『にっぽん縦断 こころ旅』はNHK BSプレミアムの番組です。
火野正平さんたちが、視聴者から寄せられた手紙に書かれた「こころの風景」を訪ねながら日本各地を紀行していきます。
火野正平さん、今年春の旅（新潟）で70歳の誕生日を迎えられました。
その時のコメントがなかなか良かったです。
「古希を迎えました。NHKはこんな私をまだ“こき使う”んです」
ウクレレスターズ【音楽の旅】は、その『にっぽん縦断 こころ旅』をヒントに構成してみました。
コミカフェ事務局に身近な方がいらしたので、曲のリクエストとそれを選んだエピソードを寄せていただけるようお願いしておきました。
「参加型の演奏会」は、自分が好きな曲を選ぶという要素が、満足への第一歩。
曲は万人向きのキーにして、歌い上げる要素も大切。
これは福祉施設に勤務されている方から教えていただいた事です。
♪「星影のワルツ」リクエスト
情景が浮かぶようなエピソードを寄せてくださった方がいました。
「20代の頃、お付き合いしていた彼と結婚できるものと思っていました。でも国籍が違うため両親には反対されていました。オリンピックが開催され、彼の家でテレビをみた事がありました。私は日本を一生懸命応援していると、彼は韓国を。そのとき国の違いを感じて結婚をあきらめる決意をしました。当時「星影のワルツ」が流行っていて彼がこの曲をよく歌ってくれました。彼はとても歌が上手でした。青春時代の思い出です。
「星影のワルツ」の歌詞をじっくりと読みます。
まだ売れなかった時代の千昌夫さんは、池袋のバーで金稼ぎをしてその日暮らしをしていたそうです。
そんな毎日が続き、歌手として成功する夢を諦めかけていたころでした。
店にいた一人のホステスさんが「いい曲ね、ずっと歌い続けてね」とポツリ。
そして彼女はほろっと涙を流したそうです。
千昌夫さんは心を込めて歌いなおし、「星影のワルツ」はついに大ヒットとなったというエピソードがあります。
池袋のホステスさんも、コミカフェの方のような過去をお持ちだったんでしょうね。
♪「こころたび」
ＮＨＫ番組のテーマソングのひとつ、池田綾子さんが歌う「こころたび」も演奏しました。
番組でお手紙を読むシーンがありますが、ウクレレスターズのＳさん、リクエスト曲とそのエピソードを見事な演出で読みあげてくださいました。
お姉さん、会場を回ってマイクで歌声拾いをやってくださいました。
こころが豊かになりました。
今後の練習予定（時間は14：00～17：00）
★10/16飯田市松尾公民館第1会議室、10/23飯田市上郷公民館/206号室、10/30は練習お休み
音楽好きの方お待ちしています。お気軽にお越しください。