怖いのよ、マジで)
RINAが歌詞書いてると思うと、ますますグッとくるところがありますね。ちょっと偉そうな言い方してしまって申し訳ないんですが、最近のRINAは人間的に一皮向けて大きくなったような感すらありますね。
最後のギターソロもライブではアドリブがバンバンきそうで、ここも楽しみなところですねw

「Very Special」はTOMOMI作詞作曲、というだけでなくアレンジまでメンバーがかなり手掛けているということで、ファンから見てもスペシャルな楽曲と言えるんじゃないでしょうか。第二期SCANDALのスタート、という位置づけを代表する曲と言っていいと思います。

いやね、やっぱり感慨深いですよ。メンバー自身の手によって楽曲が生まれた、ってことは。
なんだかんだで、楽器を持ったこともなかった子たちがここまで来るってことは「すげえ!」ことだと思うんですよ。
いや、そりゃあ結成して5年で自分たちの曲を作るようになるバンドさんなんて、アマチュアにゴロゴロいると思いますよ。
凄いのはそこではなくて、いろいろな方向性を選択できるなかで、SCANDALがちゃんと「バンド」として成長してきた、ってことです。プロとしての活動を通じて。
ここまで来るのにいろいろありましたけどw(って、ボクは何者やらw)、まとめてみると周りのオトナたちはwメンバーたちを大事に育ててきたなって感がありますね。「バンドとして育てる」という想いが、ファンが思っている以上に強かったように感じています。ボクのなかでは、もっと評価されていい部分だと思ってますね。

だってねえ…メンバーたちに作詞作曲させた楽曲を生み出させてやりたい!って想いが、節々から感じられません?w 気のせい?w

まあ、ここらについては日を改めて語るとしてw

「Very Special」はTOMOMIの想いがストレートに伝わってくる気がして、聴いてるとTOMOMIの癒し空間に引き込まれる感がありますw
「とにかく笑えばいいじゃない」なんてところは、彼女の周囲を幸せにしたい気持ちが溢れてますよw 曲の生まれた背後を知ってるせいもありますが、「励ましたい」気分に満ち満ちた、TOMOMI流の応援ソングな気がします。

そして最後の「one piece」がね…
これ、不覚にも涙でてきてしまったな~。恥ずかしながら(-_-;)
多分、SCANDALのことを知ってて、「キミ」というのが聴いているひとりひとりを指してのものだと知ってると、感動が全然変わってくる曲だと思うんですが…

まさにスキャちゃんの歴史が詰まったような、バンドのこれまでが凝縮したような曲なんですよね。
チームSCANDALとファンとが、大阪城ホールで一緒に聴くには、これ以上ない曲だと思います。ていうか、涙なくして聴けないでしょ、そのとき(^^ゞ
またね、「10年後」という言葉がでてくるあたり、彼女たちが本気であることを感じさせるんですよw 大阪城ホールでのワンマンと同じくらい、10年後もバンドを続けていることは重要な目標になってるんじゃないでしょうか。

「one piece」はファンのひとりひとりに向けられた、SCANDALからの贈り物のような曲だと思いますね。
それと同時に、彼女たちに改めて、満員になった大阪城ホールの景色を、ステージの上から見せてやりたいと思ってしまいましたね。
華々しそうに見えて、その実、地道に地道に努力を続けている彼女たちに、その努力が正しかったことを見せてあげたい。
いやー、ホントにSCANDALのファンになって良かったなぁ~!

ちなみにですが、「one piece」、ボクのなかではB’zっぽさも感じてるんですよw なぜかw(B’zはボクの神的存在ですw)
多分、なんとなくギターに共通項を見つけてるんでしょうけど…自分でも理由はハッキリわかりません(音楽素人ですからw)
でも、稲葉さんがこの曲歌っても、全然違和感ないと思いますよ。

さてさて、今回の記事では全部の曲は取り上げてませんけど、今回のアルバムはホントにはずれなし、って感じで個人的には満足度が実に高いですねw
シングルのときには正直好きになれなかった「スキャぶっと」も、なぜかアルバムで聴くといいんですよw なぜだろうw
シングルとしてはスキャらしさに欠けた、と感じたのかもしれませんね。こういうのもスキャの一面、とするアルバムなら、すんなりと楽しむことができました。

あと、これは音楽素人の勘違いの可能性大ですけど、最近の楽曲はシングル含めてベースの音がすごく際立って聴こえるような気がしてます。ライブではバスドラやベースの低音が目立つのはよくありましたけどね。
単純にボクの耳がベースを聴けるようになっただけかもしれませんが…
「ラブサバ」のカップリングであるMAMI作曲の「ひかれ」なんか、凄くベースが印象的なんですよね。そのせいか、ボクなんかはチャットモンチーらしく感じてしまっていますがw ただベースラインがカッコイイので、聴けば聴くほど「ひかれ」は好きになっていきますねw バンドとしてのカッコよさが、ますます増してきたような感じがあります(あくまで、音楽素人の意見ですw)

いや~、「BABY ACTION」、いいわ!

「ハルカ」という一枚

2011-04-25 16:21:26 | シングル・アルバム感想
「ハルカ」が家に届いてから、一週間近く経っていますが…今回のシングルはよく聴いています。
タイキミ以降のシングルでは、一番よく聴いてるかもしれません。「サティスファクション」と「Want you」が思った以上にいいんですよね。「ハルカ」とあわせ、3曲ループしてると、曲調がどれも違うためか飽きないという…そこもよく聴く要因になってると思います。

「サティスファクション」はこれまでのスキャ、というか、SCANDALらしい曲なんじゃないでしょうか。ノリがいいし、聴いてて「得体の知れない勢い」を感じますw(褒めてますw)「KOSHI TANTAN」なんかそうですけど、こういう「なんかよくわからんが、元気でるわー」みたいな曲、けっこう好きなんですよねえ(^O^) 
メンバーのキャラからしてそうですが、「なんかヘンなんだけど、勢いと元気をもらえる」みたいなのは、SCANDALの武器のひとつなんじゃないでしょうかね。そういう意味でもスキャらしい曲だと思っています。

この曲、雑誌によって紹介がロックだったり、ポップだったりで、正直ボクなどではどうなのかよくわからないんですが(^^ゞ、「バンド」っぽい曲だな~とは感じます。少なくとも「ハルカ」よりは確実にw
聴いててもギター、ベース、ドラムの音が耳に残りますもんね。ライブで演奏する姿が簡単に想像できるという。

改めて思ったんですが、SCANDALにとっては「ロック」ではなく「バンド」が重要なキーワードなんでしょうね。あまり細かいことは音楽素人のボクにわかるわけもありませんが、バンドサウンドであるってことが、スキャにとっては重視すべきポイントのように思います。
実際インタビューなどでも「ロック」に対しては謙虚な姿勢(ロックといってもまだ私たちではよくわからない…的なニュアンスですね)であるのに対し、「バンド」ってことには主張しているように感じます。(私たちはバンドなので…といった言葉は頻繁にでてきますから)
「サティスファクション」を聴いていると、「ロックかどうかはわからないけど、バンドっぽくてスキャらしいわー。好きやわー(シャレじゃないです)」という気持ちになりますから、“SCANDALらしい曲”というぼんやりとしたイメージのものが、「ロック」にではなく「バンド」にあるのかな、と余計に感じさせられましたね。

一方、MAMI作曲ということで注目された「Want you」ですが…おお~、こうしたモノを作るんだ~!と第一印象からヤラれた感がありました(^O^)
「サティスファクション」以上に楽器が重視された曲、といいますか。
本来、ボクは単純にノリがいい曲が好きなので、いかにもアゲアゲチューンって感じではないこの曲って、そこまで好きになるタイプじゃないと思うんですよね。
ところがMAMIがこういうギタードーン! ベースもドラムもドーン! 歪ませたった! どや! みたいな曲作るとw、やっぱり嬉しくなっちゃうのは否定できないところで(^^ゞ
楽器陣を前面に出すような曲を作ってもらうと、上でも書いたように「やっぱりバンドやな~」とワクワクしちゃうんです。ポイント1.5倍みたいなw

例えば「Want you」がスキャを知らない一般の方に受けるかというと、多分「ハルカ」の方がウケやすいと思うんですが、SCANDALの従来のファン(ライブに何度もいくような)は、「Want you」の方がむしろスキャらしさを感じるんじゃないですかね。今回のなかでもっとも「バンド」らしい曲なのではないかと。

こうして見ると、「ハルカ」が“歌”に寄った楽曲で、「Want you」が“楽器”に寄った作品、そして「サティスファクション」がその中間…と3曲通じるとバランスが取れてるように感じます。
それでループしても飽きないんでしょうが…面白いもので、最初聴いたときより、「ハルカ」がだんだん好きになっていくんですよね(^^ゞ

まあ、元々「ハルカ」という曲自体、聴きやすいし、メロディとかも嫌いってわけじゃないですから。(というか、ストリングス系の音色は正直ヤラれますw)
HARUNAの作詞も彼女自身の背景を知ってる者からすると、いろいろ感じる部分もありますしね(そこは「Pride」と一緒です)。単純に、曲は普通にいいなーと。

結局のところ、「ハルカ」を初めに聴いて感じた違和感、みたいなものは「SCANDALらしくない」という点に行きつくんでしょうね。
「いい曲なんだけど、スキャじゃなくてもいいんじゃないか…」という。
まあ、逆に考えればスキャがやっても、もちろんいいはずなんですが…(^^ゞ

つまり、こういう心理が働く裏には「SCANDALらしさが失われる恐怖」みたいなものがあるんでしょう。

本来は激しい曲もバラードも、いろいろなタイプの楽曲ができるというのは強みになるはずなんですけど(日本でもっとも人気があるバンドはサザン、B’z、ミスチルってとこだと思いますけど、どのバンドもノリノリからしっとり系までやりますもんね)、自分が望むアーティスト像ってのを、どうしても求めてしまってるんでしょう。ボクの場合は「DOLL」や「カゲロウ」や「BEAUTeen!!」あたりが神曲なのでw、ついついそこらを求めがちなのです(-_-;)

そんな自分のなかで描いている「SCANDALらしさ」を、感じられない新曲を聴いて覚える戸惑い…

ところがカップリングの2曲目、3曲目を聴いて「SCANDALらしさ」を感じることができると、「ハルカ」を冷静に聴けるようになったんでしょうね。
恐らく全ての曲がピアノやストリングス、キーボード重視でバラードばっかり、とかになったら「ハルカ」をまともに聴けなかったでしょうがw、ちゃんとスキャらしさを感じ、安心して聴けると「これはこれでアリかな」と思えるようになりましたね。

考えてみればボクが神扱いしているB’zも「LOVE PHANTOM」あたりでは思いっきりストリングスから入ってますもんね…それで感動して、B’zの代表曲だと思ってるのにw、スキャには「ええーい、ストリングスはダメだ!」とか言っちゃうのは厳しすぎるってもんですね、ハイ(反省)

とはいえ、やはり「らしさ」を感じられないのはキツイ…というのは、ファンとしては正直な気持ちでもあります。恐らくそれぞれのファンが自分のなかにそれぞれの「スキャらしさ」を描いていると思うんですが…そこに応えながら新たなものにも挑戦していく、というのがチームSCANDALとしては重要なんでしょうね。

その観点でいうと、「ハルカ」はボクのなかでちゃんと満足できるものでした。
そうでなければ、何度もリピートして聴かないですからw