マルミミゾウと俺たち
今週こそ魚釣りに行きたかったのですが、朝から雨です。
仕方なくというか、雨なら安佐の動物講演「野生のマルミミゾウのいま」を聴きに、安佐動物公園に行くこととします。
・・・と決めたのは、朝の6時30分
そこそこの準備をして、7時には自宅を出発します。
時間が押していることを考慮し、朝食は下松SAで「鶏めし稲荷」です。
これが、美味しいのです。
何となくちんたら走っていたのですが、開園10分前には動物園駐車場に到着です。
雨なので、人少ないだろう・・・と、高をくくっていましたが、なんのなんの、どおやら地区の学校のイベントがあるようで、既に第1駐車場の2/3が埋まっています。
まずは年パスの更新を済ませて入園です。
今日も反時計回り。
マルミミゾウのメイちゃん
シマウマ
アミメキリン
ちなみに一目で他園の職員と分かる方々が、そこらかしこで見受けられますが、概ね無視することとします。
アナグマ、タヌキ、ホンドキツネ、ニホンカモシカ
レッサーパンダ
シフゾウ
ここまでくると既に足が痛いです。
アムールトラ、アムールヒョウ、ライオンを見て、一旦レストハウスで休憩です。
今日の昼食は、決して寒いという訳ではないのですが、気分的にうどんです。
食後はマレーバク前にて、ぼ~~~~っとして過ごします。
時間は12時40分
少し早いですが講演会場に行ってみます。
割と積極的に前の方で受講です。
まず・・・
・マルミミゾウはアフリカにいるゾウで、名前のごとく耳が丸い
・世界に3頭しか飼育されておらず、その内2頭(オス・メス1頭筒ずつ)が安佐にいる
・サバンナゾウと異なり森林の中に住んでいる
そして特筆すべきことは
・象牙の密猟の対象となっているのは、牙の固いマルミミゾウ
・密猟象牙の多くは中国等を通じて日本に流入している
・日本の象牙管理はザルで国は何もしてくれない
・環境保護団体も自己主張しかしないので、象牙利用団体から無視されている
・象牙団体もちゃんとデータを示し話をすれば聞いてくれる。
・つまり自然保護団体がバ○
・・・
象牙のバチや印鑑など、
チタンか超硬セラミックでいいのに
ちなみにずっと気になっていたことを、こっそり質問してみます。
Q:世界にはアジアゾウ、マルミミゾウ、サバンナゾウの3種類のゾウがおります。
アジアゾウとマルミミゾウは爪が前5,後4なのですが、サバンナゾウだけが前4、後3です。
進化の過程で指や蹄の数が減ってゆくのはわかるのですが、増えるのはあまり例がないと思います。
マルミミゾウはサバンナゾウの亜種と言われることがありますが、実は原種はマルミミゾウで亜種がサバンナゾウではないのか?
この疑問をぶつけてみたのですが、「進化の過程で変わったのでしょう」程度にさらっとしたお答えしかいただけませんでした。
講演も終了し、あまり歩き回りたくもなかったのですが、マルミミゾウ、クロサイ、アフリカスイギュウ、坂を登りアムールトラ、アムールヒョウを見て退園します。
そうそう、水牛前で親子連れに「ゴリラのゾウはどこにありますか?」と聞かれ、ライオン舎の奥と教えておきましたが、無事、たどり着けたかどうか・・・
16時前
今日も少し早く退園し、車内で仮眠しておきます。
17時前に退園してきた嫁を回収し、お好み焼きで夕食を済ませ、高速で一気に帰山します。