LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

メルセデス・ベンツ190E by CURSOR

2008年07月03日 00時28分12秒 | ミニチュアカー入手
次のキットの製作の前に、最近入手したミニチュアカーの話をば。
CURSOR MODELSの190E前期型です。スケールは明記されていませんが、おそらく1/35程度。
ヤフー・オークションで落札したんですが、オマケも付いて500円!という破格の安さ。なんか申し訳ないほどお得な買い物でした。

CURSORの190Eは以前に黒いのを手に入れていますが、あれは後期型「サッコ付き」で、こちらはサッコ無しのいわゆる「細モール」。
どうやらこっちがオリジナルで、後期型はこれの改修版ということらしいです。前後バンパーはシャシー側についていますが、後期型にはあったフロント・エアダムリップがこちらには無く、改修された時に外観ディティールがキッチリ変更された事が判ります。

後期型の時にも書きましたが、これは普通のミニカーではなく、元々はメルセデス・ディーラーのノベルティ用に作られた、いわゆる「プロモーショナル・モデル」。実車現役当時の製品ですから、25年以上前の物という事になりますな。

出来そのものは、80年代のミニカーらしいザックリしたもんですが、プロポーションの良さはさすが。前後フードと前ドアが開閉しますが、フロントフードは後端がガラスにぶつかってしまってロクに開きません。
昨今の精密なミニカーとは比較にならない素朴さが、かえって愛おしい。ボディもシャシーも金属なので、ズッシリと重量があります。

コンディションはきわめて良いです。黒の後期型はホコリとカビだらけで、購入後ただちに総バラシして徹底的に洗って磨きましたが、今回のはインテリアのホコリをエアブラシでから吹きして軽く払っただけでオーケーでした。キズもほとんど無く、新品同様。

しかも嬉しいことに紙箱付き!
この縦縞のパッケージは、当時のメルセデスの純正部品と同じデザインで、ディーラー販売のアクセサリーだった事の証しです。もっとも、このままの体裁でミニカー・ショップにも幾らか流れたらしく、日本でも専門店で売られていた様ですがね。

このサイズのディーラー・モデルには、NZG製の2.3-16もあるので、次のターゲットはそれかな。あと、どうやらこれと同じタイプでホイールがメッキされている個体もある模様。190E蒐集もふた桁に突入しましたが、まだまだこれから。
こういうものって増えれば増えるほど、物欲昂進するんですよね。


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