銀の匙かげん

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アフターウェディング     マッツ・ミケルセン

2009-10-10 | 映画
「「アフターウェディング」

監督:スサンネ・ビア
脚本:アナス・トーマス・イェンセン
音楽 ヨハン・セーデルクヴィスト

マッツ・ミケルセン
ロルフ・ラッセゴー ド
シセ・バベッド・クヌッセン
スティーネ・フィッシャー・クリステンセン

インドで孤児たちの援助活動をするヤコブ(マッツ・ミケルセン)。デンマークの実業家からの寄付金を受け取るため帰国する。が、実業家の娘の結婚式での元恋人との再会。彼女の家族と彼との関係、実業家の秘密,隠された計画。家族の愛を考えるドラマでした。
志はあるけど財力がない、財力と力はあるが先がない。出来すぎの都合の良いお話?思い通りに人生を終わらせようとするお金持ちのエゴ?とも思わなくもないが、実の子を可愛がる姿や、娘を温かく抱きしめる様子、実業家役のロルフ・ラッセゴー ドの演技力と風貌に助けられる。
悪人は出てこない、登場人物は善人ばかりの夢物語のようなストーリー。安心して浸れます。

「アフター・ウェディング」予告編



しあわせの孤独」で初めて知った、マッツ・ミケルセン。
無機的な冷たさと静かな温かさ、優しくもハガネのような力強さ、どこか東洋的な匂いもする。一度見ると記憶に残る、雰囲気のある俳優だ。
顔の部分的な大写しや花などのフラッシュ、映像が印象的なスサンネ・ビアの作品では、あの動きの少ない表情に、砂時計の砂のごとく吸い込まれていく。

「しあわせの孤独」 「ある愛の風景」 「アフター・ウェディング」 「悲しみが乾くまで」 時系列で観ている、スサンネ・ビア。極端?と思いながらも最後まで見入ってしまう内容の映画ばかり。

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