平成28年の松の内も開け、いきなりの寒波襲来ですが皆様如何お過ごしでしょうか。
三木市では昨年11月19日未明の理事兼企画管理部長の飲酒運転での逮捕、そして二次会での建設会社
社長との飲酒判明以来、薮本市政に対する風当たりがにわかに強くなってきました。
そのような中、不祥事発生直後の事前に打ち合わせされた記者会見、12月議会を何とかかわし、1月3日
には広報みき別冊による市民感覚とは大きくかけ離れた言い訳説明、そして第1回職員倫理審査会を前日に記
者発表し1月6日に兵庫県民会館にて抜き打ち開催、そして逮捕された理事兼企画管理部長(人事異動で現在は
理事)の職員賞罰審査委員会の開催について14日に発表してきました。
この間、1月5日に三木市と三木商工会議所主催による新春賀会が開催されたがこの件には一切触れず、一
貫して強気の姿勢で、粛々と事を終わらせようとしているように見えたのは私だけでないと思います。
そして、またもや本日1月20日付の読売新聞が「業者参加メールに記載・三木市飲食問題・市、部長らに
事前送信」と題して新たな事実を報道しました。
以下1月20日付読売新聞より
三木市の部長ら6人が慰労会の二次会で市発注工事の受注業者ら2人と飲食した問題で、市秘書課が事前に部長らに送っ
た案内メールに、参加者として2人の名前が記載されていたことがわかった。市は「2人の出席を知らなかった」として
おり、調査のため設置された「倫理審査会」(委員長=清水美知子・関西国際大教授)は説明に矛盾があるとして、経緯を調
べている。
市関係者によると、メールは昨年11月11日、薮本吉秀市長が7日後に主催する二次会への出欠を確認するため、秘書課
が部長ら6人を含む幹部に送信した。開催日時と場所のほか、「参加予定者」として、市発注の解体工事などを受注する
市内の建設会社社長ら2人の名字が記載されていた。
二次会には、薮本市長と北井信一郎副市長、教育長、部長級6人、社長ら2人の計11人が参加した。部長ら6人(市長、
副市長、教育長をのぞく)と利害関係者の飲食を禁じた市職員倫理条例に触れる可能性があるが、藪本市長は「社長らの
出席は伝えていない」として、条例違反にあたらないとしていた。2人は北井副市長が誘い、薮本市長が参加を了承した
といい、「禁じられているのを把握していなかった」とも述べた。
二次会に参加した複数の幹部は、読売新聞の取材に対し、「メールに気づかなかった」などと語った。市側は「事実を
確認中だが、倫理審査会の審議に関わることでコメントできない」としている。(望月弘行)
以上転載おわり
以上が新しく出てきた情報ですが
これまで、12月議会答弁、12月8日の記者会見、1月3日広報みき別冊と称するチラシ「市民の皆様へ」
で議会や市民に答弁、説明してきた内容が虚偽である可能性が濃厚となってきました。
その1点目は
「部長が利害関係者との飲食を禁じた三木市職員倫理条例に抵触するのではないか」という事に対して、
「三木市倫理条例・施行規則において、職員が利害関係者と共に飲食することを禁止されています。しか
しながら、二次会に参加した部長等は民間の方が参加することを知らされておらず、法的には条例や規則
を適用する以前のものであることから規則に抵触するものではありません。」と答弁、説明してきました。
その2点目は
「民間の方2人へは11月10日に副市長が勧誘し、11月11日に企画管理部長からメンバーに対して
二次会の案内をした」としていた事に対して、
「11月11日、薮本市長が7日後に主催する二次会への出欠を確認するため、秘書課が部長ら6人を
含む幹部みメールを送信した。開催日時、場所のほか、「参加予定者」として市発注の解体工事などを
受注する建設会社社長ら2人の名字が記載されていた。」
以上2点について明らかに議会や市民に嘘の答弁や説明してきた事が判明し、これらの事案に関するメディア
や世論による検証が待たれます。また、市の職員は市長の部下であるとともに、地方公務員という公僕として
の責任があるということも今1度考え直してほしいものです。
天網恢恢疎にして漏らさず!