一昨年の夏に亡くなったアントニオ・ガデス。
フラメンコの歴史に燦然と輝く舞踊家です。
20年前にこの人の舞踊団の公演を観たことが今の私につながっている、
つーこともあり、私にとっては特別な存在。
彼が死の直前につくった財団が、昨年、カンパニーをたちあげ
ガデスの作品を上演していっています。
まずは「カルメン」。
カルロス・サウラ監督の手で映画にもなった(というか映画がきっかけで舞台作品となった)
この作品は、彼の代表作のひとつであり、
1986年の来日公演では日本にフラメンコ・ブームをひきおこしました。
でそのブームの結果が私だという。。。つーのはさておき。
1月20日,21日にコルドバのグラン・テアトロでの上演はなんと
生オーケストラ、生オペラ歌手でのバージョンでした。
オリジナルメンバーはゴメス・デ・ヘレス、エンリケ・パントーハ、アントニオ・ソレーラ
そしてオヨス退団後のカルメン役、ステラ・アラウソくらい。
あ、私のお気に入り、闘牛士役のプリミティーボ・ダーサも末期のガデス舞踊団だったはずだわ。
ほかにアンダルシアの嵐でヒロインを踊ったマリア・クラウディアもいましたね。
で、ガデスの、そしてそのあと、ホセ・マヌエル・ウエルタスが踊ったドン・ホセは
日本でもおなじみのアドリアン。
よくやっていました。
でもどーしてもガデスの舞台が浮かんできてしまって比べてしまうので、ちょっと、たいへん。
だってガデスの重厚さ、風格、ストイックさ、ニュアンス…
なんてもんはそーかんたんにだせません。
アドリアンはちょっと重心高いかな。きれいなんだけどね、やっぱものたりない。
っていうのはガデスの舞台みてた人には当然のことかも。
でも改めてガデスの舞台の構成や処理のうまさを実感。照明も音楽も素晴らしい。
来年日本公演のようですからぜひみにいってくださいまし。
映画「カルメン」のサントラ盤がこれです。
台詞まではいっているし、パコ・デ・ルシア様の台詞もギターもはいっているし
ファン必携ですね。
ソレーラのギターの切ない響きも、しっかり満喫できるので
映画と舞台はちがうといっても舞台観たあとにききたくなっちゃうのでした。
あ、そーいえば映画にもでてたオヨスが昨日きてたよ~
フラメンコの歴史に燦然と輝く舞踊家です。
20年前にこの人の舞踊団の公演を観たことが今の私につながっている、
つーこともあり、私にとっては特別な存在。
彼が死の直前につくった財団が、昨年、カンパニーをたちあげ
ガデスの作品を上演していっています。
まずは「カルメン」。
カルロス・サウラ監督の手で映画にもなった(というか映画がきっかけで舞台作品となった)
この作品は、彼の代表作のひとつであり、
1986年の来日公演では日本にフラメンコ・ブームをひきおこしました。
でそのブームの結果が私だという。。。つーのはさておき。
1月20日,21日にコルドバのグラン・テアトロでの上演はなんと
生オーケストラ、生オペラ歌手でのバージョンでした。
オリジナルメンバーはゴメス・デ・ヘレス、エンリケ・パントーハ、アントニオ・ソレーラ
そしてオヨス退団後のカルメン役、ステラ・アラウソくらい。
あ、私のお気に入り、闘牛士役のプリミティーボ・ダーサも末期のガデス舞踊団だったはずだわ。
ほかにアンダルシアの嵐でヒロインを踊ったマリア・クラウディアもいましたね。
で、ガデスの、そしてそのあと、ホセ・マヌエル・ウエルタスが踊ったドン・ホセは
日本でもおなじみのアドリアン。
よくやっていました。
でもどーしてもガデスの舞台が浮かんできてしまって比べてしまうので、ちょっと、たいへん。
だってガデスの重厚さ、風格、ストイックさ、ニュアンス…
なんてもんはそーかんたんにだせません。
アドリアンはちょっと重心高いかな。きれいなんだけどね、やっぱものたりない。
っていうのはガデスの舞台みてた人には当然のことかも。
でも改めてガデスの舞台の構成や処理のうまさを実感。照明も音楽も素晴らしい。
来年日本公演のようですからぜひみにいってくださいまし。
映画「カルメン」のサントラ盤がこれです。
台詞まではいっているし、パコ・デ・ルシア様の台詞もギターもはいっているし
ファン必携ですね。
ソレーラのギターの切ない響きも、しっかり満喫できるので
映画と舞台はちがうといっても舞台観たあとにききたくなっちゃうのでした。
あ、そーいえば映画にもでてたオヨスが昨日きてたよ~
私も20年ぐらい前、まだ学生だったころ、サウラ監督の映画「カルメン」を見に行きました。新宿のシネセゾンかなんかでやっていて、友達がスペイン語ができる子だったので、見に行きたがり、ついて行ったんですが・・・私の方がもろ影響受けてしまった・・・という結果です。やっと、バイレを習う時間ができてきたというのもあるんですが、なんか、この歳になって、やっとあの映画に出てた「女たち」のような表現ができるかなって思えるように成熟(?)したかな。
(遅すぎる~(^^;)
映画「カルメン」。オイラが初めて動くパコを見たのがこれでした。(目を皿のようにして観たので凄く疲れた記憶が・・・。)そして、ガデスを知ったのもこの映画でしたなぁ。鏡前で一人ファルーカを踊るシーンで“ゾクリ”としたっす。結局一度も生ガデスを見ることが出来なかったのは、返す返すも残念無念。
そーですか、あなたもガデスがきっかけ。
私は最初映画を、それもジーザス・クライスト・スーパー・スターとの併映かなんかでみてて、でも映画のときはふ~んくらいだったのが、それからわりとすぐに来日公演があって、これみて圧倒されたのでした。
いやいや。その後「バルセロナ物語」を歌舞伎町の東急シネマスクエアとかにみにいった覚えが。これはスペイン語に英語字幕というしろもので、スペイン語なんてぜんぜんわかってなかった私にはつらかったけど。こっちのガデスもかっこいいです。。今はどちらもDVDでみることができるのはうれしい。
Luziaさん こんにちは
やはりガデスの「血の婚礼」を今はなく、渋谷の東急文化会館
(だったっけ?上にプラネタリウムがあったとこ)の映画館でみたときの併映が、ミーティングスピリットだったんですよね。あのときははっきりいってよくわかってませんでした。
今はこれもDVDでみることができます。
いやーよい世の中ですね。
しかしガデス、生でみて頂きたかったです。
本物のカリスマ。ストイックでつきつめたような感じで、形のきれいさといったらないっ!
かくいう私も実はグラン・アントニオの舞踊団の来日公演とかみてないし、マイレーナだってきいてないわけで。。。
はい、えらそーなことはいえませんが、
みなさま、ライブはみておくにこしたことはありませんよ。
と経験者は語るのでした。