ブログ見聞録○休憩室

焦るな、急ぐな、怠けるな。

2010民主党党大会 鈴木宗男議員「検察の暴走はいけない」

2010年11月02日 | Weblog
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【●】2010年11月20日(土):京都講演会のご案内
リチャード・コシミズ京都講演会を開催いたします。
http://rickoshi001.blog.ocn.ne.jp/blog/2010/09/20101120_b056.html2010民主党党大会 鈴木宗男議員「検察の暴走はいけない」
http://www.youtube.com/watch?v=0suKc0jRBzs
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【●】『特集鈴木宗男 権力との闘い!ムネオの主張』発刊
植草一秀の『知られざる真実』2010年11月 2日 (火)
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-ef28.html


9月24日に開かれたアジア記者クラブ主催のシンポジウム
『誰が検察の暴走を止めるのか
 「権力」の操り人形か闇権力か』
の映像を岩上安身氏が公開くださっている。
 
 日本の警察、検察、裁判所制度の前近代性を是正することは、日本が近代国家になるために不可欠の要素である。政権交代に託された課題はいくつもあるが、警察、検察、裁判所制度の近代化はその重要課題のひとつである。
 
 大阪地検特捜部の証拠改ざん、隠蔽が表面化し、前特捜部長、特捜副部長、主任検事が逮捕、起訴された。しかし、今回表面化した事案は氷山の一角であり、氷山そのものは果てしなく大きい。
 
 足利事件で冤罪により有罪判決を受けて18年間もの長い間、勾留、服役を強制された菅家利和氏に対して取り調べを行った検察官は、いまなお正式に謝罪していない。菅家氏に対する補償もまだ実行されていない。
 
 鈴木宗男氏は新たに食道がんが発見され、10月26日に手術が行われた。幸い術後の経過は良好とのことであるが、収監されれば大きな負担を受ける。
 
 このたび、
『権力との闘い! ムネオの主張』
が緊急出版された。


財界さっぽろの2010年12月号増刊として出版された。

 このなかに、弁護士の弘中惇一郎氏も、
「1審からしっかり弁護していれば無罪だった」
とのタイトルで寄稿されている。
 
 弘中氏は、
「刑事訴訟裁判は、1審の証拠調べがすべてであって、控訴審は事後的に主張の範囲内でのみ見直す。最高裁は基本的に事実認定をしないことになっています。しかし、それは国民が期待している3審構造と違うのではないでしょうか。」
と指摘する。
 
 まさにその通りである。通常の市民は刑事訴訟手続きに疎いから、事件に巻き込まれても、右も左も分からぬうちに1審での審理が進んでしまう。ある程度の知識を得て、本格的に対応する体制を整えても、すでに時遅しということが多いと思われる。
 
 弘中氏は鈴木宗男氏の事件について、
「昔と比べれば動いた金額が2ケタも違うわけです。しかも、お祝い金としてのし袋でもっていったものを、わいろだとして逮捕した。」
「当時の新聞や雑誌を読むと、鈴木さんの疑惑が数十件も浮上していましたが、立件されたのは1つもありません。何もないから数年前にさかのぼって、事件化したわけです。」と指摘する。


私は、
「鈴木宗男氏上告棄却の背後にある日本の前近代性」
と題する小論を寄稿した。
 
 本ブログでも繰り返し指摘しているが、
①Due Process of Lawの欠如
②法の下の平等の欠如
③罪刑法定主義の欠如
④基本的人権擁護の欠如
⑤裁判所の独立性の欠如
⑥国家公務員の守秘義務の欠如
⑦警察・検察への法外な裁量権付与
などの問題が、手つかずのまま放置されている。
 
 適正な法の運用を確保するために、何よりも重要で、直ちに実行されるべき課題が「取り調べ過程の完全な全面可視化」である。
 
 警察・検察は犯罪を人為的に作り出すために、被害者、目撃者、その他の関係者の口裏合わせを行い、脅迫、強要によって虚偽の証言を引き出して調書を作成し、これを証拠として裁判に提出する。
 
 関係者がこうした脅迫や強要によって虚偽の証言を行うと、これが有力な証拠として採用されてしまう。
 
 また、被害者は犯人を摘発したいとの希望から、詳細が不明でも警察や検察の誘導に従って、虚偽の口裏合わせに協力してしまうことも多い。
 
 こうした「密室の操作」によって数多くの冤罪が作り出されてきたのだと確信する。私が巻き込まれた冤罪事件では、こうした形での犯罪創出が行われる一方、私の無実を確実に証明する防犯カメラ映像は証拠として提出もされなかった。
 
 私が犯人であるなら、防犯カメラ映像に動かぬ証拠が残っているはずである。それを犯人とされている私が一貫して公開を求める一方、警察が防犯カメラ映像を隠蔽して廃棄してしまったのである。
 
 こうした不正によって、無実の市民が犯罪者に仕立て上げられることを阻止しなければならない。そのためには、被疑者だけでなく関係者全員の「完全な」全面可視化が不可欠なのである。
 
 近年における最大の問題は、こうした違法捜査、不正な冤罪創出が政治目的で実行されていることである。警察、検察、裁判所権力が政治目的で不正に利用されることを私は「国策捜査」、「国策裁判」と呼んでいるが、こうした「国策捜査」、「国策裁判」が横行している。
 
 2009年3月3日に不当な大久保隆規氏逮捕が実行されていなければ、小沢一郎氏が昨年9月以来、内閣総理大臣の地位にあったはずである。不正で不当な国策捜査は日本の命運を歪めていることを認識しなければならない。
 
『権力との闘い!ムネオの主張』をぜひ、じっくりとご高読賜りたい。

★詳細はURLをクリックして下さい。

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【●】ムネオ日記<<2010年11月1日(月) 鈴 木 宗 男
  http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html  

 ロシアのメドベージェフ大統領が、今朝の9時17分(現地時間10時17分)、国後島を訪問した。ソ連時代を通じて、ロシアの最高指導者が訪問したのは初めてだ。昨夕、私のところには、明日の日本時間10時(現地時間11時)に国後島を訪問すると港湾庁関係者からの情報として既に入っていた。
 メドベージェフ大統領が北方四島を訪問するという話は以前から出ていたものである。
 この間、モスクワの日本大使館、外務省はどんな情報を得て、また、政府はロシアに対してどういう動きをしていたのか。全く見えてこない。
 午前の予算委員会でも、菅総理は「北方領土は我が国の固有の領土であるという立場を一貫して取っているので、その地域に大統領が来たというのは大変遺憾なことだ」と述べている。前原外相は「事実確認はまだしていない。日本の原則的立場と全く相容れず、我が国国民の感情を傷つけるものだ」と言っている。まるで他人事(ひとごと)みたいな話だ。
 10月26日付のロシアの国営ラジオ「ロシアの声」(旧モスクワ放送)の日本語放送は、既にロシア政府としてのシグナルを日本政府に向けて発信している。こうした情報を、外務省はどう受け止めていたのか。
 ここで大事なことは、ロシアに厳重抗議をするとか、あるいは日本のモスクワ大使の召還だとか、強硬な姿勢を取らないことである。
 日ロ両国の最高首脳は、「北方四島は日ロの係争地域であり、未解決の地域である」と認めているのだ。過去の全ての約束、条約、宣言、声明等に基づいて、話し合いで解決することになっている。ここは大人の対応をすることだ。
 こういう事態になると、よく居丈高に強硬論を言う人がいるが、それは逆に国益を損なう話である。
 今も私のところには、古釜布のロシア正教前で、メドベージェフ大統領の隣にホロシャビン・サハリン州知事がいて、現地のテレビ局のインタビューに答えているという情報も入っている。
 とにかくここは腹を据えて、新たな戦略・戦術を考えるしかない。

 15時のNHKニュースは先ほど私がムネオ日記(13:00更新)で触れた、ロシア正教前でのインタビューの映像が出ていた。
 正しい情報だったわけだが、日本外務省・ユジノサハリンスク総領事館はどんな仕事をしていたのか。前原外相はベールイロシア大使に抗議するよりも外務省欧州局長に対してどんな情報を収集し、いかなる仕事をしていたか検証すべきである。
 メドベージェフ大統領の国後島訪問を機に、日本としては領土問題解決に向けて横浜APECで十分時間をとって、平和条約交渉の話し合いをしましょうと、前向きのメッセージを今日中に出すべきである。
 今、北方四島は残念ながらロシアに実効支配されている。
 その島に「行くな、やめろ」と言っても日本の権限はおよばない。領土・国境制定・国家主権に関して解決できるのは日ロ両国の最高首脳の決断しかない。
 冷静に先を読んで大人のゲームをしていく事をおすすめしたい。

 メドベージェフ大統領の国後島訪問でテレビ・新聞の取材が多数きたがムネオ日記に出ている事を話させていただいた。
 昨夕、退院する。今後の予定は11月10日に切除後の病理組織の結果説明を受ける。わかりやすく言うと食道がんの転移の可能性があるかないかである。
 その結果によって次の対応を考える事にする。
 ここはお医者さんに任せるしかない。

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【●】「「新しい戦前」の現実化が始まっている:岩上安身氏」  憲法・軍備・安全保障
晴耕雨読2010/11/1
http://sun.ap.teacup.com/souun/3572.html
岩上安身氏のツイートより。

10月も終わり。

この一カ月を振り返ってみると、僕にとっては最高検に通い詰めた一カ月だったと言える。

残念なのは、動画で伊藤次長検事と、池上刑事部長の会見をお見せできないこと。

ツィッターでは報告してはいたが、不十分だったかもしれない。

検察官が証拠を改竄するという、前代未聞の不祥事を受けて、次長検事と刑事部長が毎日、日替わりで会見を行うというのも、そうそうあることではない。

しかも今までは、記者クラブの記者のみ。

クラブ外の記者が入れるのは、今までになかったことだ。

この機会を逃す手はない。

そう思って日参した。

なかなかまとまった時間がなくて、会見記録を詳細に起こしてアップする作業は進まなかったが、折を見ては、下手な字で書いた取材ノートからこつこつ「復元」する作業は続けてきた。

これからまとめてウェブサイトにアップしていこうと思う。

明日には第一弾を出せるので、こうご期待。

他方、9月に起きた尖閣での中国漁船問題以来、安全保障問題もきな臭さを増す一方。

たとえば、今日も、こんなニュースが→ 自民、徴兵制検討を示唆 5月めど、改憲案修正へ - 47NEWS(よんななニュース) http://goo.gl/oRnM 続き。

検察や検察審査会の問題と、安全保障問題は、実のところ、別個の問題ではない。

私は何度か、今の時代は「新しい戦前」なのだ、と警鐘を鳴らしてきたが、その現実化が始まっている。

戦争の遂行には治安権力の強化が伴うのは常であり、後者が目的で、前者はその方便という場合すらありうる。

言うまでもなく、菅政権の、「09年マニフェスト総裏返し」とも言うべき、数々の恥知らずな転びっぷりも、同じ文脈で起きていることだ。

政党政治への信頼や期待をつぶすこと。

あるいは、存在しても気の抜けた風船のように、軽く、弱々しく、頼りないものにしてしまうこと。

民選政府が、国民に軽侮され、あげく国民自ら、政党政治に愛想を尽かしてしまうように仕向け、その結果として、「国民主権」がどこか遠くに置き忘れられてしまうように、謀ること。

中国との緊張も、検察の問題も、TPPの問題にも、根本的には「国民主権」の軽視という問題が根底にある。

★詳細はURLをクリックして下さい。

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★独立党 阪大荒田名誉教授の「固体核融合」実用化を支援しよう!★
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion/aratasensei.html
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フジTV サキヨミLIVE「アメリカからの指令書!?年次改革要望書とは…」

http://www.youtube.com/watch?v=AoIqkOAGN0w

http://www.youtube.com/watch?v=IsPTYPdkuXs&feature=related
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日本病 石井紘基衆議院議員 1/5
http://www.youtube.com/watch?v=EhGE_ZIadEg&feature=related;

日本病 石井紘基衆議院議員 2/5
http://www.youtube.com/watch?v=wVT3jkx8p98&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 3/5
http://www.youtube.com/watch?v=jonZYLtzRts&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 4/5
http://www.youtube.com/watch?v=ZvvF7-faq4c&feature=related

日本病 石井紘基衆議院議員 5/5
http://www.youtube.com/watch?v=SN8cpirvuOE&feature=related

石井紘基議員刺殺の真相 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=XZvKh4J9vig
石井紘基議員刺殺の真相 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=Dz5FIXVXRvk&feature=related
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【●】richardkoshimizu's blog
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
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【●】リチャード・コシミズ 独立党動画ギャラリー
http://dokuritsutou.heteml.jp/newversion2/video.html
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2 コメント

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裏ではみんな繋がってる! (RCC)
2010-11-03 06:32:40
怖い事ですが、これが現実ですね。

石井紘基議員 暗殺の謎

http://www.youtube.com/watch?v=-tn1Oq7jA-A
http://www.youtube.com/watch?v=KsB4QE49r9Q
http://www.youtube.com/watch?v=X34iRa7oXFM
返信する
お知らせに感謝 (管理人)
2010-11-03 09:50:50
お知らせに感謝します。
返信する

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