LITTLEWHEEL Modeler's Diary

モデルフィニッシャー北澤志朗が、カーモデル作りに明け暮れる日々の暮らしを赤裸々に綴ります。

フェアレディZ・エアロカスタム(3)

2015年07月17日 10時10分53秒 | モデルカー製作記
ボディ塗装に取りかかりました。

スジ彫りを0.2㎜のBMCタガネで軽く彫り込み、表面にくまなく1300番のマイスターシートをかけてアシ付けをしてから、サーフェイサーを吹きました。例によってMr.サーフェイサー1200です。

↑金型が新しいので、ボディ表面にモールドの荒れはほとんど見られません。ヒケもほぼ皆無。きれいなものです。サーフェイサーを1回吹いて、全体を1300番のシートで軽く研ぎ、もう一度サーフェイサーを吹いてグレーのムラを無くします。さらにシャビ目に溶いたサーフェイサーをもう1度吹くと、平滑な下地の出来上がり。



↑ボディに手を加えた部分は、痕跡が残らないように丁寧に下地を整えます。改造工作をする場合、完成後に改造したところがあからさまに判るようではダメだと私は考えています。キットをよく知らない人が、もともとそういうモールドだったのだろうとスルーしちゃうくらいがちょうど良いのです。
塗装前に接着したリアスポイラーは、合わせ目にちょっとパテをさして隙間が残らないように整えました。こういう細かいところが完成後の見栄えを大きく左右します。





↑ボディカラーも純正にはこだわらず、今っぽい色味を追求してみました。粒子の光輝感が強く、ちょっと青みのあるガンメタです。アメリカのカスタマイズドZで、こんな感じの個体を見つけたのでいただいちゃいました。Mr.メタリックカラーGXのアイスシルバーにガイアカラーのピュアブラックを加えて調色した色です。黒を混ぜたことで隠蔽力がましているようなので、今回は黒サーフェイサーは吹きませんでした。

一度軽くクリアーを吹いてから、エンブレム類のデカールを貼りました。デカールはすべてキット付属のものをそのまま使っています。ノーズ上面とリアクォーターの丸いバッジは、モールドが無いので今ひとつリアリティに欠けますが、表面に凹凸の少ないモダンな感じにしたくて、あえてそのまま貼りました。実車で言うなら、バッジかと思ったらグラフィックに置き換えられてる、みたいな感じですね。





↑クリアーコート4回目を吹き終わったところ。写真だと粒子の光輝感が表に出ちゃって、クリアー表面の状態が見えにくいですが、かなり滑らかになっています。
ノーマルのZGだと、バンパーと顎下、オーバーフェンダー、それにリアスポイラーは半ツヤの黒ですが、これはそもそもZGではなく、あくまで後期型ZLベースのZGもどきという設定なので、バンパー以外はすべてボディと同色にします。

次回は中研ぎ&オーバーコートにいきますよ。





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