キタジマ式酵素健康法

食べ物だけで如何にして生涯を健康で生きていくかを検証する。

コレステロールは高い方が良い・あなたは信じますか?

2016年04月29日 22時39分39秒 | 健康管理
●コレステロールは高いほうが死ににくい


 コレステロールの誤解はこれだけではありません。3月20日、興味深い研究が発表されました。「コレステロール医療の大転換」と題した日本脂質栄養学会主催のシンポジウムです。があなたは信じますか?

どんな研究をしようともそれは自由であり発表も自由です。それを判断するのも自由ですがその結果は自分に降りかかります。
慎重な判断を!反植物性の方の研究のようです。

 
「コレステロールは動脈硬化の原因になるとして、基準値を超えると投薬などで低下が図られますが、
実はそうした治療には意味がなく、そもそもコレステロールは高いほうが長寿命であることが真実だと証明し、
広めるために開かれました。

3名の専門家による講演のタイトルに、このシンポジウムの趣旨が表れています。
© Business Journal 提供
・「コレステロールは高い方が死ににくい」 浜崎智仁(富山大学名誉教授)
・「コレステロールが高い人低い人、どこが違うのか」 板倉弘重(茨木キリスト教大学名誉教授)
・「コレステロール低下剤と植物油が心疾患や糖尿病を発症させる機構」 奥山治美(名古屋市立大学名誉教授)
 
どの講演も数々の研究と大規模調査の解析を基に発表されており、
これまでのコレステロール認識を覆す大変興味深い内容でした。

 なかでも「このシンポジウムのねらい」として、スタチンなどのコレステロール低下薬でコレステロールを低下させると、
かえって心疾患や糖尿病の原因となり危険であることを広めたいと訴えています。

 こうした情報は、まさに「テレビでは公表されない重要な情報」で、知らなければ寿命を左右するだけでなく、
国民医療費の無駄遣いにも関わってきますので、適切で早急な対策が必要です。
国内市場が2700億円といわれる製薬会社の利益より、国民の健康を優先するべきです。
 
また、奥山治美氏の講演で植物油の害の指摘もありました。
間違ったコレステロール対策として動物性の油よりサラダ油やキャノーラ油など植物油の使用が、
スタチンの副作用と同じように動脈硬化、糖尿病、内分泌かく乱、腎障害などを発症させているのです。

 したがって、コレステロールを気にして卵を避ける必要はありませんが、
マヨネーズは卵が原料とはいえ植物性油が70%を占めますので、動脈硬化予防のためにも控えるべきです。
 
本連載では、これまでトランス脂肪酸やリノール酸の過剰摂取、
熱したリノール酸が発生する神経毒ヒドロキシノネナールなどを問題として
植物油の害を訴えてきました。

それでも、コレステロール対策としてサラダ油やマーガリンなど植物性の油を使っている人がいると思いますが、
やはり植物油はとても危険なのです。」