LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

プリンス・スカイライン1900デラックス(TLV)

2008年04月04日 10時59分26秒 | ミニチュアカー入手
トミカ・リミテッド・ヴィンテージの新製品です。

と言っても、以前「日活名画座」で「東京の暴れん棒」劇中車仕様で出ていた物の色替えですね。
初代スカイラインは前期型(ALSID-1)の青/白2トーンを買っているので、後期型(BLSID-3)は「日活」仕様はパスして、色違いが出るのを待っていました。
最近はだんだんパターンが読めてきて、慌てて買わずに後から出るであろうバリエーションを待てるようになってきました。

今回はこの黒と消防赤パトの2カラーでしたが、迷うこと無く黒をチョイス。このデザインには公用車っぽい黒はすごく似合いますね。待っていたのは正解でした。

それにしても前期と後期、パッと見は同じに見えるんですが、ディティールは全然違っています。
同一のシリーズで前期後期をこれほどきちんと作り分けるブランドってのは、他に類を見ないって気がしますね。エライぞTLV。
見比べるとヒジョーに面白いです。

前期と後期何が違うかというと、1959年に小型車枠がエンジンが1500以下から2000以下に拡大されたのを期に、スカイラインも61年に1900に拡大された訳ですが、ミニカー的にはヘッドライトが2灯から4灯になったのが最大の変更点。
もっともこれは、1900が出た時の変更じゃなくて、59年のマイチェンで一足先に4灯化されていたんですがね。
そもそもスカイラインのデザインのネタ元であるところのフォードが、1958年に4灯になったことから、その「子供達」も50年代末に一斉に4つ目になった訳ですな。

あと、グリルやテール周り、ホイールも違っていて、実にこまめに作りわけられています。
こうなると、同時期のグロリアも欲しいですねえ。事実上の兄弟車ですから。




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2 コメント

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Unknown (ミニカー不定期便?)
2008-04-04 21:57:30
このサイズのモデル化は意外と早くリリースされ、うらやましく思います。バリエーションも多いし・・・
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1/43ミニカー (kitazawa)
2008-04-05 00:35:03
キットがメインの私から見れば、ミニカー・コレクターの方はみんな、充分以上にうらやましいですよ。
プラモデルと比べると、43ダイキャストはリリースされる種類が桁外れに多いですから。
最近はレジンやメタルのキットも一時ほどの勢いは無いですし。
まあ、ダイキャストの完成品がこれだけ出来が良いと、仕方ないのかも知れないなぁ…

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