前回の「指定ごみ袋制」導入に関する記事に対するコメント有り難うございます。
記事の中での1.6%についての私の説明が不十分で誤解があるようですので、再度説明します。
下記は広報みき3月号の最終頁に掲載されたものです。
「gannyuritu.pdf」をダウンロード
1.6%については、25年度 分別シールモデル地区の含有率が他地区より1.6%低かった。
4.3%については、市全体の平成25年度の含有率が23年より4.3%減少したということです。
尚、市全体の24年度の含有率は20.9%で23年度と大きな減少はなく、25年度で始めた分別シールの効果が市全体に及んだとの事です(当局の見解)。
以上です。
5月22日の民生環境常任委員会で、三木市が27年1月より家庭ごみ収集に指定袋制の導入を計画している事が説明されました。
三木市で資源ごみの分別意識の向上と、ごみの減量化を図るため、25年1月から26年3月までの間、緑ヶ丘、青山、細川、口吉川地区をモデル地区として「可燃ごみ」と「資源ごみ」の2種類の分別シールによる分別収集を実施しました。
その結果、市全体として23年に比べて25年は可燃ごみへのプラスチック含有率が4.3%減少し、モデル地区はその他地区に比べて1.6%低かったということです。
そこで、モデル地区での効果を全市的に拡大するとともに、分別シールを貼り付ける手間を省くこと等から全市で指定ごみ袋制度を導入するとのことです。
指定ごみ袋は「可燃ごみ用45?」「可燃ごみ用30?」「資源ごみ用45?」の3種類で市がメーカーに製造してもらい市販(市内店舗で販売してもらう)するとの説明でした。
ごみ袋の市販価格は1枚10~13円で、ごみ袋代のみでごみの有料化等の処理料金は含まれないとのことです。
この指定ごみ袋での回収は、可燃ごみと資源ごみのみが対象で、27年1月試行、4月本格運用の予定です。
また4月からは、指定ごみ袋以外で出されたごみは回収しないとの説明もありました。
委員からの意見で、ごみ袋の容量が大きすぎる、不要な袋を再利用していたが新たに購入しないといけない、これ以外の袋は回収しない等問題点の指摘がされました。
( 参考 神戸市の指定ごみ袋 )
この指定ごみ袋制度は神戸市と同様で、袋の価格にごみ処理料金を含まない「単純指定袋制度」で、ごみを出すことのコスト意識が深まるかもしれませんが、これからいろんな議論が出てくると思います。
また、これまでに要望してきた、資源ごみの回収を月2回から週1回に増やすことも計画されているようです。
以上、市民の皆さまからのご意見コメントにアップしてください。