銀の匙かげん

後味よい 究極ハッピーエンドをめざす
これまで観た好みの映画のことなど 
ぼちぼちと 備忘メモとして

て のもの   復活!! 耳あて帽子  

2009-12-30 | て のもの
 あまりの寒さ
発見!!! 
おばあちゃん作の 耳あてのついた帽子、
もう大活躍しそう!!!



可愛いすぎるかな? 



さすが、昔からの馴染みの模様 
         誰にでも?似合いますよ

  



娘が初めて作ったパッチワークの小物
色合いが綺麗で、なかなかの完成度 



優しい気持ちは、長ーく伝わってくれているようです。 


カンバセーションズ

2009-12-21 | 映画

2005年
監督: ハンス・カノーザ
脚本: ガブリエル・ゼヴィン

ヘレナ・ボナム=カーター
アーロン・エッカート

冒頭の、何かありそうな予感がする・カーラ・ブルーニの歌。この雰囲気肌にあうなあ・・・
で、完成前のクシャおばさんみたいで苦手だった、ヘレナ・ボナム=カーターもOK。ゲテ物でない役での彼女、嫌じゃないかも? 勿論アーロン・エッカート 目当てですが、終始、彼女に押されっぱなし。そういえばこの二人、役名ってあったかな?

「男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト」
気持を残して別れた二人、男の妹の結婚式での再会。お互い夫とガールフレンドがいるが・・・
パーティが終わり、ホテルの女の部屋で朝まで一緒に過ごす二人。はたして覆水盆に返るか?

Conversations With Other Women trailer


舞台劇のような会話での謎解き。この手の物、大好きです。
画面を左右に二等分し、異なった映像を映し出す「デュアル・フレーム」とかいう手法での映画。最初は戸惑ったが、頭をフル回転させて鑑賞。慣れるとこれが面白く感じてくる。
説明するような過去の画面、深層心理を見せるかのような時間をずらしてのシーン、スリリングな探り合うようなひねった会話、深読み・先読み・裏読み。大写しで観れるアーロンの野生ちっくな顔。美形の若物アーロン。(9年ぶりの再会の設定、どうみても20代前半にしか見えない若者二人。まっいいか?)

落ち着いて、またもう一度観たい、楽しみのある映画です。

柚子だのみ

2009-12-19 | 日記
「お風呂にどうぞ」と袋いっぱいの柚子をいただいた。


夜がいちばん長~い冬至 かあ



冬至と湯治?

乾きがちな生活に潤い・・・折々に気付かせてくれる有難い隣人
後引く親切  あたたまります。
 

姫路城 と 神戸ルミナリエ  今宵二人はシンデレラ

2009-12-12 | 旅行
10代は分厚い時刻表を持っての自由な旅。早読みと、使ううちに馴染んでいくボロボロの時刻表に、愛着を感じたりもした。今ではつながって見える数字に閉口、ながめたくもないが・・・
年をとると何かと心の足かせがあり、出かけるには強く押し出してくれる きっかけと体力が必要だ。14日までの神戸ルミナリエと改修前の姫路城。ちょうど気になっていたので、この際とばかりボンド氏誘ってみた。 もう一つ飴が必要・・・? 
  

「青春18切符でどう?」 「何なんだ」 と理解していないが、・・・青春と18の響きに反応してきた。体力の衰え、連れてってと言えないプライド。 まだ見栄張る気力があるらしい?? のってきた!!
地球より我が家の温暖化。   
25%カットのイライラと辛抱我慢の熟年○○ 未来への希望があればこそ???

特別快速と快速を利用して いざ姫路へ 

 

駅からまっすぐ、銀杏のシャワーを浴びながら、国道2号線を渡りお城へ

お腹の温暖化も・・・     イーグレにて、城を眺めながら昼食
 

名物穴子釜めしと鯛にゅう麺 
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姫路城
 

戦争や自然災害など長い歴史の中、奇跡的に生き残っている幸運な城 あやかりたい。
階段や坂、なかなか体力と注意深さが必要だった。 なるほど・・

天守閣から降りた時、けっこう雨が降ってきた。ゆっくり見学 と思ったが・・・
最近では珍しい、アーケードの商店街を歩き 駅へ 
今日は大安、銀行前にて初宝くじを買ってみる、幸運の白鷺、舞い降ります様に・・・

初めての神戸・元町  萬屋宗兵衛
 
さすが神戸、コーヒーはとてもおいしい。他の店も寄りたいが、ルミナリエ・ルミナリエとなんだか街は気ぜわしいし、しかも今日は日帰りの旅。12時まで帰らないといけないシンデレラ道中。(にわか青春なので)

元町駅前から交通規制
なんだか知らないけれど、人の流れに・・・

両サイドのお店を眺めながら、ブロックされた車道を歩かされる。成程、そうなんだ。ようやく納得。お店は眺めるだけで入れない。一度出ると、また入口から入らないといけないのだ。早めに来たつもりだけれど、点灯の瞬間は見れるかなあ?すごい人だ。

ルミナリエを初めて知った流行りもの嫌いのボンド氏、おそらく何で並んでいるのか?状態なのでしょう。「ルミナ・リエさんってどんなリエさん?」とさかんに茶化しはじめる。暗くなるし、シカトだな?迷子にだけはしないように。

 公園までの商店街

ルミナリエ会場の公園

30分以上前には並んだけれど、点灯の瞬間は見れず。
今度は一泊して、ゆっくり観光地をめぐり、ライブも楽しみたいなあ。

幸運な城・姫路城 と 復興・再生への夢と希望を託した神戸ルミナリエ
『最強の運と逞しさ』 この二つがあえば、楽しい人生をおくれそうだ。

また近いうちに 報告にまいりますよ。その後の青春を



エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事

2009-12-02 | 映画
ハズレのないダニエル・デイ=ルイス。
今回も評判がよい「NINE」。マーティン・スコセッシの「沈黙」も気になるところだ。なので、若かりし頃の、美しい立ち姿を見ながら待つことに・・・



監督 マーティン・スコセッシ
製作 バーバラ・デ・フィーナ
脚本 ジェイ・コックス
マーティン・スコセッシ

ダニエル・デイ=ルイス
ミシェル・ファイファー
ウィノナ・ライダー

19世紀末のニューヨークの社交界が舞台。当時のアメリカはヨーロッパ貴族を真似る、そんな時代だったようだ。
弁護士のニューランド(ダニエル・デイ=ルイス)と婚約者メイ(ウィノナ・ライダー)、伯爵夫人エレン(ミシェル・ファイファー)との許されない恋の話。抑圧された世界(上流階級)の掟、その中での葛藤と駆け引き、人間関係などなど。いろんな角度から楽しめる映画になっている。美術・芸術に興味があればもっと楽しめるのに・・・

The Age Of Innocence - Trailer - HQ



初々しく可愛いい、その実芯の強い女性を、ウィノナ・ライダーが好演。そんな彼女の毒の台詞。「当たったわ」 超怖い!!!ずーっと気になるのはミシェル・ファイファー、当たってない。どうもイメージが違うのだ。そして、変なやつともとれるニューランド。微妙な難しい個性、ダニエル・デイ=ルイスの品の良さでカバーしている。

不倫? 悲劇的な結末を連想させる三人の関係が、最後に登場する息子との会話により、完璧なかたちで成就するのがいい。
息子役でのロバート・ショーン・レナード が美味しいどころで現れるのが嬉しい。

エイジ・オブ・イノセンスとは?当時のアメリカのこと? メイの存在? だとすると真の主役はメイなのでしょうか。
話を支配していたのは・・・と考えると・・・かしら。