ブログ見聞録○休憩室

焦るな、急ぐな、怠けるな。

祇園精舎 - 上原まり & 須田誠舟

2015年06月19日 | Weblog





2015年6月27日(土)RK津講演会のお知らせ

http://richardkoshimizu.at.webry.info/201506/article_11.html

同時生中継
USTREAM 独立党TV【ネット中継環境に無い時はご容赦のほど】 
http://www.ustream.tv/channel/dokuritsutou


祇園精舎 - 上原まり & 須田誠舟
https://youtu.be/D3DLeK3snk4

社会福祉原論(4-4ルイ十六世やマリー・アントワネットの処刑)
https://youtu.be/EG3Z48Em2qo


【Hatsune Miku】 美しき五月のパリ. Le joli mois de Mai-68 �・ Paris. (Japanese) 【vocaloid 2】;初音ミクhttps://youtu.be/C9_iKky3z1w


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【●】 「日本会議の人脈はやりたい放題。平家を思い出す
:山崎 雅弘氏」 晴耕雨読2015/6/19 憲法・軍備・安全保障
http://sun.ap.teacup.com/souun/17648.html#readmore

https://twitter.com/mas__yamazaki

現職の国会議員が、ツイッターをこういう「生々しい目的に使う」というのが驚き。

よほど余裕がなく、なりふり構わぬ宣伝が必要なのかもしれないが、与党議員がこんな「党の公認獲得に必死の状況」で、重大な安保法制の強行採決がなされようとしている。

普久原均・琉球新報論説副委員長兼特任編集委員「イタリアでは『シエスタ(昼寝)の時間にはオスプレイが飛べない』という規制があります。

同国内の米軍基地はイタリア軍司令官の管轄下にあり、昼寝時の飛行禁止が盛り込まれたのです」(日刊ゲンダイ)http://bit.ly/1JUpWV5

「日本での規制強化の障害になっているのが、敗戦後に締結された不平等な『日米地位協定』です。その第3条の『排他的管理権』は、アメリカ軍が他を寄せ付けない形で基地を管理する権限を認めている。日本の外務省は『どの国でも同じ』と説明していますが、自国の基地をアメリカ軍が『万能の神』のように運用できるのは日本だけです」

「イタリアなどの他国と違うのは、日本政府がこういう状態を黙認していることです。安倍首相が『戦後レジームからの脱却』を言うのなら、占領下時代の遺物のような日米地位協定の改定をすべきです」

日本の自称愛国者は、本物の屈辱を屈辱と認めない。

>国旗掲揚や国歌斉唱は国民の最低限のたしなみだ。そんな穏やかで健全なナショナリズムを否定するような人間は国民として未熟といわざるを得ない。

こうした一見すると「穏やかで健全」で市民的感覚では反対しづらい道徳的規範や善行の推奨を「批判を封じる盾」として前面に打ち立て、立憲主義を無視した権力行使を正当化する手法についての話をしています。

国旗国歌の是非ではなく「それがどう利用されているか」の問題です。

明治23年に発布された「教育勅語」も、内容的にはいたって「穏やかで健全」で、明治大正期には特に問題とはならなかったが、昭和初期に「國體明徴運動」の一環として政治目的に利用され始めたことで、国家への絶対的服従と自己犠牲を国民に強いる「聖典」となり、人命軽視の権力行使が正当化された。

国旗や国歌も「教育勅語」も、それ自体の「無害性」や「穏やかで健全」な側面だけをことさら喧伝する言説は、背景にある「下心」を隠している。

「教育勅語には善いことしか書いていない」「反対する方がおかしい」と、道具本体の表面だけに光を当て、その道具をどう使うつもりなのかには全く触れない。

正午のNHKニュースは今日もひどかった。

見出しは「従来解釈への固執は政治家の責任放棄」。

もう論理では憲法学者の九割以上による「違憲」指摘を覆せないと判断したのか、政治家の責任という情緒的な一般論に逃げ込み、NHKもそれを援護している。


「憲法に合致した法律を作ることも政治家の責任ではないか」との質問に、首相はひたすら話をはぐらかして論点をすり替え、全然関係のない観点の話だけ喋り続けた。

実質的に「違憲だとしても別に構わないではないか」と居直り、開き直っている。

韓国KBSで社長辞任求めるスト「報道現場に圧力」(日経、2014年5月20日)http://s.nikkei.com/1HW0M8u  韓国の公共放送KBSの職員は、報道で政府を批判しないよう圧力をかけた社長に従わず、逆に社長の辞任を要求するストを行い辞任させた。

NHKとの違いはどうだろう。

>日本会議広島 http://t.co/v4lSWySPvA の、8月6日広島平和ミーティング「反核平和70年の失敗」@リーガロイヤルホテル広島。 よくこんなタイトルで、広島で、この日に講演しようと思えるよな。さすがカルト集団。


ポスターをよく見ると、同じイベントで百地章氏(最近よく名前を聞く)による「世界情勢は変わった、憲法9条が平和を脅かす」という講演も行われるらしい。

インターネットでも生中継されるらしい。

日本会議の人脈はやりたい放題。

平家を思い出す。

日本会議の政治理念や、その配下の政治家による政治手法を見ると、持続可能性(サスティナビリティ)に大きな欠陥があり、到底長続きするようには思えない。

面子と威信への固執が強すぎ、路線変更を行う柔軟性がない。

前回、同じ政治理念と手法を実践してわずか10数年で滅びた歴史から学んでいない。

日本会議が先の戦争で唯一、学んだことがあるとしたら「前回はアメリカを敵に回したから滅びた。だが今回はアメリカを全面的に味方につけているから大丈夫」ということかもしれない。

だが、戦前の先輩が、アメリカとの戦争を避けるために日独伊三国同盟でナチスと同盟した結果どうなったかは考えない。

★詳細はURLをクリックして下さい

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【●】 [ムネオの日記|新党大地] 2015年6月19日(金)
http://www.daichi.gr.jp/diary/diary_top.html

 「憲法学者人選『ミス』参考人質疑で自民・船田氏」という囲み記事がある。正確を期すために全文読者の皆さんに紹介したい。
 衆院憲法審査会の船田元・与党筆頭幹事(自民党)は18日夜のBS日テレ番組で、4日の参考人質疑で自民党が推薦した長谷部恭男早稲田大教授が安全保障関連法案を「違憲」と指摘したことに関し「(人選)ミスだった」と釈明した。
 同時に、安保法案に対する長谷部氏のスタンスについて「(事前に)あまり調べていなかった」と説明。「特定秘密保護法には非常に理解ある発言をしていたので、安心して選んでしまった」と語った。(東京新聞6面)
 お願いしておきながら「人選ミス」「あまり調べていなかった」というのは長谷部泰男早稲田教授に対し失礼ではないか。
 「こうしたことを言うところに政治家の前に人間としてどうでしょうか」と言った声が寄せられた。
 なるほどと思いながら、やはり言葉は気を付けた方が良いと自分自身にも言い聞かせるものである。
 金曜日の東京新聞27面こちら特報部「本音のコラム」は佐藤優さんである。いつもの佐藤流で判りやすい胸にストンと入る内容だ。これも読者の皆さんに全文紹介したい。
 8日夜、ニッポン放送の生番組で公明党の山口那津男代表と約50分、対談した。軽減税率をめぐってこんなやりとりがあった。
 佐藤 新聞の軽減税率適用についてはどうお考えでしょうか。
 山口 ヨーロッパでは新聞や書籍への軽減税率適用が定着しています。多くの人々が必要とする知識や情報には、大きな課税をしないというルールが定着しているのです。新聞や書籍は民主主義のインフラだと私は考えています。
 佐藤 賛成です。新聞や雑誌にも軽減税率が適用されていく可能性はあると考えていいでしょうか。
 山口 ええ。先ずは食料品や生活必需品など、骨格となるルールを作った上で、新聞や出版物への軽減税率を進めたいと思います。
 新聞、雑誌、書籍などへの軽減税率の適用については、国民の知る権利を実質的に保障するという観点から、与野党あげてもっと真剣に取り組むべきだと思う。
 また、安全保障政策についても「国際社会が集団安全保障を行使するときに、日本国憲法に合う部分があれば共に行動してもよい。ただし憲法を逸脱してまで、日本が国際的流れに追随してはならない」と山口氏は明言した。安保法制をめぐる外務官僚の小細工を公明党の力で吹き飛ばしてほしい。(東京新聞27面)
 公明党が外務官僚をどのように懐柔していくのか、指導していくのか期待して見守りたい。


鈴木宗男


★詳細はURLをクリックして下さい。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【●】藤原直哉のインターネット放送局

藤原直哉の「日本と世界にひとこと」 2015年6月17日 明確になってきた日本国民の意志 http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2015/06/201517-1ddc.html


藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2015年6月17日 若者に選挙権が拡大 http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2015/06/201517-4852.html

認定NPO日本再生プログラム
推進フォーラム勉強会 「日本外交の現状と未来」 衆議院議員 山口壯さん 2015年6月18日 http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2015/06/2015618-f7cb.html


認定NPO日本再生プログラム推進フォーラム勉強会 「日本外交の現状と未来 - 対談」 衆議院議員 山口壯さん ・ 認定NPO日本再生プログラム推進フォーラム理事長 藤原直哉 2015年6月18日
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/2015/06/2015618-772a.html

★詳細はURLをクリックして下さい。 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【●】「小田実と〈市民的介入〉
:子安宣邦氏」 晴耕雨読 2015/6/19 その他
http://sun.ap.teacup.com/souun/17646.html#readmore

https://twitter.com/Nobukuni_Koyasu

子安宣邦のブログ -思想史の仕事場からのメッセージ- : 小田実と〈市民的介入〉 http://t.co/byXVIUguVs
ーーーーーーーーーーーー
http://t.co/byXVIUguVs
2015年06月15日

小田実と〈市民的介入〉                子安宣邦


[これは小田実没後5年記念シンポでした私の報告である。そのシンポは2012年7月14日に開催された。私は小田の「小さき人間の位置から」の言葉を多く引きながら報告をした。それらの言葉は3年後の今日、一層の重さを加えている。この報告が近刊の「小田実ブックレット」に再録される機会に、ブログ上にも載せることにした。]



1.「小さな人間の位置から」

「小さな人間の位置から」は小田実がわれわれに遺していった大事な文章です。そこから幾つかの文章をまず引きます。国会周辺で人びとが容易に政治の中心に届かない「原発再稼働反対」の声を、だが執拗に、声をいよいよ多くして叫び続けている今日、この小田の言葉を読み直すことはわれわれにとってもっとも必要なことだと考えます。小田の没後5年の記念集会で話すことを求められた私は、小田がわれわれに残していったこの大事な言葉を伝えることこそが自分に課せられた責務だと考えました。「小さな人間の位置から」は小田の生前最後の講演(2007年2月22日)の記録です。没後に刊行された鶴見俊輔・小田実『オリジンから考える』(岩波書店、2011年11月)に収録されています。小田の言葉をあげ、それに私のコメントを少し付け加えます。

小田;「デモクラシー(democracy)という言葉は本来ギリシア語です。デモス(demos)とクラトス(kratos)という言葉で、デモスは民衆、人々、いわば小さな人間です。それからクラトスは力です。「民衆の力」というのがデモクラシーなのです。・・・アメリカではよく「ピープルズ・パワー(people's power)」といいましたが、まさに正訳です。人民の力というのが、いちばんふさわしい訳です。」

子安:民主主義とは民衆あるいは小さな人間たちが力を発揮することだということをよくよく覚えておきたい。デモクラシーとは小田にしたがえば「人民の力」ということです。

小田:「民主主義というのは、しゃべることによって成立する。言っておくけど、これはローマにはありません。ローマとギリシアを混同しないでください。ローマには民主主義はありませんからね。ただ選挙をしていただけ。日本と同じです。」

子安:われわれは選挙を民主主義だと思っているけど、それは民衆がわいわいがやがやとしゃべることからなる民主主義を失ったローマと同じだと小田はいうのです。われわれは選挙権だけを与えられて、わいわいがやがやと国政にものをいう権利を失っていることに気付いていないのです。

小田:「日本は天皇制近代国家であって、民主国家じゃなかった。特異な国なんですよ。普通、近代国家には民主主義がついてるのだけれど、これを省いて天皇制近代国家をつくった。これを忘れてはいけないです。だからローマが好きなんだよ。いまだに大好きじゃない。」

子安:近代天皇制国家の理念的な枠組みは漢学者が作ったものです。元号も詔勅も古代中国の『書経』的世界に由来します。小田流にいえば、「日本人は古代中国が好きなんだよ。」

小田:「われわれはすぐ、国家、国家と優先するけれども、市民を殺す国家なんて捨てていい、向こうへ寝返ってかまわへんとアルキビアデスはいうわけです。私はそうやって国家と市民は平等だと思って生きているけど、皆さんも、そうやって生きてくださいよ。」

子安:孔子も「道行われず、桴(いかだ)に乗りて海に浮かばん」(『論語』)といっています。「悪政の邦に仕えることは君子ではない。海に浮かんで東方の邦にでも行こうよ」といっているのです。孔子は自らが君子であることを国に仕えることの上位に置いているのです。これは日本の『論語』の読み手が読もうとしないことです。小田は国家と市民とは平等だというのです。「私は国家と市民は平等だと思って生きている」という言葉は、市民主義者小田にしてはじめていえたすごい言葉です。

小田:「ベ平連の運動は虫瞰図の運動だ。・・・虫は、はじめから地を這ってる。地を這いながら、われわれは否応なしに現実にいるわけ。同時に、目は上を見ている。目は無限の自由じゃないですか。はるかに自由な運動です。虫の視点でジーッと見る。認識というものが、非常に冷然と現実を見極める。これは非常に大事なのです。」

子安:これは小田以外のだれにもいえない言葉です。小田がいう通り、「これは非常に大事なのです。」地を這う虫の視線をもってジーっと非常に冷然と現実を見極めること、これが大事なのです。



2.戦争の終え方、終わらせ方

 小田実がわれわれの民主主義について痛烈な批判的、反省的言葉をのべたのは2007年の2月のことです。小田はその年の7月に亡くなりました。それゆえこれらの言葉は小田がわれわれにいい残した最後の言葉です。それから5年、われわれの国における民主主義は一層ひどい状態に立ちいたっています。この数ヵ月来、私は1945年8月15日の戦争の終え方を頻りに考えるようになりました。それはわれわれにとっての急務であり、責務でもある〈原発〉の終え方を考えるからです。

 歴史的事件の終わり方、終え方、あるいは終わらせ方が大事な問題であるのです。日本にとっては1945年8月15日の〈終戦〉という戦争の終え方が、あるいは終わらせ方が戦後67年の現在(2012年)にいたるまで尾を引くような問題をもたらしているといえるのではないでしょうか。その問題のうちでもっとも大きなものは、日本は太平洋戦争を終えたのであって、アジア・太平洋戦争を終えたのではないとしていることです。日本はもっぱらアメリカとの関係だけで戦争を終えたとしています。戦争と終戦をもっぱらアメリカとの関係だけで考えることは、日本の終戦とは中国との長い戦争の終結でもあることの認識を弱めることになります。このことは昭和日本の戦争とは何よりも中国大陸における戦争であったという歴史認識を失わせることになります。日本人の歴史認識として問われねばならない一番大事なことは、このことです。

 戦争の終え方をめぐるもう一つの問題は、その終わらせ方の問題です。はたしてわれわれが戦争を終わらせたかという問題です。敗戦として終わった戦争を本当に終わらせるには、戦争の体制的な責任がわれわれ自身によって追及される必要があったはずです。だが日本の戦争を国家体制的に終わらせる過程にわれわれ市民が介入することはできませんでした。もちろん占領軍はこの終わらせる過程に市民が介入することを望むことはなかったし、世界の冷戦構造の急速な進展は、日本の体制的転換を不完全なものにしていきました。日本の戦争のこの終わらせ方は、すなわちその過程にわれわれが介入していないということは、戦後体制としての民主主義に〈与えられた民主主義〉という刻印をおすことになりました。

 〈与えられた民主主義〉を享受しているだけでは、小田がいうように「選挙だけの民主主義」になってしまいます。いや小田がいうのはそうではない。彼がいうのは「選挙だけの民主主義」とはそもそも「民主主義ではない」ということです。「本来の民主主義」とはわいわいがやがやいう民衆の力が政治を決定する最も大きな力になることだと小田はいっているのです。国民生活にかかわる重大な政治的意志、方向の決定過程に市民的に介入する権利をわれわれがもつこと、それが本来の民主主義であるし、〈与えられた民主主義〉を〈われわれ自身の民主主義〉にする道です。われわれが介入しなければならない事態はまさしく眼前にあるのではないでしょうか。

 やがてくる8月15日を3月11日に重ねる事の重要性は、あの戦争体制の終り方、終われせ方を繰り返してはらないためです。〈福島原発問題〉の責任の追求過程に市民が介入しないかぎり、だれに、どこに責任があるかは終に明らかにされることはないでしょう。責任が明らかにされないままに、あいまいに事態は元のあり方を復活させることになるでしょう。市民が介入しないかぎり、責任は明らかにされず、事態は本当に終わらないでしょう。



3.〈政官財学報〉体制と〈民〉

 私は6月22日に首相官邸前で開かれた〈原発再稼働〉反対の市民デモ・集会に参加しました。4万5千人の市民が集まったこの〈原発再稼働〉反対・市民デモは重要なことを教えています。われわれには首相官邸なり国会議事堂前で集会を開き、デモをしたりする自由はないことです。われわれは官邸や議事堂前の道路の向こう側の歩道に通行の邪魔にならないように並んで声をあげることだけが許されているのです。だが集まった4万余の人数、その人の量が自ずから歩道を溢れ出していきました。

 この集会にはまったく〈政・官・財・学・報〉がいないということです。〈政・官・財〉がいないのは当然ですが、〈学・報〉もいないのです。日本の反原発集会やデモを外国メディアは報じても、日本メディアは基本的に報じようとしません。〈原発〉が日本の体制的な問題だというとき、その体制とは〈政・官・財・学・報〉というメディアをも含む体制を意味することを、反原発デモについての無報道ぶりがよく示しています。

 6月22日の〈原発再稼働〉反対・市民デモは、市民が市民の情報手段であるツイッターなどによって、ノーベル賞作家や音楽家などの呼びかけによらずに集まった集会です。組織によって集まったのではない。個人や家族やグループが首相官邸前で「原発再稼働反対」をいいたくて集まったのです。

 その市民が4万をこえて集まったことはすごいことです。それは10万になるでしょう。10万になれば、それが100万になるのは近いことです。〈小さな人間〉とは〈量〉です。だがその〈量〉は〈量〉であることの力を見せつけることができるのです。デモクラシーとは〈民衆の力〉であるのです。小田がこの〈量〉についていう言葉を引いておきましょう。彼は「ベ平連の量から質への転換はいかにして可能か」という問いに答えてこういっています。

「私には疑問があった。それは、なぜ、量は必ず質に転換されなければならないのか、という恐らく根本的な疑問だった。私の答は、この疑問の出し方ですでに察知されているように「否」であり、量は量のまま残っていいだった。いや、残っているべきだ、残っているからこそ量は、「市民」でありつづけるのだ。」(『オリジンから考える』)



 阪神大震災が〈政・官・財・学〉という体制がもたらした人災であり、その災害からの市民的生活の復興を妨げているのが、やはり同じ〈政・官・財・学〉体制であることをいったのは小田です(『被災の思想・難死の思想』)。そして被災者を〈棄民〉にするこの体制を変えるためには、市民が救済・復興をめぐる政治的過程に介入していくことが必要なことを説き、それを実行していったのも小田です。

 原発的体制は市民的介入なしには終わらせることはできません。ではどのようにわれわれは介入したらよいのか。「民主主義」とは〈民衆の力デモクラシー〉であることを説きつづけてきた小田の言葉は、われわれのこの切実な問いへの答えであるでしょう。              (2012年7月14日)

★詳細はURLをクリックして下さい


********************************************************
★独立党 阪大荒田名誉教授の「固体核融合」実用化を支援しよう!★
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/aratasensei.html


□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
【●】みんなでいっしょに考えよう!TPP 全編
http://youtu.be/IrVpfMixi6s

□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□
【●】アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容1
http://youtu.be/nwKP2Yug9D8

アメリカ市民団体がTPPについて報道した驚異の内容2
http://youtu.be/d5xso5pWW9s


#TPP とは? 1%の企業による支配の道具 ♪♪ #特許 #著作権 #acta #OpJapan
http://youtu.be/ZRHF04xEogA


【アメリカ傀儡政権】 CMトレモロスの裏側 【TPP強行の訳は?】
http://youtu.be/txi91ec4q8E



『郵貯かんぽのカネが狙われてるのに何ねぼけたこと言ってんですか
http://www.youtube.com/watch?v=2VkpBPgBTvw&feature=player_embedded
TPPで日本は郵貯・簡保の資産を無差別開放させられる
http://www.youtube.com/watch?v=G_mRJcdJpRg&feature=related

降って沸いた「TPP」の謎?! 10/11/06
http://www.youtube.com/watch?v=JvBhl7rt4rU&feature=related

TPPアメリカの真の狙いは!? 10/11/13
http://www.youtube.com/watch?v=aV4fmGVP3kw&feature=channel
TPPのひみつ
http://www.youtube.com/watch?v=GqqUieLxtBY

**********************************************************
【●】richardkoshimizu's blog
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
******************************************************************
【●】リチャード・コシミズ 独立党動画ギャラリー
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion2/video.html

*********************************
最近のRK講演動画集です。 richardkoshimizu's blog/ウェブリブログ http://richardkoshimizu.at.webry.info/201405/article_91.html


*********************************************************
■リチャード・コシミズの小説ではない小説 日本の魔界 [単行本]
http://amzn.to/1gtC9SJ


□リチャード・コシミズの未来の歴史教科書 [単行本]
http://amzn.to/1eUna34

□RK第10作「12・16不正選挙」の販売を開始します。
http://amzn.to/1dQoUH2

■世界の闇を語る父と子の会話集 特別編 日本独立宣言
http://amzn.to/QjlMi4

******************************************************************


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする