LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

シェルビーGT350R(6)

2009年03月02日 13時57分03秒 | モデルカー製作記
抜けたーっっ!
って何が? 車軸? エアブラシのホース? シフトレバー?
違う違う。〆切を抜けたのです。ああ疲れた。2月は短いので大嫌いだ私は。

つーことでシェルビー再開です。シャコタン工作、やってみました。
このキット、そのまま組んでもそれほど車高が高い感じはありません。ストック状態だと、タイヤとホイールアーチの間は2ミリ強あいてて、トレッドはタイヤのツラがフェンダーから2ミリ弱くらい引っ込んでます。まあロードカーならこんな感じでしょ、というちょうど良い所。
足回りの構造は単純なので、シャシーが歪んでさえいなければ、4点接地も全く問題なし。モノ様、その辺は抜かりありません。
ボディ/バスタブ/シャシーの合わせをシッカリやっておいたのが、ここで効くワケですよ。えっへん。

でも、今回作るのはレーシング仕様ですから、ちょっと落としてちょっと広げた方が、らしいですわね。
当時のSCCAの写真を見ると、実物はそれほどシャコタンじゃありません。ヨーロッパのツーリングカーレースだとベタベタに落としてますが、アメリカではレーサー=車高を落とす、という感覚はまだこの時代には無かったみたい。
タイヤはノーマルよりも太くて外径もデカいのを履いてるようで、ホイールアーチに対しては結構パツンパツンな感じです。厳密にやるなら、キットのタイヤではダメで、もっとハイトがあるクロスプライのレーシングタイヤじゃないと。それにリアの方が大きいんですよね。でも、そんな絶妙な形状とサイズのタイヤ、1/24では多分存在しない。

トレッドパターンのあるタイヤを自作するのは、まあ不可能じゃないけど、チョー大変なので、今回はキットのタイヤをそのまま使います。アメプラのビニールのタイヤ、実は結構好きなんですよ。
つーことで、パツンパツンな感じを表現するには、やはりちょっと車高を落とさないとダメなんですね。

写真はサスペンションを改造して車高を落とした状態。前後とも約2ミリのローダウン、トレッドもフェンダーに対してギリギリになるように広げてあります。
タイヤの取り付けに対してボディの幅が4カ所ともバラバラ(笑)なので、ホイールの軸穴ボスの長さを1カ所ずつ微妙に調整して、4輪の収まりっぷりが揃うようにしました。
加工前と比べると、メチャメチャカッチョ良くなってます。

次の記事ではサスペンションのパーツをご覧に入れますね。プラモ的にはかなり反則と言うか、庭に穴掘ってゴミ捨てるのにパワーショベル使うみたいな事をやってます。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした! (松田 乱暴丑)
2009-03-02 22:19:49
こんばんは、松田 乱暴丑です。

〆切地獄からの脱出、お疲れ様です。
Kitazawaさんが毎月しんどい思いで頑張ってるのを拝見してると、立ち読みじゃなくてちゃんと買わないとなぁ(!?)と思います。って冗談です、ちゃんと購入してますよ(笑)

足回りのセッティングが決まってますね~。アオシマのキットが大好物な自分はホイールが凸凹色々なんでボスをよく作ります。
いかんせん手でシコシコやるんで精度がイマイチ出ないんですけどね(笑)やっぱ旋盤が欲しいですねぇ…
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載ったぁ~!! (こぶら酒)
2009-03-02 23:01:12
お邪魔します。

ボディーが載りましたね!
スパルタン極まりないシェルビーワールドの
イメージが一気に沸々とわいて参りました。
私もチョビチョビと弄くっておりますが、
まだまだ、仮組みの段取りにも至っていません。
まあ、ローマも一日では成らなかった訳ですし、
千里の道も一歩からとも…(タイソウな)

今日、仕事先の近くにある模型屋さんで、
クレオスのメッキシルバーを見つけました。
案外、ネット等より町の普通のお店に
普通に残っているのかも知れませんね。
何やら舶来品でアルクラッドではない塗料で、
従来のメッキ調より更に光沢感が感じられる
塗料があるらしいです。高価みたいです…

アメ車、それも旧いのになるとメッキの再現は
欠かせませんし困ったモンです、私(笑

次回の更新も楽しみにしています。

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おかげさまで載りました (kitazawa)
2009-03-03 10:14:04
ホントはもう1つ原稿書きが残ってるんですが、そっちは今週いっぱいくらいで大丈夫なので、とりあえず抜けたぞ、と。

>松田乱暴丑さん
購読していただいて、ありがとうございます。
丸いモノを作るにはやっぱ旋盤、楽なんですよ。慣れると一瞬ですから。1個だけ作るならリュータでも何とかなる場合が多いですけど、全く同じものを4個とか、ほぼ同じで微妙に寸法を調整したのを4個、なんていう場合は、手づくりじゃ辛いものがありますからね。
今年は、もうちょっと旋盤が生きるカタチでのモノ作りなんかも考えてます。

>こぶら酒さん
なんかメッキシルバーはヤフオクとかではプレミアがついて大変な事になっているようですね。
舶来でアルクラッドじゃない奴というのは、スパッツスティックスの事ですね。ここにあります↓

http://www.spazstix.jp/index.php?main_page=index&cPath=12_20

昨年、私の友人が使いましたが、結構吹き方にコツがいるみたいですね。
メッキシルバー、なんとか再生産してほしいもんです。



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