鮎の俳句日記

その日の徒然を載せていきます

夏目漱石の秋の句を

2012-08-29 16:08:25 | 今日の俳句




            立秋の紺の落ち付く伊予絣




                        夏目漱石





絣の紺の落ち着きに秋の気配感じとった句です。

伊予絣は伊予の名産

道後温泉は東京生まれの漱石にとって
ゆかりの 深いところ

その 伊予絣の藍の色に 格別なものをみたのでしょう。





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1 コメント

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Unknown (ハセドン)
2012-08-30 15:57:05
鮎さん こんにちは。

紺の落ち付く・・・という表現が見事ですねえ。
ご説明で、漱石の心情がよく分ります。

夏目漱石の作品では、「吾輩は猫である」
しか読んだことがありません。

『坊っちゃん』『草枕』は読みたいけど
暇が無い ?

お写真、とっても綺麗です !
全開一輪が 絵になります。


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