LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シェルビーGT350R(19)

2009年03月30日 10時07分27秒 | モデルカー製作記
昨日のF1開幕戦、面白かったですねえ。まさかブラウンGPが1ー2フィニッシュとは。今頃ホンダは「しまったー」と思ってるかも。バトンはあんまり好きじゃないんですが、まあ今回は素直に祝福しときましょうか。
しかし今年のマシンはカッコ悪いですねえ。チリトリが走ってるみたい。世界お掃除大会。って路面は汚れちゃうけどね。まあ去年までの手羽先の串焼きみたいなのよりは多少マシか。
フロントウィングがでかくなってドラッグの影響を受けにくくなったことと、どこのクルマも開発途上って感じで実力差があまりないのか、接近戦が多かったですね。で、フロントウィングを踏んづけられる接触が多発。見ていて飽きないレースでした。
あのウィング、オーバーテイク時の安定性向上が目的なのか、それとも接触の多発による順位の変動が目的なのか。両方だったりして(笑)。

そのレースを見ながら、手はしっかり動いていたわけです。ボディの下地研ぎをやりました。サフをたっぷり目に吹いたボディを、800番のペーパーでシコシコ研ぐと、あっという間に全体がまだら模様に。
金型はお疲れ気味だし、プラは柔らかいしで、表面はけっこう波打ったりヒケたりしてます。国産の新金型キットだと、この工程はサボっちゃう事もありますが、アメプラの場合は絶対やった方がイイ。仕上がりが格段に違いますから。
ペーパーかけていくとどんどん表面がまだらになりますが、白い地が出た所はは出っ張っているわけです。
よく「どんな当て木を使いますか?」とか聞かれるんですが、私は当て木の類いは一切使いません。指先の感覚が一番アテになると思うから。

フロントフードには、ちょこっと加工を入れました。パワーバルジの先端がエアスクープになってるんですが、その開口部が金型の抜きの関係で、上から見るとスリット状に抜けちゃってるんですね。実物は少し奥まで平らな面が続いています。裏から小さく切ったプラ板を当ててやりました。開口部のフチも、薄く見えるようにデザインナイフで穴を広げてあります。
ワイヤロック式のキャッチピンがモールドされているんですが、エッチングに交換するために削り落としました。

スジ彫りにはもう一度BMCタガネで彫りを入れました。サフでどうしても埋まってきますからね。






最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全体像が! (こぶら酒)
2009-03-31 20:05:17
ボディーの作業がこの段階になると、
カーモデルとしての全体像が見え出してきて、
拝見していてもワクワク度が増してきます。

BMCタガネは具合が良いみたいですね!
実は私も購入を考え始めてはいます。
0.2位のモノが汎用性が高いですか?

ただ、購入にあたり考え込んでいるのが、
直線でないRのきつい部分の作業性です。
例えば、アイアンバンパーのコルベットの
ヘッドライトのリトラの部分のコーナーです。
従来の様に、「焦らず力を入れず回数で稼げば
良いのかなぁ」とも考えています。

これからの塗装の経過も楽しみです。
ワクワクしますよねー (kitazawa)
2009-03-31 20:26:14
ボディの工作も楽しいですが、やはりカーモデル作りの一番の醍醐味は塗装だと私は思います。もうじきキレイな色がつく、と思うと、地味な下地研ぎの作業も全然苦になりません。

BMCタガネは、コーナリング性能もかなり高いですよ。ペンで線を引くように、きついカーブになっているスジでも彫っていけますから、大丈夫です。

私は、0.2mmを1/24に、0.15mmを1/43に使っていますが、1/43でもスジ彫りが太いものには0.2mmを使ったり、1/24でもスジ彫りが繊細な所には0.15を使ったりと、まあ臨機応変にやってます。
両方持ってると何かと都合が良いですが、1本で済ませるなら0.2mmでしょうね。

コメントを投稿