母・・続き

運転手さんに○千円取って下さいって言ったのは、どうも母本人らしい。
義妹は何も言ってないそうで。
一見しっかりしてそうな母だもの、運転手さんはそりゃあ受け取るでしょうね。

そのうち１万円とか出して、おつりはいらないって言いそう。
帰りはどうしようか。


来てからずっと質問の連続。
ここはどこ？
皆はまだ帰らないの？等々と。
私の家だというのが、すぐ分からなくなるらしい。

やっぱり場所が変わるのはかなりの混乱なのね。
で、分からないのがまた不安のようで、元気もなくなる。

広くはないこの家で、トイレへ行ってもすぐ戻って来れないのだから、
夜中に起きたらどんな事になるのやら…。
あちこちに紙をベタベタ貼ったのだけど。

今夜私はちゃんと眠れるかしらね。

母が来ました

午前中、「今着きました」って優しそうな声の電話に、なんだか安心した。
母が乗って来たタクシーの運転手さんは女性。

人見知りの私は、男性だとなおさら。
だから一人でタクシーに乗るのが苦手。
めったに乗らないけど、女性の運転手さんだとすごーく嬉しい。

「料金は○千○百円ですけど、○千円取って下さいと言われたので頂きました。」と、運転手さん。
義妹が母を乗せる時に言ったらしい。
もちろん「はい、いいです～」って私。

その差額、結構あります。
出所は母だからいいけど、
少しでも安く…なんて思う私には絶対無理～（笑）。



ただいま母はお昼寝中。
しっかり布団に入って。

その寝息を聞いていたら、私も眠くなってきた。
だけど、横になったら眠くなくなる残念な私。
気持ち良さそうなお昼寝、してみたい～。

さ、母が寝ている間に、直太朗を聴きながら本でも読もうか。