清地秀美のひとり言

三木市の元気を目指して!

「逆手に取られら三木市議会基本条例」

2015-02-23 21:26:17 | 議会

   本日、3月議会に先立ち議員総会が開催されました。

   そこで、提案された議案の概要の説明がされたのですが、幼保一体化の意見交換会での告知のとおり「三木市幼保一体化計画案」が第22号議案「三木市幼保一体化計画の策定について」という議案で提出されてきました。

   その提案説明には、三木市幼保一体化計画を別紙のとおり策定することについて、三木市議会基本条例(平成25年三木市条例第1号) (議決事項の追加)第12条第2項の規定により、議会の議決を求める。とされています。

   行政の監視機関としての責務をはたすために議会が制定した基本条例のはずですが、最初にこの条例を利用したのが行政側であったわけで、皮肉としか言いようがありません。

   三木市幼保一体化計画を議決事項にするのであれば、すべての政策を議決事項にすべきと思うのは私だけでしょうか?


「三木市幼保一体化計画(案)説明会」

2015-02-07 23:42:00 | ブログ

   本日、「三木市幼保一体化計画案」の説明会が午後7時30分より細川公民館でありました。
説明を受ける側のうち一般の方と想われる方は3名程度で、他は私を含め3名ほどでした。
   当局側の席には副市長はじめ公立園の先生含め13名で、ほとんど無意味な説明会で、参加の皆様方にはお疲れ様でしたと言う以外言葉がありません。
   質問もあまり出ないので、私から「行政主導でなく民間主導の幼保一体化計画」と言っている理由について質問しました。
   参与の答弁は質問とはかけ離れた答弁で、これだけ質問とかけ離れた答弁が出来るように成長?されたのだなぁ!と唖然としました。
   また、民間園の関係者の方も運用後について質問をしておられましたが、詳しいことはおわかりでないのでしょうか?
   どうか、関係者でなく政策発案者に出席を戴きたいと思います。

 


「市民力と議員力」

2015-02-03 18:42:56 | ブログ

  4月の統一地方選挙にむけ、世間が急にあわただしくなってきた感がします。

  今日は市民力と議員力について考えてみました。

  ここでいう市民力とは、選挙を通じて市政に参加し少しでも市民の意志が反映するような議会にしようとする意識や努力や関心の度合いではないかと考えます。

  一般に、市民力が低いと議員力が低下し、議員力が低くなると市民の関心も市政から離れていき益々市民力が低下すると言われています。このことは地方選挙の投票率が終戦直後90パーセントほどであったのが、最近では50パーセント前半まで右肩下がりで低下して来ていることからもうかがえます。

  今や、半数の市民が意思表示をしない状況で、市の最高意思決定機関である議会が構成されているのです。また、候補者が定員に満たないため市民の意見を全く反映していない議会も増加してきています。

  このような現状を変えるには、選挙の時に地縁、血縁、友人でなく候補者の政治信条や4年間の議員活動をしっかり判断し、また自分が選んだ議員が4年間議会内でどんな活動をしているか関心を持つことではないかと思います。そして、市政を変えてやろうと考える新人が当選しやすい気風にすることも大事です。

  ここで、三木市で最近関心の高かった議案の採決結果を示したいと思います。

  平成26年3月議会  
                                                                 賛成               反対
     1、平成26年度三木市一般会計予算            13                  4
          (直通バス2.5億円含む)

     2、平成26年度三木市一般会計予算             4                  13
           修正案(直通バス2.5億円除く)
 
 平成26年12月議会
                                                                  賛成               反対
     1、「三木市幼保一体化計画案」の                  13                 4
           決議と早期実施を求める請願

     2、三木市幼保一体化計画(案)についての        4                 13
           請願 (廃園スケジュールの見直し等)

  上記の採決結果を見てどのように感じられますでしょうか?

  私は、とても市民の意見を反映した結果とは思えません。大多数の市民が賛同出来る政策であればこのような結果は自然だと思いますが、多くの市民が「おかしい」とか「わからない」と言っているものであれば、もっと拮抗するか逆の結果が自然だと考えます。

  このことは、議員が市民の皆さんとの関係とは別で、与野党の関係や、特定の団体の意見を重視して行動している結果ではないかと思います。

  おわりに、本会議の質問時ほとんどの議員が、「市民の声を代弁しながら・・・・。」という言葉が空虚に感じるのは私だけでしょうか?