キタジマ式酵素健康法

食べ物だけで如何にして生涯を健康で生きていくかを検証する。

動脈硬化の若年化

2013年12月22日 00時08分15秒 | 食事療法
動脈硬化の若年化で心筋梗塞の若年発症が増えている


 心筋梗塞というと50歳以上の中高年の病気というイメージが強いかもしれませんが、最近は30~40歳代で心筋梗塞を発症する人も珍しくありません。2011年にはサッカー元日本代表の30代の男性が心筋梗塞で急死し、今年5月には40代の女優が心筋梗塞で入院したことは記憶に新しいでしょう。

 心臓は心筋と呼ばれる筋肉からできていて、収縮と拡張をくり返して全身の細胞に血液を送り、酸素や栄養を供給しています。その心臓が働くために必要とする酸素や栄養を送り込んでいるのは、心筋の表面を冠(かんむり)のように取り巻く冠動脈(かんどうみゃく)です。
 冠動脈が動脈硬化や血管のけいれんなどで狭くなって一時的に血流が悪くなり、心筋に血液が十分に供給されなくなった状態を「狭心症」といいます。さらに、冠動脈が何らかの原因で詰まってその先への血流が途絶え、血液が届かなくなった部分の心筋が壊死(えし)する(細胞が死んでしまう)のが「心筋梗塞」です。壊死した部分が大きければ、心臓が収縮できなくなるなどの機能低下が起こり、命の危険があります。

 心筋梗塞や狭心症のように、冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで心臓を動かす血液が不足する病気を、虚血性心疾患と呼んでいます。日本では心臓病で亡くなる人はがんに次いで2番目に多く、なかでも多いのが虚血性心疾患です。
 虚血性心疾患の最大の原因である動脈硬化は加齢とともに進むため、虚血性心疾患は中高年に多く見られます。しかし最近では、若くても動脈硬化を起こしている人が増えており、そのため若い人にも心筋梗塞などの虚血性心疾患が増えているのです。

「断食を知らずにして尊い命を落とす人が如何に多いか」30年近く断食道場を経営してきた人間として残念でなりません。定期的検診や人間ドックよりも1ヶ月休養しての断食は生活習慣病の予防に最も効果のある健康管理です。安心して21日の断食ができる道場は、はぎのさと だけです。断食の効果を知ればやらずには居られません。

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