清地秀美のひとり言

三木市の元気を目指して!

「三木市公立幼稚園・保育所の廃園計画」

2014-12-24 10:52:24 | 議会

  現在、三木市で進められている「三木市幼保一体化計画」、実は幼保一体化計画という名の下での「公立の幼稚園・保育所の廃園計画」であることをどれだけの市民が理解しているでしょうか。

  少子化の進行で就園児童数が減少していることや、定員に対する充足率が低い公立園の財政負担も考えていく必要のあることは誰しも否定はされないと思います。そして、国からも認定子ども園への方向性が示されました。

  しかし、「幼保連携型認定子ども園」や「保育料の無償化」といった言葉を前面に出し、「今までの就学前教育・保育に比べ数段に高いレベルの環境をつくります」と強調し、公立園の廃園が他の自治体に比べても拙速に進められようとしていることには疑問を感じます。

  それに、民間保育園の認定子ども園参画の機運がまだまだ高まっていないなかで、行政主導での公立園の廃園計画が先行していることに、もし移行に失敗したり、混乱を引き起こしたとき誰が責任を取ってくれるのか?

  当面は、公立園の統廃合をしながら、最終的にはその時の状況を見た上で1園区に一つぐらいは公立の子ども園を公の責任で残すべきと考えます。

  今、大阪市をはじめ多くの自治体で公立園の一部を統廃合する計画を発表しても、議会や市民の反対により、想うように進められていないのが現状です。

  この「三木市幼保一体化計画」の議案上程前の三木市議会の意識調査と言ってもいい、今回の二つの請願に対する採決の結果は13対4で廃園計画に賛成多数でした。はたして、これがいまの市民の意志を反映しているのでしょうか。

  これからも、長い歴史の中で小学校に公立幼稚園を併設してきた、素晴らしい三木市の就学前教育環境の存廃を市民に幅広く問いかけ,関心を持っていただく必要があると思います。




 


12月議会が閉会

2014-12-19 17:12:50 | 議会

  12月議会が本日(12月19日)閉会しました。
  この議会の議案としては、各会計の補正予算、条例の改正、訴えの提起、指定管理者の指定といったところでしたが、
とりわけて注目されたのが、次の2つの請願でした。

   1、請願第8号  三木市の子どものための就学前教育・保育の充実をめざした「三木市幼保一体化計画案」の決議と早期実施を求める請願
         趣旨 (1) 三木市幼保一体化計画案のとおり、計画を実施すること
                (2) 就学前教育・保育の拡充のため、市の支援策のさらなる充実を図ること
                (3) 保護者負担の軽減等子育て環境の向上に総合的に取り組むこと

   2、請願第9号  三木市幼保一体化計画(案)についての請願
         趣旨 (1) 公立施設の廃園スケジュールの見直し・公立施設の存続に関する見直し
                (2) 幼保一体化計画案・修正案に関するパブリックコメントの実施

  これら2つの請願は、それぞれ、民間保育所を運営される10の社会福祉法人,1の学校法人三木市の就学前施設の未来を考える連絡会より出されたもので、保育を提供する側と保育を利用する側が対峙するような提出のされようだったと感じています。

  請願第9号を提出された三木市の就学前施設の未来を考える連絡会は、請願提出に先立ち「三木市幼保一体化計画(案)」の見直しを求める署名運動をし13,000筆余もの署名を集められました。

  そして、その多くの市民の意志表示を12月8日市長に届け、13,000筆余の思いに応えるべく今回請願を提出されたものと思います。
  私も、これらの請願提出前にそれぞれの請願者さんから説明をいただき、紹介議員の依頼をされましたが、請願8号については利用者側の市民の意見を無視し対峙するかのような出し方であることを申し上げ、そして素晴らしい計画案と言いつつ、事業者の立場で園児減少の中でとりあえず公立の園児を私立に回してもらえればというように受け止めました。

  この三木市幼保一体化計画案については、リスクをかかえて、幼保一体化の「三木モデル」つくりの過程で子育てに不安を与えるようなことがあっては元も子もないわけで、慎重に経験を重ねながらの移行が求められます。

  たとえば、一つの保育園が幼保連携型認定子ども園に移行する場合、事前に立派な計画を立てたとしてもいきなり理想の子ども園ができるものではなく、何年もかかり検証を積みながら理想に近づいていくものです。

  まして、今回三木市が進めようとしている「三木市幼保一体化計画」は踏むべき段階を大幅に省略して、長い歴史の中で作り上げてきた市内すべての就学前教育・保育の環境を強引とも感じる手続きで、一気に変更してしまおうとしています。

  そのために、監視機関としての議会がおかれていますが、それもなかなか??難しくなってきたのが三木市議会の現状ではと感じます。

  これらの議決結果としては、請願第8号は賛成多数(13)で採択され、請願第9号は賛成少数(4)で不採択となりましたが、多くの市民の皆さんの意見、行動、勇気は何らかの形で結果に大きく反映してくることと思います。

  おわりに、長々した文章になりましたが、これからも議案、請願に対して「しがらみ」や「枝葉の議論」でなく「市民目線」と「本筋論」で頑張っていきたいと考えます。

 


平成26年度12月議会質問通告

2014-12-08 16:17:11 | 議会

12月議会の質問項目を考えていましたので、投稿をしばらく休憩していました。

緑風 清地秀美の質問は12月10日(水)の3人目になりました。
      時間は14時~15時30分あたりと思います。

1 質疑

 

議案番号

大 項 目

小 項 目

答 弁 者

第86号議案

平成26年度三木市一般会計補正予算(第4号)

7款商工費、商工費、商工業振興費、中小企業融資対策事業について

産業環境部長

2、一般質問

質 問 事 項 1

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

公共施設大規模改修計画

1、この計画作成の趣旨について

企画管理部長

 

2、公共施設総合管理計画との整合性について

 

 

3、公共施設総合管理計画は何時作成するのか

 

質 問 事 項 2

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

バス交通政策について

1、法定協議会のメンバーについて

理事兼政策監

 

2、法定協議会の開催状況について

 

 

3、パーソントリップ調査の結果について

 

質 問 事 項 3

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

太陽光発電設置補助金について

1、25年(実績)、26年度(現在)の補助金総額及び補助件数について

産業環境部長

 

2、補助をした後の稼働状況の調査について

 

 

3、把握しているトラブル等について

 

質 問 事 項 4

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

地域包括ケアシステム(細川地区の地域医療)構築について

1、地域ケア会議の実施状況について

健康福祉部長

 

2、三木市の地域包括支援センターの設置状況に

ついて

 

 

3、医療と介護の連携の取り組みについて

 

質 問 事 項 5

質 問 の 要 旨 (詳しく記入)

答 弁 者

グリーンピア三木について

1、次の事業者選考の現状について

理事兼政策監

 

2、三木市として提案競技に応募できなかったのか

 

 

3、三木市の考えは反映されるのかについて