LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

タミヤのセリカGT4

2006年04月19日 10時36分01秒 | キット入手
お買い物報告。中古品店で発見しました。

昨日、自動車関係のニュースサイトを見ていたら、「セリカ生産終了」と出ていました。すでに対米輸出も止めて、国内向けのみに細々と作られていたのが、ついにリストラされたんですね。伝統ある車名がまた1つ消えて、寂しい限りです。

トヨタは北米で展開している「サイオン」ブランドに新しいスポーツクーペを投入する様だし、レクサスでもISベースのクーペを出すらしいという噂ですが、もうセリカの名前は使わないのでしょうねえ。

そんなことを頭の隅に置いて、夕方の散歩の途中、ハードオフに立ち寄ってみました。するとセリカがあるじゃありませんか。それも前からちょっと欲しかった「虫セリカ」のGT4。ここは箱をテープで閉じられているので中身が見えず、けっこうバクチなんですが、定価の半額だし、箱はあんまりヤレてないし、まあ大丈夫だろうと。

かえって早速中身を改めてみると、あららボディが…ちょっと歪んでるぞ。
箱の中で押されて、ルーフの左側が低くなっています。当然、左のAピラーも少し曲っていて、ルーフ全体が左に寄った状態です。参ったなー。

でも大丈夫。こういう時は必殺の修正法があるのです。
ボディにクリアーパーツを入れて、浮いた部分を太いマスキングテープでガッチリと合わせ、インテリアとインパネ、シャシーをハメた状態で、テープでぐるぐる巻にします。
そのまま乾燥機に入れて5~6時間加熱しちゃうのです。

夕方から温めて、夜11時頃に乾燥機から出して解いてみると、ボディの歪みはほぼ完全に取れていました。修正成功です!

このやり方は、ボディとクリアーパーツとインテリアとシャシーの合わせがタイト、プラが硬めのタミヤのキットには特に有効です。
他のメーカーのキットの場合は、ボディの肉が薄かったり、プラが熱に弱かったりするので、やり過ぎると収拾が付かないくらい反ってしまうから要注意。
また、過熱板に近い下の段に入れると、ボディは修正出来てもシャシーが反っちゃう事もあるので、まん中より上の段に入れましょう。

ボディがうまく直ったので、ノーズとエンジンフードを仮組して記念撮影しました。今年中にはこれも作りたいな。


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