LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

ポルシェ911スピードスター(12)

2015年07月01日 10時46分19秒 | モデルカー製作記
さあ、いよいよ最終段階。外装の細かい部品を取り付けて、一気に完成まで持っていきますよ。

↑ヘッドライトはリフレクターの凹みの真ん中に電球を取付けました。ウェーブのHアイズミニの丸レンズです。これが有ると無いとでは、目の表情がずいぶん変わってくるものです。911はおメメぱっちりがチャームポイントですからね。
バンパーマーカーは表からクリアオレンジ、裏からスターブライトシルバーを吹いて、塗料を溶かさないエポキシボンドで取付けています。フォグランプも同様に、裏側にシルバーを吹いています。



↑リアコンビも表側にクリアーカラー、裏にシルバー。ロゴデカールは表から貼ってクリアーコートしています。



↑ヘッドライトの前のバンパー上にあるウォッシャーノズル。年式によって、首を持ち上げたイモムシみたいな形のと丸いボタンみたいなのとがありますが、スピードスターはボタン型の方です。これはキットでは省略されているので、ウェーブのRリベットを黒く塗ったものを取付けました。



↑ワイパーはキットのプラ部品ですが、細く見えるようにちょっと手を加えてあります。ウォッシャーノズルはアドラーズネストのリベットヘッドLを黒く塗ったもの。



↑ルームミラーは接着面積が非常に小さくて不安定だし、強度も出にくいので、足先にプラバンを接着して少しでも安定するように工夫しましたが、完成後は出来るだけ触りたくないですね。鏡面は洋白の帯金を切って磨いたものです。



↑ドアミラーにも洋白板から切り出して磨いた鏡面を入れました。サイドマーカーやドアハンドルがちゃんと別部品になっているのは、エンスージャストモデル由来の美点ですね。



↑スミ入れは例によってタミヤエナメル、フラットベースを加えたスモークを流しています。

…ということで、外装部品も全て付いて、スピードスター完成です。以下、完成画像!













6月初めに作り始めたので、ちょうど1ヶ月で完成したことになります。エンジン無しのプロポーションモデルと言っても、このペースは私としてはかなり速いですよ。
静岡ホビーショー直後でモチベーションが最大に上がっているところで作り始めたのがこのスピードを呼んだかな。

久しぶりに作ったフジミの911ですが、気楽に作れてとても楽しかったですね。
それなりに手を入れて自分なりのオリジナリティも盛り込めたし、なにより昔からの懸案だったターボルックのスピードスターを作れて、大いに満足であります。
塗った直後は地味すぎたかなーと感じたインテリアも、ボディと合わせるとなかなかマッチング良好で、正しい選択だったように思えてきました。

タミヤのターボが出てからは、あちらが決定版ということで、タミヤベースでスピードスターを作っている人は結構いるみたいですが、フジミもまだまだ捨てたもんじゃない、という気がしました。今年はホビーフォーラムまでにあと1台はポルシェを作る予定です。





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